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夏の終わりの浮き輪やビニールプールの片付けで、いくら押しても空気が抜けずに格闘していませんか。抜けない原因は空気栓の中の逆止弁。ストローを浅く差して弁を開けば、驚くほどスーッと抜けます。仕組みと手順、収納前の乾燥・保管のコツまで図解と4コマ漫画つきでまとめました。
空気の抜き方早見表
| 方法 | かかる時間 | 向いている物 |
|---|---|---|
| ストローで弁を開けて巻く | 1〜3分 | 浮き輪・アームリング全般 |
| 栓をつまんで押し出す | 5〜10分 | 弁をつまめる構造の栓 |
| 電動ポンプの吸気モード | 1〜2分 | 大型プール・フロート |
| そのまま体重で押す | なかなか抜けない | おすすめしません |
抜けない原因は「逆止弁」という仕組み
浮き輪の空気栓の内側には、空気の逆流を防ぐ小さな弁(逆止弁)がついている物がほとんどです。膨らませるときに空気が漏れないための仕組みですが、抜くときにはこの弁が通せんぼをします。
栓を開けてぎゅうぎゅう押しても抜けないのはこのため。弁を開いた状態で固定するのが、素早く抜く唯一のコツです。メーカーによっては栓の根元をつまむと弁が開く構造もありますが、どんな浮き輪にも使える万能の道具が「ストロー」です。
ストローで抜く手順
- ① 空気栓のキャップを開ける
- ② ストローを2〜3cmだけ差し込む…弁を押し開ける深さで止めるのがコツ。奥まで押し込むと抜けなくなったり、内部を傷つけることがあります
- ③ 浮き輪の端からくるくる巻く…体重をかけながら空気を栓側へ送る
- ④ 抜け切ったらストローを抜き、栓を閉める
曲がるストローなら、曲がる部分の手前まで差すとちょうどよい深さです。100円ショップには空気抜き専用の器具もありますが、家にあるストローで十分代用できます。使ったストローは衛生上、使い捨てにしましょう。
ストロー以外の方法と注意点
| 方法 | やり方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 栓をつまむ | 根元を指でつまむと弁が開くタイプも | 対応する栓かどうか要確認 |
| 電動ポンプ吸気 | 吸気口に栓を当てて吸い出す | アタッチメントの適合を確認 |
| 手動ポンプ吸気 | 吸引側のホースで吸い出す | 時間はかかるが確実 |
| 掃除機 | おすすめしません | 水分や粉を吸うと故障の恐れ |
掃除機での吸引は早そうに見えますが、内部の水分やベビーパウダーを吸い込んでモーターを傷める恐れがあるため、メーカーも推奨していません。電動の空気入れ(吸気対応)が1台あると、ビニールプールの片付けまで一気にラクになります。
しまう前は「完全乾燥」が最重要
- 空気を抜く前に、外側の水気をタオルで拭き取る
- 抜いたあと、風通しのよい日陰で裏表とも半日〜1日乾かす
- 栓の周りやヒダの重なりは水が残りやすいので念入りに
- 完全に乾いたらベビーパウダーを薄くはたくと、貼りつきと劣化を防げる
- 畳むときは栓を閉じ、角を合わせてゆるめに畳む
濡れたまま畳むとカビと嫌なにおいの原因になり、来年出したときに黒い点々…ということになりがちです。ビニールプールの片付けと同じで、乾燥だけは手を抜かないのが鉄則です。
収納場所と来年また使うためのコツ
ビニール製品は熱と直射日光に弱いので、保管場所にも気を配りましょう。
- 直射日光の当たるベランダ物置より、室内の押し入れやクローゼットが理想
- 畳んだらジッパー付き袋や購入時の箱に入れてほこりよけを
- 上に重い物を載せない(折り目から劣化します)
- 来年使う前に一度膨らませて、空気漏れがないか点検してから水辺へ
浮き輪の寿命はおおむね2〜3シーズンと言われます。空気の抜けが早くなったり、表面がベタつき始めたら買い替えのサイン。補修シールでの応急処置は、あくまで浅いプール用と考えてください。
4コマ漫画でおさらい
「押しても抜けない」のは力不足ではなく仕組みの問題。ストロー1本で弁を開ければ、片付けは1分で終わります。
よくある質問
Q. ストローがないときはどうすればいいですか?
栓の根元を指でつまむと弁が開くタイプか確認してみてください。開くタイプなら、つまみながら巻くだけで抜けます。ボールペンの軸(芯を抜いた筒)で代用する方法もありますが、先端が硬いので傷つけないよう浅く差してください。
Q. ストローが栓の中に入り込んでしまいました。
慌てずに、浮き輪を軽くもんでストローの端を栓の口まで寄せ、ピンセットや指先でつまみ出してください。取れない場合は無理をせず、栓ごと交換部品があるか確認を。深差ししないことが一番の予防です。
Q. 子どもに任せても大丈夫ですか?
巻く作業は手伝ってもらえますが、ストローの扱いは大人が担当してください。小さなきょうだいがいる家庭では、使ったストローの置きっぱなしにも注意しましょう。
Q. 口で吸って抜くのはだめですか?
抜けはしますが、内部の湿気を吸い込むうえ、プールの水や汚れが口に入る可能性があり衛生的におすすめしません。めまいの原因にもなるので、道具に任せましょう。
Q. ビニールプールも同じ方法で抜けますか?
空気栓の構造は同じことが多く、ストローの方法が使えます。気室が複数ある場合は1つずつ。大型プールは電動ポンプの吸気モードを使うと圧倒的に早く終わります。
Q. ベビーパウダーは何のためにはたくのですか?
ビニール同士の貼りつき(ブロッキング)と劣化を防ぐためです。薄くまぶす程度で十分。来年使うときは軽く水洗いすれば落ちます。
Q. 空気栓のキャップをなくしました。使えますか?
弁があるため急には抜けませんが、少しずつ漏れていきます。メーカーによっては補修用の栓が手に入るほか、汎用の交換栓も市販されています。来シーズン前に用意しておきましょう。
Q. 折り目のところが白くなってきました。大丈夫ですか?
折り目の白化は素材が伸びて薄くなっているサインです。すぐ破れるわけではありませんが、空気漏れが始まりやすい場所なので、次のシーズンは膨らませた状態での点検を念入りに。ゆるめに畳む・同じ場所で折らないことで進行を遅らせられます。
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まとめ
浮き輪の空気が抜けないのは、栓の中の逆止弁が原因。ストローを2〜3cm差して弁を開き、端から巻くだけで1分でぺたんこになります。しまう前は完全乾燥+ベビーパウダー、保管は直射日光を避けて。来年の夏も気持ちよく使えるよう、最後のひと手間だけ丁寧にいきましょう。


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