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トレーシングペーパーを買ったものの、写す以外に何に使えるのかが分からない。転写のやり方を調べても、どちらが表で、どちらを鉛筆でぬるのか、手順で迷ってしまう。そんな人は少なくありません。
先に結論を一つ。トレーシングペーパーは、「写す」「重ねて透かす」「包む」の3つに使えます。転写は、写したい物の上で鉛筆でなぞり、裏返して線の裏側をこすりつける方法が一般的です。順番さえ決めておけば、そう難しくはありません。
転写の手順は、図と本文で同じ順番に並べました。そのあと、カーボン紙との違い、文字・漫画・製図での使い方、裏表の見分け方、おしゃれな封筒の作り方まで、順に見ていきましょう。
ケース別に読む:使い道を知りたい人|転写のやり方を知りたい人|カーボン紙と迷う人|文字・漫画・製図に使う人|裏表が分からない人|封筒を作りたい人
使い道は3つ——写す・重ねて透かす・包む
トレーシングペーパーは、半透明で、鉛筆やペンで書ける薄い紙です。この性質を生かすと、使い道は大きく3つに分かれます。
| 使い道 | やること | 向く場面 |
|---|---|---|
| 写す | 下の絵や文字の上に重ねて、線をなぞる | 図案、イラスト、文字の下描き |
| 重ねて透かす | 写真や色紙の上に重ねて、透けた感じを楽しむ | メッセージカード、アルバム、手帳 |
| 包む | 小さな物を包んだり、袋や封筒の代わりにしたりする | 小さな贈り物、手紙、お菓子の包み |
どれも、紙の「透ける」という性質が働いています。「写す」は後の章で手順を詳しく、「包む」は封筒の作り方で触れます。
使う筆記具は、鉛筆なら柔らかめの芯が、線を写しやすいと言われます。ペンを使う時は、インクが乾くまで触らず、重ねる紙に移らないようにしてください。紙は薄いので、力を入れすぎると破れたり、しわになったりします。軽い力で、ゆっくり動かすのが基本です。
転写のやり方——なぞる、裏返してぬる、写す
転写の手順は、次の3つです。順番を入れ替えないのがコツです。
- 写したい物の上で、鉛筆でなぞる。写したい絵の上にトレーシングペーパーを重ねて、線を鉛筆でなぞります。動かないよう、角を剥がしやすいテープで留めておくと安心です
- 裏返して、線の裏側を鉛筆でぬる。紙を裏返して、なぞった線の裏側を、鉛筆でこするようにぬります。はみ出さないよう、線に沿って全体を軽くぬってください
- 表に返して、上からなぞって写す。紙を元の向きに戻して、写したい紙の上に置き、もう一度上から線をなぞります。鉛筆の粉が下の紙に移って、線が写ります
うまく写らない時は、2番の裏側のぬり方が足りないことがあります。線の裏側を、もう少し濃くぬってみてください。反対に、線が濃すぎて汚れる時は、軽くぬるだけにします。写す時の下に敷く台が欲しい時は、クリップボードの代用のように、硬くて平らな物が役に立ちます。
紙が動かないように留める時は、マスキングテープが使えます。家にない時はマスキングテープの代わりになるものを見てください。
カーボン紙と組み合わせる時
カーボン紙は、押した所に色が移る紙です。トレーシングペーパーで鉛筆をぬる代わりに、カーボン紙を使って転写する方法もあります。
- 鉛筆をぬる方法。道具が鉛筆だけで済みます。線は柔らかく、消しやすいのが特徴です
- カーボン紙を使う方法。トレーシングペーパーを、写したい紙の上に重ねて、間にカーボン紙を挟みます。色が移る面を下に向けて、上からなぞります。線がはっきり出ます
カーボン紙は、手や服に色が移ることがあります。使い方は、製品の表示を見てください。写したい紙に線が残るので、消したくなる図案には向かないことがあります。まずは鉛筆の方法で試して、足りない時にカーボン紙を考えると、失敗が少なくなります。
文字・漫画・製図に使う時
文字を写す時は、手本の文字の上に重ねて、ゆっくりなぞります。大きさをそろえたい時や、バランスを見たい時に向いています。筆ペンやサインペンで書く時は、インクが乾くまで触らないようにしてください。
漫画の練習では、好きな絵の線を、なぞって形をつかむ使い方があります。ただし、写した絵を練習以外に使う時は注意が必要です。他の人が描いた絵や漫画を写した物を、自分の作品として出したり、売ったりしないでください。
製図では、図面の上に重ねて、写したり、下書きをしたりする使い方があります。重ねた下の線が見えるので、位置合わせがしやすいのが利点です。細かい線は、先の細い鉛筆やペンでなぞります。
どの使い方でも、カッターやはさみで紙を切る時は、下にカッターマットを敷いて、刃先を人に向けないでください。子どもが使う時は、大人がそばで見ていてください。
裏表の見分け方
トレーシングペーパーには、表と裏の区別があるものとないものがあります。見分け方は、紙のつくりで変わるので、次の順で確かめましょう。
| 確かめ方 | やり方 | ひとこと |
|---|---|---|
| パッケージの表示を見る | 表裏の説明があれば、それに従う | いちばん確かな方法 |
| 手ざわりを比べる | つるつるした面と、ざらざらした面があるか | 目安のひとつ。紙によって違う |
| 端で試し書きをする | 両面に鉛筆で線を引いて、乗り方を比べる | 線が乗りやすい面を、書く面にする |
どちらの面でも書ける紙もあります。表示がない時は、試し書きで決めて、そのまま最後まで同じ面を使うと迷いません。転写の手順では、「表」「裏」と決めたら、途中で入れ替えないようにしてください。
おしゃれな使い方と封筒——宛名は透ける
おしゃれに使うなら、重ねて透かすのが手軽です。写真や色紙の上に、言葉を書いたトレーシングペーパーを重ねると、ふんわりした雰囲気になります。小さな贈り物は、トレーシングペーパーで包んで、テープやシールで留めるだけでも、見た目が変わります。
封筒にする時は、「包む」タイプが作りやすいです。作り方は、図の順番です。
- 中身を中央に置く。便箋やカードを、紙の真ん中に置きます
- 左右を折る。中身を包むように、左右を折ります
- 上下を折って留める。のりは少量にしないと、水分で紙が波打ちます。紙用のテープなどで留めるのも手です
宛名は透けて見えます。中に白い紙や色のついた紙を入れると、読みやすくなります。宛名のシールを使う方法もあります。郵便で出す時は、大きさや厚さ、透ける封筒の扱いなどの決まりがあるので、日本郵便の案内で確かめてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『転写の手順は、図で順番を見ておくと迷いませんよね。裏をぬる、というひと手間さえ分かれば、あとは意外と簡単だと思います』
💡 この困りごとへの提案
使い道を試すなら、鉛筆の線が乗るトレーシングペーパーのパッドが一冊あると、写す、重ねる、包むのどれにも使えます。薄めの紙は、封筒づくりにも向いています。
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トレーシングペーパーが手元にない時はトレーシングペーパーの代用を。紙を留めるテープがない時はマスキングテープの代わりになるもの、写す時の台はクリップボードの代用が参考になります。紙で本を包みたい時はブックカバーの代用と保管もどうぞ。
まとめ:写す・透かす・包むの3つ。転写は、なぞる→裏返してぬる→写す
- 使い道は「写す」「重ねて透かす」「包む」。透ける性質を生かします
- 転写は3ステップ。鉛筆でなぞる、裏返して裏をぬる、表に返してなぞって写す
- カーボン紙は線がはっきり出る。色が移る面を下に向けます
- 裏表は表示と試し書きで決める。決めたら同じ面で使います
- 封筒の宛名は透ける。中に紙を入れ、郵便は日本郵便の案内で確かめます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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