味噌漬けがしょっぱい時——リメイクの考え方、余った味噌の使い道、日持ちの見方

食

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味噌漬けを焼いて、ひと口食べて「うわ、しょっぱい」。ご飯がすすむどころか、水がほしくなる。そんな失敗、ありますよね。市販の味噌漬けでも、自分で漬けた物でも起こりがちです。しかも、漬けた後には味噌がたっぷり余って、これをどうしたらいいのか、捨てていいのか、迷う人も多いはずです。

先に結論をひとつ。味噌漬けがしょっぱい時は、「味噌をよく拭ってから焼く」「薄く切る」「味のない食材と合わせる」の順で考えると整います。そして、漬けた後の味噌は生の肉や魚に触れた物なので、使い回すなら火を通す料理に限る。この2点を押さえて、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 自分の章へしょっぱかった拭って薄く切る第2章へ ▶余った味噌がある火を通す料理だけ第4章へ ▶ガーゼがない紙やラップで代える第5章へ ▶焦げてしまう拭って弱めの火で第6章へ ▶

ケース別に読む:しょっぱかった人|余った味噌を使いたい人|ガーゼがない人|焦げてしまう人

4コマ漫画|味噌漬けの失敗ひと口食べてうわ、しょっぱい…1味噌がたっぷり残る味噌を付けたまま強火で焼いて焦げちゃった2表面だけが焦げる拭って弱火で味噌を拭って弱めの火で3目を離さないご飯と一緒にちょうどいい味だね4塩気がやわらぐ

しょっぱくなる理由——味噌の塩気が食材に移る

味噌漬けは、味噌に食材を漬けて味をなじませる食べ物です。味噌には塩気があるので、漬けている間に、塩気が食材の中へ少しずつ移っていきます。漬ける時間が長いほど、食材が薄いほど、塩気は中まで届きやすくなります。

よくある原因は、だいたい次のとおりです。

  • 味噌を付けたまま焼いた。表面の味噌がそのまま焼けて、塩気が強く残ります
  • 厚く切ったまま食べた。一切れに含まれる塩気が多くなります
  • 味のないものと合わせなかった。ご飯や野菜など、味の薄い物と一緒に食べると、塩気はやわらぎます
  • 漬けすぎた。漬ける時間は、食材や味噌の種類、厚みで変わるので、レシピや商品の案内を見てください

味噌には食材をやわらかくすると言われる働きがあるので、肉や魚の味噌漬けは「しっとり柔らかくなった」と感じる人もいます。ただ、その分、漬けすぎるとしょっぱさが勝ってしまう面もあります。

しょっぱい時の早見表——拭う・切り方・合わせる食材

しょっぱい味噌漬けを、おいしく食べるための考え方を、手順の形で並べます。やり方はどれも、特別な道具は要りません。

しょっぱい時の3ステップ1拭う味噌をやさしくキッチンペーパーで2切る薄く切る一切れの塩気を減らす3合わせるご飯や豆腐と味の薄い物と一緒
やること どうするか ひとこと
味噌を拭う 焼く前に、表面の味噌をキッチンペーパーなどでやさしく拭う 強くこすると身がくずれることも
薄く切る 厚みを減らして、一切れの塩気を減らす 小さく切ると、ほかの食材と混ざりやすい
味のない食材と合わせる ご飯、豆腐、野菜など、味の薄い物と一緒に 塩気が分散して、食べやすくなる
量を控える 子どもや塩分が気になる人は、食べる量を減らす 主菜というより、おかずの一品と考える

子どもに出す場合は、塩気が強い料理は量を控えめにするのが基本です。大人にはちょうどよくても、小さな子どもにはしょっぱすぎることがあります。また、味噌は大豆が原料です。大豆のアレルギーがある家族がいる時は、商品の原材料の表示を先に確認してください。体調に不安がある人は、医師や管理栄養士に相談を。

リメイクの考え方——ご飯・汁物・炒め物の方向へ

しょっぱくなった味噌漬けは、そのまま食べるのではなく、「塩気を薄めて使う」方向へ持っていくと活かせます。分量や加熱は、レシピや商品の案内に合わせて、方向だけ挙げます。

  • ご飯と合わせる。細かく刻んで、白いご飯に混ぜたり、おにぎりの具にしたり。ご飯が塩気を受け止めてくれます
  • 汁物の具にする。小さく切って汁に入れると、塩気が汁に溶けて、全体の味付けになります。味噌汁にするなら、味噌を足さずに味を見ながら
  • 炒め物に混ぜる。野菜や卵と一緒に炒めると、調味料の代わりにもなります。味を付ける前に、味見をしてから
  • 卵や豆腐と合わせる。味の薄い食材と一緒にすれば、塩気が分かれて食べやすくなります

どの方向でも共通するのは、調味料を足す前に味見をすること。味噌漬けの塩気を計算に入れずに醤油や塩を足すと、さらにしょっぱくなってしまいます。

余った味噌の使い道——生の肉や魚に触れた味噌は火を通す料理だけ

味噌漬けを取り出した後に残った味噌、そのまま捨てるのはもったいない気がしますよね。ただ、ここは注意が必要です。

余った味噌の扱い火を通す料理に生のまま使う少量を味付けに大量に使う迷ったら使わない傷んだ物を使う
  • 生の肉や魚を漬けた味噌。生の肉や魚に触れているので、そのまま食べずに、使い回すなら火を通す料理に限ります。生で和えたり、そのまま添えたりするのは避けます
  • 野菜を漬けた味噌。肉や魚よりは扱いやすいですが、野菜から水分が出て状態が変わっています。においや見た目に違和感があれば、使いません
  • 使い回すなら少量で。味噌には食材の味や塩気が移っているので、炒め物や煮物の味付けに少しだけ使うイメージです

生の肉に触れたタレを使い回す時の考え方は、照り焼きのタレの記事に詳しくまとめています。余った照り焼きのタレの使い道も参考になります。「使い回さない」と決めてしまうほうが、気持ちが楽なことも多いです。

ガーゼがない時——キッチンペーパー・ラップで代えられる?

味噌漬けのレシピに「ガーゼで包む」とあっても、家にないことはよくあります。ガーゼで包むのは、味噌が食材に直接付かないようにして、後で取り出しやすくするためです。代わりの物は、役目から考えます。

  • キッチンペーパー。味噌を挟んで食材を包むなら、水気で破れやすいので、重ねて使うか、様子を見ながら。破れた紙が食材に付くことがあるので、焼く前に取り除きます
  • ラップ。食材を包んだうえで、味噌と挟めば、味噌が付く量は減ります。ただし、味のなじみ方は変わります
  • ガーゼなしで直接漬ける。味噌がそのまま付くので、取り除く時にきれいに拭う必要があります

どの方法でも、漬けている間は冷蔵庫に入れて、常温に長く置かないでください。漬ける時間や温度の目安は、レシピや商品の案内に従います。

焦げない焼き方——味噌を拭って、弱めの火で

味噌漬けは、焼くと焦げやすい食べ物です。味噌が付いたまま焼くと、表面だけが先に焦げて、中は火が通っていないことがあります。焦げ付くと苦くなって、味もしょっぱく感じやすいんです。

焦げない焼き方3つ1拭う味噌を拭う水気も軽く取る2弱めの火表面が焦げにくい様子を見ながら3離れない煙が出たら火を止めて換気
  • 焼く前に味噌を拭う。拭ったあとに、軽く水気を取ると、焼き色がきれいに付きます
  • 火は弱めに。強火だと表面が焦げます。時間は食材の厚みで変わるので、様子を見ながら
  • 焼き網やクッキングシートを使う。魚焼きグリルなら、網にくっつきにくい工夫を。ただし、シートの耐熱温度は表示を確認します
  • 焼いている間は離れない。煙や焦げのにおいが出たら、すぐに火を止めて換気を

味噌を拭う時や、漬ける時に食材を包むなら、料理用のガーゼがあると便利です。洗って繰り返し使えて、味噌を挟んで食材が直接触れないようにできます。

日持ちの見方——表示を先に見る、異常があれば食べない

日持ちや賞味期限は、気になるところです。ただ、商品や手作りの仕方、保管場所で大きく変わるので、数字を決めつけずに、次の順番で見てください。

  • 市販の味噌漬け。パッケージの賞味期限と、開封後の保存方法の表示に従います
  • 手作りの味噌漬け。市販品よりも傷みやすいと考えて、早めに食べきるのが基本です。保存の目安はレシピの案内を見てください
  • 長期保存したい時。冷凍も選択肢のひとつですが、食材によって向き不向きがあります。冷凍できるかどうかは、商品の表示を確認します
  • 異常があれば食べない。カビ、変なにおい、ぬめり、いつもと違う色。ひとつでもあれば、食べずに処分を

味噌自体の保存の仕方は、味噌の保存にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『味噌漬けって、しょっぱかった時のがっかり感が大きいですよね。でも、拭う、薄く切る、ご飯と合わせる。この3つを順番にやれば、だいぶ食べやすくなると思います』

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味噌漬けに使った味噌の保存の仕方は味噌の保存、生の肉に触れたタレの考え方は余った照り焼きのタレの使い道にあります。あわせてどうぞ。

まとめ:拭う・薄く切る・味の薄い物と合わせる。余った味噌は火を通す料理だけ

  1. しょっぱい時は味噌を拭う。薄く切って、味の薄い食材と合わせる
  2. リメイクは塩気を薄める方向。ご飯・汁物・炒め物。調味料は味見の後に
  3. 生の肉や魚に触れた味噌は火を通す料理だけ。迷ったら使わない
  4. 焦げ防止は拭って弱めの火。焼いている間は離れない
  5. 日持ちは表示を見る。カビ・異臭・ぬめりは食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

味噌漬けがしょっぱい時の早見表:しょっぱい時は焼く前に味噌をキッチンペーパーなどでやさしく拭う、薄く切る、ご飯や豆腐や野菜など味の薄い食材と合わせる。子どもには量を控え、大豆のアレルギー表示を確認する。リメイクはご飯に混ぜる、汁物の具にする、炒め物に混ぜる方向で、調味料は味見の後に足す。生の肉や魚に触れた味噌は火を通す料理だけに使い、迷ったら使わない。ガーゼがない時はキッチンペーパーやラップで代える。焦げないよう味噌を拭って弱めの火で焼き、焼いている間は離れない。日持ちは商品の表示を見て、カビ、異臭、ぬめりがあれば食べない

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