新聞紙でゴミ袋を作る方法(マチ付き)——見開き1枚で自立する折り方を図解、縦長タイプの作り方、1枚と2枚の違い、生ゴミに使う時のコツ

キッチン

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三角コーナーの生ゴミ、野菜の皮、子どもが車の中で食べたお菓子のくず。そのたびにレジ袋を1枚使うのが、なんだかもったいなくて。新聞紙でゴミ袋が作れると聞いて試したら、これが思った以上に便利で、うちの台所からレジ袋の山が消えました。

先に結論をひとつ。マチ付きの新聞紙ゴミ袋は、見開き1枚と手だけで、のりもテープもなしに作れます。コツは「底を紙袋と同じ形にする」こと。これで置いても倒れず、口が開いたまま立ってくれます。折り方を図解つきで、縦長タイプの作り方、1枚と2枚の使い分け、生ゴミに使う時の注意まで、順番に見ていきましょう。

用意するもの——新聞紙の見開き1枚だけ

  • 新聞紙 見開き1枚(真ん中で折れている、いちばん大きい状態)。朝刊なら1日分で6〜8枚取れます
  • テーブルなど平らな場所。床でも大丈夫
  • のり・テープ・はさみはいりません。折って差し込むだけ

新聞をとっていない家なら、広告チラシや包装紙でも同じ折り方で作れます(あとで触れますね)。

マチ付きゴミ袋の折り方——6つの手順

紙袋の底を思い浮かべながら折ると、迷いません。最初の1枚は折り目をしっかりつけるのがコツ。2枚目からは1分かかりませんよ。

  1. 半分に折る。見開き1枚を横長に置いて、下から上へ半分に折ります。折り目(輪)が手前の下側にくるように。これが袋の底になります
  2. 左右を中心に折って筒にする。左右の端を、それぞれ中心に向かって折ります。右の端が左の端に3cmほど重なるように。重なった部分を内側に折り返して差し込むと、のりなしで留まって、筒の形になります
  3. 底の折り目をつける。筒の下(輪の側)を7〜8cm折り上げて、しっかり筋をつけてから、いったん戻します。この筋が底の深さ、つまりマチの幅になります
  4. 角を三角に潰す。さっきの筋のところまで下の部分を開いて、左右の角を三角形に潰します。紙袋の底を開いた時と同じ形。ここが一番の山場なので、ゆっくりで大丈夫
  5. 差し込んで留める。三角に潰したところの上下に残った紙を、中心に向かって折り、重なった部分を片方の下に差し込みます。これで底が閉じます
  6. 口を開いて立てる。上の口から手を入れて底を押し出すと、四角い底ができて自立します。両脇を内側につまんで折り込むと、きれいなマチ(側面のひだ)になって、たたんで持ち運べます

できあがりは、幅20cm前後・高さ25cm前後の袋。三角コーナーの中にすっぽり入るくらいの大きさです。口を外側に2〜3cm折り返すと、ふちが強くなって、置いた時にさらに安定しますよ。

見開き1枚→筒→底に筋→角を三角→差し込む→口を開いて自立①半分に折る見開き1枚を横長に置く下から上へ半分に折る折り目(輪)が下=底②左右を折って筒に左右の端を中心へ折る端を3cmほど重ねる重なりを内側に折り込む③底の折り目をつける輪の側を7〜8cm折り上げて筋をつけるいったん戻す④角を三角に潰す筋まで下の部分を開く左右の角を三角形に紙袋の底と同じ形⑤差し込んで留める上下の紙を中心へ折る重ねた所を差し込むのり・テープ不要⑥口を開いて立てる底を押し出すと自立両脇を内側に折るとマチになる縦長にするなら:縦に置いて折り込みを広く、底の筋は5〜6cmと浅め乾いた物は1枚、濡れた物は2枚重ねか二重底。口を外に折り返すとふちが強くなる生ゴミは長く置かない/インクが食品に触れないように/熱い物は冷ましてから/排水口に流さない

縦長タイプの作り方——三角コーナーや細いすき間に

「もう少し細くて背が高いほうがいい」という時は、最初の置き方を変えるだけ。

  1. 見開き1枚を縦長に置く(新聞の折り目が左右ではなく上下にくる向き)
  2. 同じように下から上へ半分に折り、左右を中心へ。折り込む幅を広めに取ると、その分だけ細い筒になります
  3. 底の折り目は5〜6cmと浅めに。細い袋は底が深いと倒れやすくなるので
  4. あとは同じ手順で角を三角に潰し、差し込んで、口を開く

幅12〜15cm・高さ30cmほどの細長い袋ができます。三角コーナーに入れる、ペットボトルの横に立てる、ダイニングの足元に置いて紙くず入れに、といった使い方にちょうどいい形。口を折り返して、縦長のゴミ箱としてそのまま使う人も多いですね。

1枚で作る?2枚重ねる?——強度の違い

  • 1枚(見開き1枚)。紙くず・野菜の皮・お菓子の袋など、乾いたもの向き。軽くて、たたんでバッグに入れておける。水気のあるものを入れると、30分ほどで底がふやけてきます
  • 2枚重ね(見開き2枚を重ねて同じ手順)。生ゴミ・果物の皮・ティーバッグなど、濡れたもの向き。折るのは少し固くなりますが、底が二重になるので、ぬれても半日くらいは形が保てます。持ち上げた時に底が抜けにくいのも安心
  • 1枚を「二重底」にする。2枚重ねが固いと感じるなら、1枚で作った袋の底に、新聞紙を4つ折りにしたものを1枚しいておく。これだけでも水切りの受け皿になって、底抜けがぐっと減ります

目安として、乾いたものは1枚、濡れたものは2枚か二重底。うちは台所に2枚重ね、車と子ども部屋に1枚、と分けて置いています。

どんな用途に使える?——台所・車・オムツ

  • 生ゴミの水切り。新聞紙が水分を吸ってくれるので、三角コーナーのぬめりが減ります。袋ごと可燃ゴミへ。水分が減る分、ゴミ袋が軽くなって匂いも出にくい
  • 野菜くず・果物の皮。調理中にまな板の横に立てておくと、皮をそのまま落とせます。両手がふさがっていても倒れないのがマチ付きのいいところ
  • 車の中。ドリンクホルダーやドアポケットに縦長タイプを。お菓子の袋やティッシュをまとめて、降りる時に袋ごと捨てられます
  • オムツ。使用済みオムツを新聞紙の袋に入れてから、ゴミ袋へ。新聞紙が匂いをある程度吸ってくれます。外出先で袋がない時にも
  • 子どもの工作の切りくず、鉛筆の削りかす。机の上に置いて、終わったらそのまま丸めて捨てる
  • 揚げ物の油の処理。2枚重ねの袋に新聞紙を丸めて詰め、冷ました油を吸わせる。油が熱いうちは絶対に入れないでくださいね

生ゴミに使う時の注意——濡れ物は二重に、長く置かない

便利な反面、紙なので気をつけたいこともあります。

  • 濡れたものは2枚重ねか二重底に。1枚だと底が抜けて、持ち上げた時に中身が落ちます
  • 生ゴミは長く置かない。新聞紙は水分を吸うぶん、湿ったまま置くと紙自体が匂いやカビの元になります。その日のうちに、遅くとも翌朝には袋ごと捨てる
  • 新聞のインクが食品に触れないように。捨てるもの専用にして、食べ物の一時置きや保存には使わないでください。野菜を包んで保存する時は、新聞紙とは別にキッチンペーパーを間に
  • 油や熱いものは冷ましてから。紙ですので、熱いものを直接入れない
  • 排水口に流さない。ふやけた新聞紙のかけらは排水口に詰まりやすいので、袋ごとゴミへ。流してはいけないものの話は片栗粉スライムの捨て方でも書いています

広告チラシや包装紙でも作れる

新聞をとっていなくても大丈夫。ポストに入る大きめの広告チラシ(新聞1ページくらいの大きさ)なら、2枚重ねて同じ手順で作れます。つるつるした紙は水をはじくので、生ゴミにはむしろ向いていたりします。包装紙やカレンダーの裏紙でも同じ。ただし紙が固いと角の三角が潰しにくいので、最初に底の折り目をしっかりつけておくのがコツです。

新聞紙をためておく時は、縛る日までの置き場所に困りますよね。ゆるまない縛り方は新聞紙の縛り方(ゆるまない型)にまとめました。

ゆきこ( ゚Д゚)『長男に折り方を教えたら、妙にハマって朝刊1日分を全部ゴミ袋にされました。台所に12個の新聞袋。でもおかげで三角コーナーのぬめり掃除が月1回で済むようになって、わりと本気で助かっています』

新聞紙の置き場所に困るなら、新聞ストッカーを1つ置くと、袋作りの紙と回収日に出す束が同じ場所にまとまって、台所がすっきりしますよ。


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台所まわりの「困った」つながりで、お箸がない時の代用や、保冷バッグが臭い時の対処も書いています。排水口に流していいもの・悪いものの話は片栗粉スライムの捨て方を。たまった新聞紙は新聞紙の縛り方(ゆるまない型)でまとめてどうぞ。

まとめ:見開き1枚、底は紙袋の形、濡れ物は二重に

  1. 見開き1枚と手だけで作れる。のり・テープ・はさみはいらない
  2. 折り方は半分→左右を筒に→底に筋→角を三角→差し込む→口を開く
  3. 縦長は縦に置いて折り込みを広く、底は浅めにすると倒れない
  4. 乾いたものは1枚、濡れたものは2枚重ねか二重底
  5. 生ゴミは長く置かず、インクが食品に触れないように。排水口に流さない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

新聞紙でマチ付きゴミ袋を作る早見表:見開き1枚を横長に置いて下から上へ半分に折り、左右の端を中心へ折って3cm重ね、重なりを内側に折り込んで筒にする。輪の側を7〜8cm折り上げて筋をつけて戻し、筋まで開いて左右の角を三角に潰し、上下の紙を中心へ折って差し込む。口から手を入れて底を押し出すと自立し、両脇を内側に折るとマチになる。のりもテープも不要。縦長にするなら縦に置いて折り込みを広く、底の筋は浅めに。乾いたものは1枚、濡れたものは2枚重ねか二重底。用途は生ゴミの水切り、野菜くず、車の中、オムツ。生ゴミは長く置かない、インクが食品に触れないように、熱いものは冷ましてから、ふやけた紙は排水口に流さない

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