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照り焼きチキンやぶりの照り焼きを作ったあと、フライパンやボウルに残った照り焼きのタレ。市販のボトルが半分残っているケースもありますよね。甘辛い味は捨てるのがもったいなくて、取っておいたものの、使い道が決まらないまま冷蔵庫に居座りがちです。
先に結論をひとつ。照り焼きのタレは、「市販のボトルか、手作りか、生の肉に触れたか」で扱いが変わります。市販の未使用の分は開封後の表示どおりに冷蔵し、手作りや生の肉に触れたタレは使い回さず、残すなら加熱してから。そのうえで、使い道は「焼く・煮る・和える」の3方向で考えます。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:市販のタレが余った人|手作り・生の肉に触れたタレの人|肉以外に使いたい人|焦げやすくて困る人|レンジで使いたい人
市販のタレが余った時——開封後は表示どおりに冷蔵
ボトルに入った市販の照り焼きのタレは、ラベルの「保存方法」と「開封後の取り扱い」が基準です。開封後の日数や、冷蔵が必要かどうかは商品で違うので、そのラベルを読んでください。
焼肉のたれなど、ほかのたれと同じ線で考えられる部分も多いので、開けたあとの保存の目安は焼肉のたれの保存も参考になります。期限が切れていた時は、次の4点で見ます。
- 賞味期限と消費期限は別。消費期限を過ぎた物は食べません
- 賞味期限を過ぎても食べられる場合があるのは、未開封で、表示どおりの保存をしていた時だけ
- におい・味・色・カビ・ふくらみ・液もれ・分離して戻らない状態があれば食べません
- 乳幼児・高齢の方・妊娠中の方・体調のすぐれない方には出しません
開封後に常温で置いてしまった時間は、取り戻せません。迷ったら食べないのが、いちばん安全です。口のまわりについたたれを拭いて、清潔なスプーンで使うだけでも、傷みにくさは違ってきます。
ボトルの置き場所も大切です。ドアポケットは開け閉めのたびに温度が変わりやすいので、気になる時は庫内の安定した場所に置くのも一つの考え方です。ふたの内側や注ぎ口にたれが固まっていたら、拭き取ってから閉めてください。固まったたれの残りに汚れが入り込むと、においや味の変化の原因になります。
手作りのタレ・生の肉に触れたタレ——使い回さない
照り焼きの肉やぶりを漬け込んだタレ、焼きながら何度も肉にかけたタレは、生の肉や魚に触れています。こうしたタレには、肉や魚についていた菌が移っている可能性があります。そのため、残ったタレを、そのままほかの料理に使い回したり、ボトルに戻したりしないでください。
- 残すなら、一度しっかり煮立てて加熱してから。そのまま火を通さずに取っておかない
- 常温には置かない。粗熱が取れたら、清潔な容器に入れて冷蔵庫へ
- 手作りのタレは、作り置きの日数を決めつけない。使い切れる分だけ作るのが基本です
- 肉を触った箸やスプーンで、清潔な瓶のタレを取らない
手作りのタレは、保存料の入った市販品と違い、傷みやすい面があります。分量が余りそうな時は、最初から少なめに作る方が、あとで悩まずに済みます。
肉以外に使いたい時——焼く・煮る・和えるで考える
市販の甘辛いタレは、しょうゆ・砂糖・みりんなどの味がまとまっているので、味が決まりやすい調味料です。使い道は、次の3つの方向で考えます。
| 方向 | 料理名の例 | ひとこと |
|---|---|---|
| 焼く | 厚揚げ、鶏のささみ、ぶり、なす | 表面を焼いてから、最後にタレをからめる |
| 煮る | 大根、こんにゃく、里いも | しっかり味がつくので、加えすぎに注意 |
| 和える | ゆでたブロッコリー、ごぼう | 少量から。足りなければ足す |
どれも、「タレだけで味が決まるかどうか」を試すつもりで、少しずつ入れるのがコツです。冷凍のつくねの味つけに使う話は冷凍つくねの解凍・お弁当の考え方にあります。
肉以外に使うと決めたら、まず「その食材は、タレだけで味が足りるか」を考えてみてください。厚揚げやこんにゃくのように味のしみにくい食材は、タレの味がはっきり出ます。逆に、元から味のある食材には、少なめで十分です。甘辛い味は子どもにも食べやすい反面、塩気も糖分もあるので、使う量は表示の目安を見ながら加減してください。
アレルギーのある家族がいる時は、市販のタレの原材料名とアレルギー表示を確認しましょう。小麦や大豆、ごまなどを含む商品が多く、商品によって違います。手作りのタレでも、使った調味料のラベルに表示があります。
焦げやすい時——糖分が多いので弱めの火、最後にからめる
照り焼きのタレは、砂糖やみりんなど糖分が多いため、フライパンで焦げやすい調味料です。早く入れすぎたり、強火で長く煮詰めたりすると、焦げて苦くなり、煙も出ます。
- 先に食材に火を通す。タレは最後の仕上げで入れます
- 火は弱めに。ふつふつしたらすぐからめて、火から外す
- 煮詰める時は少量ずつ。ぐつぐつしてはねると、熱いタレでやけどします
- 子どもが近くにいる時は特に注意。フライパンから離れない
焦げついたフライパンは、無理にこすらず、冷めてから水につけると落としやすくなります。焦げすぎて煙が出たら、火を止めて換気してください。
焦げが心配な時は、フライパンを一度火から外し、タレを入れてから余熱でからめる方法もあります。照りが足りなければ、火を戻して少しだけ温めます。焦がしてしまったタレは、苦みが強く出て、食べても美味しくありません。無理に使わず、取り除いてから仕上げ直しましょう。
レンジで使う時——吹きこぼれ・焦げ・容器の熱さに注意
レンジでタレを温めたり、軽く煮詰めたりしたい時もあります。糖分の多いタレは、レンジの中で急に吹きこぼれたり、容器が熱くなったりします。
- 耐熱の容器を使う。容器の表示と、ラップをかけてよいかを確かめる
- 少量ずつ温める。多めに入れると吹きこぼれやすい
- 加熱ムラが出やすい。途中で一度取り出して、混ぜてからまた温める
- 時間とワット数は、機種や量で変わる。レンジの取扱説明書を見て、様子を見ながら
- 取り出す時は、容器も蒸気も熱い。ミトンを使い、顔を近づけない
生の肉に触れたタレを、レンジで軽く温めるだけで済ませるのは避けてください。加熱が足りないことがあります。残すなら、鍋でしっかり煮立てる、という前の章の考え方に戻りましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、余ったタレは「もったいない」で取っておくより、扱いを決めてから残す方が安心だと思います。生の肉に触れたかどうか、それだけは、いつも確かめたいですよね』
💡 この困りごとへの提案
残ったタレを少量ずつ使いたい時は、小分けにできるボトルがあると便利です。ただし、手作りのタレや、生の肉に触れたタレは入れないでください。次に買う時は使い切れる量を選ぶこと、1回に使う量はボトルの表示どおりにすることも、あわせて決めておくと余りにくくなります。
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まとめ:市販は表示どおり、手作りと生肉に触れたタレは使い回さない
- 市販のタレは開封後の表示どおりに冷蔵。期限切れは4点で見る
- 手作り・生の肉に触れたタレは使い回さない。残すなら加熱してから、常温には置かない
- 使い道は焼く・煮る・和えるの3方向。少量ずつ試す
- 焦げやすいので弱めの火で最後にからめる。熱いタレのはねに注意
- レンジは耐熱容器で少量ずつ。吹きこぼれと容器の熱さに注意
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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