※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
冬の間は毎日のようにかぶるニット帽。玄関のフックにぽんと掛けておいたら、春には形がゆるんで、かぶるとずるっと下がってくる。そんな経験は、ニット帽ではよくある流れですよね。いざ来シーズンに出してみたら、虫食いの穴が空いていた、というのも悲しい話です。
先に結論をひとつ。ニット帽の保管方法は、「シーズン中の置き場所」と「シーズン終わりのしまい方」を分けて考えると迷いません。ポイントは、フックに掛けず平らに置くこと、洗えるか表示を見てよく乾かすこと、通気のある箱や袋に入れること、の3つです。
ここでは、置き場所、しまう手順、たたみ方、虫食い対策、形を保つコツを、図と早見表で順に見ていきます。もう伸びてしまった帽子を直したい時はニット帽がゆるい時の対処と洗濯をどうぞ。
ケース別に読む:毎日かぶる人|シーズン終わり|ポンポン・折り返し付き|ウール・カシミヤ|形を保つコツ
ニット帽の保管方法の基本——伸びる・湿る・虫に食われるを防ぐ
ニット帽は、糸を編んで作ってあるので、引っ張られる力に弱く、形が戻りにくい物です。傷む理由は、おおまかに3つに分けられます。
- 伸びる:フックや釘に掛けっぱなしにすると、重さで同じ所が引っ張られる
- 湿る:汗や雨で湿ったまましまうと、においやカビの原因になる
- 虫に食われる:ウールやカシミヤなどの動物の毛は、虫が好む。汚れが残っていると、さらに寄ってきやすい
この3つを避けるのが、保管の基本です。難しいことはありません。置き方、乾かし方、しまう場所を、順番に整えていきましょう。
シーズン中はどこに置く?——フックより平らに
毎日かぶるニット帽は、しまい込むより「すぐ取れて、伸びない場所」に置くのが現実的です。
置き場所の候補は、玄関の棚の上のかご、コート掛けの近くの浅い箱、カバンの内側などです。ポイントは、重さが一点にかからないことと湿気がこもらないこと。雨や雪でぬれた日は、そのまま箱に入れず、風通しのいい所で乾かしてから戻してください。
玄関の壁に掛けたい場合は、帽子の頂上をつまんで吊るのではなく、広い面で支えるタイプの帽子掛けを選ぶと、伸びにくくなります。どうしてもフックを使うなら、掛けっぱなしにせず、1日ごとに別の置き方を挟むと安心です。
ぬれた帽子をそのままコートのポケットやカバンに入れっぱなしにするのも、においの元になります。帰ったらまずポケットから出して、軽く形を整えてから置く。このひと手間だけで、シーズン終わりの手入れがぐっと楽になります。ストーブやヒーターのそばで急いで乾かすのは、縮みや傷みの原因になるのでやめておきましょう。
シーズン終わりにしまう手順——洗う・乾かす・たたむ・入れる
春になって、もうかぶらないとなったら、しまう前にひと手間かけます。汚れが残ったまましまうと、虫やカビを呼ぶからです。順番は次のとおりです。
まず、洗濯表示を見て、洗えるかを確かめます。手洗いできる帽子なら、おしゃれ着用の中性洗剤でやさしく押し洗いし、タオルで水気を押し出してから、形を整えて平らに陰干しします。洗えない帽子は、ブラシで表面のほこりを払い、汗が気になるところは固く絞ったタオルで軽くたたきます。
そして大事なのが、完全に乾かしてからしまうことです。見た目が乾いていても、折り返しや縫い目の内側に水分が残っていることがあります。数日は風通しのいい日陰に置いてから、しまうと安心です。
洗濯表示の読み方に自信がない時は、帽子の内側についているタグを見て、洗濯桶の絵に「×」がついていれば家庭では洗えない、と考えて大丈夫です。迷う場合は、無理に洗わず、ブラシで払う程度にとどめるほうが帽子を長持ちさせます。気になる汚れがあるなら、取り扱い店やクリーニング店に相談するのもひとつの方法です。
たたみ方——ポンポン付き・折り返し付きは押しつぶさない
ニット帽のたたみ方は、帽子の形でちがいます。共通するのは、ぎゅっと押しつぶさず、ふんわり重ねること。きつく折り目をつけると、そこがほつれたり、ゆるんだりします。
ポンポン付きは、ポンポンが潰れないよう、帽子の内側へ向けて入れ込みます。折り返し付きは、折り目をいったん戻してから、ゆるめに畳みます。ゴム編みなどの伸びる帽子は、ひと回り小さく畳むと、収納箱の中で安定します。
💡 この困りごとへの提案
収納ケースには、帽子の山の高さにゆとりがある箱を選ぶと、上から重ねてもつぶれません。ひとつの箱に入れる数は少なめにして、積み重ねすぎないでください。
虫食いを防ぐには——素材ごとの保管のしかた
ウールやカシミヤ、アンゴラなど、動物の毛の素材は、虫に食われやすい性質があります。下の表で、素材ごとのしまい方の目安を確認してください。
| 素材 | 虫食いのリスク | 保管のポイント |
|---|---|---|
| ウール | 食われやすい | 汚れを落としてよく乾かす。防虫剤と一緒に箱へ |
| カシミヤ・アンゴラ | 食われやすい | 洗濯表示を確認。やさしく扱い、防虫剤を入れる |
| アクリル | 食われにくい | 湿気を避けて平らに。汚れは落としてからしまう |
| 綿 | 比較的食われにくい | 湿気に注意。通気のある袋や箱に入れる |
防虫剤を使う時は、表示を読んで、種類を混ぜないでください。種類のちがう防虫剤を同じ場所に入れると、成分がまざって衣類にしみができることがあります。また、防虫剤は子どもやペットが口に入れる心配のない場所に置いてください。
同じ引き出しに、ほかの衣類と一緒に入れる時も同じです。ウールのマフラーやセーターと同じ箱に入れる場合は、マフラーの保管やセーターの保管方法も合わせて見てください。
形を保つには——詰め物と重ねすぎないこと
しまっている間の型崩れを防ぐには、帽子の中に薄紙を軽く入れておく方法が使えます。丸めた薄紙をふんわり詰めて、ドーム型を保ちます。きつく詰めると逆に生地が引っ張られるので、ほどよいふくらみが目安です。
次のシーズンに出す時は、箱から出してすぐかぶらず、風通しのいい所で半日ほど空気にさらしてください。防虫剤のにおいが飛びますし、折りたたんだ形のくせも戻りやすくなります。出した時に虫食いの穴やしみに気づいたら、そのまま使い続けず、洗い方や直し方を確認してからにしましょう。
そして、帽子をいくつも重ねるのは避けます。下の帽子に重さがかかり、編み目が押しつぶされるからです。重ねる場合は、軽い物を上に、2段までを目安にしてください。
帽子が何個もある家では、シーズン中も終わった後も、型崩れを防ぎながらまとめて置ける収納ボックスがあると、探す手間もつぶれる心配も減ります。
ゆきこ( ゚Д゚)『毎日かぶる時期は掛けっぱなしでも、しまう時だけは平らに、が基本だと思います』
あわせて読みたい
ゆるく伸びてしまった帽子はニット帽がゆるい時の対処と洗濯、耳当ての洗い方は耳当ての洗い方、ほかの冬小物のしまい方はマフラーの保管にまとめています。
まとめ:ニット帽は平らに置いて、洗って乾かして、ふんわりしまう
- シーズン中はフックに掛けない。かごや棚に平らに置く
- しまう前に洗えるか表示を見る。汚れを落として、よく乾かす
- ポンポンや折り返しは押しつぶさない。ふんわりたたむ
- 動物の毛の素材は虫食い対策を。防虫剤は種類を混ぜない
- 薄紙を軽く詰めて、重ねすぎない。型崩れを防ぐ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント