タマスダレとゼフィランサスの違い——フルバーニアンやハブランサスとの見分け方

家事

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庭やベランダで白い花が咲いて、調べてみると「タマスダレ」と出てくる。別の資料には「ゼフィランサス」と書いてある。さらにフルバーニアン、ハブランサス、レインリリーと、似た名前が次々に出てきて、混乱しますよね。

先に結論をひとつ。ゼフィランサスは仲間の呼び名で、タマスダレはその仲間のうち白い花の種類の呼び名です。フルバーニアンは桃色の大きな花の種類、ハブランサスは花がやや横向きに咲くなど、形で見分けられると言われています。「レインリリー」は、雨の後に咲くことからついた呼び名です。ただし、資料や売り場で呼び方が混ざることもあるので、ここでは見た目で整理していきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ呼び名が混ざる→仲間の呼び名で整理第1章へ ▶白・桃・横向き→早見表で見比べる第2章へ ▶花が咲かない→日当たりと混み合い第3章へ ▶増えすぎた→数を決めて掘り分ける第4章へ ▶子どもやペットがいる→口に入れない・場所を分ける第6章へ ▶

ケース別に読む:呼び名が混ざる人|見分けたい人|花が咲かない人|増えすぎた人|子どもやペットがいる人

4コマ漫画|雨のあとに咲く白い花庭の白い花を見て1雨のあとに咲く花この白い花何の名前?葉がニラに似ていて2ニラ・ノビルの近くはNGニラの横に植えよう友だちに聞くと3ラベルを立てて場所を分けるラベルを立てて場所を分けてね場所を分けると4口に入れない・手の届かない所間違えないし安心だね

呼び名の整理——ゼフィランサスは仲間、タマスダレは白い花の種類

呼び名の関係を、先にほぐしておきましょう。

  • ゼフィランサス。球根でふえる草花の仲間の呼び名です。花の色や形が違う種類がいくつもあります
  • タマスダレ。仲間のうち、白い花が上向きに咲く種類の和名です
  • フルバーニアン。桃色系の大きな花の種類として売られることがあります
  • ハブランサス。ゼフィランサスとよく似ていて、花がやや横向きに咲くなどの特徴で呼び分けられます
  • レインリリー。雨の後に一斉に咲く姿から、この仲間をまとめて呼ぶ名前です

分類の細かい扱いは、資料や売り場によって少しずつ違います。名前で迷った時は、「花の色と向き」を見ると整理しやすいですよ。

見分けの早見表——花の色・向き・葉

花の色と向きで見分ける1タマスダレ白い花が上向きに咲く2フルバーニアン桃色の大きな花3ハブランサス花がやや横向き
呼び名 花の色 花の向き 葉の様子
タマスダレ 白 上向きに開く 細く、つやのある濃い緑
フルバーニアン 桃色 上向きで大きめ 細めの葉が株元から出る
ハブランサス 桃色や黄色など やや横向き やや幅のある葉
レインリリー 種類による 種類による 雨の後に咲く仲間の呼び名

この表は目安です。ラベルがついている株なら、ラベルの表記をそのまま控えておくのがいちばん確実です。花が咲く前の葉だけの時期は、見分けが難しいので、植える場所に園芸ラベルを立てておくと安心です。

花が咲かない時——日当たり・混み合い・植えて間もない

葉は元気なのに、花が咲かない。この仲間でよく聞く悩みです。見直したいのは次の3つです。

  • 日当たり。日陰が多いと花つきが悪くなることがあります。日の当たる場所へ移す方法を考えます
  • 球根が混み合っている。増えて込み合うと、花が咲きにくくなると言われます
  • 植えて間もない。根づくまでの間は、花がつかないこともあります。慌てずに様子を見てください

花の時期は、雨や気温がきっかけになることもあり、年によってずれます。葉が緑でしっかりしているなら、いったん見守りましょう。

増えすぎた時——球根を掘り分けて、残す数を決める

この仲間は、球根がどんどん増えるので、数年たつと株が混み合うことがあります。増えすぎた時は、数を整える方法があります。

増えすぎた時の手順1手袋をつける球根の汁や土から手を守る2混んだ所を掘る球根を傷つけないように3残す数を決める抜いた分は自治体の案内で
  1. 手袋をつける。球根や土に触れる前に、手を守っておきます
  2. 混み合った所の球根を、傷つけないように掘る。スコップは刃先を人に向けず、使い終わったら子どもの手の届かない所へ
  3. 残す数を決める。残す分を植え直し、余った球根は自治体の案内に従って捨てます。空き地や川に捨てないでください

ベランダや集合住宅の共用部の花壇では、勝手に植え替えたり捨てたりせず、管理規約と管理会社の決まりを確かめてください。鉢をベランダに置く時は、手すりの外に出さず、避難経路や隣家とのしきりをふさがない位置にします。排水口に土や球根を流さないよう気をつけましょう。

掘り上げるか、植えっぱなしか——地域と環境で考える

この仲間は、植えっぱなしでも育つと言われています。ただ、寒さの厳しい地域や、水はけの悪い場所では、掘り上げて保管する人もいます。掘り上げる時期や保管の仕方は、地域で違うので、近くの園芸の案内や、買った時のラベルを参考にしてください。

掘り上げた球根を保管する場合は、風通しのよい場所で、子どもの手の届かない所に置きます。球根は花の仲間でも、彼岸花のように毒があると言われる種類があります。気になる人は彼岸花はいつ咲く?も読んでみてください。球根の管理は、水やりの道具選びとあわせてじょうろの代用の記事も参考になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『似た名前の花は、名前を覚えるより、ラベルを立てておく方がずっと楽だと思います。あとで「どれだっけ」となるのが、いちばん困りますよね』

💡 この困りごとへの提案

植える場所の目印になる園芸ラベルがあると、球根の掘り分けも、見分けも、ぐっと楽になります。


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球根と葉の注意——ニラやノビルと間違えない、口に入れない

ゼフィランサスの仲間の葉と球根は、口に入れないでください。細い葉は、ニラやノビルと間違えやすい形をしています。食べ物の草と間違えないよう、植える場所をはっきり分けておくのが大切です。

植える場所を分けるニラやノビルの近く見間違えて口に入れる心配ラベルを立てて分ける子どもの手の届かない所に
  • ニラやノビルの近くに植えない。ラベルを立てて、場所を分けます
  • 子どもの手の届かない所に。鉢も、掘り上げた球根も、落ちた葉も同じです
  • 口に入れた時は、様子を見る前に医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください。毒性の強さは種類や量で変わります

猫や犬、小鳥も、葉や球根をかじることがあります。かじらない所に置き、気になる時は獣医さんに相談してください。土を触った後は、手を洗いましょう。

よくある質問——雨のあとに咲く理由・鉢植え・植え付けの考え方

Q. なぜ雨のあとに咲くの?
乾いた時期のあとに雨が降ると、一斉に花が上がる姿から、レインリリーという呼び名がついたと言われています。雨や水やりが、花が上がるきっかけになることがあるようです。

Q. 鉢でも育てられる?
鉢でも育ちます。水はけのよい土を選び、受け皿に水をためないようにします。鉢の数が増えたら、ベランダでは手すりの外に出さず、避難経路をふさがないようにしてください。

Q. 買った球根は、いつ植える?
種類や地域で変わるので、球根の袋の表示や、近くの園芸の案内を見てください。袋に書かれた向きや深さの案内に合わせて植えると、迷いません。

Q. 同じ場所に混ぜて植えてもいい?
白と桃色を並べて植えることもできます。ただ、あとで見分けがつかなくなるので、種類ごとにラベルを立てておくと、掘り分けの時に役立ちます。

Q. 花がらは切ったほうがいい?
咲き終わった花は、茎の根元近くで切っておくと見た目がすっきりします。切った花や茎は口に入れないよう、すぐに片付けて、はさみは子どもの手の届かない所にしまってください。

あわせて読みたい

球根の仲間として、彼岸花がいつ咲くかは彼岸花はいつ咲く?で。土や球根の捨て方は植木鉢の土の捨て方、水やりの道具はじょうろの代用にまとめています。

まとめ:呼び名は仲間と種類で整理し、葉と球根は口に入れない

  1. ゼフィランサスは仲間、タマスダレは白い花の種類。レインリリーは雨の後に咲く呼び名です
  2. 見分けは花の色と向き。白、桃色、やや横向きで整理します
  3. 花が咲かない時は日当たりと混み合いを見ます。植えて間もない間は見守ります
  4. 増えすぎたら手袋で掘り分ける。余った球根は自治体の案内で捨てます
  5. 葉と球根は口に入れない。ニラやノビルと場所を分け、子どもとペットの届かない所に

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

タマスダレとゼフィランサスの違いの早見表:ゼフィランサスは仲間の呼び名、タマスダレは白い花が上向きに咲く種類、フルバーニアンは桃色の大きな花、ハブランサスは花がやや横向き、レインリリーは雨の後に咲く仲間の呼び名。花が咲かない時は日当たりと球根の混み合いを見る。増えすぎたら手袋をして掘り分け、余った球根は自治体の案内で捨てる。葉と球根は口に入れない。ニラやノビルと間違えないよう植える場所を分け、園芸ラベルを立てる。子どもとペットの届かない所に置き、口に入れた時は医療機関や中毒の相談窓口へ

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