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純正のベビーチェアカバーが汚れたり傷んだりして、買い替えを考えたことはありませんか。純正品は地味に値段が張るので、「同じような生地で手作りできないかな」と思う人は多いと思います。好きな柄の生地で作れるのも、手作りならではの楽しみですよね。
ただ、先に結論をひとつ。ベビーチェアのカバー作りでいちばん大事なのは、デザインより「ベルトの穴の位置」です。ここを外すと、せっかく縫っても使えないカバーになってしまいます。
型紙の取り方2つ、ベルトの穴を開ける手順、厚みを足さない理由、縫わずに済ませる案、洗える生地の選び方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:型紙の取り方を知りたい人|ベルトの穴が心配な人|厚みが心配な人|縫わずに済ませたい人|生地や洗い替えを知りたい人
型紙の取り方2つ——元のカバーを写す・座面に紙を当てて写す
型紙は、ゼロから起こす必要はありません。今使っているカバーがあるかどうかで、取り方を選べます。
- 方法A:元のカバーを広げて紙を重ねる。縫い代込みの形がそのまま写せて早いです
- 方法B:座面や背もたれに紙を直接当ててなぞる。カバーが無い・処分済みの時に
どちらの方法でも、ベルトが通る穴の位置には必ず印を付けておいてください。次の章がいちばん大事な話になります。型紙を取る紙は、模造紙や不要になった大きめのカレンダーの裏など、破れにくくて折り目が付きにくい物を選ぶと写しやすいですよ。縫い代は1〜1.5cmほど多めに残しておくと、後から微調整がしやすくなります。
ベルトの穴を必ず開ける——位置を写してから縫う(最重要)
ベビーチェアのカバー作りで、いちばん外してはいけないのがベルトの穴です。穴を開けずに生地をかぶせてしまうと、5点ベルトのハーネスが出せなくなり、無理に生地をこじ開けたり、ベルトを外の縫い目に引っかけたりすることになります。
- 穴の位置は型紙の段階で写す。実際にベルトを通してから印を付けると確実です
- 穴は少し余裕を持たせて開ける。ぴったりだと生地が擦れて傷みやすくなります
- 縫った後は必ずベルトを通してみる。座らせる前に、穴の位置がずれていないか確認します
- 穴の縁は補強してから開ける。周りをぐるっと縫ってからはさみを入れると、ほつれにくくなります
ベルトの通り道を生地でふさがないのは、純正でない物を挟まないのと同じ理屈です。厚み1cmでもベルトの効きが変わることがあるので、次の章で詳しく見ていきます。
厚みを足さない理由——座り位置とベルトの高さ
カバーを重ねて作る時、つい詰め物やキルト芯を足して「座り心地よく」したくなりますが、厚みを足すと座る位置が上がり、ベルトの高さが合わなくなります。もともとのベルトの通り道と、子どもの肩や股の位置がずれてしまうんです。
- 詰め物は入れない。生地は薄手〜中厚のものを1枚か2枚重ねる程度に
- 座面のクッション性は純正の物に任せる。カバーは汚れよけと考える
- 紐を長く垂らさない。結んで留めるタイプは、余った紐を短く切るか中にしまう
座らせたまま生地の付け外しをすると、バランスを崩しやすく危ないので、付け外しは椅子から下ろした状態で行ってください。作ったカバーを初めて使う日は、いつもより早めに座らせて、ベルトの締まり具合と生地のたるみを一緒に確認しておくと、外出先で慌てずに済みます。
縫わずに済ませる案——防水生地を巻いてゴムで絞る
ミシンが苦手、または時間が無い時は、縫わない方法もあります。
- 防水生地を座面に巻いて、両端をゴムで絞るだけの方法。ベルトの穴の位置に合わせて、生地を切り込んでおきます
- 面ファスナーで留める。ミシンなしでも、接着タイプの面ファスナーで留められます
どちらの方法でも、ベルトの通り道をふさがないのは変わりません。切り込みの縁がほつれやすい生地は、ほつれ止め液を使うと長持ちします。ミシン・アイロン・はさみを使う工程では、指を挟んだり熱源に触れたりしないよう気をつけてくださいね。アイロンは生地の端で温度を確かめてから当てると、生地を傷めにくく、火傷の心配も減らせます。
洗える生地の選び方——撥水・乾きやすさ・洗い替えは2枚
食べこぼしやよだれが付く場所なので、生地は見た目より機能で選びたいところです。手芸店や生地専門店では、赤ちゃん用品向けにまとめられた撥水生地のコーナーがあることも多いので、実際に触って厚みを確かめてから選ぶと失敗しにくいですよ。
| 生地の種類 | 特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 撥水加工の綿麻 | 水滴をはじく。乾きやすい | 毎日使う普段用 |
| ラミネート生地 | 表面が防水。汚れがさっと拭ける | 食事の時間が長い子 |
| 厚手のオックス | 丈夫だが乾きにくい | 外出用の予備に |
洗い替えは2枚あると、洗濯中も困りません。1枚を洗っている間、もう1枚を使う回し方が基本です。洗濯機に入れる前に、ベルトの穴のほつれや縫い目の緩みを軽く確かめておくと、乾かしてからほどけているのに気づく、という手戻りが減ります。乾かす時は形を整えて陰干しにすると、色あせと縮みを防ぎやすいですよ。
ベビー用品全般に言えることですが、顔を覆う布は使わない・密閉しない、紐やゴムは首に回らない長さにする、ベビーベッドやサークルの柵の内側に物を吊るさない、小さい部品はトイレットペーパーの芯を通る大きさなら誤飲する年齢の手が届く所に置かないといった基本も、あわせて意識しておくと安心ですよね。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、デザインを凝るより、ベルトの穴の位置を先に決める方が失敗しないと思っています。仕事柄、こういう手作り品の相談を受けると、まず穴の位置から聞くようにしています』
型紙やベルトの穴あけが大変そうなら、最初から手作りせず、洗えるカバーを買ってしまうのも選択肢のひとつです。
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まとめ:デザインよりベルトの穴の位置から決める
- 型紙は元のカバーを写すか、座面に紙を当てて写す。ベルト穴の位置に必ず印を付ける
- ベルトの穴は型紙の段階で写し、縫った後に必ず通して確認する
- 厚みを足さない。詰め物を入れると座り位置が上がりベルトの高さが合わなくなる
- 縫わない案は防水生地を巻いてゴムで絞るか面ファスナー留め。ベルトの通り道はふさがない
- 生地は撥水・乾きやすさで選び、洗い替えは2枚。合わなければ市販品も選択肢
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手順を1枚にまとめました。



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