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スーパーでもらったポリ袋、ロールから切った小さな袋、ごみ用の袋。引き出しを開けたら、ぜんぶ一緒くたに押し込まれていて、1枚取ろうとしたら5枚くらいついてくる。そのうち引き出しが閉まらなくなって、「あとで整理しよう」がずっと続く。うちのキッチンの引き出しも、長いことそんな状態でした。
先に結論をひとつ。ポリ袋の収納は、いらないクリアファイルの角を切って取り出し口を作るだけで、見違えるほど楽になります。買い足すものはなし、作るのに5分。そこに「1枚ずつ引き出せる畳み方」を組み合わせると、ティッシュのように片手で取れるようになるんです。作り方、畳み方、100均のケースやロール袋の吊るし方、そして袋の口が開かない時に指をなめずに済む方法まで、順番に見ていきましょう。
クリアファイルでポリ袋を収納する作り方——角を切って取り出し口に
使うのは、書類を入れる普通のクリアファイル(A4でもA5でも)1枚と、はさみだけ。5分でできます。
- クリアファイルの閉じている角を、斜めに切り落とす。閉じている辺(底と背の角)を、角から3〜4cmくらいのところで斜めに切ります。ここが取り出し口になります。切り口で指を切ることがあるので、角を少し丸めておくと安心。はさみは使い終わったら子どもの手の届かない所へ
- 袋を畳んで、口が取り出し口の側になるように入れる。畳み方は次の見出しで。畳んだ袋の「引っ張る側」が、切った角のほうを向くように重ねていきます
- 引き出しに立てて入れる。クリアファイルは薄いので、引き出しの仕切りやブックスタンドに立てると場所を取りません。取り出し口を上にして立てれば、引き出しを開けて袋の端をつまむだけで1枚出てきます
- サイズ別にファイルを分ける。レジ袋の大、小、ロール袋、ごみ袋、と1枚ずつファイルを分けて、背にマスキングテープで名前を書いておくと、家族も迷いません
クリアファイルは透明なので残りの枚数がひと目で分かるのもいいところ。空になりそうになったら、次の袋を補充するタイミングも分かります。色つきのファイルを使うと、中身が見えない分すっきりして見えるので、見せる収納にしたい人はそちらでも。
1枚ずつ引き出せる畳み方——三角折りと「ティッシュ式」の2つ
ファイルに入れる前の畳み方で、使いやすさが全然変わります。おすすめは2つ。まずは手軽な三角折りから。
- 三角折り。袋の空気を抜いて平らにし、縦に3つ折りにして細長い帯にします。下の角から三角に折り上げていき、最後に残った持ち手の部分を三角のすき間に差し込んで留めます。1枚ずつ独立した三角ができるので、ファイルにぽんぽん入れておくだけ。取り出す時に他の袋がついてこないのが利点です
- ティッシュ式(連ねて重ねる)。ポケットティッシュの箱の中みたいに、袋同士を互い違いにかませて重ねる方法。1枚目の袋を横に3つ折りにして、その下半分に2枚目を重ね、2枚目の下半分に3枚目、というふうに、前の袋の折り返しに次の袋をはさみながら畳んでいきます。1枚引くと次の袋の端が顔を出すので、片手で取れて気持ちいいんです。作るのに少し手間がかかるので、まとめて10〜20枚作っておくのがコツ
三角折りは「とにかく早く片づけたい」日に、ティッシュ式は「まとめて作る時間のある」日に。うちは子どもたちにお願いすると三角折りは喜んで手伝ってくれるので、テレビを見ながらの手作業になっています。
100均で揃うポリ袋ストッカー——吊り下げ・箱型・ロール用
クリアファイルで足りる人はそれで十分ですが、「もう少しちゃんとしたい」「引き出しの中にスペースがない」という時は、100均のストッカーが選びやすいです。だいたい3種類に分かれます。
- 吊り下げ型(布や不織布の袋)。上から袋を入れて、下の穴から引き出すタイプ。シンク下の扉の裏やレンジ台の横に掛けられるので、引き出しを使わずに済みます。レジ袋のようにかさばる袋をそのまま入れておけるのが楽
- 箱型(ティッシュ箱のような形)。上に取り出し口があって、畳んだ袋を重ねて入れる形。先ほどのティッシュ式に畳んだ袋との相性が抜群です。棚やカウンターの上に置いても見た目がすっきり
- ロール袋ホルダー。芯のあるロール袋をそのまま入れて、1枚ずつ引き出せるケース。冷蔵庫の側面に磁石でつけられるものや、引き出しの中に立てられるものがあります
選ぶ時のポイントは、取り出し口が「自分がよく使う場所」のすぐ近くに来るかどうか。ごみ袋ならごみ箱の近く、食品用ならまな板の近く。収納場所が使う場所から離れていると、結局引き出しに戻ってしまうんですよね。100均で買う前に、掛ける場所や置く場所を決めてからサイズを測っておくと失敗しません。
ロール袋の吊るし方——芯を通して、切り口は下に
スーパーのロール袋や、まとめ買いした業務用のロール袋は、ホルダーがなくても吊るせます。
- 芯にひもや突っ張り棒を通す。芯のあるロール袋なら、細い突っ張り棒を通して吊り戸棚の下やシンク下に渡すだけ。ひもを通してフックに掛けても回ります
- 切り口を下に向ける。上から引き出すより、下から引いたほうが袋がまっすぐ出て、次の袋のミシン目で切りやすくなります
- 芯のないロール袋は、クリアファイルに。芯なしのものは、外側から1枚ずつ引き出すと崩れやすいので、10枚ほど切って三角折りにしておくと扱いやすいです
- キッチンのレンジフードの下など、火のそばには吊るさないように。ポリ袋は熱で縮んだり溶けたりします
サイズ別の分け方——食品用と、掃除・ごみ用は別にする
ポリ袋をまとめて1か所に入れると、ちょうどいいサイズを探すのに時間がかかります。分けるのは大きく4つで十分です。
- 食品に直接触れる袋(ロール袋、保存袋、食品用と書いてある袋)。まな板や冷蔵庫の近くに
- レジ袋の小(コンビニサイズ)。ごみ箱の内袋、子どもの汚れ物入れに
- レジ袋の大(スーパーサイズ)。買い物、まとめて捨てる時に
- ごみ用の指定袋。ごみ箱の底に数枚敷いておくと、取り替える時に引き出すだけ
ここでひとつ気をつけたいのが、食品に触れる袋と、掃除やごみに使う袋を同じ場所にしまわないこと。手が汚れたまま袋を取ったり、床に落ちた袋を戻したりするのは意外と多くて、次に使う時に食品を入れてしまうことがあります。食品用は棚の上段、ごみ用はシンク下、というふうに、場所そのものを分けておくと迷いません。
それから、ポリ袋は小さな子の手の届かない高さにしまうことをどうか忘れずに。袋を顔にかぶって遊んでしまうと、窒息の危険があります。うちも下の子が小さい時は、袋の引き出しにチャイルドロックをつけていました。吊り下げ型の収納は取りやすくて便利な分、子どもの目線の高さに掛けないよう気をつけてくださいね。
袋が開かない時の代用ワザ——指をなめずに開ける方法
ロール袋やレジ袋の口がぴったり閉じて開かない、指をなめるのは衛生的に気になる。専用の「ポリ袋オープナー」も売っていますが、家にあるもので代わりになります。
- 輪ゴムを指に巻く。人差し指に輪ゴムを2〜3重に巻いて、袋の口をこすると、ゴムの摩擦で片面だけがずれて口が開きます。輪ゴムを袋の近くにひとつ引っかけておくだけなので、いちばん手軽。輪ゴムがない時に代わりになるものは輪ゴムの代用になるものに書いています
- 袋の両面を手のひらでこする。袋の口の部分を両手のひらではさんで、前後に軽くこすり合わせると、静電気と摩擦で口が離れます。何も道具がいらないので、外出先でも
- 角を折る。袋の口の角を一度小さく折り、開くと、折った部分の片面だけが浮いて指が入ります。ロール袋で特に効きます
- シリコンバンドや、シリコン製の指サック。輪ゴムより滑りにくく、指に長くつけていても痛くありません。100均の手芸コーナーや文房具コーナーにあります
- 濡れた布巾を触る。指先をなめる代わりに、清潔な濡れ布巾に指先を軽く当ててから袋をこする。食品を入れる袋なら、こちらのほうが安心です
ゆきこ( ゚Д゚)『引き出しの奥からレジ袋が雪崩を起こした日、いらないクリアファイルの角を切って全部入れ直したら、5分で終わって拍子抜けしました。子どもたちに三角折りをお願いしたら、次男が「ぼくの三角のほうがきれい」と競い始めて、今はうちの三角折り係です。指をなめる癖は、輪ゴムを指に巻いてから自然になくなりました』
クリアファイルで足りなくなってきたら、ティッシュ式に畳んだ袋がそのまま入る箱型のストッカーをひとつ置いておくと、家族も片手で取れて、引き出しがぐちゃぐちゃに戻りにくくなりますよ。
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袋まわりの困りごとは、収納だけではないですよね。保存袋を切らした時の代わりはジップロックの代用になるもので、袋を開ける時に使う輪ゴムがない時は輪ゴムの代用になるものでまとめています。細かいものを洗濯機に入れる時の袋の話は洗濯ネットの代用になるものもどうぞ。
まとめ:角を切って、畳んで立てて、開かない時は輪ゴム
- クリアファイルの閉じた角を斜めに切るだけで取り出し口になる。5分で完成
- 畳み方は三角折りかティッシュ式。1枚引くと次が出てくる
- 100均は吊り下げ・箱型・ロール用の3種類。使う場所のそばに置く
- 食品用と掃除・ごみ用は別の場所に。小さな子の手の届かない高さへ
- 袋が開かない時は輪ゴムを指に巻く・両面をこする・角を折る
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手順を1枚にまとめました。



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