ビオラとパンジーの違い——スミレとの見分け方と、選ぶ時の目安

家事

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秋になると、園芸店の売り場にビオラとパンジーがずらりと並びます。どちらも似た顔つきの花で、値札を見ても「結局どっちが何?」と手が止まってしまう人は多いですよね。さらに「スミレ」という名前まで出てくると、ますます混乱してしまいます。

先に結論をひとつ。ビオラとパンジーは同じ仲間の花で、花の大きさで呼び分けていることが多いと言われます。はっきりした境目があるわけではないので、名前にこだわるより「花の大きさと数」で選ぶのが近道です。スミレは、野に咲く仲間の呼び名として使われることが多い、と覚えておくと整理しやすくなります。見分け方、スミレとの関係、選ぶ目安、並べて植える時のコツを、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へラベルを見ても迷う→花の大きさと数が目安第1章スミレとは何が違う?→同じ仲間。野の種類と園芸第2章どちらを選ぶか迷う→数を楽しむか大きな花か第3章並べて植えたい→株の間をあけて日なたへ第4章子どもやペットがいる→口に入れない・手を洗う第5章

ケース別に読む:見分け方を知りたい人|スミレとの違いが気になる人|どちらを選ぶか迷う人|並べて植えたい人|子どもやペットがいる人

4コマ漫画|ビオラとパンジー選び売り場で迷うどっちがビオラ??1ラベルを見ても迷うやりがちなNG思ったより花が小さい…2名前だけで選ぶと食い違う大きさと数花の大きさと数で選ぼう大きめ数が多い3花の大きさと数で決めるプランターに間をあけてきれいに咲いた4株の間をあけて植える

見分けの早見表——花の大きさ・花の数・株の姿

売り場で見分けるなら、いちばん分かりやすいのは花の大きさです。一般には、花が大きめのものをパンジー、小さめのものをビオラと呼ぶことが多いと言われます。ただ、近年は交配が進んで、小さなパンジーや、パンジーのように大きなビオラもあります。そのため、あくまで目安として見てください。

花の大きさと数の目安パンジー大きめの花・数は少なめビオラ小さめの花・数が多い中間のもの境目はあいまい
見る所 パンジー ビオラ
花の大きさ 大きめ。見ごたえがある 小さめ。かわいらしい
花の数 やや少なめと言われる たくさん咲く傾向がある
花の模様 顔のような模様が目立つものが多い すっきりした色や、細い筋のものが多い
株の姿 花の重みでうつむくこともある 小さな花が株いっぱいに広がる

表の内容は、どれも「そういう傾向がある」という一般的な目安です。苗のラベルに品種名や特徴が書かれていれば、そちらがいちばん確かです。花の大きさは、ラベルや売り場のポップで確かめてみてください。

売り場で苗を選ぶ時は、次のあたりも見ておくと安心です。

  • 蕾がたくさんついている株。花が開ききった株より、これから咲く蕾が多い株のほうが、長く楽しめると言われます
  • 葉の色が濃く、茎がしっかりしている。ひょろひょろと間延びした株は避けましょう
  • 株元がぐらつかない。土の表面にカビのような白いものがないかも、さっと見てみてください

スミレとの違い——野に咲く種類と園芸の種類

「スミレ」はどうでしょう。ビオラやパンジーは、植物のグループでいうとスミレの仲間です。つまり、全部が親戚のような関係なんです。

スミレの仲間の関係スミレの仲間(同じグループ)園芸の種類ビオラ・パンジー花を楽しむために改良野に咲く種類スミレなど見て楽しむだけにする

道ばたや野原、公園の隅で、小さな紫の花を見かけることがありますよね。それが、野に咲くスミレの仲間です。種類がとても多く、花の色や形もそれぞれ違います。一方、園芸のビオラやパンジーは、花を楽しむために長い間かけて改良されてきた種類です。そのため、色も大きさも多彩で、秋から春にかけて長く咲きます。

ちなみに「ビオラ」という言葉は、もともとスミレの仲間のグループ全体を指す名前でもあります。そのため、図鑑や海外の園芸書では、パンジーまで含めてビオラと書かれていることもあるんです。呼び名がゆれるのは、そういう事情もあります。

野に咲く花は、公園や私有地の決まりを守って、見て楽しむだけにしましょう。摘んだり、掘って持ち帰ったりしないのが基本です。

選ぶ時の目安——花の数を楽しむか、大きな花を楽しむか

見分けより大事なのは、「自分がどう楽しみたいか」です。迷った時は、次の表で考えてみてください。

楽しみ方 向くのは ひとこと
たくさんの花で華やかに ビオラ 小さな花が株いっぱいに広がり、プランター全体が花で埋まる
大きな花を堂々と見たい パンジー 少ない株でも花壇や玄関先で存在感が出る
寄せ植えで色をそろえたい どちらでも 花の大きさをそろえると、まとまりやすい
手軽に育てたい どちらでも 日当たりと水はけを整えるほうが大事

「どちらが育てやすいか」と聞かれることもありますが、品種や環境で変わるので、どちらが上とは決められません。寒さに強く、冬の庭やベランダを彩ってくれる点は、どちらも同じです。花の大きさと数のどちらを楽しみたいか、置く場所の広さと合わせて選ぶと、あとで後悔しにくいです。

色選びも、迷いどころですよね。同じ系統の色でそろえると落ち着いた雰囲気になり、反対色を混ぜると明るくにぎやかになります。寄せ植えにするなら、花の大きさをそろえておくと、バランスが取りやすいです。はじめてなら、2色までに絞ると、あとで「ちぐはぐになった」と感じにくいですよ。

並べて植える時——株の間と日当たり、水はけ

プランターに並べて植えるなら、気をつけたいのは次の3つです。

並べて植える時の目安日間株の間をあけて日なたへラベルの間隔の目安を見る詰めて日陰に置く蒸れやすく花が減りやすい
  • 株の間をあける。苗のラベルに書かれた間隔の目安を見てください。詰めて植えると、風通しが悪くなって蒸れやすくなります
  • 日当たり。日がよく当たる場所のほうが、花数が増えやすいと言われます。ベランダでは、手すりの外に出さず、避難経路をふさがない置き方にしましょう
  • 水はけ。底に穴のあるプランターを使い、受け皿に水をためたままにしない。鉢底石の要不要はプランターの鉢底石はいらない?が参考になります

水やりは、土の表面が乾いてから、株元にそっとあげます。花や葉に直接かけ続けると、蒸れや傷みの原因になることがあります。特に冬は、朝のうちにあげるほうが、夜の冷え込みで土が冷たくなりすぎないと言われます。

植え付けのあと、花が咲き終わった時の手入れは、ビオラが咲き終わったらにまとめています。花がらの摘み方や、勝手に増える時の考え方も、そちらで見ていけます。使い終わった土の行き先は植木鉢の土の捨て方が参考になります。

子どもとペットの安全——口に入れない・触ったら手を洗う

ビオラもパンジーも、花や葉を口に入れないのが基本です。小さな子どもは、色のきれいな花を触りたがりますし、口に運んでしまうこともあります。プランターは、子どもとペットの手の届かない所に置きましょう。猫や犬が葉をかじることもあるので、気になる時は獣医さんに相談してください。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ。

植物や土に触ったあとは、石けんで手を洗いましょう。肥料や薬剤を使う時は、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけないようにしてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『名前の違いで迷うより、「大きな花をどんと見たいか、小さな花をたくさん咲かせたいか」を先に決めるほうが、売り場でずっと選びやすいと思います』

💡 この困りごとへの提案

並べて植えるなら、横に長いプランターが一つあると、株の間をそろえやすくなります。底に穴があって、土の量をしっかり入れられるものを選ぶと、根が育ちやすいです。


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咲き終わったあとの花がら摘みや、勝手に増える時の考え方はビオラが咲き終わったら、プランターの底の準備はプランターの鉢底石はいらない?、土の始末は植木鉢の土の捨て方で読めます。

まとめ:呼び名より、花の大きさと数で選ぶ。スミレは同じ仲間

  1. ビオラとパンジーは同じ仲間。花の大きさで呼び分けることが多く、境目ははっきりしません
  2. 見分けの目安は花の大きさと数。大きめで数は少なめがパンジー、小さめで数が多いのがビオラ
  3. スミレは、野に咲く仲間の呼び名として使われることが多い。野の花は見て楽しむだけに
  4. 選ぶ決め手は、楽しみ方。花の数を楽しむか、大きな花を楽しむかで決める
  5. 花や葉は口に入れない。子どもとペットの手の届かない所に置き、触ったら手を洗う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ビオラとパンジーの違いの早見表:ビオラとパンジーは同じ仲間で、花の大きさで呼び分けることが多く境目ははっきりしない。パンジーは大きめの花で数はやや少なめ、ビオラは小さめの花で数が多い傾向。ラベルの品種名や特徴がいちばん確か。スミレは同じ仲間で、野に咲く種類の呼び名として使われることが多く、野の花は見て楽しむだけにする。選ぶ時は花の数を楽しむか大きな花を楽しむかで決める。並べて植える時は株の間をあけ、日当たりと水はけを整える。花や葉は口に入れず、子どもとペットの手の届かない所に置き、触ったあとは手を洗う

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