ザリガニの捕まえ方——持ち方、逃げる・黒くなる時と、持ち帰る前に知りたい決まり

生活

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夏の思い出の定番、ザリガニ捕り。いざ見つけても、「どうやって持てばいいの?」「はさみで挟まれたら?」と手が止まってしまう場面は多いですよね。お子さんと行く時は、なおさら迷うと思います。

先に結論をひとつ。ザリガニは前のはさみでつかむので、背中の側から、胴(体の真ん中)をそっとつまんで持ちます。はさみの前には、指を出しません。そして、持ち帰る前に「最後まで飼えるか」と「外の川や池に放してはいけない決まり」を確かめてください。

ザリガニに触れた後は、石けんで手を洗いましょう。水辺では、大人がそばについて、柵の外に出ないことも、先に決めておきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ捕まえたい→水辺は大人がそばに→第1章持ち方が分からない→背中の側から胴をつまむ→第2章持ち帰る前に→外の川や池に放さない→第3章家で逃げた→フタとすき間を見直す→第4章黒い・浮いている→脱皮の前後と言われる→第5章

ケース別に読む:捕まえたい人|持ち方が分からない人|持ち帰る前に知りたい人|家で逃げた人|黒くなる・浮く時が気になる人|鳴き声やオスとメスが気になる人|触った後が気になる人

4コマ漫画|ザリガニの持ち方と持ち帰る前の決まり池のそばでいた!大人がそばにいるね1大人がそばで見つける前から手を出すと✕挟まれるよ!2はさみの前はNG背中の側から胴を✓背中の側から胴をつまむ3胴をそっとつまむ持ち帰る前に環境省の案内飼えるかな?外へは放さない決まりだよ4持ち帰る前に決まりを確認

捕まえ方——水辺の安全を先に決める

ザリガニは、浅い水辺の石の下や、水草のかげ、岸のくぼみに隠れていることが多いと言われます。網で静かにすくう方法や、糸にえさを付けて待つ方法が、一般的によく知られています。

ただ、捕まえ方の前に、水辺の安全を決めておきましょう。

  • お子さんの水辺には、大人が必ずそばにつく:目を離さない
  • 柵や立ち入り禁止の線の外には出ない:草むらの先の水際は、足元が見えません
  • 足元のぬかるみと、滑る石に気をつける:長靴や滑りにくい靴が安心です
  • 公園、池、川、田んぼは、管理者や持ち主の決まりを守る:捕っていい場所かどうかを、案内板で確認する
水辺の安全 3つ1大人がそばにつく→2柵の外に出ない→3足元のぬかるみに注意

持ち物は、網、フタ付きの容器やバケツ、ぬれた手を拭くタオル、着替えがあると安心です。水辺では、帽子をかぶり、飲み物も忘れずに。靴は、脱げにくく滑りにくい物がおすすめです。捕まえる前に、持ち帰るのか、観察して戻すのかを、家族で決めておくと、その場で迷いません。

私有地や、立入禁止の水辺には、勝手に入らないでください。「みんな捕っているから」という理由で入ると、思わぬ危険や迷惑につながります。

持ち方——背中の側から胴をつまむ、はさみの前に指を出さない

ザリガニの持ち方は、この記事の中心です。ポイントは2つだけ。

  1. 背中の側から、胴(体の真ん中)をそっとつまむ:上から静かに手を近づけます
  2. はさみの前には、指を出さない:正面や横から手を出すと、つかまれやすくなります
持ち方はこの2つだけ✓背中の側から胴をそっとつまむ✕はさみの前に指を出さない上から見た図(頭は右)

うまくつかめない時は、無理に持ち上げようとしなくて大丈夫です。網ですくって、そのまま容器に移す方法もあります。逃げようと暴れる時は、少し静かになるのを待つと、持ちやすくなります。

もし、はさみで挟まれても、慌てて振り払わないでください。落ち着いて、大人を呼びましょう。痛みが続く時や、出血がある時は、医療機関に相談してください。

持ち運びには、フタ付きの容器やバケツが便利です。バケツがない時は花火の水バケツの代わりになるもので、家にある物の使い道を確認できます。

持ち帰る前に知りたい決まり——外の川や池に放してはいけない

ここは、とても大切な話です。アメリカザリガニは、外の川や池に放してはいけない決まりがあります。くわしい内容は、環境省の案内で確かめてください。

  • 持ち帰ったら、最後まで飼う:お子さんと一緒に、飼い続けられるかを話し合ってから
  • 飼えなくなった時も、外の川や池に放さない:「かわいそうだから」と放すのは、決まりに反します
  • 困った時は、自治体の窓口や環境省の案内で、相談先を確かめる

ザリガニにはいくつか種類があり、見た目だけでは見分けにくいこともあります。種類に迷う時は、図鑑や環境省の案内で確かめてください。

持ち帰る時のOKとNG✓持ち帰ったら最後まで飼う✓環境省の案内で確かめる✓触ったら石けんで洗う✕外の川や池に放す✕はさみの前に指を出す✕柵の外に出る

「ちょっと飼ってみたい」という気持ちは、自然なものです。それでも、最後まで世話ができるか、家族みんなで話し合っておくのが、いちばんの安心につながります。

観察だけで終える場合は、捕まえた場所のすぐ近くで、水辺の浅い所にそっと戻してあげてください。長く容器に入れたままにせず、見終わったら戻すことを、お子さんにも伝えておきましょう。戻した後も、石けんで手を洗うのを忘れずに。

家で逃げる時——フタ、すき間、置き場所を見直す

ザリガニは、思いがけないすき間から出ていくことがあると言われます。家で逃げられた、という話もよく聞きます。

見直す所 ポイント
フタ すき間なく閉まるか。重しを置くか、留め具のある物を選ぶ
ケースの位置 落ちない平らな台の上。子どもやペットが触れない所
ケースの周り ホースやコードなど、足がかりになる物を近くに置かない
掃除の時 フタを開ける前に、周りの床を確認しておく

万が一逃げた時は、慌てて追い回さず、容器と紙で静かに戻します。素手でつかまず、背中の側から胴をつまむ持ち方(第2章)を思い出してください。

水槽まわりの掃除は水槽フィルターの掃除、コケが気になる時は水槽のコケ対策が参考になります。

黒くなる・水に浮く時——脱皮の前後のことがあると言われる

「体が黒っぽくなった」「水の上に浮いている」と、心配になる人もいます。こうした様子は、脱皮の前後に見られることがあると言われます。

ここで原因を決めつけたり、自分で何かを試したりしないでください。いつもと様子が違う時や、気になる時は、甲殻類を診てくれる動物病院に相談してみましょう。

鳴き声?オスとメスの違いは?——一般的な目安

ザリガニが「鳴く」と感じる音は、はさみや体がこすれる音と言われます。声を出しているわけではないようです。

オスとメスの見分けは、一般的な目安として、次のように言われます。

  • オスは、はさみが大きめの個体が多い
  • お腹側の足の形が、オスとメスで違う

種類や育ち具合でも違うので、迷う時は図鑑で確かめてください。お腹側を見ようとして、ひっくり返したり、強く持ったりしないでください。

触った後は——石けんで手を洗う、公園や池の決まりを守る

ザリガニに触れた後は、水辺の泥や水が手についています。流水で、石けんをよく泡立てて洗いましょう。目や口をこする前に、必ず洗ってください。お子さんの手もいっしょに洗います。

公園、池、川、田んぼでは、次のことを守ってください。

  • 捕っていい場所か、案内板や管理者に確認する
  • 私有地、立入禁止の場所には入らない
  • 水辺は、大人がそばにつく。柵の外に出ない
  • 追い回さない、つぶさない。持ち帰らない時は、見つけた場所へ戻す

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「かわいい、飼いたい」の気持ちと、「最後まで責任を持つ」は、セットで考えたほうがいいと思います。迷う時は、観察して見つけた場所へ戻すのも、立派な選択ですよね』

💡 この困りごとへの提案

持ち帰ると決めた場合は、フタがしっかり閉まる飼育ケースが1つあると、逃げる心配が減ります。大きさや形は、お住まいの環境に合わせて選んでください。


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まとめ:背中の側から胴をつまむ。はさみの前に指を出さず、外へは放さない

  1. 水辺は大人がそばにつき、柵の外に出ない。足元のぬかるみに注意する
  2. 持ち方は、背中の側から胴をそっとつまむ。はさみの前に指を出さない
  3. アメリカザリガニは、外の川や池に放してはいけない。環境省の案内で確かめ、持ち帰ったら最後まで飼う
  4. 家で逃げる時は、フタ・すき間・置き場所を見直す。黒くなる・浮く時は脱皮の前後のことがあると言われる
  5. 触った後は石けんで手を洗う。池や川、私有地の決まりを守る

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ザリガニの捕まえ方の早見表:水辺では大人がそばにつき、柵の外に出ない、足元のぬかるみに気をつける、公園や池や川の決まりを守る。持ち方は背中の側から胴をそっとつまみ、はさみの前に指を出さない。うまくつかめない時は網ですくって容器へ。挟まれた時は慌てて振り払わず大人を呼ぶ。アメリカザリガニは外の川や池に放してはいけない決まりがあり、環境省の案内で確かめる。持ち帰ったら最後まで飼い、飼えなくなっても外へ放さない。家で逃げる時はフタのすき間、ケースの位置を見直す。黒くなる、浮く時は脱皮の前後のことがあると言われ、気になる時は動物病院へ。鳴き声に聞こえるのはこすれる音と言われる。触った後は石けんで手を洗う

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