チャタテムシの大きさと見分け方——黒い・白い時とダニとの違い、どこにでもいる理由

生活

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

本棚の本を取り出したら、ページのはしを小さな虫が走っていった。米袋のまわりで、白っぽい点がちょこちょこ動いている。そんな時、これはダニなのか、トビムシなのか、と調べても、よく似た名前がたくさん出てきて迷いますよね。

先に結論をひとつ。チャタテムシは体が小さく、本や紙、押し入れ、食品の袋のまわりなど、湿気とカビのある所に出やすいと言われる虫です。どの家にいてもおかしくない虫で、慌てて何かをするより、湿気を下げて置き場所を乾かすのが先。この記事では、見分けと大きさ、本棚と米と乾物の置き方を順番に見ていきます。

家の中の湿気から出る別の小さな虫は、トビムシが家の中に出る時で見ています。こちらは、本棚と食品まわりに絞ってお話しします。

あなたはどれ? 状況から自分の章へトビムシ・ダニと迷う→動き方と体の形で見分ける第1章へ ▶大きさ・色が気になる→白い・黒っぽいがいる第2章へ ▶なぜどこにでもいる?→湿気とカビと紙と粉もの第3章へ ▶本棚・押し入れに出る→風を通して詰めすぎない第4章へ ▶米・乾物のまわりに出る→密閉容器と冷蔵庫の考え方第5章へ ▶

ケース別に読む:トビムシやダニと見分けたい人|大きさ・色が気になる人|どこにでもいる理由を知りたい人|本棚・押し入れに出る人|米・乾物のまわりに出る人

4コマ漫画|本棚に小さな虫が1234本のすき間を小さな虫が走る本棚で小さな虫がすき間なく並べて壁にぴったり!ぎっしり詰めるすき間をあけて風を通そう詰めすぎず除湿剤も湿気が減ると安心だね乾いた置き場所に

見分けの早見表——跳ねるか、動き方、いる場所

小さな虫の見分けは、動き方から入るのが近道です。チャタテムシは、跳ぶというより、すばしこく走るように動きます。トビムシは、お尻のばねでぴょんと跳ね、ダニは跳ねずにゆっくり歩きます。

虫 動き方 見た目 よくいる場所
チャタテムシ すばやく走る。跳ねる様子は少ない 柔らかそうな体で、頭が大きめに見える。白っぽい〜灰色〜黒っぽい 本、紙、押し入れ、壁紙、乾物の袋のまわり
トビムシ 刺激を受けるとぴょんと跳ねる 丸みのある細長い体 土、落ち葉、湿った床や水まわり
ダニ 跳ねずにゆっくり歩く とても小さく、目で形を見分けにくい 種類によって違う
コナダニ ゆっくり動く 粉のように小さい 粉もの、乾物、湿った食品のまわり

トビムシの見分け方はトビムシの大きさと見分け方でくわしく見ています。なお、これは見分けの目安です。小さくて形が分かりにくい時は、無理に決めつけず、「湿った所にいる小さな虫」とだけ覚えておいてください。

動き方で見分けるチャタテムシすばやく走るトビムシぴょんと跳ぶダニゆっくり歩く

大きさと色——何ミリと決めつけず、白い・黒っぽいを見る

「チャタテムシの大きさは何ミリ?」という疑問は多いのですが、種類によって違い、決まった数字はありません。目安としては、ごま粒より小さいものが多く、目をこらして動きを追うと見えてくるくらい。種類によっては、もう少し大きく、羽のあるものもいると言われます。

色も幅があります。白っぽい種類、灰色がかった種類、黒っぽい種類。同じ種類でも、育つ段階や、見る明るさで色が違って見えることがあります。ですから、「黒いからチャタテムシ」「白いからトビムシ」とは決められません。動き方と、いる場所を一緒に見てください。

季節も、湿気の多い時期に目につきやすいと言われますが、月は地域や環境で違います。「何月だから」ではなく、「いまその場所が湿っていないか」を見る方が確実です。

名前の「茶立て」は、お茶をたてる時のような小さな音を出す種類がいることから付いたと言われます。ただ、その音は耳を近づけてやっと聞こえるかどうかで、音で見分けられるものではありません。見た目と動き方、いる場所で判断するのが現実的です。

どこにでもいる理由——湿気・カビ・紙と粉もの

「どこの家にもいるの?」と聞かれることがありますが、環境が合えば、どの家でも見かけうる虫です。チャタテムシは、湿気のある所に生えるカビや、紙の糊、粉状の食べ物のかすなどを食べて暮らしていると言われます。つまり、湿気・カビ・紙や粉ものの3つがそろった場所が、居心地のよい場所です。

出やすい場所の3条件①湿気②カビ③紙・粉もの

ほこりや、本の間にたまった紙くずも、小さな虫のえさや隠れ場所になります。本棚の奥や、家具のうしろ、段ボール箱の中は、気づかないうちに湿気がこもりやすい場所です。引っ越しや整理で段ボールを長く置く時は、床に直接置かず、時々空気を入れ替えてあげてください。

この3つのうち、いちばん手を入れやすいのは湿気です。

特に、窓の結露が多い部屋の押し入れ、壁にぴったりつけた本棚、閉めっぱなしの収納は、空気が動かず湿気がたまりがちです。ベランダや外から窓を開けた時に、外の個体が入ってくることもありますが、家の中が乾いていれば、居つきにくくなります。

本棚・押し入れ——風を通す、詰めすぎない、除湿剤

本棚や押し入れの見直しは、3つに分けると迷いません。

  • 風を通す:晴れた日に、扉や引き出しを開けて空気を入れ替える
  • 詰めすぎない:本は壁にぴったりつけず、手前の端を少しあけ、ぎっしり並べない
  • 湿気を取る:置くタイプの除湿剤を、表示のとおりに置く
本棚の見直しぎっしり詰めるすき間で風を通す除湿剤を置く

除湿剤は、子どもやペットが触れたり口にしたりしない場所に置き、使用の期限や取り替えの目安は商品の表示に従ってください。衣類を収納する押し入れの湿気の考え方は衣替えをしないという選択が参考になります。本を並べる時の埃や汚れの考え方は本棚のほこりよけに透明ビニールシートを使う方法にまとめています。

米・乾物のまわり——密閉容器に移す、冷蔵庫に入れる考え方

米や小麦粉、乾物などを紙袋やビニール袋のまま棚に置いていると、袋の口や角から小さな虫が入ることがあります。チャタテムシは、粉状のかすや湿気を帯びた乾物のまわりにも出やすいと言われます。

  1. 袋のまま置かず、ふたがぴったり閉まる密閉容器に移す
  2. 米のように量が多い物は、冷蔵庫に入れるという考え方もあり、置き場所は袋の表示を参考にする
  3. 開封した乾物は、袋の空気を抜いて口を閉じ、涼しく乾いた場所に置く
  4. 台所の棚は、時々すべて出して、中を乾いた状態で拭く

虫やカビ、変なにおいのある食品は、もったいなくても食べずに処分してください。冷蔵庫の中は、ドアのパッキンに結露や汚れがたまりやすいので、拭いて乾かします。

見かけた時の片付け——使い捨ての紙で拭く、手を洗う

虫を見かけた場所は、使い捨ての紙で拭き取り、拭いたあとは手を洗います。壁や棚の汚れを洗剤で落とす時は、家庭用の洗剤を表示のとおりに使い、換気をしてください。塩素系の洗剤と酸性の洗剤は、混ぜると危険です。「まぜるな危険」の表示を確かめ、同時に使わないでください。

本や紙のカビ、においが気になる時は、水拭きで広げず、乾いた状態で様子を見てください。大切な本は、傷まないよう風を通して乾かすのが基本です。素材が傷みそうな時は、専門の窓口に相談してください。

外へ出したい時は、紙にのせて窓から外へ。殺さず、そっと外へ戻す方が、片付けも簡単です。

体調・ペット・外から入る時の考え方

かゆみやくしゃみなど体調が気になる時は、虫の名前を考え込まずに、医療機関に相談してください。小さい虫が出る場所は、湿気のこもった場所と重なるので、換気を心がけるだけでも、過ごしやすくなります。

犬や猫がいる家では、動物が棚の食品や虫に近づかないよう、置き場所に気を付けましょう。ベランダや窓から外の個体が入ることもあるので、窓を開けるときは網戸のすき間を確かめます。集合住宅の共用部や、天井や壁の中が湿っているように見える時は、管理会社に連絡してください。

ゆきこ( ゚Д゚)『本棚は、虫を探すより、まず「空気が動くすき間があるか」を見るのが先ですよね』

💡 この困りごとへの提案

押し入れや本棚の湿気を取る道具として、置くタイプの除湿剤は手軽です。


本棚や押し入れの湿気を取る除湿剤をAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

あわせて読みたい

跳ねる小さな虫の見分けはトビムシの大きさと見分け方、家の中の水まわりの湿気はトビムシが家の中に出る時へ。本棚の汚れよけは本棚のほこりよけに透明ビニールシートを使う方法、押し入れの衣類の湿気は衣替えをしないという選択にまとめています。

まとめ:決め手は湿気。風を通し、詰めすぎず、食品は密閉して乾かす

  1. チャタテムシはすばやく走る小さな虫。トビムシは跳ね、ダニはゆっくり歩く
  2. 大きさと色は種類で違う。白い・黒っぽいだけでは決められない
  3. 湿気・カビ・紙や粉ものがそろうと出やすい。どの家でも起こりうる
  4. 本棚は風を通して詰めすぎず、除湿剤は表示どおりに置く
  5. 米や乾物は密閉容器か冷蔵庫。虫やカビのある食品は食べない。拭いたら手を洗う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

チャタテムシの見分けの早見表:チャタテムシはすばやく走る小さな虫で、トビムシはぴょんと跳ね、ダニはゆっくり歩く。大きさと色は種類や環境で違い、白い・黒っぽいだけでは決められない。湿気とカビと紙や粉ものがそろう本棚、押し入れ、乾物の袋のまわりに出やすい。本棚は風を通してぎっしり詰めず、置くタイプの除湿剤を表示どおりに使う。米や乾物は密閉容器に移し、冷蔵庫に入れる考え方もある。虫やカビ、異臭のある食品は食べない。拭き取りは使い捨ての紙で、掃除の後は手を洗う。家庭用洗剤は表示どおりで、塩素系と酸性は混ぜない。体調が気になる時は医療機関に相談する。

コメント

タイトルとURLをコピーしました