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「この書類、コピーするからホッチキス外しておいて」——と言われて、机の上にリムーバーがない。爪でガリガリやって、指は痛いし紙の角はビリッ。あの小さい針、意外と手強いんですよね。
でも実は、針の構造さえ分かれば、専用道具なしできれいに外せます。ポイントはただ一つ、「裏側の折り曲げられた足を、先にまっすぐに起こす」こと。足が伸びれば、針は表からすっと抜けます。この記事では、手元にあるもの別に3つの方法と、紙を破らないコツをまとめました。
まず知っておく:針は「裏の足」で紙をつかんでいます
ホッチキスの針は、表から見えるコの字の「背中」と、裏で内側に折り曲げられた2本の「足」でできています。紙をつかんでいるのは裏側の足。だから表からいくら背中を引っぱっても、足が引っかかって紙が破れるんです。
「裏の足を起こす→表から抜く」。この順番だけ守れば、どの方法でもきれいに外せます。
方法1:定規・カードの角で足を起こす(いちばん確実)
- 書類を裏返して、折り曲げられた足を確認します
- 定規の角(またはクリアファイルやポイントカードの角)を、足と紙の間に差し込みます
- てこの要領で、2本の足を1本ずつ、まっすぐに起こします
- 表に返して、起きた針の背中を指でつまんで、すっと引き抜きます
爪でやるより指が痛くならず、紙も破れません。起こした足の先は針そのものなので、抜く時に指を刺さないよう、足の向きと反対側からつまむのがコツです。
方法2:ホッチキス本体の「おしり」を使う(実は付いてる簡易リムーバー)
意外と知られていないのですが、多くのホッチキスは本体の後端(おしり)に、針外し用の金具が付いています。2枚の金属が重なったような部分がそれです。
- 本体のおしりの金具を、裏側の足の下に差し込みます
- ひねるように起こすと、両足が一度に伸びます
- あとは表からつまんで抜くだけ
ゆきこ( ゚Д゚)『針を打つ道具に外す機能まで付いてたなんて…。何年も気づかずに爪で戦ってたのは私です』
お手元のホッチキスのおしりを、一度見てみてください。「これ何だろう」と思っていたあの部分、ちゃんと仕事があったんです。
方法3:爪でやるなら「足側から・外向きに」
道具が本当に何もない時は爪でもできますが、順番だけ守ってください。表の背中をこじるのではなく、裏の足を外向きに起こす。背中側からこじると、紙が破れるうえに針が飛びます。起こす方向は自分の指と反対向きに。深爪気味の方は無理せず、方法1のカードを探すほうが早いです。
大量の書類を処理する日は、リムーバーが結局早い
数枚なら上の方法で十分ですが、書類の山からの針外し(年度末のファイル整理、シュレッダー前の下処理など)は、専用リムーバーの速さが別格です。ワニの口のようにはさむタイプなら1本2秒、数百円で手に入ります。ホッチキスリムーバーを楽天市場で探す、またはホッチキスリムーバーをAmazonで探すと、はさむタイプ・ペン型など各種見つかります。
外した針の後始末もセットで。散らばった針は手で払わず、セロハンテープにくっつけて回収すると、指にもカーペットにも刺さりません。捨てる時は紙に包んで、お住まいの自治体の分別(多くは金属・不燃扱い)に従ってください。
やってはいけないこと
- 針が付いたままシュレッダーに入れる——刃こぼれの原因になります(針対応の機種でも、外せるなら外すのが長持ちのコツです)
- 針が付いた書類を電子レンジに入れる——金属なので火花が出ます。書類の温め直し……はしないと思いますが、念のため
- 外した針の再利用——一度曲がった針は正しく打てず、詰まりの原因になります。詰まってしまった時の対処はホッチキスの直し方の記事にまとめています
まとめ:裏の足を起こしてから、表へ抜く。それだけです
- 針をつかんでいるのは裏側の折り曲げられた足。表からこじらない
- 本命は定規・カードの角で足を1本ずつ起こす→表からつまんで抜く
- ホッチキス本体のおしりの金具は簡易リムーバー。一度見てみて
- 大量処理は専用リムーバーが2秒で済んで早い
- 外した針はテープで回収。針付き書類はシュレッダーに入れない
文房具の困りごとシリーズ、ホッチキスが壊れた・開かない時の直し方と修正テープの直し方もあわせてどうぞ。
保存版:この記事の早見表
外し方の手順を1枚にまとめました。



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