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「自分の生活範囲は、ほとんど平地だし、変速機っていらないのでは」。そんなふうに思ったことがある人、多いのではないでしょうか。変速付きの自転車を持っていても、実際にはほとんど1段か2段しか使っていない、という声もよく見かけます。使わない機能のためにお手入れの手間や重さを背負っているとしたら、もったいないと感じるのも自然なことですよね。
先に結論をひとつ。「いらない」かどうかは、地形と体力、荷物の量で決まります。断定はできません。平地中心の生活なら変速なしでも十分なことが多い一方で、坂道や子ども乗せがあると話は変わってきます。向く人・向かない人の早見表、メリットとデメリット、使わないなら固定しておく方法まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:向くか向かないか知りたい人|メリット・デメリットを比較したい人|使わないので固定したい人|外して単速にしたい人
向く人・向かない人の早見表
「変速がいらないかどうか」は、下の3つの条件で考えると分かりやすいです。
| 条件 | 向く傾向 |
|---|---|
| 平地・短距離・荷物少なめ | 変速なしでも十分なことが多い |
| 坂道が多い、または長距離を走る | 変速があると楽なことが多い |
| 子ども乗せ・買い物で荷物が重い | 変速があると発進や坂道が楽になりやすい |
| 手入れの手間を減らしたい | 変速なしの方がシンプルで済むことが多い |
ただし、これも一般的な傾向であって、体力や乗る頻度によって感じ方は変わります。同じ坂道でも「大した負担ではない」と感じる人もいれば、「変速がないと厳しい」と感じる人もいて、断定はできません。実際に何度か乗ってみて、自分の体感で決めるのがいちばん確実です。通勤・通学のルートが決まっている人は、一度そのルートを変速付きの自転車で走ってみて、どのギアをどのくらい使っているかを確認するのもひとつの方法です。ほとんど1段のままで走り切れるなら、変速なしでも困らない可能性が高いと言えます。
変速なしのメリット・デメリット
「いらない」を考える時は、メリットとデメリットの両方を並べてから判断するのがおすすめです。
- メリット・軽い。変速機やワイヤーの分、車体が軽くなる傾向があります
- メリット・壊れにくい。可動部分が少ない分、不調が起きにくいと言われます
- メリット・値段の傾向。同じグレードなら変速なしの方が抑えられることがあります
- メリット・手入れが楽。注油や調整の手間が減ります
- デメリット・坂道がつらい。ギアを軽くできないので、体力で押し切る形になります
- デメリット・荷物が重いと発進が大変。子ども乗せや買い物での負担が増えやすいです
- デメリット・信号や段差の多い道で忙しい。ギアで調整できない分、こぎ方や体の使い方で負担を吸収することになります
「変速付きを買ったのに使っていない」という人は、次に買う時に変速なしを検討する材料として、この表を参考にしてみてください。逆に「変速なしで買ったけれど坂道がつらい」という人は、後から変速機を追加できるかどうかは車体の構造によるため、店に相談してみるのがおすすめです。
ゆきこ( ゚Д゚)『「変速がないと不便そう」というイメージだけで判断するのはもったいないと思います。平地中心の生活なら、手入れが楽という方がずっと効いてくることも多いんですよね』
「使わない」なら固定しておく使い方
変速機はあるけれど、実際にはほとんど使わない、という場合は、無理に外さなくても、固定して乗る方法があります。
- いちばんよく使うギアに固定する。平地中心なら真ん中あたりのギアに合わせておくと、発進も走行も無理がありません
- レバーには触らない。固定した位置から動かさないようにしておけば、意図せず変速してしまうことを防げます
- たまに動かして固着を防ぐ。まったく動かさないままだと、いざという時に固着してしまうことがあるので、月に一度程度は軽く動かしておくと安心です
この方法なら、店に持ち込む手間もかからず、今の車体のまま「実質的に変速なし」で乗ることができます。使わない機能を無理に取り除く必要はなく、必要になった時にまた使えるのも利点です。旅行先で坂道の多い場所に行く予定ができた時なども、固定を解除するだけで対応できるので、あとから状況が変わる可能性がある人には特におすすめの方法です。
外して単速化は店へ
「いっそ変速機を外して単速にしたい」と考える人もいますが、これは自分で行うのはおすすめしません。
- チェーンの長さの調整が必要。変速機がテンションを保っていた分、外すとチェーンがたるみます
- テンショナー(チェーンの張りを保つ部品)の取り付けが必要になることが多い。単純に部品を外すだけでは済みません
- 後輪の交換が必要になる場合もある。車体の構造によって対応が変わります
- ブレーキとの位置関係の調整が必要なこともある。変速機を外すことで、他の部品の配置に影響が出る場合があります
費用や作業内容は車体によって差が大きいため、この記事では金額を断定しません。まずは店に相談して、自分の自転車で単速化が可能かどうか、どのくらいの作業になるかを確認するのが確実です。特定の車種や製品をすすめるものではなく、あくまで一般的な流れとして知っておいてもらえればと思います。
変速機を残す場合も、外す場合も、日々の点検は変わらず大切です。動かなくなってから慌てないよう、普段からチェーンとワイヤーまわりを軽く見ておく習慣をつけておくと安心ですよ。動かない時の対処は変速機が動かない時の対処にまとめています。「変速なしにしたら後悔しないか」が不安な人は、まずは固定して乗る方法で1〜2週間試してみて、それから外すかどうかを決めても遅くありません。急いで結論を出す必要はないんです。
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まとめ:地形と荷物で決める。断定せず自分の体感で
- 平地中心なら変速なしでも十分なことが多い。坂道・荷物が多いなら変速がある方が楽
- メリットは軽さ・壊れにくさ・値段・手入れの楽さ。デメリットは坂道と荷物での負担
- 使わないなら固定して乗る方法もある。よく使うギアに合わせ、レバーに触らない
- 外して単速化は自分でしない。チェーンやテンショナーの調整が必要になるため店へ
- 地形・体力で向き不向きは変わる。製品名で断定せず、自分の体感で決める
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手順を1枚にまとめました。



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