「明日、図工で絵の具使うんだって。パレットがない」——夜に発覚するやつです。学校に置いてきた、割れた、前回洗わずにしまってカピカピ。買いに走る時間はないし、そもそも一回しのげれば十分。そんな時のための記事です。
先に結論をいうと、家にあるもので一番パレットに近い働きをするのは、開いて洗った牛乳パックです。防水で、白くて色が見やすく、仕切りも作れて、終わったらそのまま捨てられる。ほかにも食品トレーや紙皿などの候補があるので、この記事では「混色のしやすさ」と「片付けの楽さ」で5つをくらべます。あわせて、水彩かアクリルかで選び方が変わる話と、筆まで無い時のしのぎ方もどうぞ。
候補5つの使い勝手くらべ
| 代用品 | 混色のしやすさ | 片付け | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 牛乳パック(開く) | ◎ | ◎ 捨てるだけ | 本命。白地・防水・広い |
| 食品トレー(白) | ○ | ◎ 捨てるだけ | 洗ってから。仕切り付きトレーなら色分けも |
| 紙皿 | ○ | ◎ 捨てるだけ | 耐水コートのあるもの。安い無コート品は水がしみます |
| クリアファイル(開く) | ◎ 平らで広い | ○ 拭いて再利用可 | 透明なので下に白い紙を1枚 |
| お皿にラップを巻く | ○ | ◎ ラップだけ捨てる | お皿を汚さない古典ワザ |
ちなみに卵パックやペットボトルの底も「色を置く」ことはできますが、くぼみが深くて筆を寝かせられず、混色がしにくいので次点です。図工で使うのは「混ぜる広い面」なので、深さより広さと平らさで選ぶのがコツです。
牛乳パックパレットの作り方(1分)
- 洗って乾かした牛乳パックの側面をハサミで切り開き、1枚の板状にする
- 内側(白い面)を上にして置く。これでもう完成です
- 仕切りがほしければ、フチを1cmほど山折りにして立てると、水が流れにくくなります
- 2枚作って「色を置く用」と「混ぜる用」に分けると、学校のパレットと同じ使い方ができます
ゆきこ( ゚Д゚)『パレット買い足すか悩んでたけど、牛乳パックのほうが広くて使いやすいってどういうこと…』
ハサミで切りにくい注ぎ口まわりはカッターが楽ですが、お子さんが自分で作る場合はハサミだけで十分です。
大事な分岐:水彩なら何でもOK、アクリルなら「使い捨て一択」
ここだけ押さえてください。学童用の水彩絵の具(サクラ・ぺんてる等の学校の絵の具)は、乾いても水でゆるんで落ちます。だからクリアファイルのような「あとで拭く」代用品も使えます。
一方、アクリル絵の具は乾くと樹脂の膜になって、水では二度と落ちません。クリアファイルやお皿を使うと、そのまま道具をひとつダメにします。アクリルの時は牛乳パック・トレー・紙皿の使い捨て組から選ぶのが正解です。同じ理由で、服につけた時の深刻度も水彩とアクリルでは段違いなので、汚れ対策は絵の具が服から落ちない時の記事にまとめました。
筆・バケツまで無い時のしのぎ方
- 筆の代わり:綿棒(細かいところ)・化粧用スポンジやメイクブラシの古いもの(広い面)・割りばしの先をつぶしたもの。ただの一晩しのぎとしては十分働きます
- 筆洗いバケツの代わり:牛乳パックの上半分を切った容器か、プリンカップを2個(洗い用・すすぎ用)。倒れにくいのは背の低い容器です
- ぞうきんの代わり:キッチンペーパーを数枚重ねて折る。使い捨てできて意外と快適です
あとで本物のパレットが戻ってきたら
カピカピのまま出てきた本物のパレットは、こすらずぬるま湯でふやかすと9割落ちます。手順は絵の具パレットの洗い方の記事にくわしく書きました。習字道具も同じ週に持ち帰りがちなので、習字セットの洗い方もセットでどうぞ。
まとめ:広くて平らで白いもの。迷ったら牛乳パックです
- 本命は開いた牛乳パック。白地・防水・仕切り可・使い捨てOK
- 選ぶ基準は深さより「広さと平らさ」。混ぜる面が主役です
- 水彩なら拭いて戻せる物でもOK、アクリルは使い捨て一択
- 筆は綿棒とスポンジ、バケツはプリンカップ2個でしのげます
- 本物のパレットのカピカピは、こすらずぬるま湯でふやかす
保存版:この記事の早見表
代用品の比較を1枚にまとめました。「明日絵の具いるって」の夜にどうぞ。



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