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朝、腕に着けようとしたスマートウォッチが真っ暗。あわてて充電器に乗せたのに、いつもの充電マークが出ない。乗せ直しても、押し込んでも、うんともすんとも言わない。今日は歩数も睡眠も測れないのか……と、出かける前の数分でどっと疲れますよね。習い事の朝にこれが起きて玄関で綿棒を探した、という話もよく聞きます。
先に結論をひとつ。「充電できない」の多くは、本体が壊れたのではなく、充電器側・接点の汚れ・置き方のズレ・温度のどれかです。上から順に試していけば、たいてい5分ほどでどれなのか分かります。本当に電池の寿命という場合の見分け方も後半で。順番に見ていきましょう。
まず決めるのは「充電器側か、本体側か」——ここを飛ばすと遠回りになります
いちばん最初にやることは、原因を大きく2つに割ることです。スマートウォッチの充電トラブルで多いのは、実は本体ではなくケーブル側なんです。細いマグネットケーブルは根元が曲がりやすく、内側で少しずつ切れていきます。
- 別のコンセント口・別の電源で試す。壁のコンセント、パソコンの差込口、モバイルバッテリー。電源タップのスイッチが切れていただけ、ということも本当によくあります
- 別のアダプターに替えてみる。同じアダプターで他の機器が充電できるかも確認
- 替えの充電ケーブルがあれば差し替える。これで充電が始まればケーブルの断線で確定。本体は無事です
- ケーブルの根元を軽く動かしてみる。ある角度だけ充電マークがつく、ちらつくなら、中で線が切れかかっているサイン。だましだまし使い続けないほうがいい状態です
ケーブルが原因だった時のことは、充電器がすぐ壊れる原因と寿命の目安にも書いています。壊れるのはたいてい「本体」より「線」のほうなんですよね。
上から順に試す6つ——ここまでやれば原因はほぼ絞れます
- 充電器側か本体側か。別のケーブル、別の差込口で試す
- 接点の汚れ。本体裏の金属と、充電器側の金属の両方を見る
- マグネットのズレ。一度外して、吸い付く位置に置き直す
- ケース・保護フィルム・バンドの干渉。厚みが1mmあるだけで届かなくなります
- 温度。寒すぎ・暑すぎで充電を止める仕様の機種があります
- 完全放電からの復帰。ゼロまで落ちた後は、反応が返るまで時間がかかります
上ほど「よくある・すぐ試せる」ものです。まず1から順に。
接点の掃除——乾いた綿棒がいちばん安全です
スマートウォッチの裏側は、一日じゅう腕に触れている場所です。汗と皮脂、日焼け止め、ハンドクリームが接点に薄く膜を作って、電気が通らなくなることがあります。見た目はきれいでも指でこするとべたつく、はよくある状態なんです。
- まず乾いた綿棒でくるくる。これだけで直ることがかなりあります。充電器側の金属も忘れずに
- それでも取れない時は消毒用のアルコールを綿棒に少しだけ含ませて。ただし使っていいかは製品によります。説明書で必ず確認してから、本体に直接吹きかけないように
- 水で洗い流すのはやめましょう。防水の機種でも、接点に水が残ったまま充電するのはよくありません。濡れたまま充電しない。汗をかいた日も手を洗った直後も、乾いた布で拭いてから乗せてくださいね
- とがった金属で削らない。ピンや爪切りの先でこすると、表面のめっきが剥がれて、かえって通電しなくなります。木のつまようじの先に薄い布を巻くくらいの柔らかさで
- 金属が青緑っぽく変色している時は、汗の塩分でさびが出ている状態。乾いた綿棒で軽く落として、直らないなら修理の相談へ
マグネットのズレと、ケース・フィルムの干渉
マグネット式の充電器は、正しい位置に吸い付いた時だけ電気が流れます。近くに乗っているだけでは充電されません。一度外して、指を離すとカチッと自分から吸い付く位置を探してみてください。上下が逆なだけ、ということも案外あります。
- 充電器の内側にほこりや髪の毛が1本挟まっただけで、わずかに浮いて接触しなくなります
- 保護フィルムやケースが厚いと、裏側の接点まで届きません。外して充電できるならそれが原因
- バンドの余った部分が下敷きになって本体が傾くことも。バンドは横に逃がして
- 布団や枕の上で充電しない。熱がこもって保護が働きます。硬くて平らな場所に置くのが基本です
寒い日・暑い日に充電が止まるのは、壊れたのではなく「仕様」のことも
冬の朝、窓際に置いておいたら充電されていなかった。夏、車の中で充電が途中で止まった。これ、故障ではないことが多いんです。中のリチウムイオン電池は温度が低すぎても高すぎても傷むので、機械のほうが自分で充電を止めます。持ち主を守るための働きなんですよね。
- まず部屋の中で常温に戻してから、もう一度乗せてみる。冷たい本体は30分ほど置くと反応が変わります
- 暑い日は、本体が熱いまま充電を続けない。日なた、車内、こたつの中は避けて、涼しい場所で
- 運動した直後の熱を持った状態も同じ。腕から外して少し冷ましてから
- 本体やバンドの裏が膨らんでいる・浮いている時は話が別です。電池の中でガスが出ているサインなので、使うのも充電するのもやめてください。押して戻す、穴を開ける、分解するは絶対にしないこと。理由はモバイルバッテリーを分解してはいけない理由に書きました。同じ電池です
再起動と強制再起動——最後のひと押し
接点も置き方も問題ないのに反応がない。そんな時は中の動きが固まっているだけということがあります。画面が真っ暗でも、実は電池は残っていて処理が止まっている、という状態です。
- ふつうの再起動。電源ボタンを長押しして、出てきた表示から再起動を選ぶ
- 強制再起動。表示すら出ない時は、電源ボタンを十数秒から30秒ほど押し続けると立ち上がることがあります。ボタンの組み合わせや秒数は機種で違うので、説明書か公式の案内を見てくださいね
- 充電器に乗せたまま再起動すると、そのまま充電が始まることがあります
- 電池がゼロまで落ちきっていた場合は、反応が返るまで30分から1時間かかることも。何度も乗せ直さず、そのまま置いて待つのがコツです
それでもだめな時——保証と修理、そして「寿命かも」と思ったら見る3つ
ここまでやって変化がないなら、本体側の不具合か電池の寿命の可能性が高くなります。自分で分解するのはやめてください。 ねじを外すと防水がなくなりますし、薄い電池は少し傷つけただけで発熱・発火につながります。
- まず購入日と保証を確認。1年以内なら無償で見てもらえることがあります。購入店の履歴やアプリの登録からも日付が探せます
- 電池交換ができない機種が多いのは正直なところ。防水のため本体が接着されていて、本体まるごとの有償交換になることもあります
- 修理の費用は機種と状態で変わるので、必ず見積もりを取ってから決めてください
- 純正でない充電器を使う時は発熱に注意。安い替えのケーブルは便利ですが、本体やケーブルが熱くなる、焦げたにおいがするものは、その場で使うのをやめてください
- 使うのをやめた本体やケーブルは、自治体の小型家電回収の区分に従って処分を。電池が入っているので燃えるごみには出さないで
1日もっていた電池が半日で切れる、充電しても100パーセントまで上がらない、充電中に本体が前より熱い。こうなったら電池の寿命が近いサインです。スマートウォッチの電池はだいたい2年から3年で目に見えて弱ってきます。
買い替えを考えるなら、見るのはこの3つ。電池が何日もつか(毎日充電か、週1回か)、防水の等級(手を洗うだけか、お風呂まで想定するか)、そして替えの充電ケーブルが後から手に入るか。3つめは見落としがちですが、替えが売っていない機種だと、ケーブル1本のことで本体ごと買い替えになってしまうんです。
実際に買った人が「ここが違った」と感じるところは、スマートウォッチで後悔した理由にまとめてあります。買う前に読むと、価格より先に見るところが分かります。予算をおさえたい人は5000円以下の安いスマートウォッチもどうぞ。歩数と睡眠と通知だけなら十分、と割り切れると選びやすくなりますよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『充電できない事件の犯人、聞いてみると8割くらいはケーブルなんですよね。子どもがコードを踏む、掃除機で引っかける、ベッドの下敷きになる。本体を疑って半日つぶしたあと、替えのケーブルにしたら3秒で充電マークが出た、という話には脱力します。うちなら替えを1本引き出しに入れておきます』
替えの充電ケーブルは、あるとないとで慌て方がぜんぜん違います。買うなら自分の機種の型番に対応していることと、マグネットの吸い付きが弱くないかを口コミで確かめておくと失敗が減ると思います。
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買い替えを考え始めたら、スマートウォッチで後悔した理由で「買ってから気づくところ」を先に見ておくのがおすすめです。予算をおさえたい方は5000円以下の安いスマートウォッチも。ケーブル側の傷み方は充電器がすぐ壊れる原因と寿命の目安、電池の膨らみが怖い方はモバイルバッテリーを分解してはいけない理由もあわせてどうぞ。
まとめ:本体を疑う前に、ケーブルと接点と置き方を見る
- まず充電器側か本体側か。別のケーブルと別の差込口で試すのが最短です
- 接点は乾いた綿棒で。水はNG、とがった金属で削らない
- マグネットの位置とケースの厚みを確認。布団の上では充電しない
- 寒すぎ暑すぎは仕様で止まる。常温に戻してからもう一度
- 膨らんでいたら使わない・分解しない。寿命なら電池のもちで選び直す
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手順を1枚にまとめました。



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