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ジャッキで車を上げようとして、ふと気づく。「金属の受け皿を直接ボディに当てたら、へこむんじゃ…?」——その直感は正しいです。ジャッキアップポイント、特にサイドシルの縦の耳(フランジ)は、当て物なしだと潰れたり塗装が割れてサビの入り口になったりします。
専用の「ジャッキパッド」を切らしていても、代用はできます。ただし「柔らかければ何でもいい」ではなく、「硬くて・ズレなくて・形が合う」が条件。順に見ていきましょう。
先に安全ライン(毎回同じことを言います)
- ジャッキだけで支えた車の下に入らない。下回り作業はウマ(リジッドラック)併用
- 平坦で硬い場所+輪止め。ジャッキアップポイントは取扱説明書の指定位置に
- 不安定な「重ね物」で高さを稼がない。当て物は薄く・硬く・1枚が原則です
代用に使えるもの(現実的な順)
- 厚めの硬質ゴム板(厚さ10〜20mm程度)——ホームセンターの切り売りゴム板が優秀。ジャッキの受け皿より少し大きいサイズに切って載せます。溝がない分、サイドシルの耳に当てる時は耳が食い込む位置を確認してから
- アイスホッケーのパック——DIY界の定番代用品。硬質ゴムで厚みも直径もちょうどよく、実質「丸いジャッキパッド」です
- 使い古しの硬めのゴムマット・防振ゴムを1枚——玄関マットのような柔らかい物ではなく、洗濯機用防振ゴムのような硬い物を
- 木の端材(合板・堅木)——昔ながらの当て木。ただし繊維方向に沿ってパキッと割れることがあるので、合板をジャッキの皿サイズに切ったものが安全寄り。割れの音がしたら即降ろしてやり直し
気休め・NGな代用
- タオル・雑巾・薄いゴムシート——傷は多少防げても、点に集中する荷重は分散できません。耳の潰れ防止にはならない「気休め」枠です
- 柔らかいスポンジ・発泡材——荷重で潰れてズレの原因に。論外枠
- ブロックや本を重ねて高さを稼ぐ——滑落・崩れの危険。高さが足りないなら、それは道具(ジャッキ・スロープ)を替える場面です
本命:溝付きパッドは数百円で買えます
サイドシルの縦の耳をしっかり守るなら、耳が収まる「溝付き」のジャッキパッドが本命です。フロアジャッキ用の円形タイプ、パンタジャッキ用の角形タイプなど、自分のジャッキの受け皿の形に合う物を選んでください。数百円〜2千円程度で、一度買えば10年物です。ウマを使う人はウマの頭に載せるゴムも同じ理屈で用意しておくと、支点全部が保護されます。
ゆきこ( ゚Д゚)『夫が「ゴム板くらい台所のアレでいいだろ」と鍋敷き(シリコン製・ふにゃふにゃ)を持ち出したので全力で止めました。柔らかい物は仕事をしません。ホムセンの硬質ゴム板、切り売りで数百円です』
溝付きパッドは「ジャッキパッド ゴム」で検索すると、汎用サイズがすぐ見つかります。
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まとめ:硬いゴム1枚が正解、柔らかい物は仕事をしない
- 当て物の条件は硬い・ズレない・形が合う。柔らかさは保護ではない
- 代用の本命は厚さ10〜20mmの硬質ゴム板(ホッケーパックも◎)。木は合板を皿サイズで
- タオル・スポンジ・重ね物はNG。高さ不足は道具を替える場面
- サイドシルの耳には溝付きパッド(数百円)が本命。ウマの頭にもゴムを
- ウマ併用・指定ポイント・平坦+輪止めは当て物があっても省略しない
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代用品の可否を1枚にまとめました。



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