ビニール袋が開かない時の道具(100均)——なめずに開ける方法7つと、指サック・スポンジ・オープナーの選び方、結び目がほどけない時のほどき方

家事

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買い物かごを持ったまま、ロール状のビニール袋を1枚引き出して、口を開けようとして——開かない。指でこすっても、つまんでも、袋がぺったり張りついたまま。後ろに人が並んでいると、あの数十秒が妙に長く感じますよね。冬の乾いた日はとくにひどくて、5枚くらい無駄に引き出してしまった、という話もよく聞きます。

先に結論を。開かないのは不器用だからではなく、袋どうしが静電気と圧着でくっついていて、指に水分がないからです。理由がはっきりしているので、指をなめる以外にも手はちゃんとあります。しかも道具はほとんど100均でそろいます。

ただ、袋の話をする時にどうしても最初に置いておきたいことがあります。小さいお子さんがいる家では、ビニール袋の置き場所そのものに気をつけてほしいということ。これはあとで詳しく書きますね。まずは、なぜ開かないのかから見ていきましょう。

なぜ開かないのか——理由は3つだけ

  • 静電気でくっついている。ロールから引き出す時に摩擦が起きて、2枚の面がぴたりと吸いつきます。空気が乾く冬に開きにくくなるのは、これが理由です
  • 圧着でくっついている。作られてから巻かれて、ずっと押しつけられていた面どうしが、なめらかすぎてすき間を作れません。新しいロールの最初の数枚が特に開きにくいのは、このためです
  • 指に水分がない。袋を開けるには、上の1枚だけを指でつかんで、下の1枚とずらす必要があります。乾いた指はつるっと滑って、2枚まとめてなでるだけになってしまうんです

つまり、やることは「指に少しだけ摩擦を足す」か「2枚のすき間を作る」かの、どちらか。この2つの方向で覚えておくと、道具選びで迷いません。

なめずに開ける方法7つ——道具なしでできるものから

  1. 袋の口を指の腹で2〜3回こする。左右に軽くこすって、くっついている面を物理的にずらします。静電気で吸いついているだけなら、これで口がぱかっと開くことが多いです。いちばんお金のかからない方法
  2. 袋の下の角(マチ側)を持って、空中でふわっと振る。空気が入って口が開きます。人が近くにいる場所では小さめに
  3. 両手で袋の口を持って、左右に少し引っぱる。伸びる方向にテンションをかけると、2枚の張りつきがはがれます
  4. 袋の端を三角に小さく折って、折り目のところをつまむ。折ると2枚に段差ができるので、上の1枚だけをつかめます。私はこれが好きです
  5. 輪ゴムを指に1本巻く。ゴムの摩擦で、乾いた指でも上の1枚だけをつかめます。かばんに1本入れておくだけなので手軽
  6. ハンドクリームを塗った直後の手で触る。しっとりしている手なら、そもそも困りません。ただしべたつきが袋に移るので、食品を直接入れる場面は避けて
  7. 水で軽く湿らせる。売り場に置いてある水を含んだスポンジや、自分で持っている湿らせ用の道具に、指先をちょんと当てる。いちばん確実な方法です

この7つのうち、①③④は道具がまったく要りません。まずは①のこするだけを試してみて、それでも開かない日に道具の出番、という順番がいいと思います。

100均で買える道具——4種類の使い分け

売り場でいうと、事務用品のコーナーか、キッチン雑貨のコーナーにあることが多いです。

  • 指サック(ゴム製・シリコン製)。事務で紙をめくる道具ですが、袋を開ける力はいちばん確実です。表面につぶつぶが付いたものを選ぶと、乾いた指でも一発。サイズがいくつかあるので、指の第一関節にすっと入る大きさを。きついものは指が白くなるので選ばないでください
  • キャップ型・卓上型の湿らせスポンジ。小さな容器に水を含んだスポンジが入っているもの。家で袋詰め作業をする時に台所に置いておくと快適です。持ち歩くなら、水がこぼれないふた付き
  • 袋オープナー(ゴムの薄い板・指輪型)。指にはめる輪の形をしたゴムや、ゴムの小さな板。かばんのポケットや財布に入れておけて、外出先で助かるタイプです
  • ロール袋ホルダー・卓上の袋スタンド。袋を1枚ずつ引き出せるようにする道具です。家でゴミ袋や保存袋をよく使う人はこちら。引き出す時の摩擦が減るので、静電気も起きにくくなります

選ぶなら、持ち歩き用は指サックか輪型、家用はスポンジかホルダーという分け方がすっきりします。私だったら、まず指サックを2つ買って、1つはかばん、1つは台所の引き出し、という置き方をすると思います。

指に摩擦を足す→2枚のすき間を作る開かない理由①静電気で吸いつく (冬に多い)②圧着で面がくっつく (新しいロール)③指に水分がない→ なめなくても開く道具なしで試す口を指の腹でこする下の角を持って振る左右に少し引っぱる端を三角に折る輪ゴムを指に巻くまずは「こする」から100均の道具指サック(つぶつぶ付)湿らせスポンジ袋オープナーの輪ロール袋ホルダー持ち歩き=指サック家=スポンジかホルダー小さい子がビニール袋をかぶる窒息事故があります。手の届く所に置かない袋は結んでからしまう/指サックは口に入れない・子どもに触らせない結び目は左右にずらしてゆるめる/濡らす道具は毎日洗って乾かす

★小さいお子さんがいる家へ——袋の置き場所だけは決めてください

ここは声を大きくして書きたいところです。ビニール袋は、小さい子が頭からかぶって窒息する事故が実際に起きています。薄い袋は顔に張りつくと、自分では取れません。1歳前後の子は、なんでも頭にかぶってみたい時期でもあります。

  • 袋のストックは、子どもの手が届かない高さか、扉の中に。台所の一番下の引き出しは、いちばん危ない置き場所です
  • 使い終わった袋は、丸めて結んでからしまう。結んでおくと、かぶれない形になります。この習慣があると、床に袋が落ちていることも減ります
  • 買い物から帰った直後がいちばん危ない。荷物を出している間、袋が床やソファに広がります。まず袋を片づけてから、中身を出す順番に
  • 子どもが袋で遊んでいたら、その場でやめてもらう。「かぶると息ができなくなるよ」と理由を添えて。上の子が下の子にかぶせてしまう事故もあります
  • 指サックやゴムの小さな輪も、子どもの手の届かない所に。口に入れて飲み込む心配があります。大人も、指サックを口に当てて湿らせる使い方はしないでくださいね

道具の話をしに来たのに重い話をしてすみません。でも、袋の道具を家に増やすタイミングは、置き場所を決め直すちょうどいい機会でもあるんです。

衛生の話——食品を扱う場面で指をなめない

指をなめて開ける方法は、たしかに一番早いです。でも売り場は多くの人が触る場所ですし、袋には自分以外の手も触れています。とくに、これから食品を直接入れる袋を扱う時は、なめない方法にしておきたいところ。

  • 売り場の湿らせスポンジは共用の道具です。気になる人は、自分の指サックを持ち歩くほうが気楽です
  • 濡らす道具は毎日洗って乾かす。スポンジを水に濡らしたまま置いておくと、数日でぬめりが出てにおいます。使わない日は水を捨てて、乾かしておいてください
  • 指サックも、たまに中性洗剤で洗って完全に乾かすと、べたつきが出にくくなります
  • 体調がすぐれない時は、なおさら口を使わない方法で

ゆきこ( ゚Д゚)『冬の買い物で乾ききった指で袋と格闘していたら、後ろの方に輪ゴムを差し出された、という話を読んで、なるほどと思いました。恥ずかしさ半分、感動半分ですよね。かばんに輪ゴムを2本入れておくだけなら、100円も出さずに解決してしまいます』

レジ袋の結び目がほどけない時

もうひとつの小さなイライラが、きつく結んだレジ袋の結び目。爪が割れそうになるあれ、力ずくで引っぱるほど固くなります。

  1. 結び目の左右を持って、外向きに少しずらす。まず結び目そのものをゆるめてから、片方の端を引き抜きます。いきなり端を引かないのがこつ
  2. 持ち手(耳)の部分を引っぱらない。あそこは薄くて切れやすく、切れると余計にほどけなくなります
  3. 結び目の中に、ボールペンの先など細いものを差し込んで、こじる。手が届かない小さな結び目に有効です。ただし勢いよく力を入れると、手を突いてしまうので気をつけて
  4. どうしてもだめなら、結び目の少し下をハサミで切る。中身が液体でなければ、これが結局いちばん早いです。刃物は子どもの手の届かない所で
  5. 次から固く結ばない。両端を1回結んだあと、片方の端を輪にして通す(リボンを結ぶ時の形)と、引くだけでほどけます。ゴミ袋の口はこの結び方に変えるだけで、毎日が楽になります

開いた袋を、ためこまずにしまう

袋の道具をそろえると、次に困るのが袋そのものの置き場所です。引き出しに押し込むと、次に取り出す時にまたくっついて開かない、という無限ループになります。

  • 三角に折る。レジ袋を細長くたたんでから、端から三角に折りたたんでいく定番の方法。かさが減って、1枚ずつ取り出せます
  • ファイルのポケットに1枚ずつ入れる。取り出す時にくっつかず、サイズ別に分けられます。この収納はポリ袋をファイルで収納する方法に詳しく書きました
  • 空き箱を縦に置いて、上から引き出す。ロール状の袋の代わりになります
  • 本当に必要な枚数だけ残す。増えすぎた袋は、置き場所そのものが事故のもとになります

保存袋を切らした時の代わりの手はジッパー付き保存袋の代用に、100均で見つかる小さな詰め替え容器の話は歯磨き粉の詰め替え容器にまとめています。

持ち歩き用に1つだけ買うなら、私ならつぶつぶ付きの指サックを選びます。口コミを読んでいて多いのは「サイズが合わなかった」という声なので、指の太さに合うサイズ表示があるものを見ると失敗が減ると思います。


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たまった袋の片づけ方はポリ袋をファイルで収納する方法に。保存袋を切らして困った日はジッパー付き保存袋の代用、100均で買える小さな容器の選び方は歯磨き粉の詰め替え容器もどうぞ。

まとめ:なめなくても、袋はちゃんと開きます

  1. 開かない理由は静電気・圧着・指の乾きの3つだけです
  2. まず口を指の腹でこする。それだけで開くことがよくあります
  3. 道具なら指サック・湿らせスポンジ・輪ゴム。ほぼ100均で足ります
  4. 袋は子どもの手の届かない所へ。使った袋は結んでからしまう
  5. 結び目は左右にずらしてゆるめる。次からほどける結び方に

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ビニール袋が開かない時の早見表:開かない理由は静電気で袋どうしが吸いつく、圧着で面がくっついている、指に水分がないの3つ。道具なしでできるのは口を指の腹でこする、下の角を持って振る、左右に少し引っぱる、端を三角に折ってつまむ、輪ゴムを指に巻く。100均で買えるのは指サック、湿らせスポンジ、袋オープナーの輪、ロール袋ホルダーで、持ち歩きは指サックか輪型、家用はスポンジかホルダー。小さい子がビニール袋をかぶる窒息事故があるので手の届く所に置かず、使った袋は結んでからしまう。指サックは口に入れない。濡らす道具は毎日洗って乾かす。結び目がほどけない時は左右にずらしてゆるめ、耳を引っぱらない

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