【図解あり】大掃除が終わらない——今日で区切る所と、残りを来週に回す順番

家事

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朝から張り切って始めたのに、夕方になっても終わらない。気づけば部屋のあちこちに物が出ていて、掃除前よりも散らかっている。大掃除が終わらないと感じる人は、とても多いんです。「自分は段取りが悪いのかな」と落ち込む必要はありません。

先に結論をひとつ。大掃除は「全部を今日で終わらせる」のではなく、「今日はここまで」と区切るものです。区切る目印は、出した物を元に戻せる所まで。この記事では、終わらない理由、今日の区切り方、残りの順番、今日・来週・やらないの早見表、家族で分けるコツを、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へなぜ終わらないの?→広げすぎと順番の逆が原因第1章へ ▶部屋が散らかったまま→元に戻せる所で区切る第2章へ ▶何から手をつけるか迷う→使う所から1か所ずつ第3章へ ▶一人で抱えている→持ち場を分けて同時に進める第5章へ ▶疲れてきた→今日はここで止める第2章へ ▶

ケース別に読む:終わらない理由を知りたい人|今日の区切り方を知りたい人|残りの順番を決めたい人|今日・来週・やらないを分けたい人|家族で分けたい人

大掃除が終わらないのはなぜ——広げすぎ、同時進行、順番の逆、乾く時間

終わらない原因は、体力や根気の問題ではなく、進め方のクセであることがほとんどです。よくあるのは次の4つです。

  • 全部を一度に広げる。押し入れ、棚、キッチンを同時に開けると、元に戻す場所がなくなり、床が物であふれます
  • 片付けと掃除を同時にやる。物を出す、仕分ける、拭く、戻すが混ざると、どこまで進んだか分からなくなります
  • 低い所から先にやってしまう。掃除は高い所から低い所へ、が基本です。床を先に拭くと、あとで棚を拭いた時にほこりが落ちて、やり直しになります
  • 乾くまでの時間を読んでいない。洗って終わりのつもりが、乾かしている間に次の作業が止まります。寒い時期は特に乾きにくいんです

思い当たるものがあっても大丈夫です。進め方を少し変えるだけで、同じ体力でも終わりに近づきます。まずは「今日で何を終わらせるか」を小さく決めて、そのあとの区切り方を見ていきましょう。

進め方のOKとNGOK1か所ずつ終わらせる高い所から低い所へ乾く間に別の作業をする終わった所に目印をつける疲れたらそこで止めるNGあちこちを同時に開ける床から先に拭いてしまう全部を今日で終わらせる散らかしたまま寝る疲れた体で高い所に上る

今日はどこで区切る?——出した物を元に戻せる所まで

区切りの基準は、出した物を元に戻せる所までです。作業の途中で夜になっても、元の状態に戻せていれば、明日の自分が困りません。逆に、半分出しっぱなしで寝てしまうと、翌朝は「片付けから」になってしまい、気持ちが折れやすくなります。

今日の区切りは3つの「閉じる」1物を戻す出した物は元の場所へ散らかしたまま寝ない→ 朝の自分が困らない→2袋の口を閉じるごみ袋は口を結ぶ置き場所を決めて出す→ 部屋に残さない→3拭き上げる濡れた所の水気を取る洗剤を残さない→ 床や壁を傷めない
  1. 散らかったまま寝ない。出した物は、元の場所か、仮の置き場にまとめます。床に物がなければ、それだけで翌朝の気持ちが違います
  2. ごみ袋の口を閉じる。開けたまま置くと、においが出たり、中身が広がったりします。袋を結んで、出す場所に運んでおきます
  3. 濡れた所を拭き上げる。水や洗剤を使った場所は、水気を拭き取ってから終わりにします。濡れたまま放っておくと、床が傷んだり、すべって転んだりします

この3つが済んだら、まだ時間と元気が残っていても、一度手を止めてかまいません。終わった所がしっかり終わっていると、次の日も気持ちよく始められます。反対に、中途半端な所がいくつもあると、全体が見えにくくなって疲れが増してしまうんです。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、大掃除は「どこまでやったか」が見えることがいちばん大事だと思っています。終わった所に目印があるだけで、続ける気持ちが戻ってきますよね』

残りは来週へ——使う所から、1か所ずつ、寒い日は水を使わない所を

今日で区切ったら、残りは別の日に回します。順番の決め方は、むずかしくありません。

  • 毎日使う所から。台所、洗面所、玄関は、汚れが目につきやすく、掃除したあとの満足感も大きい場所です。ここを先に終えておくと、残りの作業に余裕が生まれます
  • 1か所は短めに区切る。「1か所につき30分くらい」を目安にして、タイマーをかけると、ずるずる延びません。時間はあくまで目安で、広さや汚れ方で変わります
  • 寒い日は水を使わない所を。収納の整理や、乾拭きでできるほこり取りは、寒い日向きです。水を使う窓やサッシは、暖かい日の昼間に回します
  • 手間のかかる所は別の日に。換気扇や窓のように、外して洗ったり乾かしたりする所は、時間がある日に1か所だけやるくらいがちょうどよいです

換気扇のフィルターの油汚れは換気扇のフィルターがベタベタに、窓ガラスの拭き方は窓掃除の洗剤の代用に詳しくあります。大物は、別の日の自分にまかせてしまいましょう。

今日やる・来週に回す・やらない——早見表で決める

迷ったら、全部を次の3つに分けてしまうのが近道です。「やらない」を作るのが、終わらせるコツでもあります。

分け方 入れる所の例 考え方
今日やる 台所まわり、玄関、洗面所、いま出してしまった片付け 毎日使う所。出した物を戻せる範囲まで
来週に回す 窓、網戸、カーテン、換気扇、押し入れの整理 乾く時間が要る所や、手間が大きい所。暖かい日や休日向き
やらない 普段見えない奥まった所、年に一度でなくてもよい所 汚れが気にならない所は、今年はお休みにしてよい

「やらない」に入れる所を決めるのは、サボりではなく、体力を残すための選び方です。なお、年明けに回してもよい所の見分け方は大掃除は年明けからでもいい?にまとめています。レンジフードなど、何年もしていない所はレンジフードの掃除をしたことないで、自分でやる範囲と任せる範囲を分けています。

家族で分けるコツ——持ち場を決めて、同時に進める

ひとりで抱えると、それだけで終わらなくなります。家族がいるなら、持ち場を先に決めて同時に進めるのがいちばん早いです。コツはみっつ。

  • 場所で分ける。「窓は大人、玄関は子ども」のように、場所単位で持ち場を決めます。作業が重ならず、終わりが見えます
  • 重い物は二人で。家具の移動、重いごみ袋、大きな収納ケースは、腰を痛めやすいので、必ず二人で運びます
  • 終わりの時間を共有する。「夕方に切り上げる」と先に伝えておくと、ずるずる延びません

最後に、安全の線引きです。疲れてきたら、脚立や高い所の作業はしないでください。集中力が切れた時に転ぶと、大きなけがにつながります。脚立を使う場合は平らな所で、ぐらつく物を踏み台の代わりにしないこと。そして、洗剤は混ぜません。塩素系と酸性(クエン酸や酢など)を混ぜたり、続けて使ったりするのは危険です。換気をして、ゴム手袋をつけ、製品の表示と掃除する物の取扱説明書に従ってください。

それでも「結局、全部は終わらなかった」と感じる日はあります。そんな時は、終わらなかったことを数えず、終わった所を数えるようにしてみてください。玄関が整った、台所のコンロまわりが片付いた、と声に出して確かめるだけで、気持ちが軽くなります。大掃除は、年の終わりに家を整える作業であって、試験ではありません。全部が終わらなくても、新年は気持ちよく迎えられます。

また、掃除の途中で「これは捨てるべきか」と考え込む物が出てきたら、その場では決めず、一つの箱に入れて後日に回すのも手です。迷う時間が減ると、手が止まりにくくなります。

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年明けに回していいか迷う人は大掃除は年明けからでもいい?、いつから始めるかは大掃除はいつから?、換気扇の油汚れは換気扇のフィルターがベタベタ、窓の拭き方は窓掃除の洗剤の代用でどうぞ。

まとめ:大掃除は今日で区切る。元に戻せる所まででやめる

  1. 終わらない原因は進め方のクセ。広げすぎ、同時進行、順番の逆、乾く時間です
  2. 区切りは出した物を元に戻せる所まで。散らかったまま寝ず、袋の口を閉じ、拭き上げます
  3. 残りは毎日使う所から1か所ずつ。寒い日は水を使わない所を選びます
  4. 今日・来週・やらないに分ける。やらない所を決めるのも終わらせるコツです
  5. 疲れたら高い所はしない。洗剤は混ぜない。重い物は二人で運びます

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

大掃除が終わらない時の早見表:終わらない原因は全部を一度に広げる、片付けと掃除を同時にやる、低い所から先にやる、乾く時間を読んでいないこと。今日の区切りは出した物を元に戻せる所まで、散らかったまま寝ない、ごみ袋の口を閉じる、濡れた所を拭き上げる。残りは毎日使う所から1か所ずつ、寒い日は水を使わない所を選ぶ。今日やる、来週に回す、やらないの3つに分ける。家族がいる時は場所で持ち場を分け、重い物は二人で運び、終わりの時間を共有する。疲れたら脚立や高い所の作業はしない。塩素系と酸性の洗剤は混ぜず、換気とゴム手袋をして、製品の表示に従う

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