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雨上がりの朝、玄関先や庭、ベランダの床に、ミミズがずらり。見慣れない数だと、思わず足が止まりますよね。「何かの異変?」「どうやって片づければいい?」と不安になる人も多いと思います。
先に結論をひとつ。雨の後に地面へ出てくるのは、土の中の水や空気の具合が関係していると言われます。雨がやめば、土に戻っていくことも多いようです。ミミズは庭の土の中で、落ち葉などを分ける役目をしている生き物でもあります。見つけたら、追い払うよりも「土へ戻す」を基本に考えてみてください。
なお、ミミズに触れた後は、石けんで手を洗いましょう。この記事では、触り方、移し方、においや声の疑問まで、順番に見ていきます。
ケース別に読む:雨の後に大量に出た人|ベランダや玄関に出た人|捕まえて移したい人|白い部分や顔が気になる人|鳴き声やにおいが気になる人|触ってしまった人|集合住宅の人
雨の後に大量に出るのはなぜ?——土の中の様子が変わると言われる
ミミズは、ふだん土の中で暮らしています。大雨の後や、長く雨が続いた後に、地面の上や道路にたくさん出てくるのは、よく見られる光景です。
- 土の中に水がたまると、中の空気が少なくなるため、地上へ出てくると言われます
- 地面が湿っている間は、地上を動きやすいと言われます
- 雨がやみ、土が落ち着くと、また土の中へ戻っていくことが多いようです
理由は、お住まいの土地や季節、雨の降り方でも変わると言われます。「大量に出た=庭に問題がある」とは限りません。しばらく様子を見て、翌日に減っているなら、あまり心配しなくて大丈夫です。
ベランダや玄関に出た時——どこから来たのか見直す
マンションのベランダや玄関前に、ミミズが出ていることがあります。プランターの底や、受け皿の下、植え込みの近くから出てきたことが多いと言われます。雨水がたまりやすい場所は、見直しておくと安心です。
| 出た場所 | 見直すところ |
|---|---|
| ベランダの床 | プランターの底、受け皿の水、排水口まわりの落ち葉 |
| 玄関先 | 植え込みとの境目、水たまりができる所 |
| 庭の通路 | 落ち葉や枯れ草のたまり、雨どいの出口 |
落ち葉をためこまない、受け皿の水を捨てる、水はけをよくする。そうした日々の見直しで、近づきにくい環境をつくれると言われます。ベランダの掃除の流れはマンションのベランダ掃除のやり方にまとめています。
片づける時は、手袋をして、使い捨ての紙でそっと取るのがおすすめです。掃除の後は、石けんで手を洗ってください。床を洗う時に洗剤を使うなら、塩素系と酸性のものは混ぜないこと(「まぜるな危険」の表示を確認)、窓を開けて換気をすることも忘れずに。
捕まえて土へ移したい時——素手で握らず、手袋と紙を使う
歩く場所にいて踏んでしまいそうな時や、道路から植え込みへ移したい時は、そっと移してあげましょう。
- 手袋をはめる:園芸用や掃除用のゴム手袋が使いやすいです
- 使い捨ての紙やスプーンに、そっとのせる:ぎゅっと握ったり、引っ張ったりしない
- 湿った土や、枯れ葉の下へ戻す:見つけた場所の近くが基本です
湿った土や枯れ葉の下は、ミミズがよく見つかる場所と言われます。お子さんが観察したがる時は、見終わったら見つけた場所へ戻すことを、先に決めておくと安心です。持ち帰って飼う場合は、後で困らないよう、最後まで世話ができるかを考えてからにしましょう。
手袋の代わりに使える物はゴム手袋の代わりになるもので、土で汚れた軍手の洗い方は泥汚れとにおいの落とし方で確認できます。
白い部分と、顔はどっち?——一般的な見分け方
ミミズを見ると、体の途中に太くて白っぽい帯のような部分があります。「これは何?」「顔はどっち?」という疑問も多いです。
- 白っぽい帯のような部分は、体のつくりの一部と言われます。傷のしるしと決めつけなくて大丈夫です
- 顔(頭)の側は、この帯に近いほうと言われます。帯から遠いほうが、お尻の側です
- 目や耳のような、はっきりした顔はないと言われます
種類によって見た目が違うので、あくまで一般的な目安です。「ここが顔?」と確かめたくなっても、持ち上げて引っ張ったり、強くつまんだりしないでください。観察は、そっと見るだけにしましょう。
「ジー」と鳴くのはミミズ?——鳴き声の正体と、においの話
夜の庭から「ジー」と聞こえる声を、ミミズの鳴き声と考える人は昔から多いようです。ただ、ミミズが声を出すとは言われず、その声はケラ(オケラ)という、土の中にすむ虫の声と言われています。「ミミズが鳴く」と言い伝えられているのは、土の中から聞こえるので、姿が見えないことも理由のようです。
においが気になる時は、次のことが考えられます。
- 道路や玄関先に動かなくなったものが残っていて、においの元になっている
- 雨でぬれた土や、水たまりのにおいが強くなっている
- プランターの受け皿に水がたまったままになっている
見つけたら、手袋と使い捨ての紙で取り除き、床は水拭きをしてから乾かしてください。受け皿の水は、こまめに捨てると安心です。
ちなみに、雨の日の通学路や散歩道でも、道の上に出ているミミズを見かけます。踏まないように足元を見て歩く、傘をさしていても足元のぬかるみに気をつける、といったことだけで、お互いに安心です。お子さんには、「見つけても追いかけない、触りたい時は大人に声をかける」と、先に伝えておくとよいですね。
触ってしまった後は——石けんで手を洗い、目をこすらない
ミミズ自体は、触れて問題の出る生き物とは言われません。ただ、土やぬめりが手につきます。次の流れを覚えておくと迷いません。
- 流水で、石けんをよく泡立てて洗う
- 土のついた手で、目や口をこすらない
- お子さんの手も、いっしょに洗う
- 傷がある手で触れた時は、いつもより丁寧に洗う
手や爪に土が残る時は、軽くブラシを使うとすっきりします。洗った後に赤みやかゆみが出た時は、お近くの医療機関に相談してください。
やらないこと・集合住宅の決まり——薬剤や苦しめる方法は使わない
ミミズが苦手な人ほど、「早くいなくなってほしい」と思いますよね。それでも、薬剤を使う方法や、生き物を苦しめるような方法はおすすめしません。見つけた場所の近くの土へ戻すだけで足ります。雨がやめば減っていくことも多いので、まずは受け皿の水や落ち葉の見直しを。
マンションや集合住宅では、花壇、植え込み、共用の廊下や駐輪場など共用部の対応は、管理規約と管理会社が先です。個人の判断で土をいじったり、薬剤を撒いたりせず、管理会社や管理組合に伝えてください。公園や他人の庭、私有地には、勝手に入らないようにしましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、数が多いと見た目はびっくりしますよね。でも、土へ戻してあげるだけで済む相手だと思うと、気持ちが少し楽になります』
💡 この困りごとへの提案
土や生き物に触れる作業の前には、薄手のゴム手袋が1組あると、ぬめりや土汚れが気にならず、気持ちも楽です。
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まとめ:雨の後は土へ戻す。手袋と紙で移し、触ったら石けんで手を洗う
- 雨の後に大量に出るのは、土の中の様子が関係すると言われる。雨がやめば土へ戻ることが多い
- ベランダは受け皿の水と落ち葉を見直す。掃除は手袋と使い捨ての紙で、換気を
- 移す時は、手袋と紙でそっとのせ、湿った土へ戻す。握らない
- ジーと鳴く声の正体は、ケラと言われる。白い帯に近いほうが頭側
- 触った後は石けんで手を洗い、目をこすらない。集合住宅の共用部は管理会社へ
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手順を1枚にまとめています。



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