※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
お祭りの夜、子どもが嬉しそうに提げて帰ってきたビニール袋。かわいい。でも——うち、水槽ないんだけど。ペット不可の住まいだったり、世話が続かないのが目に見えていたり、「正直、飼えない」という事情は珍しくありません。
この記事は「飼えない・いらない」という時に、やってはいけないこと1つと、現実的な選択肢を順番にお話しします。
絶対にやってはいけない:川・池・用水路に放すこと
「自然に返してあげよう」は、優しさに見えていちばんやってはいけない選択です。
- 金魚はフナを品種改良した人工の魚で、放された先の生態系を乱します(在来の魚と餌や産卵場所を取り合い、病気を持ち込むこともあります)
- 多くの自治体で、飼えなくなった生き物の放流は条例やマナーとして禁止・自粛が求められています
- そして目立つ色の金魚は、野外ではほぼ生き残れません。「返す」ではなく「捨てる」に近い結果になります
トイレに流す・排水口に流すも同様にNGです。ここだけは家族で共有してください。
現実的な選択肢4つ(探す順番つき)
- 身近な引き取り先を探す——金魚を飼っている親戚・友人・ご近所は、1〜2匹の追加を意外と歓迎してくれます。子どもの同級生の家で水槽がある家、というルートも定番です
- 学校・園に相談する——教室や玄関で金魚を飼っている学校は多く、「お祭り出身の子」はよくある補充要員です。まず担任の先生に一言相談を
- アクアショップ・ペットショップに相談する——お店によっては引き取り(有料の場合あり)や、引き取り先の紹介をしてくれます。電話で「金魚すくいの金魚を飼えなくなった」と正直に聞くのが早いです
- 里親募集を使う——地域の掲示板やジモティーなどで「金魚 里親」で探すと、金魚のもらい手募集は普通に成立しています。受け渡しは水ごと袋に入れて短時間で
なお「屋台に返せる?」は、残念ながら基本的には難しいです(衛生管理上、戻された魚を水槽に返せないため)。お祭りの最中に「飼えないので」とすくった屋台に相談して引き取ってもらえた例はありますが、期待はしないほうがよいです。
引き取り先が決まるまでの「今夜の応急処置」
選択肢を探すにも数日はかかります。それまでの最低限はこれだけです。
- 袋から出して、口の広い容器へ——バケツ・洗面器・発泡スチロール箱でOK。袋のまま一晩は酸欠コースです
- 水はカルキ抜きしたもの——カルキ抜き剤がなければ、汲み置き1日の水道水で代用。袋の水と半々から始めると水温・水質の急変を避けられます
- 餌は急がない——金魚は数日食べなくても平気です。むしろ設備がない段階であげると水が悪くなります
- ブクブクがない場合の考え方は金魚にブクブクはいらない?にまとめています
「やっぱり飼う」に転んだ時は
数日世話をしているうちに情が湧いて、結局飼うことになった——実はこれが一番多い結末です。その場合も大げさな設備は要りません。容器(水槽か発泡箱)・カルキ抜き・金魚の餌の最小セットで始めて、様子を見ながら足していけば大丈夫。底で動かない時の見分け方もお守りにどうぞ。
お子さんと話すなら、「いらないから捨てる」ではなく「この子が長生きできるおうちを探そう」という言葉にすると、里親探しが後ろ向きの出来事ではなく、責任の取り方の練習になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『去年のお祭り、うちは3匹すくって帰ってきました。1匹は金魚の先輩がいるお友だちの家へ、2匹はわが家の玄関で「デメ丸」「金之助」として二年目の秋を迎えています。放流だけはしない、が長男との約束です』
飼う方向に転びそうな気配があるなら、金魚の飼育スターターセットをひとつ用意しておくと慌てません。カルキ抜きは応急処置でも使うので先に買っておいて損なしです。
あわせて読みたい
金魚にブクブクはいらない?と金魚が底で動かない時の見分け方も公開しています。お祭り金魚の最初の1週間はこの3本でだいたいカバーできます。
まとめ:放流だけはしない。里親は見つかる
- 川・池への放流とトイレに流すのは絶対NG(生態系・条例・金魚自身のため)
- 探す順番は知人→学校→アクアショップ→里親募集
- 屋台への返却は基本むずかしい
- それまでは広い容器+カルキ抜きの水で応急。餌は急がない
- 飼うなら最小セットから。「長生きできるおうちを探す」が合言葉
保存版:この記事の早見表
選択肢チャートを1枚にまとめました。



コメント