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ラ・フランスを買ってきたものの、切ってみようとしたら石のように硬い。まだ食べられないのか、いつ食べごろになるのか、気になりますよね。見た目では熟しているのかどうか、判断しにくい果物でもあります。
先に結論をひとつ。ラ・フランスは、収穫してから室温で置いて熟させる(追熟)洋梨なので、買ったばかりは硬いことが多いです。涼しい室温に置いて、軸のまわりを指で軽く押して、少しやわらかく感じたら食べごろの目安。冷蔵庫に入れると熟すのが進みにくいので、食べごろになってから冷やします。熟しすぎると、やわらかく崩れたり、茶色くなったりします。
置いて待つ考え方、食べごろの見分け方、早めたい時のこと、冷蔵庫との付き合い方、食べない目安の順に見ていきます。下の図から、自分に近い章を探してみてください。
ケース別に読む:買ったばかりで硬い人|食べごろを知りたい人|早く食べたい人|冷蔵庫に入れていた人|茶色い・崩れている人
買ったばかりで硬い時——涼しい室温に置いて待つ
ラ・フランスが硬いのは、失敗ではありません。もともと、収穫した直後は硬くて、置いておくうちにやわらかくなっていく果物なんです。リンゴやミカンのように、買ったその日に食べるのを前提にした果物とは、ここが違います。
置く場所は、直射日光が当たらない、涼しい室温の場所が向いています。暖房の風が当たる所や、日なたの窓辺は避けてください。置き方を図にまとめます。
- 重ならないように並べる。積み重ねると、下の果実が傷みやすくなります
- 直射日光や暖房の風を避ける。急に熟したり、傷んだりする原因になります
- ビニール袋に密閉しない。湿気がこもって傷みやすくなります
- 毎日1回は様子を見る。見た目や香り、軸のまわりの感触を確かめます
何日で食べごろになるかは、買った時の状態や部屋の温度で変わるので、ここでは日数を決めません。数字を追うより、目と指で確かめるほうが、確実です。
洋梨は、見た目がよく似ていても、1つずつ熟す速さが違います。同じ袋や箱で買った物でも、先にやわらかくなる物と、遅れる物が出ます。そろって食べごろになるとは考えずに、1つずつ軸のまわりを確かめて、やわらかくなった物から順に食べていくと、無駄が出にくいです。
買う時は、傷や黒ずみがなく、持った時にずっしりと重みを感じる物を選ぶと、状態のよい物に当たりやすいです。皮に小さなすり傷がある程度なら、中身には影響しないこともありますが、へこんでいる所や、茶色く変色している所は避けてください。お店の表示があれば、置き方や食べごろの案内も合わせて読んでおきます。
食べごろの見分け方——軸のまわりを指で軽く押す
食べごろの目安を、4つの見方にまとめます。1つだけで決めずに、いくつかを合わせて判断してください。
| 見る点 | まだ早い目安 | 食べごろの目安 |
|---|---|---|
| 軸のまわり | 指で軽く押しても、硬いまま | 少しやわらかく感じる |
| 香り | ほとんど感じない | 果物らしい香りを感じることがある |
| 皮の色 | 緑が濃い | 色が少し変わってくることがある |
| 全体の硬さ | 石のように硬い | ほんの少し弾力が出る |
いちばん確かめやすいのは、軸のまわりです。実の真ん中より先に、軸の根元あたりからやわらかくなっていくので、そこを指で軽く押してみます。強く押すと、その部分から傷んで茶色くなってしまうので、力は入れすぎないでください。
皮の色や香りは、果実ごとに違いがあります。色が変わらないものや、香りがほとんどしないものもあるので、軸のまわりの感触を軸にして、ほかは参考にする、くらいの気持ちでいると迷いません。
早く食べたい時——近くに置く話は1行まで
「今日、食べたい」という時もありますよね。熟すのを早めたい時は、ほかの果物と同じ場所に置くと進みやすいと言われることがあります。ただ、確実に早まるとは言い切れないので、まずは涼しい室温で、様子を見ながら待つのが基本です。
どうしても硬いまま使いたい時は、加熱して食べる方法もあります。硬い洋梨は生ではかたく感じることがありますが、火を通すと食べやすくなります。加熱する時は、鍋のそばを離れず、やけどに気をつけてください。分量や時間は、使うレシピに従います。
ゆきこ( ゚Д゚)『ラ・フランスは「いつ食べごろ?」と待つ時間も含めて楽しむ果物だと思います。軸のまわりを毎日そっと触って、確かめる習慣があると、あまり悩まなくなりますよね』
洋梨のやわらかさは、リンゴのように「パリッ」とした食感とは別物です。食べごろの果実は、果肉がやわらかく、口当たりがなめらかになります。食感の好みは人によって分かれるので、少しかためが好きな人は、軸のまわりがほんの少しやわらかくなった頃に切ってみるのもひとつの手です。
切ってみて、まだ硬いと感じたら、残りをしばらく置いて待ちます。切った断面は空気に触れて茶色くなりやすいので、残った分はラップで包んで冷蔵庫に入れ、早めに食べきります。切った果実は、常温に置きっぱなしにしないでください。
冷蔵庫に入れていい?——食べごろになってから冷やす
買ってすぐ冷蔵庫に入れると、熟すのが進みにくくなります。硬いまま冷えてしまって、いつまでもやわらかくならない、ということも起こります。まずは室温で食べごろまで置いて、そのあとで冷やす、という順番にしてください。
- 食べごろになる前。涼しい室温に置いて待ちます
- 食べごろになったら。冷蔵庫に入れて冷やし、早めに食べます
- 食べる前に確認。皮の傷み、変色、いやなにおいがないかを見ます
食べごろを過ぎると、やわらかくなりすぎて、崩れやすくなります。冷蔵庫に入れたからといって、長く持つわけではないので、早めに食べきるのが基本です。保存の日数は、状態によって変わります。
切る時は、包丁で手を切らないように、果実が滑らないよう安定した場所で。皮をむく時は、手元をよく見ながら進めてください。子どもに出す時は、食べやすい大きさに切って、芯と種を取ってから、少しずつ出します。
食べない目安——茶色く崩れた・いやなにおい
熟しすぎたものや、傷んだものは、食べません。次のような状態があれば、処分してください。
- 全体が茶色く変色している。中まで茶色いことがあります
- やわらかく崩れている。指で押すと、へこんで戻らない
- いやなにおいがする。発酵したような、酸っぱいにおい
- カビのようなものが見える
- 汁が出ている。ぬるっとした、水っぽい崩れ
皮の一部に小さな茶色い点があるだけなら、ほかの部分に問題がなければ、その部分を取り除く場合もあります。でも、少しでも不安があれば、食べないほうが安心です。迷う時は食べない、で大丈夫です。
💡 この困りごとへの提案
果物を置いておく時は、通気のよい果物かごがあると便利です。重ならないように並べられて、様子も見やすくなります。
表示の情報を確かめてから判断する、という順番は、冷凍菓子が小さくなった?の記事でも同じです。内容量や表示を見る習慣は、食べ物全般で役に立ちます。
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表示を確かめてから判断する考え方は冷凍菓子が小さくなった?の記事で、葉物の傷みの見方はわさび菜が黄色くなった時にもまとめています。
まとめ:買ったばかりは硬いのがふつう。室温で置いて、軸のまわりで確かめる
- ラ・フランスは追熟する洋梨。買ったばかりは硬いことが多い
- 涼しい室温に、重ならないように置く。日なたと暖房の風は避ける
- 軸のまわりを指で軽く押して確かめる。少しやわらかければ食べごろの目安
- 冷蔵庫は食べごろになってから。熟す前に入れると進みにくい
- 茶色く崩れた・いやなにおいがすれば食べない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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