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ニッパーを切らしていた、家になかった。そんな時にプラモデルのパーツを切り離したくても、手が止まってしまいますよね。爪切り、ハサミ、カッター、デザインナイフ、ペンチ。どれが近いのか、実際に手に取りながら迷う人は多いはずです。
先に結論をひとつ。「何を切るか」によって近い道具は変わります。プラモデルの薄いゲート(パーツをつなぐ枠の部分)なら爪切りとデザインナイフの組み合わせ、針金や結束バンドならペンチの刃が近道です。ケーブルは道具を選ぶ前に、通電していないかを必ず確認してください。用途別の早見表、切る時の注意、失敗しやすい代用品、買うなら見るところまで、順番に見ていきましょう。
ニッパーは工具箱に一つあれば重宝しますが、模型を始めたばかりで持っていない、来客用に子どものおもちゃの結束バンドを切りたいだけ、という場面では、わざわざ買いに行くほどでもないと感じることもありますよね。家にある道具でその場をしのげるかどうかは、道具の刃の厚みと、切りたい物の厚みの相性で決まります。
ケース別に読む:用途別に道具を知りたい人|切る時の注意を知りたい人|代用の失敗を避けたい人|買うなら見るところを知りたい人
用途別の早見表——プラモデルのゲート・針金・結束バンド・ケーブル
ニッパーの代わりは、切りたい物によって近道が変わります。まずは用途別に、近い道具を確認しましょう。
プラモデルの薄いゲート(パーツをつないでいる枠の部分)は、爪切りで大まかに挟んで切り離し、切り口をデザインナイフで少しずつ削って仕上げると、ニッパーで切ったのに近い仕上がりになります。厚みのある部分を無理に爪切りで挟むと、刃こぼれの心配があるので避けてください。針金や結束バンドは、ペンチの先端についている刃の部分を使うと切れます。ハサミで代用すると刃が欠けたり切れ味が落ちたりするので勧めません。結束バンドをできれば切らずに外したい人は結束バンドを切らずに外す方法もあわせてどうぞ。ケーブルを切りたい時は、道具を選ぶ前に必ず通電していないか確認してください。通電中のケーブルは絶対に切らないのが鉄則です。ハサミで切ると被覆がつぶれて中の線を傷めることもあります。
ペンチやハサミで切る時の注意——白化と飛び散り
用途に合った道具が決まっても、切り方を間違えると仕上がりやけがにつながります。刃物は「よく切れるから安全」というわけではなく、扱い方を誤ると小さな刃物ほど力任せになりやすい、という面もあるんです。
プラスチックを刃で挟んで切ると、切り口が白っぽくなる「白化」という現象が起きることがあります。厚みのある部分を無理な力で一気に切ろうとすると、白化が広がったり、刃こぼれしたりしやすいので、少しずつ角度を変えながら切るのがコツです。もうひとつ気をつけたいのが、切れた端が思わぬ方向に飛ぶことです。目に入るとけがにつながるので、切る前に目の保護を意識し、顔の高さで切らないようにしてください。子どもやペットが近くにいる時は、切れ端が飛ぶ範囲に入らないよう声をかけておくと安心です。作業台の周りに小さな破片が散らばっていることもあるので、切り終えたらすぐに掃除機や粘着ローラーで片づける習慣をつけておくと、あとで踏んだり口に入れたりする心配も減らせます。
代用で失敗しやすい道具——キッチンばさみ・裁ちばさみ
代用の候補に挙がりやすいけれど、実は向いていない道具もあります。
- キッチンばさみ。食品を切る用に薄く作られている物が多く、プラスチックや金属を切ると刃こぼれしやすいです
- 裁ちばさみ。布専用の刃なので、プラスチックや針金を切ると切れ味が落ち、次に布を切る時に困ります
- 小さすぎる爪切り。厚みのある部分を無理に挟むと、刃が欠けたり、パーツがつぶれたりします
どれも「切れないことはないけれど、道具の寿命を縮めてしまう」代用です。爪切りやハサミで代用する時は、刃こぼれが起きると欠けた刃の破片が飛ぶ心配もあるので、無理に厚い所を切ろうとしないことが大切です。切ったあとに刃の状態を確かめる習慣もつけておきましょう。刃こぼれした道具は、切れ味が落ちるだけでなく、次に使った時に力任せになりやすく、かえって危なくなります。用途を分けて、食品用や裁縫用の道具には工作をさせない、というくらいの線引きをしておくと、道具も長持ちします。
買うなら見るところ——薄刃・片刃・バネ
代用でしのぎつつも、専用の道具を検討したくなったら、見るところは3つです。
| 見るところ | 内容 |
|---|---|
| 薄刃 | 刃先が薄く、細かい部分やゲートの根元を狙いやすい |
| 片刃 | 片側だけに刃が付いた形。切り口がきれいに仕上がりやすい |
| バネ付き | 握った手を離すと自動で開く。指の負担が少なく済む |
100均の物でも、たまに使う程度なら十分なことが多いですが、細かい作業を繰り返すなら、少し値段が上がっても専用の道具を選ぶ方が、仕上がりと使い心地の両方で満足しやすい傾向があります。持ち手のグリップが手に合うかどうかも、長く使ううえでは意外と大事な部分です。手が小さい人や、細かい作業を長時間する人は、実際に握ってみてから選ぶと失敗が少なくなります。
ゆきこ( ゚Д゚)『代用品は「その場をしのぐ道具」だと思っておくと気が楽です。頻繁に使うなら、専用の道具を一つ持っておく方が結局は早いですよね。道具箱に何が入っているか、切りたい物に合わせて考えるだけでも、失敗はぐっと減ると思います』
💡 この困りごとへの提案
プラモデルを続けるなら、爪切りで大まかに切ったあとの仕上げに、替刃付きのデザインナイフを一つ持っておくと、細かい部分の処理がぐっと楽になります。
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切る道具そのものの代用をもっと知りたい人はハサミの代用、爪切りの使い道を広げたい人は爪切りの代用にまとめています。ニッパーそのものの手入れで悩んでいる人はニッパーのサビと分解もあわせてどうぞ。
まとめ:切りたい物で道具を選び、無理な代用は避ける
- プラモデルの薄いゲートは爪切り+デザインナイフ。厚い所は避ける
- 針金や結束バンドはペンチの刃を使うのが近道
- ケーブルは通電していないか必ず確認。切る前に電源を切る
- キッチンばさみや裁ちばさみでの代用は刃こぼれの元
- 頻繁に使うなら薄刃・片刃・バネ付きの専用品を検討する
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手順を1枚にまとめました。



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