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すっと立って星形の花を咲かせるはずのキキョウが、ある日ふと見ると斜めに傾いている。雨のあとに何本も倒れていた。茎ばかりひょろひょろ伸びて、花の重みで頭を垂れている。そんな姿を見ると、どう直せばいいのか悩みますよね。
先に結論をひとつ。キキョウが倒れる時は、茎が伸びすぎて花の重さに負ける、日当たりが足りなくてひょろ長くなる、雨や風にあおられる、のどれかが多いと言われます。倒れてから慌てるより、早めのリング支柱と、伸びる前に茎を短くしておく方法を知っておくと、ずっと楽になります。
ケース別に読む:倒れる理由を知りたい人|支え方を知りたい人|茎が伸びすぎる人|雨風・鉢植えで倒れる人|花が終わった人|口に入れない・ペットが気になる人
倒れる理由——原因の早見表
キキョウは、花の時期の姿が涼しげで人気の草花ですが、その一方で「放っておくと倒れる」と言われることが多い草花でもあります。倒れること自体は、育て方が悪いということではありません。茎が高くなる性質のぶん、支えが必要になる場面があるだけです。ですから「倒れたら失敗」と思い込まず、「倒れやすい草花だから先に支える」と考えるほうが気楽です。
キキョウは、すらりと伸びる茎の先に、星形の花を咲かせる草花です。その姿のぶん、条件がそろうと倒れやすい性質もあります。まずは、自分の株がどれに当てはまるかを見てみましょう。
| 株の様子 | 考えられること |
|---|---|
| 茎が高く伸びて、花の重さで傾く | 茎の長さに対して支えが足りない |
| 茎が細くひょろひょろしている | 日当たりが足りず、光を求めて伸びた |
| 雨や風のあとに倒れた | 雨水を含んだ花が重くなる、風にあおられる |
| 鉢植えで鉢ごと倒れる | 茎が伸びて頭が重く、鉢が軽い |
どれも、倒れてから直すより、倒れる前に手を打つほうが簡単です。茎は折れたり曲がったりすると、元のようには戻りにくいからです。次の章から、予防の手順を見ていきます。
支え方——リング支柱で株ごと囲む
倒れやすい草花には、1本ずつ茎を支柱に結ぶ方法もありますが、キキョウのように茎が何本も立つ草花は、株ごとぐるりと囲むリング支柱が向いていると言われます。茎を縛らないので、傷めにくいのが利点です。
- 茎が伸びきる前に、株のまわりにリング支柱の脚を、根を傷めない位置に差す
- リングの高さを、茎の真ん中あたりに合わせる
- 茎をリングの内側にそっと収める。紐でくくる場合は、きつく締めずに余裕を持たせる
支柱の先は尖っていることがあります。差す時は、顔や目の高さに近づけないでください。使わない時は、子どもの手の届かない所に片付けます。
鉢植えの場合は、リング支柱に加えて、鉢が風で倒れないように置き場所を見直します。壁ぎわや、風が弱まる場所に置くと安心です。
すでに倒れてしまった株は、無理に引き起こさず、まず茎の状態を見ます。折れていなければ、茎をそっと起こして、リング支柱の内側に収めます。折れてしまった茎は、残念ながら元には戻りにくいので、傷んだ所より下の、葉のついた部分の少し上で切って整理します。残った茎が花を咲かせることもあるので、株全体をあきらめる必要はありません。
茎が伸びすぎる——伸びる前に短くする考え方
キキョウは、日当たりが足りなかったり、勢いよく育ったりすると、茎がひょろ長く伸びすぎることがあります。そのまま花を咲かせると、重みで倒れやすくなります。そこで、茎が伸びる前に、先端を軽く切って短くしておく方法があります。短くすると、背が低くまとまって、倒れにくくなると言われます。
- 切る時期は、地域とその年の気候で変わるので、月は決めません。苗のラベルか、園芸店の案内で確かめます
- 切ると、花の時期が少し遅れたり、数が変わったりすることがあります。「花の時期をずらしたい」場合に向く方法です
- 切りすぎを避けるため、株全体の茎を一度に短くせず、様子を見ながら進めます
ひょろ長くなる原因が日当たり不足なら、短くしても、また同じように伸びてしまいます。そのときは、置き場所を日の当たる所へ動かすほうが、根本の解決につながります。
雨風のあとや鉢植え——置き場所と日当たりを見る
雨のあとに倒れる場合は、花が雨水を含んで重くなっているのが一因と言われます。強い雨や風の予報が出た日は、鉢植えなら軒下や壁ぎわに動かせます。地植えの場合は、あらかじめリング支柱を立てておくと安心です。
- 日当たり。半日以上日が当たる所が合いやすい。日陰が強いと茎がひょろ長くなる
- 風の通り道。強い風が吹き抜ける場所は避ける。壁やフェンスのそばが落ち着く
- 鉢の安定。軽い鉢は、重い鉢に替えるか、底に石を敷いて重くする
- 混み具合。茎が混み合うと、風通しが悪くなって弱りやすい
水やりは、土の表面が乾いてから、朝か夕方にたっぷりやります。雨の日が続いた後は、鉢の受け皿の水を捨ててください。
鉢植えを動かすときは、重さに気をつけて、腰を痛めないよう無理をしないでください。台車や、持ち手のある鉢を使うと楽です。人が通る場所に鉢を置くと、つまずく原因にもなるので避けます。
花が終わったら——花の茎のつけ根(葉の上)で切る
花が終わってしおれてきたら、花の茎のつけ根(葉の上)で、茎ごと切ります。花の下の細い茎をたどっていくと、葉のついた部分につながっています。その少し上で切る、ということです。
花だけをちぎって茎を残すと、細い茎が枯れ込んで見栄えが悪くなります。茎ごと整理したほうが、すっきりします。切った花がらは、自治体の分け方に沿って出します。空き地や川原に捨てないでください。
花がらを早めに切ると、見た目がすっきりするだけでなく、株が種を作ることに力を回しにくくなると言われます。まだ蕾が残っている茎は切らず、咲き終わった茎だけを選んで切ります。咲く順番がばらばらなので、気づいた時に庭に出て、終わった花を見つけたら切る、という形が続けやすいです。
刃物を使う時は、刃先が自分や周りの人に向かない持ち方で。使い終わったら刃を閉じて、子どもの手の届かない所にしまいます。
口に入れない・ペット・持ち帰らない——安全面のまとめ
- 口に入れない。観賞用の草花の根・葉・花は、食べたり、料理の飾りに使ったりしません。庭の株を掘り上げて、食用や薬として使うこともしません。万一口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口へ
- 猫・犬・小鳥。株をかじらないよう、届かない場所に置きます
- 公園や他人の庭。咲いている株や花を持ち帰りません
- 支柱と道具。先端や刃で、顔や目をけがしないように
ゆきこ( ゚Д゚)『倒れてから慌てるより、咲く前にリングをひとつ置いておくほうが、ずっと気持ちが楽ですよね。』
💡 この困りごとへの提案
株ごと囲んで支えるリング支柱が一つあると、茎を縛らずに済むので、傷めずに支えやすくなります。
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話は変わりますが、穴をあけたい時に専用の道具がない場合の考え方はハトメパンチの代用が参考になります。花ばさみの切れ味が落ちた時はハサミの研ぎ方もどうぞ。
まとめ:倒れる前にリングで囲み、花後はつけ根で切る
- 倒れる原因は3つ。茎の伸びすぎ、日当たり不足、雨や風
- リング支柱で株ごと囲む。茎を一本ずつきつく縛らない
- 伸びる前に先端を短くする方法もある。時期はラベルと園芸店で確かめる
- 日当たりと風の通り道を見直す。鉢植えは雨風の日に動かす
- 花が終わったら花の茎のつけ根(葉の上)で切る。口に入れず、ペットや子どもに注意
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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