ビーズクッションの洗い方——カバーと本体を分けて考える早見表、乾燥機NGの理由と型崩れ・縮みを防ぐコツ、中のビーズを洗ってはいけない訳

家事

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大きなビーズクッションに寝転がっているうちに、汗じみやペットの毛、食べこぼしのシミが目立つようになってきた——そんな相談をよく見かけます。抱き枕や座布団と違って、丸ごと洗濯機に放り込めるものなのか、迷う人は多いですよね。中に発泡ビーズが入っていると分かっているぶん、よけいに手が止まってしまいます。大きいサイズになるほど生地の面積も広く、シミや黄ばみが目立ちやすいので、洗えるのかどうか気になるのは当然のことですよね。

先に結論をひとつ。ビーズクッションは「カバー」と「本体」を分けて考えるのが基本です。カバーは取り外して洗濯機で洗えることが多いのですが、ビーズが詰まった本体そのものは、基本的に洗濯機に入れられません。表示を見ながらの判断にはなりますが、この分け方さえ押さえておくと迷いはぐっと減ります。カバーの洗い方、本体の手入れ、中のビーズの扱い、洗った後の型崩れまで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へまず何から見ればいい?カバーと本体を分けて考える→第1章カバーだけ洗いたい裏返してネット・弱水流で→第2章本体ごと洗いたい基本は洗わない。拭いて陰干し→第3章中のビーズが気になる洗わない。濡れるとカビの元→第4章洗ったら型崩れ・縮んだ直し方と防ぐコツ→第5章

ケース別に読む:まず分け方から知りたい人カバーを洗いたい人本体のお手入れを知りたい人中のビーズが気になる人型崩れ・縮みを直したい人

洗う前の分かれ道——カバー・本体・中のビーズで対応が違います

ビーズクッションと言っても、実は「カバー」「本体(クッションそのもの)」「中の発泡ビーズ」の3つのパーツでできています。この3つは洗えるか洗えないかがはっきり分かれるので、最初に整理しておくと迷いません。まずは手元の製品についている洗濯表示を確認してください。カバーが取り外せるタイプかどうかで、できることがかなり変わってきます。

パーツ 洗えるか ポイント
カバー(取り外し可) 基本は洗える 裏返してネットに入れ、洗濯表示を確認
本体(クッション本体) 基本は洗わない 拭く・陰干し・重曹で手入れ
中の発泡ビーズ 洗わない 水を含むと乾かずカビの原因に

カバーがない一体型のビーズクッションもあります。その場合は本体の手入れの章がそのまま当てはまるので、次の章に進んでくださいね。

洗濯表示のタグは、カバーの内側の縫い目付近に付いていることが多いです。桶に手のマークがあれば手洗い、桶にバツ印があれば水洗い不可のサインなので、迷ったらまずそこを確認してみてください。

カバーの洗い方——裏返す・ネットに入れる・弱水流で、乾燥機はNG

カバーが外せるタイプなら、洗濯機での丸洗いができることが多いです。順番を守ると、型崩れや色あせを防ぎやすくなります。

「裏返す→ネットで洗う→陰干し」の3つ1裏返してファスナーを閉じる表面の生地を守る金具で傷つけない中のビーズ漏れも確認→ ここが土台2ネットに入れて洗う弱水流・単独で回す他の衣類と分けるよれと型崩れを防ぐ→ 強い水流は避ける3陰干しで乾かす風通しのよい場所で厚みがあるので時間をかけて形を整えてから干す→ 乾燥機は使わない
  1. 裏返してファスナーを閉じる。表面の生地を守り、ファスナーの金具で他の生地を傷めません
  2. 洗濯ネットに入れて弱水流・単独で洗う。他の衣類と一緒にすると、型崩れやほつれの原因になります
  3. 形を整えて陰干し。厚みのある生地は乾きにくいので、風通しのよい場所で時間をかけて。乾燥機は高温で縮むことがあるので使いません。浴室乾燥機も高温になりやすいので、使う前に表示を確認してください

伸びる素材のカバーは、洗濯機の水流を弱めに設定するとよれにくくなります。ファスナーの隙間から中のビーズが入り込んでいないか、洗う前に一度確認しておくと安心ですよ。ネットはカバーがゆったり入る大きさを選ぶと、水の通りがよくなって洗浄力も落ちにくくなります。

本体のお手入れ——基本は洗わない。拭く・陰干し・重曹で

クッション本体は、中に大量の発泡ビーズが入っているため、洗濯機はもちろん、浴槽での丸洗いにも向きません。水を含むとビーズがなかなか乾かず、内部で蒸れてカビてしまうことがあるからです。本体のお手入れは、洗うのではなく「拭く・干す・匂いを抑える」の3本柱で考えます。

お手入れ やり方 頻度の目安
拭き取り 固く絞った布で表面を拭き、乾いた布で仕上げる 汚れが気になった時
陰干し 風通しのよい場所に立てかけて数時間 週1回ほど
重曹 重曹をふりかけて数十分置き、掃除機で吸い取る 匂いが気になる時

重曹を使う時は、掃除機でしっかり吸い取り切ることが大切です。粉が生地に残ると、湿気を含んでかえって匂いのもとになることがあります。梅雨時期など湿気の多い季節は、本体が生乾きのようなにおいを持ちやすくなります。晴れた日を選んで陰干しの回数を増やすと、においがこもりにくくなりますよ。

中のビーズは洗わない理由——濡れると乾かない・カビ・こぼれたら要注意

「中身だけ取り出して洗えないの?」と考える人もいますが、発泡ビーズを洗うのはおすすめできません。粒の内部にまで水が入り込むと、日当たりのよい場所で数日干しても完全には乾きにくく、そのまま袋に戻すとカビや嫌な匂いの原因になります。

ビーズがこぼれた時のOKとNGOK手や紙で少しずつ集める大きな袋にまとめるマスクをして作業する掃除機は最後に少しずつ乳幼児を近づけないNG掃除機で一気に吸い込む排水口やトイレに流す風のある場所で作業する子どもの近くで作業する素手のまま長時間集める

もし内袋が破れてビーズがこぼれてしまったら、掃除機で一気に吸い込まないでください。静電気で細かい粒が舞い上がり、思った以上に広い範囲に散らばってしまいます。大きめのごみ袋や洗面器を近くに置いて、手や紙で少しずつ集めるのが安全です。排水口に流すのも避けてください。細い粒が排水管に詰まる原因になります。乳幼児が口に入れると誤飲の心配もあるので、作業中は目を離さず、近づけないようにしてくださいね。破れやすいのは角の縫い目やファスナー周りです。持ち運ぶ時に引きずったり、上に重い物を乗せたりすると、そこから裂けることがあるので、扱う時は少し気をつけてあげてください。

洗った後の型崩れ・縮みを防ぐには

カバーを洗った後に「なんだか小さくなった」「形が変わった」と感じることがあります。多くは乾かし方と素材の見極めが原因です。

症状 原因として多いもの 次からの工夫
縮んだ 乾燥機の高温・熱すぎるお湯 陰干しにし、乾燥機は使わない
伸びてよれた 水流が強い・他の洗濯物と一緒 弱水流・単独・ネット使用
色あせ 直射日光での長時間干し 風通しのよい日陰で干す

一度縮んでしまった生地は、残念ながら元のサイズには戻りにくいものです。買い替えの時期を考えている人は、カバーだけ買い足せるタイプを選んでおくと、次に同じ思いをせずに済みますよ。洗濯表示にアイロンのマークがある生地でも、ビーズが入った状態でアイロンを当てるのは避けてください。熱でビーズが変形する心配があります。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、洗えるのはカバーだけと最初に割り切ってしまう方が、気持ちは楽だと思っています。本体まで洗おうとして乾かしきれない方が、結果的に手間になりがちですよね』

💡 この困りごとへの提案

洗い替えのカバーが1枚あると、洗濯している間も別のカバーで使い続けられて助かります。買い替えを考えている人は、カバーだけ交換できるタイプを選んでおくと、次からのお手入れがぐっと楽になりますよ。


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洗い方より匂いが気になる人は、ビーズクッションの臭い取りを先にどうぞ。カバーなしタイプの抱き枕を洗いたい人は抱き枕の洗い方(カバーなし)、座布団の洗い方は座布団の洗い方にまとめています。お手入れしても古くなってきた本体は、ビーズクッションの捨て方と中身の扱いも参考にしてください。

まとめ:カバーは洗える、本体とビーズは洗わない。乾燥機は使わない

  1. カバー・本体・中のビーズで対応が違う。まず洗濯表示を確認する
  2. カバーは裏返してネットに入れ弱水流で洗う。乾燥機は縮むので使わない
  3. 本体は基本的に洗わない。拭く・陰干し・重曹で手入れする
  4. 中のビーズは洗わない。こぼれたら掃除機で吸い込まず排水にも流さない
  5. 型崩れ・縮みは乾かし方が原因のことが多い。陰干しと弱水流を徹底する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ビーズクッションの洗い方の早見表:カバー・本体・中のビーズで対応が違う。カバーは裏返してネットに入れ弱水流・単独で洗い、乾燥機は生地が縮むので使わない。本体は基本的に洗わず、固く絞った布で拭き取り、週1回ほど陰干しし、匂いが気になる時は重曹をふって掃除機で吸い取る。中の発泡ビーズは水を含むと乾きにくくカビの原因になるので洗わない、内袋が破れたら掃除機で一気に吸い込まず排水口にも流さず手や紙で少しずつ集める、乳幼児の誤飲に注意。洗った後の縮みは乾燥機の高温、伸びは強い水流や他の洗濯物と一緒に洗ったことが原因になりやすいので、弱水流・単独・陰干しを徹底する。

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