コーヒーメーカーのガラス容器の代用——サーバーが割れた時に使えるもの・使ってはいけないもの、保温プレート付きの注意、純正を部品で買う方法

キッチン

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

洗っている途中で手がすべって、シンクの縁にコツン。ガラスのサーバーだけが割れて、本体はぴんぴんしている。この状況、何とももったいないですよね。明日の朝もコーヒーは飲みたいし、かといって本体ごと買い替えるのも納得がいかない。小さい子がキッチンに走り込んできた勢いで、置いてあったサーバーを倒した、という話も本当によく聞きます。

先に結論をひとつ。耐熱の容器なら代用できますが、「高さ」と「口の広さ」が合っていないと、あふれるか、抽出口が浸かるかのどちらかになります。そして保温プレートが付いている機種では、代用品を選ぶ条件がもうひとつ増えるんです。使えるもの、使ってはいけないもの、そして純正を部品で買う方法まで、順番に見ていきましょう。

サーバーは「受ける」だけの部品ではない

ただの入れ物に見えて、コーヒーメーカーのサーバーは3つの仕事をしています。ここが分かると、代用品の選び方が自然に決まります。

  • コーヒーを受ける。これは分かりやすい役目ですね
  • 高さを合わせる。抽出口とフタの口の距離は、機種ごとに決まっています。低すぎるとコーヒーが飛び散り、高すぎると抽出口が液面に浸かって逆流や汚れの原因になります
  • 蒸気の逃げ道になる。落ちてくるコーヒーは熱く、湯気も一緒に出ます。フタや口に逃げ道がない容器だと、内側に水滴がたまって薄くなったり、圧がかかったりします
  • 機種によっては抽出を止めるスイッチを押す役目もあります。サーバーを置くと弁が開く「ドリップストップ」の仕組みで、サーバーがないと弁が開かず、バスケットにお湯がたまってあふれることがあります

最後のひとつが要注意で、この仕組みの機種は「純正のフタ」がないと成立しません。フタの中央の突起が弁を押す設計になっているからです。自分の機種がどれかは、サーバーのフタをよく見ると分かります。中央に硬い突起があれば、その可能性が高いです。

代用に使えるもの——条件つきで大丈夫なもの

あくまで「次の朝をしのぐ」ための一時的な手として考えてくださいね。恒久的には純正か、それに準じた容器に戻すのが安心です。

  • 耐熱ガラスの容器。計量カップやガラスのポットなど、「耐熱」と表示のあるもので、元のサーバーと高さが近いもの。口が広いほど飛び散りにくいです
  • 耐熱のマグカップを2つ。抽出量が多い機種だと1つでは足りないので、途中で入れ替えるつもりで。抽出中に手を出すことになるので、火傷しないよう取っ手を持って静かに。子どもが近くにいる時間帯は避けてください
  • ステンレスの魔法瓶やポット保温プレートのない機種(もともとポットで受けるタイプ)に限って使えます。高さが合えば、保温もできて相性はいいです
  • 陶器のポットやピッチャー。「熱湯可」と書かれているもの。厚みがあるぶん、急な温度差には弱いので、あらかじめお湯で温めておくと安心です

どれを使うにしても、最初の1回は必ずそばで見ていてください。高さが合っているか、あふれないか、抽出口が浸かっていないか。1回見れば分かることですし、その1回を見ていないと床が水浸しになります。

耐熱・高さ・口の広さ。この3つが合えば代用できる代用に使えるもの耐熱表示のガラス容器耐熱のマグを2つ熱湯可の陶器ポットステンレスのポット (保温プレートなし機種)最初の1回はそばで見る載せてはいけないもの耐熱表示のないガラスプラスチックの容器紙コップ・紙の器保温プレートに金属ひびの入ったサーバー→ 割れる・溶ける高さが合わないと低すぎる→飛び散る高すぎる→抽出口が 液面に浸かる口が狭い→蒸気が こもってあふれる容量は抽出量より多く純正は部品で買えることが多い。本体の底面のシールで型番を確認メーカーの部品窓口か買った販売店へ。フタが弁を押す機種は純正が確実作業前にプラグを抜く/熱いサーバーを濡れた台に置かない/破片は厚紙で包む

載せてはいけないもの——ここは妥協しないでください

ここだけは、代用の工夫の外側です。危ないものは危ないので、はっきり書きますね。

  • 耐熱表示のない容器を熱源に載せない。 見た目が同じガラスでも、耐熱ガラスと普通のガラスは別物です。熱いコーヒーが落ちてきた瞬間に割れて、熱い液体と破片が一度に飛びます。「たぶん大丈夫」で試す場面ではありません
  • プラスチックの容器を保温プレートに載せない。 変形して張りつくうえ、においが移ります。保存容器やタッパーはとくに向きません
  • 紙コップや紙の器。保温プレートの熱で焦げる可能性があります
  • 保温プレートに金属を直接載せない。 ステンレスのポットや魔法瓶は、保温プレートのある機種では使わないでください。底が熱くなりすぎたり、プレート側を傷めたりします
  • ひびの入ったサーバーを使い続けない。 小さなひびでも、次に熱が入ったときに一気に割れます。持ち手の付け根がぐらついているものも同じです

それと、割れたガラスの片づけ。破片は厚紙や新聞紙で包んで、袋に「ガラス」と書いてから、自治体の分別ルールに従って出してください。細かい粒は、濡らしたキッチンペーパーや粘着テープで拭き取ると取り残しが減ります。素手で拾わないこと、そして子どもとペットを台所に入れないことを、まず先に。

純正のサーバーは、意外と部品で買える

あきらめる前にこれを試してほしい、という話です。コーヒーメーカーのガラスサーバーは、消耗品として単体で販売されていることがよくあります。フタとセット、フタは別売り、という形も含めて、まずは在庫の有無を確かめる価値があります。

  1. 本体の底面か背面のシールで型番を確認する。 スマホで撮っておくと入力が楽です
  2. メーカーの公式サイトの「部品」「消耗品」「サポート」の欄で型番を検索。 対応するサーバーの品番が出てきます
  3. サイトに出ていなければ、メーカーのお客様相談窓口か、買った販売店に型番を伝えて問い合わせ。生産終了品でも、在庫が残っていることがあります
  4. ガラスサーバーだけを扱っているお店で探す方法もあります。その場合は品番が完全に一致するものを選んでください。似た形でも、高さと口の径が違うと使えません

ひとつだけ現実的な話を。純正サーバーの価格が、本体の買い替えと近くなることもあります。ここは機種と時期でまったく変わるので、金額は断定できません。部品の値段を確認してから、今の本体をあと何年使うかと並べて決めると、後悔しにくいと思います。本体が古くて、ほかにも気になるところ(抽出が遅い、音が大きい、においが取れない)があるなら、そのタイミングで見直すのもありです。

ゆきこ( ゚Д゚)『割れた翌朝、耐熱の計量カップで代用したら高さが足りなくて盛大に飛び散った、という話はよく聞きます。カウンターが茶色い水玉模様になって、結局その日は湯を沸かして手で淹れた、と。あとから型番で調べたらサーバーだけちゃんと売っていた、というのもお決まりの流れなので、最初にそこを見るのがおすすめです』

買い替えを考えるなら、どこを見るか

私は「使ってみた感想」を書ける立場ではないので、口コミを読んでいて自分ならここを見るな、と思ったところを挙げますね。

  • サーバーの素材。ガラスは中身が見えて洗いやすい、ステンレスのポットは割れず保温が続く。落とす心配が強いなら後者という選び方はあります
  • サーバーが部品として売られているか。買う前にメーカーのサイトで確認できます。同じことが起きたときの安心感が違います
  • 洗う部品の数。毎日のことなので、バスケットとフタが手早く洗える形かどうかは効きます。乾かす置き場も含めて考えると、水切りかごをやめた話のような台所の作り方とも関わってきます
  • 置き場所の高さ。吊り戸棚の下に入るか、フタを開けて水を入れられるか

買ってから「思っていたのと違った」となりやすいポイントは、コーヒーメーカーで後悔した理由にまとめてあります。買い替え前にざっと目を通しておくと、選ぶ基準がはっきりしますよ。

サーバーだけ買い直すつもりなら、型番が分かった段階で在庫を押さえておくと安心です。生産終了になると急に見つからなくなる部品なので、予備を1つ持っておく人もいます。


耐熱のコーヒーサーバーをAmazonで探す

あわせて読みたい

買い替えを迷っているならコーヒーメーカーで後悔した理由を先に。サーバーを新しくしたのにコーヒーの味が変わらない、というときはコーヒーメーカーの臭いの取り方が効くことがあります。朝の音が気になる人はコーヒーメーカーの音がうるさい時の見方もどうぞ。

まとめ:耐熱と高さが合えばしのげる、でも純正を先に調べる

  1. サーバーは受ける・高さを合わせる・蒸気を逃がすの3役をしています
  2. 代用は耐熱表示があり、高さと口の広さが近いものを選ぶ
  3. 耐熱表示のない容器を熱源に載せない。 割れて熱い液が飛びます
  4. 保温プレートに金属やプラスチックを直接載せない
  5. 純正は型番で部品として買えることが多い。値段を見てから決める

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

コーヒーメーカーのガラス容器の代用の早見表:サーバーはコーヒーを受けるだけでなく、抽出口との高さを合わせる、蒸気の逃げ道になる、機種によってはフタの突起が弁を押すという役目がある。代用に使えるのは耐熱表示のあるガラス容器、耐熱のマグを2つ、熱湯可の陶器ポット、保温プレートのない機種ならステンレスのポットで、高さと口の広さが近いことと容量が抽出量より多いことが条件。最初の1回はそばで見て、飛び散りや抽出口が液面に浸かっていないかを確かめる。耐熱表示のない容器を熱源に載せない、プラスチックや紙の器を使わない、保温プレートに金属を直接載せない、ひびの入ったサーバーを使い続けない。純正サーバーは本体底面のシールの型番からメーカーの部品窓口や販売店で買えることが多く、価格を確認してから買い替えと比べる。割れたガラスは厚紙で包んで自治体の分別に従う

コメント

タイトルとURLをコピーしました