エキナセアとルドベキアの違い——花の形の見分け方と、ジニア・オオハンゴンソウとの違い

家事

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夏から秋の花壇や公園で、真ん中がこんもり盛り上がった、ピンクや黄色の花を見かけることがあります。「これはエキナセア? それともルドベキア?」と迷ったことはありませんか。どちらもキク科の仲間で、花の姿がよく似ているので、売り場でも庭でも取り違えやすいんですよね。

先に結論をひとつ。エキナセアとルドベキアは、「花びらの向き」と「花の中心の形」を見ると、見当がつきやすくなります。花びらが下に垂れて中心がとがっていればエキナセア、花びらが横に開いて中心が丸ければルドベキア、というのが一般的な目安です。ただ、品種によって例外もあるので、迷った時は苗のラベルで確かめてください。野で見かけた似た花には、植える前に知っておきたい決まりもあります。ジニアとの違いとあわせて、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へどこを見ればいい?→花びらの向きと中心の形を見る第1章へ ▶花の中心が気になる→とがるか、丸いかで見当をつける第2章へ ▶ジニアと迷う→花びらの重なりと中心で見分ける第3章へ ▶野で似た黄色い花を見た→植えない・持ち帰らない・増やさない第4章へ ▶子どもやペットがいる→花も種も口に入れない・かじらせない第5章へ ▶

ケース別に読む:見分けの目安を知りたい人|花の中心で見分けたい人|ジニアと迷う人|野で似た花を見つけた人|子どもやペットがいる人

4コマ漫画|似た花を見つけたら1似た花が咲いていたどっちの花かなあ?見た目がそっくり2やりがちなNG掘って持ち帰ろうかな野の花は持ち帰らない3写真を撮って確かめる花びらと中心を見てみよう向きと形を2点見る4迷ったら自治体の案内確かめてから決めよう植える前に安心

見分けの早見表——花びらの向き・中心・葉・背丈

まず、見る場所を整理します。エキナセアもルドベキアも、園芸店で出回る品種がとても多く、色も形も幅があります。そのため、1か所だけで決めるより、「花びら」と「花の中心」の2か所を合わせて見るのが外しにくい方法です。下の表は、あくまで一般的な目安として使ってください。

見る所 エキナセア ルドベキア
花びら 下に垂れるように反ることが多い 横に開く、やや平らなことが多い
花の中心 高く盛り上がり、とげのように固い 丸くこんもり。黒や茶色が多い
葉 細長く、表面がざらつくことが多い 細長い物から切れ込みのある物まで
背丈 すっと高く育つ物が多い 低い物から高い物まで品種で幅
咲く時期 夏から秋のはじめ 夏から秋。品種で幅

表のとおり、いちばん手がかりになるのは花びらと中心です。葉や背丈は、育つ環境や品種でかなり変わるので、補助として考えておくと迷いません。売り場の札に品種名が書いてあれば、それが確かな手がかりです。

苗を買う時は、札の名前と実物の花を見比べてみてください。つぼみや咲き始めの苗は、花びらの向きがまだ定まらず、見分けにくいことがあります。花が開いてから見ると、垂れ方も中心の盛り上がりもはっきりします。写真を撮っておいて、あとでラベルや図鑑と照らし合わせるのも、迷いを減らす方法です。

花の中心を見る——とがるか、丸いか

花の中心は、よく見ると小さな花がぎっしり集まってできています。ここの形が、2つの花の大きな違いです。エキナセアは中心が円すいのように高く盛り上がり、触るとちくちくするほど固いことがあります。ルドベキアは中心が丸く、半球のような形で、黒っぽい色の物がよく見られます。

エキナセア垂れる・とがるルドベキア横に開く・丸いvs

ただし、例外はあります。エキナセアにも花びらがほぼ水平に開く品種があり、ルドベキアにも花びらが垂れる品種があります。「花びらの向き」と「中心の形」の2点を合わせて、それでも決めきれない時は、ラベルや図鑑で確かめるのが確実です。触って確かめる時は、中心が固いので、手袋をしておくと安心です。

花が終わった後の姿も、手がかりになります。エキナセアは、花びらが落ちたあとも中心の固い部分が残り、冬の近くまで形が目立つことがあります。ルドベキアは、中心が黒っぽいまま丸く残る姿がよく見られます。咲いている時に見分けがつかなくても、残った中心の形を見ると、答えに近づくことがあります。

ジニアとの違い——茎・葉・花びらの重なりで

花壇では、ジニアも似た仲間として並んでいることがあります。エキナセアやルドベキアと見比べると、次のあたりが違います。

  • 花の中心。ジニアは中心が平らか、ゆるやかに丸い形が多く、エキナセアのように高く盛り上がることは少ない傾向です
  • 花びらの重なり。ジニアは花びらが何重にも重なって、丸い花の形になる品種が多く見られます
  • 葉のつき方。ジニアは葉が茎に向かい合ってつき、細長いエキナセアの葉とは雰囲気が違います
  • 育ち方。ジニアは一年草として育てられることが多く、エキナセアは毎年育つ宿根草として売られることが多いと言われます

育ち方まで見たい時は、ラベルの「一年草」「宿根草」の表示が手がかりです。エキナセアの花が終わった後の手入れは、エキナセアの花が終わったらにまとめています。

オオハンゴンソウとの違い——似た花を見つけても、植えない・持ち帰らない

ここは、見分けより先に知っておいてほしい話です。川原や空き地、道ばたで、黄色い花が群れて咲いているのを見かけたことはありませんか。ルドベキアに似たその花は、オオハンゴンソウかもしれません。ルドベキアの仲間で、背が高く、黄色い花びらが垂れ、中心が緑から黄褐色に盛り上がる姿が目安と言われます。そして、特定外来生物に指定されていると言われる植物です。育てる、運ぶ、増やすといったことが、決まりで制限される対象になります。

植えない持ち帰らない増やさない迷ったら自治体の案内で確かめる
  • 似た花を見つけても、植えない・持ち帰らない・増やさない。庭に出てきた時も、むやみに抜いて捨てたりせず、先に自治体に相談してください
  • 見分けに迷ったら、自治体の案内で確かめる。環境関係の窓口や、公園の掲示、環境省の案内ページなどが手がかりです
  • 種や根を、服や靴につけたまま別の場所へ運ばない。散策のあとは、払い落としてから帰ると安心です
  • 公園や河川敷の草花は、持ち帰らない。管理している人がいる場所の植物は、公共のものです

見つけた時にどう対応するかは、地域や時期の決まりで変わります。「これはどうなる?」と思った時は、自分で判断せず、お住まいの自治体の案内に従ってください。

子どもとペットのこと——花も種も口に入れない

エキナセアもルドベキアも、花も種も口に入れないようにしてください。花びらを摘んでままごとに使ったり、料理の飾りにしたりするのも避けます。中心の固い部分は、小さな子には誤飲の心配もあります。もし口に入れてしまった時は、様子を見て迷わず医療機関に相談を。夜間や休日は、中毒の相談窓口に電話する方法もあります。体への強さは、種類や量で変わるので、自己判断はしないでください。

庭の花は、子どもにとっても、ペットにとっても、つい触りたくなる物です。置き場所を最初に決めておくと、あとで慌てずに済みます。鉢植えなら、低い台の上や床の近くには置かず、手の届きにくい高さに。花壇なら、遊ぶ場所から少し離して植えると、うっかりを減らせます。

  • 猫・犬・小鳥が、庭や鉢の花をかじらないように、届かない所に置きます
  • 花に触った後は、石けんで手を洗う。目や口をこすらないように
  • 作業の後の軍手は、泥汚れとにおいが残りがちです。落とし方は軍手の泥汚れと臭いの取り方が参考になります

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「どっちの花か」より先に、「植えていい花か」を確かめたいです。迷った時は、ラベルと自治体の案内を見るのが近道ですよね』

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庭や散歩で見かけた花を、その場で調べたい時は、ポケットに入る花の図鑑が1冊あると便利です。花びらの向きや中心の形を、写真と見比べられます。


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エキナセアの花が終わった後の切り方や、枯れる・咲かない時の見方はエキナセアの花が終わったらへ。草花の作業で汚れた軍手の洗い方は軍手の泥汚れと臭いの取り方にまとめています。

まとめ:花びらの向きと中心の形を見る。似た黄色い花は植えない・持ち帰らない

  1. 見分けは花びらの向きと中心の形。垂れてとがればエキナセア、横に開いて丸ければルドベキアが目安
  2. 1点で決めず、2〜3点を合わせて見る。品種で例外があるので、迷ったらラベルで確かめる
  3. ジニアは中心が平らで、花びらが重なる。ラベルの一年草・宿根草も手がかり
  4. オオハンゴンソウに似た花は、植えない・持ち帰らない・増やさない。迷ったら自治体の案内へ
  5. 花も種も口に入れない。猫・犬・小鳥にかじらせず、触ったら手を洗う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

エキナセアとルドベキアの違いの早見表:見分けは花びらの向きと花の中心の形。エキナセアは花びらが下に垂れて中心が高くとがる、ルドベキアは花びらが横に開いて中心が丸い。品種で例外があるので1点で決めず2〜3点を合わせて見て、迷ったら苗のラベルで確かめる。ジニアは中心が平らで花びらが重なり、一年草として育てられることが多い。オオハンゴンソウに似た黄色い花は特定外来生物と言われるので、植えない・持ち帰らない・増やさない、迷ったら自治体の案内で確かめる。公園の草花は持ち帰らない。花も種も口に入れない、猫・犬・小鳥にかじらせない、触ったら石けんで手を洗う

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