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防災グッズのリストを見ながら、百円ショップで少しずつ買い始めた。ところが、途中で止まったまま、袋の中身は増えていない。そうなると、「いっそセットを買ったほうが早いのでは」と思う。でも、買ってしまうのは、もったいない気もする。そんな場面で迷う人は、珍しくありません。
先に結論です。どちらが正解、という答えはありません。「そろえ切る時間があるか」と「家族に合わせたいか」の2つで決めると、迷いが減ります。そして、いちばん現実的なのは、土台はセットで、家族の物は自分で足す、という組み合わせです。
この記事の市販セットの例は、あかまる防災かばんの公式ページ(2026年10月時点)の記載をもとにしています。分岐図で、自分に近いところから読んでみてください。
ケース別に読む:結論|自作|市販|土台はセット|市販の選び方|自作で進める
結論:「そろえ切る時間があるか」「家族に合わせたいか」で決める
決め方は、2つの問いだけです。
- そろえ切る時間と手間がある:自作が合いやすい。家にある物も使えて、少しずつ進められる
- 早く一度にそろえたい:市販のセットが合いやすい。リストの抜けが減る
- 家族に合わせたい:自作が強い。ただし、市販でも足せば合わせられる
- どちらも当てはまる:土台はセット、家族の物は自分で足す
実際には、どちらか一方に決めきる必要はありません。「全部自作」か「全部市販」かで悩むと、動けなくなります。次の章から、それぞれのいいところと弱いところを順に見ていきます。
自作のいいところと、つまずくところ
自作のいいところは、家族に合わせられることです。かかりつけの薬、普段使っている物、家にすでにある物をそのまま使えます。少しずつ買い足せるので、一度にお金がかかりません。
一方で、つまずきやすいところもあります。
- 途中で止まる:数が多いので、気づくと放置したままになりやすい
- 何が足りないか分からない:リストを見ても、自分の家に必要かどうかを判断しにくい
- かばん選び:容量や背負いやすさ、置き場所を、自分で決める必要がある
特に3つめは、後回しにされがちです。物をそろえたのに、入れる袋が決まらず、そのまま棚の上に積まれている。そんな状態もよくあります。
自作を続けるコツは、1度に全部を目指さないことです。今週は水まわり、来週は明かりまわり、というように、小さく区切って進めると、止まりにくくなります。区切りごとに、袋に入れて場所を決めておけば、途中で止まっても、そこまでは使える状態が残ります。
市販セットのいいところと、弱いところ
市販のセットのいいところは、一度でそろうことです。何を入れるかを考える手間が省けて、リストの抜けも減ります。置き場所も、最初から「このかばん1つ」と決められます。
弱いところは、次のとおりです。これは特定のセットの話ではなく、市販のセット全般に言える一般論です。
- 家族に合わない物が入っている、または必要な物が入っていない
- 中身には期限があり、見直しが必要になる
- かばんの重さが、買う前に分かりにくいことがある
- 衛生商品などは、買ったあとに返品できない場合がある
○は得意、△は工夫が要る、という意味の目安です。どちらも一長一短で、優劣ではありません。
いちばん現実的なのは、土台はセット、家族の物は自分で
自作のつまずきと、市販の弱いところは、うまく補い合えます。リストの抜けは、セットが埋めてくれる。家族に合わない部分は、自分で足して合わせる。これが、両方のいいところ取りです。
公式ページにも、この考え方に近い例があります。「プラスで追加するなら」として、女性なら生理用品やスキンケア類、乳幼児がいるなら液体ミルク・お尻ふき・離乳食・おむつ、高齢の人ならおくすり手帳や常備薬など、ペットならフードやトイレ用品など、と書かれています。あくまで一例とされていて、セットだけで済ませる前提ではありません。
ゆきこ( ゚Д゚)『全部自分で作ろうとすると、途中で疲れてしまいますよね。まず土台をそろえて、そこから家に合わせて足す。それくらいの距離感が、続けやすいと思います』
人数分の考え方は、防災リュックは家族の人数分いるのかについてで整理しています。
市販セットを選ぶ時に見る5つ
市販のセットを選ぶなら、次の5つを見ておくと、買ったあとに困りにくくなります。
- 中身の一覧が公開されているか:買う前に、何が入っているかを読めること
- 監修や作り手:誰がどんな立場で選んだ中身なのか
- 保証と返品の条件:不良品の扱いと、返品できるかどうか
- かばんの容量と見た目:置き場所に合うか。見える所に置けるか
- 食品の期限の見方:いつまで持つかを、どこで確かめるか
例として、あかまる防災かばんの公式の記載を、この5つに当てはめてみます(2026年10月時点の公式ページより)。
- 中身の一覧:「38品目・44アイテム」と書かれ、内訳の一覧が公開されています
- 監修:東日本大震災を経験した防災士が監修し、防災マニュアルは消防士の監修、と記載されています
- 保証と返品:不良品は10年保証で交換対応。衛生商品のため、不良品を除き到着後の返品はできず、注文間違いや「気に入らない」という理由の返品・交換・キャンセルも受け付けていないと書かれています
- 容量と見た目:容量24.4L、防水・撥水機能あり、中・サイド・フロントに計11ポケット。玄関・寝室・リビングに置ける見た目を打ち出しています
- 食品の期限:公式ページや同封の表示で、買う前後に確かめてください
重さは、公式ページにはっきりとは載っていません。公式ページで確かめて、手元に来たら実際に背負ってみてください。中身の一覧や条件の詳しい整理は、あかまる防災の口コミを見る前に確かめたいことについてにまとめています。
1人用のセットに38品目・44アイテムが入っていると公式ページに書かれています。一から集める手間を省いて、家族の物を足す土台にする使い方ができます。価格は1セット19,800円(税込)で、2セット・3セットの金額は公式ページで確かめてください。価格や条件は変わることがあるので、申し込む前に公式ページで確かめてください。
✅ こんな人は、公式ページで中身と条件を見てみてください
- 防災グッズを一から集める時間が取れず、リストが途中で止まっている
- 中身の一覧・監修・保証と返品の条件を確かめてから決めたい
- 玄関やリビングに出しておける見た目のかばんを探している
※価格・送料・中身・保証の条件は変わることがあります。届いた後の返品は不良品を除いてできないと公式に書かれているので、申し込む前に公式ページの最新の表示を確かめてください(2026年10月時点)
自作で進めるなら
自作で進めるなら、まずは優先順位を決めることです。何を先にそろえるかは、防災グッズの最低限リストについてが目安になります。リストの上から順に、家にある物をまず集めて、足りない物だけを買い足します。
トイレは、後回しにされやすい物の代表です。考え方は非常用トイレの備えについてにまとめています。食べ物や日用品は、普段の買い物の中で少し多めに持ち、使った分を足していく方法があります。ローリングストックのやり方についてが参考になります。
どちらの方法でも、そろえたあとの見直しは同じです。食品や電池、薬には期限があります。9月1日の防災の日など、決まった時期に年に1〜2回ほど中身を広げて、足りない物、使えなくなった物を入れ替えましょう。市販のセットでも、自作の袋でも、見直す習慣があって初めて、備えが生きた状態で保たれます。
💡 この困りごとへの提案
自作でも市販でも、携帯トイレは、家族の人数に合わせて足しておきたい物です。人によって使う回数が違うので、家族の構成を思い浮かべながら、必要な分を考えてみてください。
まとめ:作るか買うかは、時間と家族で決める
- 「そろえ切る時間」と「家族に合わせたいか」で決める
- 自作は家族に合わせやすいが、途中で止まりやすい
- 市販は一度でそろうが、家族に合わない物や期限、返品の条件がある
- いちばん現実的なのは、土台はセット、家族の物は自分で足す
- 市販は、一覧・監修・保証と返品・容量・期限の5つを見て選ぶ
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要点を1枚にまとめています。


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