冷凍カレーを袋や容器のまま解凍していい?——表示の見方、湯せんとレンジの注意、沸騰するまで温め直す理由、お弁当に持っていく時の考え方、カレーうどん用に容器で凍らせた時

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作りすぎたカレーを、ジッパー付きの保存袋やふた付きの保存容器に入れて冷凍した。さて食べる日になって、「袋のまま湯せんしていいのかな」「容器のままレンジにかけて平気かな」と手が止まる。冷凍カレーの解凍って、地味に迷いどころですよね。

先に考え方をひとつ。袋や容器のまま温めていいかは、その袋や容器に書いてある「耐熱温度」「電子レンジ可」「湯せん可」の表示しだいです。表示がなければ、鍋や耐熱の器に移して、しっかり沸騰するまで温める。この順番を覚えておくと迷いません。いまの状況に近い章を、分岐図から探してください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ保存袋で凍らせた→湯せん可の表示を見る第2章へ ▶容器で凍らせた→電子レンジ可の表示を見る第3章へ ▶表示が見当たらない→鍋に移して沸騰まで第4章へ ▶お弁当に入れたい→中まで温めて冷ます第5章へ ▶カレーうどん用に凍らせた→容器か鍋かを先に決める第1章へ ▶

ケース別に読む:袋と容器の表示を知りたい人|保存袋で湯せんしたい人|容器でレンジにかけたい人|沸騰させる理由を知りたい人|お弁当に入れたい人

4コマ漫画|冷凍カレーと袋の表示1袋のまま温めるこのまま湯せんする?保存袋のカレー2ついやりがち鍋肌に袋がぴったり…袋が鍋に触れる3表示を見る湯せん可と書いてある耐熱の表示を確かめる4皿を沈めて温める沸騰までしっかり袋が鍋底に触れない

まず「袋・容器・鍋」のどれで凍らせたか——表示の探し方

冷凍したカレーは、入れ物によって解凍のしかたが分かれます。同じ保存袋でも、冷凍用なのか、電子レンジ可なのか、湯せん可なのかは、袋によって違います。表示は、袋の隅や箱の裏、容器の底やふたに小さく書かれていることが多いです。

入れ物ごとの考え方保存袋湯せん可を探すレンジ可も別の表示保存容器耐熱の表示を見るふたの扱いも見る鍋・耐熱の器表示がない時の本命移して温める

探すのは、たとえば次の言葉です。「電子レンジ可」「湯せん可」「耐熱温度」「冷凍可」「ふたは外して加熱」。表示が見つからない、読めない、古くて分からない時は、袋や容器のまま温めないと決めておくのが安全です。凍ったカレーを袋から出して鍋に移すのは、慣れれば難しくありません。

カレーの保存と冷凍の基本、じゃがいもが冷凍に向かない理由などは、カレーの保存方法とカレールウの保存方法で整理しています。保存の日数の数字は、そちらを見てください。

保存袋のまま湯せん——湯せん可の表示だけ。袋を鍋肌に触れさせない

保存袋のカレーを湯せんしたい時は、まず袋に「湯せん可」と書いてあるかを確かめてください。書いていない袋を熱湯に入れると、袋が溶けたり、破れたりして、やけどの原因になります。

保存袋の湯せんOK湯せん可の袋だけ鍋の底にお皿を沈める袋の口を閉じて入れる取り出す時はトングでNG表示のない袋を入れる袋が鍋肌に触れる熱湯を一度に捨てる凍った袋を勢いよく入れる

袋が鍋の底や側面に触れると、そこだけ熱くなって溶けることがあります。鍋の底に小さな耐熱の皿を沈めて、その上に袋を置くと、直接触れずに済みます。湯の量は、袋が浮いてしまわない程度に。

温めたあとの湯は熱いので、捨てる時は流しにゆっくり。袋を取り出す時も、手でつかまずに、トングやお玉を使ってください。蒸気でのやけども多いので、顔を近づけないことも大切です。

凍ったカレーが固くて袋から出せない時は、少し湯せんでゆるめてから、割って鍋に移す方法もあります。袋ごと温めるより、鍋に移して火にかける方が、ムラなく温まりやすいんです。

容器のままレンジにかける——電子レンジ可の表示と、加熱ムラ

ふた付きの保存容器で凍らせたカレーは、容器の表示を見て、電子レンジ可かどうかを確かめます。電子レンジ可の表示がない容器や、耐熱温度が足りない容器は、そのままレンジにかけません。変形したり、溶けたりすることがあります。

  • ふたは外すか、少しずらす。密閉したままだと、中の蒸気で破裂する心配があります。表示にある使い方に従ってください
  • 混ぜて加熱ムラをなくす。凍ったカレーは、端だけ熱くなり、中心が冷たいままになりやすいです。途中で取り出して混ぜ、また加熱します
  • 油分で容器が傷むことがある。カレーの油や色が、容器に移ることもあります。長く使う容器は、傷みを見て買い替えてください
  • 取り出す時はやけどに注意。容器も中身も熱くなります。ミトンや厚手の布で

加熱の時間とワット数は、カレーの量や容器、レンジの機種で変わります。取扱説明書と、容器の表示を見て決めてください。解凍の機能を使う時は、半分くらい溶けた状態で止めて、鍋や耐熱の器に移して温め直す考え方もあります。

カレーうどん用に、あらかじめ容器で凍らせておく場合も同じです。容器のまま温めるか、鍋に移して、うどんと一緒に温めるかを先に決めておくと、迷いません。

表示がなければ鍋へ——沸騰するまで温める理由

カレーの温め直しは、鍋に移して、全体がしっかり沸騰するまでというのが基本です。これはカレーの保存方法でも書いている考え方です。

カレーは、大きな鍋でたくさん作って、ゆっくり冷ます間に、ウェルシュ菌が増えやすい食べ物だとされています。この菌は、熱に強い形になって生き残り、冷める間にまた増えることがあります。そのため、温め直しは「温かくなった」ではなく「沸騰するまで」が目安になるんです。時間ではなく、鍋の中がぐつぐつして、全体が熱くなっていることを見てください。

  • 鍋のまま常温で長く置かない。粗熱を取ったら、早めに冷蔵庫か冷凍庫へ
  • 一度溶けたカレーを再び凍らせない。小分けにして、1回に使う分ずつ
  • じゃがいもは冷凍に向きにくい。ぼそぼそしやすいので、取り除いて凍らせる人も多いです
  • 具材の食感が変わる。肉や野菜の固さは、冷凍で変わることがあります

「何日もつ?」という疑問は、状態や冷凍庫で変わります。カレーの保存方法に目安が書いてあります。冷凍したものでも期限はあります。迷ったら食べないでください。

お弁当に入れたい——中まで温めて、冷まして、保冷

冷凍カレーをお弁当に入れる時は、いつもより一段、気を使います。詰める前に、鍋やレンジで中まで温め、きちんと冷ましてからお弁当箱に入れてください。温かいままふたをすると、蒸気がこもって傷みやすくなります。

カレーのお弁当OK沸騰するまで温める冷ましてから詰める保冷剤と一緒に持つ食べ切れる量にするNG凍ったまま詰める温かいままふたをする暑い車内に置く残りを持ち帰って食べる

スープジャーを使う場合は、取扱説明書の使い方を見てください。温かいまま入れるタイプと、冷たいまま入れるタイプがあり、使い方を間違えると、保温の効果が出なかったり、傷みの原因になったりします。レトルトカレーでお弁当を作る時の考え方はレトルトカレーをお弁当に入れる時に、スープジャーのカレーのにおい対策はスープジャーのカレーのにおいにあります。

カレーは、小分けにして薄く平らに凍らせておくと、温めムラが出にくく、解凍も早くなります。袋に日付を書いておくと、いつ凍らせたか分からなくなる心配も減ります。ただし、冷凍の期限は商品や家庭の冷凍庫で変わるので、日付は目安にして、解凍した時のにおいや見た目も確かめてください。少しでも不安があれば、温め直さずに食べるのをやめる方が安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『湯せんに使えるかどうかは、袋の表示を見てから、が大前提ですよね。あとは鍋の中で、ぐつぐつするまで待つ。それだけで安心感がずいぶん違うと思います』

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湯せんをよくする家庭なら、湯せん可の表示がある冷凍用の保存袋を選んでおくと、迷いが減ります。買う時は食べ切れる量が入る大きさを選んで、使う前に耐熱の表示を見てください。


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カレーの保存と温め直しの基本はカレーの保存方法とカレールウの保存方法に、レトルトカレーをお弁当にする時はレトルトカレーのお弁当に、冷凍用の保存袋の選び方は冷凍用の保存袋の選び方にまとめています。

まとめ:袋と容器は表示を見てから。表示がなければ鍋に移して、沸騰するまで温める

  1. 袋や容器のまま温めていいかは表示しだい。湯せん可・電子レンジ可を見る
  2. 湯せんは袋を鍋肌に触れさせない。皿を沈めて、やけどに注意
  3. 容器のレンジは、ふたと加熱ムラに注意。途中で混ぜる
  4. 温め直しは沸騰するまで。鍋のまま常温に置かない
  5. お弁当は中まで温めて冷まし、保冷剤と一緒に。迷ったら食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

冷凍カレーを袋や容器のまま解凍する時の早見表:袋や容器のまま温めていいかは耐熱温度・電子レンジ可・湯せん可の表示しだいで、表示がなければ鍋や耐熱の器に移す。保存袋の湯せんは湯せん可の袋だけ、鍋の底に皿を沈めて袋が鍋肌に触れないようにし、熱湯を捨てる時のやけどに注意。容器のレンジはふたを外すかずらし、途中で混ぜて加熱ムラをなくし、取り出す時のやけどに注意。温め直しは鍋に移して沸騰するまで、鍋のまま常温に置かず、一度溶けたカレーを再び凍らせない。お弁当は中まで温めて冷まし、保冷剤と一緒に持つ。保存の日数は既存の保存記事を見て、迷ったら食べない。

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