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冷蔵庫にロースハムがある。サンドイッチにはさみたいけれど、焼かずにそのまま食べていいのかな。「生で食べる」と言っていいのかな。そう迷って、手が止まったことはありませんか? 袋の裏を見ても、書いてある言葉が難しくて、結局よく分からないまま、という人は多いと思います。
子どもに出していいのか、体に悪いのか、太るのか、と心配が重なりやすい食べ物でもありますよね。先に結論をひとつ。答えは袋に書いてあります。見る場所は「種類別名称」と「召し上がり方」の2か所です。どちらの場合かは商品によって違うので、袋の表示で確かめてください。かわりに、自分の手元の袋で判断できるように、読み方を順番にお伝えします。
この記事は健康への影響を断定するものではありません。食品は表示の範囲で読んでください。食べ物は薬の代わりにはなりません。持病がある方・食事の制限を受けている方・妊娠中や授乳中の方は、医師や管理栄養士に相談してください。
ケース別に読む:そのまま食べたい人|加熱の指示がある人|サンドイッチ・サラダに入れたい人|子どもに出したい人|体に悪い・太ると気になる人
そのまま食べていい?——袋で見る3か所(種類別名称・保存方法・召し上がり方)
ロースハムと一口に言っても、売り場に並ぶ商品の作り方はいろいろです。加熱してある商品なのか、食べる前に加熱が必要な商品なのかは、見た目や値段では分かりません。手がかりがあるのは、袋やパッケージの表示だけなんです。
多くの場合、ロースハムは「加熱食肉製品」などの種類別名称で売られていて、表示どおりにそのまま食べられる商品が多いと言われます。ただ、あくまで「多い」であって「必ず」ではありません。見る場所は次の3つです。
| 見る場所 | 書いてあること | 読み方 |
|---|---|---|
| 種類別名称 | 商品の区分(加熱食肉製品など) | 自分の袋に書かれた言葉をそのまま読む |
| 保存方法 | 要冷蔵などの保存の指示 | 冷蔵庫で保存。開封後は早めに使い切る |
| 召し上がり方 | そのままか、加熱が必要かの案内 | 書いてあるとおりに。なければメーカーへ |
「生で食べる」という言い方が引っかかる人もいますよね。ここで言う「生」は、加熱していない状態で食べるという意味で、生ハムとは別の商品の話です。生ハムの扱いは生ハムの保存にまとめています。ロースハムで迷った時は、まず自分の袋の「召し上がり方」を見てください。
表示が読みにくい、袋を捨ててしまった、という時は、メーカーのよくある質問やお客様相談室で確認できます。自分で決めきれないまま食べるより、ずっと確かです。ちくわでも同じ表示の読み方をしているので、ちくわは生でそのまま食べられる?も参考になります。
加熱の指示がある時——中まで火を通す
袋の「召し上がり方」に、「加熱してお召し上がりください」「中まで火を通してください」といった案内がある商品もあります。その場合は、そのままでは食べません。表示にある指示が、その商品でいちばん確かな方法です。
- 袋の召し上がり方を読む。「そのまま」と書いてあるか、「加熱」と書いてあるか
- 加熱の案内があれば、中まで火を通す。炒める、焼く、スープや煮物に入れるなど、使いやすい方法で
- 書いていなければ、メーカーに確認。自分の判断で決めない
加熱の時のポイントは、中まで火を通すことです。表面だけ温めても、重なったところが冷たいまま、ということになりがちです。重なった枚数が多い時は、ほぐして広げてから加熱しましょう。時間や温度は商品・量・調理器具で変わるので、袋の表示を目安にしてください。袋の案内と、全体がしっかり温まっているかを見て確かめてください。
火を通したあとも、長く置かず早めに食べるのが基本です。生の肉を切った包丁やまな板を使い回す時は、いったん洗ってからにしましょう。
サンドイッチ・サラダに入れる時——開封後は早めに使い切る
そのまま食べられる表示がある商品でも、開封した瞬間から、保存のルールは変わります。ロースハムは要冷蔵の商品です。開封後は、袋に書かれた期限にかかわらず、早めに使い切る前提で考えてください。サンドイッチやサラダは、そのあとに加熱しないで食べる料理なので、扱いは丁寧にしたいところです。
- 手とまな板を清潔に。洗った手で、きれいな道具を使います
- 使う分だけ出して、残りはすぐ冷蔵庫へ。袋の口をしっかり閉じるか、別の容器に移します
- 出しっぱなしにしない。食卓やキッチンに置いたままにしないでください
- ぬめり・酸っぱいにおい・糸を引く・色の変わり方が気になるものは、食べません
お弁当に入れる場合は、食べるまでの時間があくので、もう少し慎重に考えます。期限切れの扱いと合わせて、ロースハムの賞味期限切れ・お弁当の記事にまとめています。保存期間の目安や冷凍の方法は、ハムの保存の記事が詳しいので、そちらをどうぞ。
子どもに出す時の考え方——小さく切る・塩気・アレルギー表示
小さな子どもに何歳から出していいのか、という問いに、この記事で年齢を言い切ることはしません。まずメーカーの案内(パッケージや公式のよくある質問)を見てください。離乳食の進め方に関わる月齢の子は、自治体の案内や、かかりつけの医師に確認しましょう。
- 小さく切る。薄いハムでも、口の中で丸まったり、はりついたりします。噛み切りにくい形のまま、丸ごと渡さないでください
- 塩気のある加工品なので、量は控えめに。栄養成分表示の「食塩相当量」と、1回の量を見ます
- 食べている間は大人がそばで。歩きながら、寝転びながら食べさせません。飲み物を添えて、口に詰め込ませないようにします
- アレルギー表示を見る。卵・乳・小麦・大豆・豚肉など、表示されている原材料を、開ける前に確認します
体に悪い? 太る?——表示と1回の量で読む
「ハムは体に悪いのでは」「太るのでは」という声も、よく見かけます。ここでは、健康への影響を言い切ることはしません。食べる人の体質や、食事全体、持病の有無で変わるからです。気になる方は、国や自治体など公的機関の情報を見て、持病がある方は医師に相談してください。
塩気のある食品なので、減塩を指示されている方や、腎臓・血圧の持病がある方は、食べてよい量を医師に確認してください。この記事でお伝えできるのは、袋の表示を自分で読むところまでです。
| 見る所 | 読み方 |
|---|---|
| 栄養成分表示の単位 | 1枚あたりか、100gあたりか。単位をそろえないと比べられない |
| 内容量 | 何枚入りか。1回に食べる枚数を先に決めておく |
| 原材料名 | 使われている材料。多い順に並ぶ |
| アレルギー表示 | 家族に合うか、開ける前に確認する |
食べ過ぎを防ぐには、袋ごと出さずに、食べる枚数だけ取り出すのが楽です。ほかの料理やおかずと合わせて、1日の中で考えます。量は表示どおりの1回分を目安に。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ハムの迷いは「買ってきた日に、袋の召し上がり方を見る」だけで、ほとんど消えると思います。見方を家族で共有しておくと、誰が開けても同じ判断になりますよね』
💡 この困りごとへの提案
使う分だけ開けられる小分けパックのロースハムなら、開封後の置きっぱなしが減らせます。食べ切れる量を買うこと、1回の量は表示どおりにすることが前提です。
あわせて読みたい
ハムの保存期間と冷凍の方法はハムの保存の記事、生ハムの扱いは生ハムの保存の記事、同じ表示の読み方でちくわを見たい時はちくわは生でそのまま食べられる?にまとめています。期限が切れていた時とお弁当はロースハムの賞味期限切れ・お弁当の記事、サラミをそのまま食べる時はサラミのそのまま・何歳からの記事もどうぞ。
まとめ:答えは袋の「種類別名称」と「召し上がり方」。開封後は早めに、子どもには小さく切って
- そのまま食べられるかは、袋で決まる。種類別名称と召し上がり方を読む
- 加熱の指示があれば、中まで火を通す。自分の判断で決めない
- 開封後は早めに使い切る。ぬめり・酸っぱいにおい・糸を引くは食べない
- 子どもには小さく切って、大人がそばで。年齢は断定せず、メーカーの案内を見る
- 体に悪い・太るは断定しない。表示と1回の量で読み、持病は医師へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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