ベーキングパウダーが余った!お菓子以外の使い道と、たくさん使い切る時の考え方——向く料理の方向、入れすぎると苦くなる理由、使える状態か分からない時、掃除に回す時の注意

食

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

お菓子づくりで少し使って、そのまま棚の奥へ。気づけば袋が開いたまま、というベーキングパウダー、余りがちですよね。お菓子以外に何か使えないか、まとめてたくさん使い切れないか、そもそもまだ使えるのか。調べたくなる気持ち、よく分かります。

先に結論をひとつ。ベーキングパウダーの役目は「生地をふくらませる」こと。向くのは蒸しパン・お焼き・天ぷらの衣・お好み焼きのように「ふんわりさせたい粉もの」です。たくさん使い切りたい時も、「入れすぎない」が前提。分量は袋やレシピの表示で見てください。まだ使えるかどうかは、膨らみテストで確かめる方法があります。この記事では、使い道・使い切り方・使える状態の見方・掃除に回す時の注意を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へお菓子以外に使いたい→役目は「ふくらませる」→第1章たくさん使い切りたい→入れすぎない。量は袋で→第2章使えるか分からない→膨らみテストで確かめる→第3章掃除に回したい→食品用と掃除用を混ぜない→第4章子どもと作りたい→量るのは大人。生地は味見NG→第5章

ケース別に読む:使い道を知りたい人|たくさん使い切りたい人|使えるか分からない人|掃除に回したい人|子どもと作りたい人|余らせない買い方を知りたい人

4コマ漫画|ベーキングパウダーが余った1困った場面粉が余っちゃったどうしようお菓子以外に使える?2やりがちなNGたくさん入れたらふくらむよね?入れすぎは苦くなる3正しい対処袋の分量を見て計量スプーンでふんわり系の粉ものへ4結果とひとこと蒸しパンなら使い切れそう掃除用とは混ぜない

お菓子以外の使い道——役目は「ふくらませる」

ベーキングパウダーは、水分と熱で小さな泡を出して、生地をふくらませる材料です。食品を「ふくらませる材料」であって、そのままなめたり食べたりする物ではありません。ふくらませたい粉ものなら、お菓子でなくても出番はあります。向く方向は、大きく三つです。

向く料理は三つの方向ふんわり蒸す蒸しパンなど焼く粉ものお焼き・お好み焼き衣を軽くする天ぷらの衣など
  • ふんわり蒸す:蒸しパンや、カップで蒸す小さなケーキのような、ふっくらさせたい物
  • 焼く粉もの:お焼き、お好み焼き、ホットケーキ風の生地など
  • 衣を軽くする:天ぷらやフリッターの衣

どの料理も、粉の種類や水分の量で仕上がりが変わります。作り方と分量は、それぞれのレシピと袋の表示に従ってください。ホットケーキミックスで代用したい、逆にミックスの代わりに使いたい、という時はホットケーキミックスの代わりの記事も合わせてどうぞ。

たとえば、朝ごはんやおやつに蒸しパンを作る日、週末に粉ものの日を決める、といった形で、使う場面を先に決めておくのも手です。ふくらませる材料は、粉と一緒にふるっておくと、全体に行きわたりやすくなります。粉に混ぜる前に水分へ直接入れてしまうと、ムラのもとになるので、レシピの順番どおりに。

たくさん使い切りたい——入れすぎないが前提

余りを減らしたい気持ちが強いと、ついレシピより多めに入れたくなりますよね。でも、ふくらみ方は分量が多いほど良くなるわけではありません。多すぎると、生地が内側から押されて、粗い穴が空いたり、焼き上がりの形が崩れたりすることもあります。

余っているからと、いっぺんにたくさん入れても、おいしくはなりません。入れすぎると、苦くなる、薬のような後味が出る、色が変わる、いったんふくらんでしぼむ、といったことが起きやすいと言われます。「使い切る」は、まとめて大量に使うことではなく、何回かに分けて、決まった分量で使っていくことと考えると失敗しにくいんです。

起きやすい変化 見直すところ
苦い・後味が気になる 分量が多くないか。粉とよく混ぜたか
色が濃い・黄色っぽい 分量。焼き色がつきすぎていないか
ふくらんでしぼむ 分量。混ぜすぎ・焼くまで置きすぎていないか
黒い粒が見える 粉が混ざりきっていない場合がある(次の記事で)

苦い・黒い粒・口に入れてしまった時の見方は、ベーキングパウダーの黒い粒・苦い時の記事にまとめています。焼き菓子づくり全般の失敗はお菓子づくりのよくある失敗の記事が参考になります。

使える状態か分からない時——膨らみテストと見た目

開けてしばらくたった粉は、湿気を吸ったり、力が弱くなったりして、ふくらみにくくなることがあります。使える状態かどうかは、ベーキングパウダーの保存の記事にある膨らみテストが目安になります。ここでは、その前に見ておきたいところだけ整理します。

  • 袋や缶に書かれた賞味期限と、保存方法の表示
  • 固まっていないか、湿っていないか
  • においがおかしくないか、虫やカビがないか

固まりや湿り、虫、カビ、変なにおいがあれば、使わずに処分してください。迷ったら使わない、が安全です。手元にない時や使えない時の代わりは、ベーキングパウダーの代用の記事とドライイーストで代用する記事で考え方を紹介しています。

「古いかもしれないけど、ふくらまなくても困らない物なら使えるのでは」と考える人もいますよね。ただ、ふくらまない粉を入れた生地は、思った仕上がりにならないだけでなく、傷んでいるサインを見落とす原因にもなります。食べ物は、見た目・におい・表示で判断し、少しでも不安があれば別の材料に切りかえるのがおすすめです。

掃除に回したい時——食品用と掃除用の表示を混ぜない

余った粉を掃除に回せないか、と考える人もいます。ここで気をつけたいのは、食品用と掃除用では、商品の表示や想定している使い方が別だということです。食品として買ったベーキングパウダーを掃除に使うかどうかは、自己判断になります。掃除に使うなら、掃除用と書かれた商品を選ぶ方が迷いません。

食品用と掃除用は混ぜない食品用は食品に袋の表示を見る掃除用は掃除に食べ物には使わない混ぜて使い回す表示が別の物
  • 掃除に使った物や、掃除で触れた容器・スプーンは、食品には戻さない
  • 掃除用の商品は、食べ物には使わない
  • 手荒れが気になる人は手袋を。目に入らないようにし、子どもの手の届かない所で

食品用と掃除用が見分けにくくなるので、同じ棚に並べない、容器を移し替えないなど、表示が読める状態で保管しておきましょう。

子どもと作る時——量るのは大人、生地は味見しない

蒸しパンやお焼きは、子どもと作りやすい料理です。ただ、ベーキングパウダーは入れすぎると苦くなるので、量るのは大人が担当すると安心です。粉は舞いやすいので、吸い込まないよう、ゆっくり入れましょう。

もうひとつ、生地の味見はしないこと。小麦粉などの粉は、加熱して食べる前提の食品です。生焼けも避け、中までしっかり火が通ってから食べてください。小麦粉の生食についてはパン粉と小麦粉を生で食べない理由の記事にも書いています。卵や牛乳、小麦のアレルギーがある場合は、使う材料の表示を必ず見てください。

余らせない買い方・置き方のコツ

そもそも余らないようにするには、買う時に使い切れる量を選ぶことです。たまにしか使わないなら、小さめの容器や小分けの袋を選ぶと、開封してから長く置かずに済みます。袋入りなら、開けたあとは口をしっかり閉じ、湿気を避けて、表示の保存方法で置いてください。

ベーキングパウダーは、使うたびに少しずつ空気に触れます。計量スプーンは乾いた物を使い、湿ったスプーンを袋や缶に入れないことも大切です。台所の火のそばやシンクの近くなど、湯気と湿気の多い場所は避けましょう。ふたつきの小さな容器に移す場合は、中身の名前と開けた日を書いておくと、あとで迷いません。

「次はいつ使うか」を決めておくと、使い道も見つかりやすくなります。蒸しパンの日、お好み焼きの日、と先にメニューへ入れておくだけで、棚の奥で眠りにくくなりますよ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「余ったから使い切る」より「次はいつ使うか決めておく」方が、粉も気持ちも軽くなると思います』

💡 この困りごとへの提案

分量を正確に量るなら、ステンレスの計量スプーンがあると楽です。袋やレシピの分量どおり、すりきりで量るのが基本。使い切れる量を買い、一回の量は表示どおりにしてください。


ステンレスの計量スプーンをAmazonで探す

あわせて読みたい

保存や膨らみテストが気になる人はベーキングパウダーの保存の記事、手元にない時はベーキングパウダーの代用の記事、焼いた物に黒い粒や苦みがある人はベーキングパウダーの黒い粒・苦い時の記事、ドライイーストしかない人はドライイーストで代用する記事が役に立ちます。

まとめ:役目は「ふくらませる」。入れすぎず、表示どおりに

  1. 役目は生地をふくらませること。ふんわりさせたい粉ものに向く
  2. たくさん使う時も入れすぎない。苦みや色の変化のもと。分量は袋かレシピで
  3. 使えるかは膨らみテストと見た目で。固まり・湿り・虫・においがあれば使わない
  4. 掃除に回すなら食品用と掃除用を混ぜない。表示を見て、食品には戻さない
  5. 子どもと作る時は量るのは大人。生地は味見せず、中まで火を通す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ベーキングパウダーの使い道の早見表:役目は生地をふくらませることで、そのまま食べる物ではない。向くのは蒸しパン、お焼きやお好み焼き、天ぷらの衣のようにふんわりさせたい粉もの。たくさん使い切りたい時も入れすぎない、入れすぎると苦い・色が変わる・しぼむので分量は袋やレシピで、何回かに分けて使う。使えるかは賞味期限、固まり・湿り・虫・カビ・においを見て、膨らみテストで確かめ、迷ったら使わない。掃除に回すなら食品用と掃除用の表示を混ぜず、食品には戻さない。子どもと作る時は量るのは大人で、生地は味見せず中まで火を通す。買う時は使い切れる量を選び、開けたら口を閉じて湿気を避ける。

コメント

タイトルとURLをコピーしました