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インコの止まり木が古くなった、足に合わないようで気になる、放鳥の時に使えるスタンドがほしい。そう思うと、「自分で作れないかな」と考えたくなりますよね。材料は身近にありそうですし、手作りなら好みの形にできます。
ただ、止まり木は、鳥が毎日長い時間、足をのせて、かじって、なめる物でもあります。先に結論をひとつ。止まり木は「かじる・なめる」前提で材料を選ぶのが基本です。木の種類によって鳥に合わないものがあり、塗料や接着剤、とがった金具も避けたいので、分からない木は使わず、小鳥用として売られている天然木から始めるのが安全です。この記事では、鳥かご全体の話ではなく、止まり木だけに絞って見ていきます。
ケース別に読む:材料の良し悪しを知りたい人|拾った枝を使いたい人|太さと固定を知りたい人|放鳥用の止まり木を作りたい人|保護テープの代わりを探す人
使ってよい物・避けたい物の早見表
止まり木の材料は、「口に入っても困らないか」を基準に見ます。鳥は止まり木をかじって、削りくずを飲み込むこともあるからです。
| 材料 | 考え方 |
|---|---|
| 小鳥用として売られている天然木 | 使われ方を想定して作られている。自作の土台に向く |
| ペンキやニスで塗った木 | 塗料をかじったりなめたりするので避ける |
| 接着剤でつなげた部分 | 乾いていても成分が残る心配。ねじや金具で固定する |
| 細いひも・糸 | 足や首に絡まる、飲み込む心配がある。避ける |
| ビニールテープ・布テープ | はがれた端をかじって食べてしまう。端が出る使い方は避ける |
| とがった金具・ささくれた木 | 足や口を傷つける。やすりで整え、先が出ないように |
鳥と木の相性は、木の種類によって違いがあり、鳥に合わないものがあるといわれています。種類ごとの善し悪しは見分けがむずかしいので、分からない木は使わないと決めておくと迷いません。自作の楽しさは、形や長さを選べるところにあります。木そのものの安全は、小鳥用として売られているものに任せる、と分けて考えてみてください。
拾った枝は使える?——種類が分からない枝は避ける
散歩の途中で見つけた、形のいい枝。ついインコに使いたくなりますよね。ですが、公園や道ばたの枝は、木の種類が分からない、汚れや虫、薬剤がついているかもしれないという問題があります。洗って乾かしても、種類の見分けがつかないままでは、鳥に合うかどうかを確かめようがありません。
気になる枝があっても、種類が分からないなら、無理に使わないのが無難です。代わりに、小鳥用として売られている天然木の止まり木を、土台にしてください。足にあたる部分は売られている物に任せ、長さをそろえたい、台に固定したい、といった工夫のところだけを自作する、という分担なら、安心感がぐっと増します。
太さと固定の考え方——足に合う太さ・ぐらつかない・ねじの先を出さない
止まり木の太さに、決まった数字はありません。鳥の種類や足の大きさで変わるからです。足の指が、木をゆるく握れるくらいが目安と言われます。ぎゅっと握りこんでも指先が余る、反対に指が回りきらずに足が開いたまま、というのは合っていないサインです。複数の太さの木を用意して、足への当たり方を見ながら入れ替えるのがおすすめです。
固定は、ぐらつきが出ないことが何より大切です。止まり木がぐらつくと、鳥が足を踏み外したり、驚いたりします。金具やねじで固定する場合は、ねじの先端が反対側に突き出していないかを必ず指でなでて確かめてください。突き出た先端は、足や口を傷つけます。工具を使う時は、手を滑らせないように台に固定して、小さなねじや部品が床に転がったら探して拾います。鳥や小さなお子さんが口に入れると危険だからです。
止まり木の本数や位置にも、少し気を配ってみてください。かごの中の止まり木が同じ高さに並びすぎると、フンが下の止まり木に落ちて汚れやすくなります。上下にずらして配置し、水入れや餌入れの真上には置かない、というだけでも、汚れ方は変わります。鳥が自由に動ける広さも残しておきましょう。
ささくれやとがった所は、紙やすりで整えましょう。作業の削りくずやほこりは、鳥のいない場所でよく払い落としてから、かごに入れます。
自作した止まり木は、作って終わりではなく、点検しながら使う物です。鳥にかじられて細くなる、先がささくれる、フンで汚れて表面がぬるつく、といった変化が出てきます。かじり跡が深くなったり、ぐらつきが出たりしたら、新しい物に交換するサインです。汚れた時は水洗いして、日なたでよく乾かしてから戻します。洗剤を使う場合は、残らないようにしっかりすすぎ、においが残っていないことを確かめてから、かごに入れてください。
放鳥用の止まり木——倒れない台と置き場所
放鳥の時に使うスタンド型の止まり木は、倒れない台がいちばんの条件です。鳥が止まった時の重みで傾いたり、羽ばたきの勢いで倒れたりすると、驚いて怖い思いをします。台を広く、重めにして、底にすべり止めを付けると安定しやすくなります。
- 置き場所。猫やほかの動物の届かない所。床の近くより、人の目線に近い高さのほうが落ち着く鳥もいます
- 周囲。窓やガラス、鏡にぶつからない位置。エアコンの風が直接当たらない所
- 台の材料。塗料がはがれる物、細かい部品がいくつも付く物は避けます
- 目を離さない。放鳥中は、止まり木から離れて飛び回ることもあります。ほかの部屋に移動する前に、鳥の居場所を確認します
留守番の準備についてはインコの留守番にまとめています。
保護テープの代わり——巻かない選択もある
止まり木の端や、ささくれを隠すために、テープを巻きたくなることがあります。でも、テープは、はがれた端をかじって飲み込む心配があるので、できれば巻かない選択のほうが無難です。端がささくれているなら、紙やすりで滑らかに整えます。それでも気になる時は、別の止まり木に交換しましょう。
どうしても何かを巻く必要がある場合は、はがれにくい素材を選び、端が出ないように処理し、はがれてきたらすぐ交換します。かじって食べていないか、様子をこまめに確認してください。ビニールテープの端やひも、細い糸は、足や首に絡まったり、飲み込んだりするおそれがあるので、使わないのが基本です。
様子がおかしい時は、鳥を診られる動物病院へ
止まり木を替えてから、食欲や元気、フンの様子がいつもと違う、足を気にしている、止まり木にうまく止まれない、という変化があったら、様子を見すぎないでください。鳥を診られる動物病院に相談しましょう。受診の目安として、フンの様子の見方はインコのフンが水っぽい時にまとめています。
また、鳥のそばでは、においの強い物にも注意が必要です。香りの強い物と鳥の関係はインコと匂いも見ておいてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『手作りって、つい楽しくなって、細かいところまで凝りたくなりますよね。でも止まり木は、遊び心より先に、安全を優先する物だと思います。迷ったら、売られている物を土台にするのが気持ちが楽です』
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鳥のフンの様子で体調を見たい時はインコのフンが水っぽい時、においの強い物との関係はインコと匂い、家を空ける時の準備はインコの留守番にまとめています。
まとめ:材料は売られている天然木から、固定とねじの先を確かめる
- 止まり木は、かじる前提で選ぶ。塗料・接着剤・細いひもは避ける
- 分からない木は使わない。小鳥用の天然木を土台にする
- 太さは足に合わせる。ぐらつかず、ねじの先が出ないように
- 放鳥用は倒れない台で。猫やほかの動物の届かない所へ
- 保護テープは巻かない選択も。様子がおかしい時は動物病院へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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