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ルンバを調べ始めると、105、205、405、505、705……と数字がずらりと並んでいて、「この数字、何がどう違うの?」と手が止まりますよね。少し前まではi3とかj7とか600シリーズとか呼ばれていたのに、いつの間にか名前のルールがすっかり変わっています。
実はルンバは2025年4月に、ブランド史上初めてラインナップを丸ごと刷新しました。それまでのi・jシリーズの名前を一度リセットして、「数字を見れば上下関係がわかる」新しいナンバリングに切り替わったんです。つまり、この新しいルールさえ覚えてしまえば、型番の迷路はほぼ抜けられます。
この記事では、アイロボット公式のラインナップ情報をもとに、数字とアルファベットの読み方を最初に整理して、そのうえで「105と205」「405と505」といった検索の多い組み合わせの違い、旧シリーズとの関係、用途別にどれを選ぶかまで順番に見ていきます。
まず名前のルールから:2025年に「数字=グレード」へ変わった
2025年4月、アイロボットはルンバ初の大規模なフルラインナップ刷新を行いました。このとき登場したのが、ライフスタイルに合わせた3つのカテゴリー、「Roomba」「Roomba Plus」「Roomba Max」という区分けです。
新しい名前は、次の3つの部品でできています。
- カテゴリー名——数字だけの「Roomba」が基本ライン、「Plus」が水拭きまで全自動の中堅ライン、「Max」が最高性能ライン
- 3桁の数字——百の位がグレードで、105→205→405→505→705の順に位置づけが上がっていく
- 後ろの言葉——本体の機能(Vac/Combo)と、セットになる充電ステーションの種類(AutoEmpty/AutoWash)
たとえば「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」なら、「Plusカテゴリーの405グレードで、水拭きもできて、モップを自動で洗ってくれるステーション付き」と読めます。長い名前に見えて、実は仕様書がそのまま名前になっているんですね。旧シリーズの「i3」「j7」のように機能を暗記しないと読めない名前と比べると、ずいぶん親切になりました。
百の位で何が変わる?105・205・405・505・705の位置づけ
発売時の公式資料をもとに、数字ごとの位置づけを表にまとめます。吸引力はいずれもアイロボット公式の公称値で、「従来のRoomba 600シリーズ比」という基準です。
| 型番 | カテゴリー | 吸引力(公称) | いちばんの特徴 |
|---|---|---|---|
| 105 Combo | Roomba | 600シリーズ比 最大70倍 | 吸引+水拭きの基本形。AutoEmptyステーション付きモデルもあり |
| 205 DustCompactor Combo | Roomba | 600シリーズ比 最大70倍 | 本体内でゴミを圧縮。ステーションなしでゴミ捨て最大60日不要(公称) |
| Plus 405 Combo | Roomba Plus | 600シリーズ比 最大70倍 | 回転する円形モップ+AutoWashステーションでモップ洗いまで自動(送風乾燥) |
| Plus 505 Combo | Roomba Plus | 600シリーズ比 最大70倍 | 405の上位。モップの温風乾燥やDirt Detectなどが加わる |
| Max 705 Vac | Roomba Max | 600シリーズ比 最大180倍(スポット清掃時) | 水拭きなしの吸引特化。最上位カテゴリー |
表を眺めると面白いことに気づきます。105から505まで、吸引力の公称値は同じ「最大70倍」なんです。つまり百の位の違いは「吸う力の差」ではなく、ゴミ捨てやモップの手入れをどこまで自動化するかの差。数字が上がるほど、人間がやる作業が減っていく構造になっています。
なお価格は改定やキャンペーンで動くので、この記事では執筆時点の公式ストアのおおまかな目安だけ書いておくと、数字なしのRoombaが4〜6万円台、Plusが9〜13万円前後、Maxが10〜20万円前後という並びです。最新の正確な価格はアイロボット公式サイトで確認してみてください。
後ろの言葉の読み方:Vac・Combo・AutoEmpty・AutoWash・DustCompactor
数字の次は、後ろにつく言葉です。ここは覚えることが5つだけなので、一気にいきます。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| Vac | 吸引のみ(拭き掃除機能なし) |
| Combo | 吸引+水拭きの両方できる |
| AutoEmpty 充電ステーション | 本体のゴミを自動で吸い上げて溜めておくステーション |
| AutoWash 充電ステーション | ゴミ収集に加えて、モップパッドの洗浄・乾燥・給水まで自動 |
| DustCompactor | ステーションではなく本体の中でゴミを圧縮して溜める機構 |
ポイントは、VacとComboは「本体に何ができるか」、AutoEmptyとAutoWashは「ステーションに何を任せるか」と、主語が違うことです。だから「705 Vac + AutoEmpty」のように組み合わせで名前が伸びていきます。逆に言えば、名前が長いモデルほど自動化の範囲が広い、と読んでほぼ間違いありません。
105と205の違い:ゴミ捨ての手間をどう減らすか
エントリー帯で迷いやすいのがこの2つです。どちらも吸引+水拭きのComboで、吸引力の公称値も同じ。分かれ目はゴミ捨ての方式です。
105 Comboは、単体モデルならゴミ捨ては手動、AutoEmptyステーション付きモデルを選べば自動収集になります。一方の205 DustCompactor Comboは発想が逆で、ステーションを置かずに、本体の中でゴミをぎゅっと圧縮して溜め込む方式。公称で最大60日分を本体に溜められるとされています。大きなステーションを置く場所がない部屋でも、ゴミ捨ての手間だけは減らせる——日本の住宅事情を意識した機構で、アイロボットも業界初とうたっています。
選び分けの目安はこうなります。
- 置き場所に余裕があり、価格を抑えたい——105 Combo(必要ならAutoEmpty付き)
- ステーションの置き場所がない・部屋をすっきりさせたい——205 DustCompactor Combo
405と505の違い:どちらも「モップを洗ってくれる」、差は乾燥と検知
Plusカテゴリーの2つは、どちらもルンバ初の回転式円形モップ(DualCleanモップパッド)と、モップの洗浄・給水・ゴミ収集をまとめて引き受けるAutoWashステーションが付きます。水拭きの基本体験は共通で、違いは主に次の3点です。
- モップの乾燥方式——405は送風乾燥、505は温風乾燥(公式ラインナップ表より)
- Dirt Detect——汚れの多い場所を検知して念入りに掃除する機能は505のみ
- 壁際の水拭きとステーションサイズ——505は壁際まで水拭きする機構を備え、ステーションの奥行きも約10cm小さいと公式ストアで案内されています
ラグのある部屋への配慮はどちらも同じで、モップパッドを自動で持ち上げて(公称10mm)カーペットを濡らさずに通過します。105や205はこの持ち上げ機構がなく、ラグを掃除するときはパッドを手で外す方式なので、「ラグと床が混在する家で水拭きしたい」ならPlus以上が候補になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『モップを洗って乾かして水まで替えてくれるの、もう家事の後輩じゃなくて先輩では…』
「406」という型番はある?十の位の読み方
検索していると「ルンバ 406と405の違い」という情報を探している方が結構いるのですが、執筆時点でアイロボット公式の製品一覧に「406」という型番は見当たりません。おそらく405の見間違いか、旧600シリーズ(606など)の記憶と混ざったものと思われます。型番の末尾はどのモデルも「5」でそろっているので、末尾が違う数字を見かけたら、まず公式サイトの製品一覧で実在を確認するのが安全です。
一方で、十の位が変わるパターンは実在します。発売後のラインナップにはPlus 515、Max 715、Max 775といった型番が加わっていて、505→515、705→715のように、十の位が上がった新顔が後から追加されていく流れです。公式が「515は505の後継」と明言しているわけではないので断定はできませんが、「百の位でグレード、十の位で世代や派生を見る」と考えると、今後新しい数字が出てきても迷いにくくなります。
旧600・i・jシリーズとの関係は?
買い替えの方が気になるのがここですよね。まず前提として、アイロボットは「旧モデル○○の後継は新モデル△△」という公式な対応表を発表していません。なので厳密な言い換えはできないのですが、手がかりはあります。
新モデルの吸引力の公称値が、そろって「Roomba 600シリーズ比」で表現されていることです。600シリーズは国内でいちばん売れた定番エントリー機。つまり公式自身が「みんなが知っているあの600を基準に、新シリーズはこれだけ進化した」という語り方をしているわけです。ざっくりした地図として、数字なしのRoomba(105・205)がかつての600シリーズやi2あたりのエントリー枠、Plusが水拭き全自動のCombo系上位が担っていた枠、Maxがj9+やs9+のような最上位枠、と捉えると全体像がつかみやすいと思います。あくまで位置づけの目安であって、機能の対応は公式の比較表で確認してください。
旧シリーズからの買い替えで実感が変わりやすいのは、吸引力の数字よりも「ゴミ捨て・モップ手入れ・給水がどこまで自動になるか」の部分です。新旧比較で迷ったら、スペック表の吸引力欄より先に、ステーションの守備範囲を見比べるのがおすすめです。
迷ったらどっち?用途別の選び方チャート
最後に、ここまでの整理を「わが家の場合」に落とし込むためのチャートです。
| こういう家・使い方 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてのロボット掃除機。まず試したい | 105 Combo | 吸引+水拭きの基本がそろって価格が抑えめ |
| ステーションを置く場所がない | 205 DustCompactor Combo | 本体内圧縮でゴミ捨ての手間だけ減らせる |
| 水拭きを毎日使いたい。モップの手洗いは無理 | Plus 405 Combo | 洗浄・給水・ゴミ収集まで自動の入り口 |
| 水拭き重視+モップの生乾きが気になる | Plus 505 Combo/515 Combo | 温風乾燥と汚れ検知が加わる上位Plus |
| 水拭き不要。ペットの毛や吸引力を最優先 | Max 705 Vac/715 Vac | 吸引特化のMaxカテゴリー |
どの組み合わせにも言えるのは、上位だから正解とは限らないことです。フローリングのワンルームで水拭きを使わないなら、AutoWashステーションは持て余しますし、逆にキッチンの皮脂汚れや子どもの食べこぼしと毎日戦っている家なら、Plusの自動洗浄が価格差分の働きをしてくれます。「どの家事を手放したいか」から逆算するのが、新ナンバリング時代のルンバ選びのコツです。
在庫メモ
ちなみに、コードレス掃除機のダイソンにも「SV12=V10」のような型番の迷路があります。あちらは数字のルールがまた別物なので、スティック掃除機も検討中の方はダイソンの型番とシリーズ名の対応表の記事もどうぞ。
まとめ:数字とステーション名が読めれば、ルンバ選びは迷わない
- 2025年の刷新で、ルンバはRoomba/Plus/Maxの3カテゴリー+数字=グレードの体系に変わった
- Vac=吸引のみ、Combo=水拭きも。AutoEmpty=ゴミ収集、AutoWash=モップ洗浄まで自動のステーション
- 105〜505の吸引力の公称値は同じ。百の位の差は「自動化の範囲」の差
- 105と205はゴミ捨て方式、405と505は乾燥方式と汚れ検知が分かれ目。406という型番は公式ラインナップにない
- 旧シリーズとの公式な対応表はないが、公称値の基準が600シリーズ比であることが位置づけのヒントになる
保存版:この記事の早見表
ルンバの新しい型番の読み方を1枚の画像にまとめました。家電量販店で型番の札を前に迷ったときに、スマホからさっと見返せます。



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