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夏の思い出の定番、ザリガニ捕り。いざ見つけても、「どうやって持てばいいの?」「はさみで挟まれたら?」と手が止まってしまう場面は多いですよね。お子さんと行く時は、なおさら迷うと思います。
先に結論をひとつ。ザリガニは前のはさみでつかむので、背中の側から、胴(体の真ん中)をそっとつまんで持ちます。はさみの前には、指を出しません。そして、持ち帰る前に「最後まで飼えるか」と「外の川や池に放してはいけない決まり」を確かめてください。
ザリガニに触れた後は、石けんで手を洗いましょう。水辺では、大人がそばについて、柵の外に出ないことも、先に決めておきます。
ケース別に読む:捕まえたい人|持ち方が分からない人|持ち帰る前に知りたい人|家で逃げた人|黒くなる・浮く時が気になる人|鳴き声やオスとメスが気になる人|触った後が気になる人
捕まえ方——水辺の安全を先に決める
ザリガニは、浅い水辺の石の下や、水草のかげ、岸のくぼみに隠れていることが多いと言われます。網で静かにすくう方法や、糸にえさを付けて待つ方法が、一般的によく知られています。
ただ、捕まえ方の前に、水辺の安全を決めておきましょう。
- お子さんの水辺には、大人が必ずそばにつく:目を離さない
- 柵や立ち入り禁止の線の外には出ない:草むらの先の水際は、足元が見えません
- 足元のぬかるみと、滑る石に気をつける:長靴や滑りにくい靴が安心です
- 公園、池、川、田んぼは、管理者や持ち主の決まりを守る:捕っていい場所かどうかを、案内板で確認する
持ち物は、網、フタ付きの容器やバケツ、ぬれた手を拭くタオル、着替えがあると安心です。水辺では、帽子をかぶり、飲み物も忘れずに。靴は、脱げにくく滑りにくい物がおすすめです。捕まえる前に、持ち帰るのか、観察して戻すのかを、家族で決めておくと、その場で迷いません。
私有地や、立入禁止の水辺には、勝手に入らないでください。「みんな捕っているから」という理由で入ると、思わぬ危険や迷惑につながります。
持ち方——背中の側から胴をつまむ、はさみの前に指を出さない
ザリガニの持ち方は、この記事の中心です。ポイントは2つだけ。
- 背中の側から、胴(体の真ん中)をそっとつまむ:上から静かに手を近づけます
- はさみの前には、指を出さない:正面や横から手を出すと、つかまれやすくなります
うまくつかめない時は、無理に持ち上げようとしなくて大丈夫です。網ですくって、そのまま容器に移す方法もあります。逃げようと暴れる時は、少し静かになるのを待つと、持ちやすくなります。
もし、はさみで挟まれても、慌てて振り払わないでください。落ち着いて、大人を呼びましょう。痛みが続く時や、出血がある時は、医療機関に相談してください。
持ち運びには、フタ付きの容器やバケツが便利です。バケツがない時は花火の水バケツの代わりになるもので、家にある物の使い道を確認できます。
持ち帰る前に知りたい決まり——外の川や池に放してはいけない
ここは、とても大切な話です。アメリカザリガニは、外の川や池に放してはいけない決まりがあります。くわしい内容は、環境省の案内で確かめてください。
- 持ち帰ったら、最後まで飼う:お子さんと一緒に、飼い続けられるかを話し合ってから
- 飼えなくなった時も、外の川や池に放さない:「かわいそうだから」と放すのは、決まりに反します
- 困った時は、自治体の窓口や環境省の案内で、相談先を確かめる
ザリガニにはいくつか種類があり、見た目だけでは見分けにくいこともあります。種類に迷う時は、図鑑や環境省の案内で確かめてください。
「ちょっと飼ってみたい」という気持ちは、自然なものです。それでも、最後まで世話ができるか、家族みんなで話し合っておくのが、いちばんの安心につながります。
観察だけで終える場合は、捕まえた場所のすぐ近くで、水辺の浅い所にそっと戻してあげてください。長く容器に入れたままにせず、見終わったら戻すことを、お子さんにも伝えておきましょう。戻した後も、石けんで手を洗うのを忘れずに。
家で逃げる時——フタ、すき間、置き場所を見直す
ザリガニは、思いがけないすき間から出ていくことがあると言われます。家で逃げられた、という話もよく聞きます。
| 見直す所 | ポイント |
|---|---|
| フタ | すき間なく閉まるか。重しを置くか、留め具のある物を選ぶ |
| ケースの位置 | 落ちない平らな台の上。子どもやペットが触れない所 |
| ケースの周り | ホースやコードなど、足がかりになる物を近くに置かない |
| 掃除の時 | フタを開ける前に、周りの床を確認しておく |
万が一逃げた時は、慌てて追い回さず、容器と紙で静かに戻します。素手でつかまず、背中の側から胴をつまむ持ち方(第2章)を思い出してください。
水槽まわりの掃除は水槽フィルターの掃除、コケが気になる時は水槽のコケ対策が参考になります。
黒くなる・水に浮く時——脱皮の前後のことがあると言われる
「体が黒っぽくなった」「水の上に浮いている」と、心配になる人もいます。こうした様子は、脱皮の前後に見られることがあると言われます。
ここで原因を決めつけたり、自分で何かを試したりしないでください。いつもと様子が違う時や、気になる時は、甲殻類を診てくれる動物病院に相談してみましょう。
鳴き声?オスとメスの違いは?——一般的な目安
ザリガニが「鳴く」と感じる音は、はさみや体がこすれる音と言われます。声を出しているわけではないようです。
オスとメスの見分けは、一般的な目安として、次のように言われます。
- オスは、はさみが大きめの個体が多い
- お腹側の足の形が、オスとメスで違う
種類や育ち具合でも違うので、迷う時は図鑑で確かめてください。お腹側を見ようとして、ひっくり返したり、強く持ったりしないでください。
触った後は——石けんで手を洗う、公園や池の決まりを守る
ザリガニに触れた後は、水辺の泥や水が手についています。流水で、石けんをよく泡立てて洗いましょう。目や口をこする前に、必ず洗ってください。お子さんの手もいっしょに洗います。
公園、池、川、田んぼでは、次のことを守ってください。
- 捕っていい場所か、案内板や管理者に確認する
- 私有地、立入禁止の場所には入らない
- 水辺は、大人がそばにつく。柵の外に出ない
- 追い回さない、つぶさない。持ち帰らない時は、見つけた場所へ戻す
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「かわいい、飼いたい」の気持ちと、「最後まで責任を持つ」は、セットで考えたほうがいいと思います。迷う時は、観察して見つけた場所へ戻すのも、立派な選択ですよね』
💡 この困りごとへの提案
持ち帰ると決めた場合は、フタがしっかり閉まる飼育ケースが1つあると、逃げる心配が減ります。大きさや形は、お住まいの環境に合わせて選んでください。
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まとめ:背中の側から胴をつまむ。はさみの前に指を出さず、外へは放さない
- 水辺は大人がそばにつき、柵の外に出ない。足元のぬかるみに注意する
- 持ち方は、背中の側から胴をそっとつまむ。はさみの前に指を出さない
- アメリカザリガニは、外の川や池に放してはいけない。環境省の案内で確かめ、持ち帰ったら最後まで飼う
- 家で逃げる時は、フタ・すき間・置き場所を見直す。黒くなる・浮く時は脱皮の前後のことがあると言われる
- 触った後は石けんで手を洗う。池や川、私有地の決まりを守る
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手順を1枚にまとめています。



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