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裁縫箱を開けるたびに、糸とボビンがばらばらで、同じ色を探すのに時間がかかる。そんな悩み、よく聞きます。糸だけまとめて缶に入れていたら、今度はどのボビンとどの糸が組だったか分からなくなった、という声も少なくありません。
先に結論をひとつ。「何に入れるか」より先に、「同じ色の糸とボビンを組で置く」ことを決めてしまうと、あとの収納選びがぐっと楽になります。100円ショップの型、手作りの型、それぞれのやり方と、糸の劣化を防ぐしまい方、壁掛けにする時の注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:安全と並べ方を先に知りたい人|100均で済ませたい人|手作りしたい人|糸の劣化が気になる人|壁掛けにしたい人
先に安全——針・待ち針は本数を数えて別に保管
収納の話に入る前に、ひとつだけ確認しておきたいことがあります。糸やボビンと一緒に、針や待ち針も裁縫箱に入っている家は多いですよね。針・待ち針は本数を数えて、糸やボビンとは別の場所に保管してください。床や布団に紛れ込むと、素足やはだしの手で踏んでしまう危険があります。
- 本数を数える。使い始めと片づける時に本数を確認すると、なくなった時にすぐ気づけます
- 磁石で集める場合も、子どもとペットの手の届かない所に。磁石付きのピンクッションは便利ですが、小さな子どもやペットが磁石ごと持ち出せない場所を選びます
- 重いミシンは両手で持ち、落とさない。収納の位置を変える時にミシン本体も動かすなら、片手で持ち上げないようにします
ここまで押さえたうえで、糸とボビンの収納を考えていきましょう。
糸とボビンは「組」で置く——100円ショップの型
収納の基本の考え方は、同じ色の糸とボビンを、隣同士に置くことです。糸だけをまとめて缶に、ボビンだけをまとめてケースに、と分けてしまうと、結局その場で組み合わせを探すことになります。
| 100円ショップの型 | 向く量 | ひとこと |
|---|---|---|
| 仕切りケース | 色数が多い人 | 1マスに糸1本とボビン1個をセットで。ふたつきなら持ち運びやすい |
| ピルケース | ボビンだけをまとめたい人 | 小さなボビンがちょうど収まる。中身が見える透明な物が探しやすい |
| ペグボード | よく使う色を数本だけ出しておきたい人 | 糸を立てて掛け、下にボビンを一緒に留める |
色数が多い家では仕切りケース、よく使う定番色だけ手元に出しておきたい家ではペグボードが向いています。両方を組み合わせて、「よく使う色は出す」「その他はケースにしまう」と分けるのもおすすめです。ケースを選ぶ時は、糸の長さや太さに幅があると1マスに収まりきらないこともあるので、家にある糸の量を一度見てから選ぶと失敗しにくいです。
手作りで収納する——牛乳パック・ワイヤーネット・段ボール
家にある材料で作る方法も、実は多くの家で選ばれています。作り方の一例を紹介します。
- 牛乳パックの仕切り。洗って乾かした牛乳パックを、糸の直径に合わせて切り分けて並べると、簡易の仕切りケースになります。切り口はテープで保護すると手を切りにくくなります
- ワイヤーネット+フック。ワイヤーネットを壁や箱の内側に立てて、S字フックに糸を掛ける形です。ワイヤーネットの切り口は内側に折り込んでおくと安全です
- 段ボールに竹串。段ボールの側面に穴を開けて竹串を通し、糸巻きの芯にする方法もあります。竹串の先はとがっているので、扱う時と保管する時は先を覆っておいてください
手作りの収納は費用を抑えられる一方で、耐久性は既製品に劣ります。頻繁に使う道具なので、壊れやすい部分がないか、時々見直してあげると長持ちします。ワイヤーネットの結束バンドの切り口も、面で切ってから使うと、収納を出し入れする時に指を引っかけにくくなります。
糸の劣化を防ぐしまい方
せっかく整理しても、しまい方を間違えると糸が劣化してしまいます。
- 直射日光を避ける。日光に当たり続けると、糸の色あせと強度の低下が進みます
- 湿気を避ける。湿った場所では、糸がべたつく・カビが生えることがあります。除湿剤と一緒に収納するのも手です
- 古い糸は切れやすい。ボビンに巻いた糸が純正でない場合、糸調子が合わずに切れやすくなることもあります。詳しくはミシンの下糸がゆるい時にまとまっています
収納ケース自体にも通気性が求められるので、密閉しすぎない、ふたに小さな隙間がある物を選ぶのもひとつの工夫です。
壁掛けにする時の注意——重さと落下
糸を壁掛けにすると見た目もすっきりしますが、注意点もあります。
- 重さを分散させる。糸をまとめて1か所に掛けると、その部分だけ重くなり、落下につながります
- 固定をしっかり。壁掛けの器具は、糸とボビンをまとめた重さに耐えられる物を選びます
- 子どもの手が届く高さを避ける。針を使わない糸だけの壁掛けでも、引っ張って落ちてくると危ないので、高さと固定は慎重に
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、収納グッズを選ぶより先に「組で置く」ルールを決める方が効くと思っています。ケースが変わっても、このルールさえ守れば探す時間は減りますよね』
💡 この困りごとへの提案
仕切りケースをひとつ用意しておくと、糸とボビンの組をそのまま保てて、探す時間がぐっと減ります。手作りと組み合わせて使っている家も多いです。
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下糸のゆるみが気になる人はミシンの下糸がゆるい時、上糸の調子が悪い人はミシンの上糸がゆるい時、裁縫箱ごと見直したい人は裁縫箱の代用、ミシンを使わなくなった時の考え方はミシンを買って後悔した理由にまとめています。
まとめ:糸とボビンは組で置く。針の保管を忘れずに
- 糸とボビンは組で置く。同じ色を隣同士にすると探す時間が減る
- 100円ショップは仕切りケース・ピルケース・ペグボードが向く。色数と使う頻度で選ぶ
- 手作りは牛乳パック・ワイヤーネット・段ボールで作れる。切り口の処理を忘れない
- 直射日光と湿気を避けてしまう。古い糸は切れやすいので早めに交換を
- 針・待ち針は本数を数えて別保管。磁石は子どもとペットの手の届かない所
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手順を1枚にまとめました。



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