【図解】扇風機の掃除としまい方|分解の手順とホコリを防ぐ収納のコツ

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扇風機をホコリが付いたまま押入れにしまうと、ホコリが湿気を吸ってカビや臭いの原因になり、翌年出したときに「ホコリ臭い風」が吹くことになります。しまう前の30分でできる分解掃除の手順と、ホコリを防ぐ収納のコツを図解と4コマ漫画つきでまとめました。

図解|扇風機の分解掃除としまい方分解の順番(多くの一般的な機種)前ガードを外すツメを起こすかネジを外すスピンナー(羽根の留め具)逆ネジが多い=時計回りで外れる羽根と後ガードを外す後ガードはナットを回す水洗い→完全乾燥モーター部は絶対に水をかけない組み立てて袋をかけて収納箱かカバーでホコリを防ぐ※機種で異なります。必ず取扱説明書を確認洗える所・洗えない所モーターガード・羽根=水洗いOKモーター・スイッチ=水NGモーター部は固く絞った布で拭き、吸気口のホコリは掃除機で吸う乾燥は半日以上。生乾き収納はカビのもと

部品別・掃除方法の早見表

部品 掃除の方法 注意点
前後のガード 中性洗剤で水洗い ツメやネジの位置を覚えておく
羽根 中性洗剤で水洗い スピンナーは逆ネジが多い
モーター部・支柱 固く絞った布で拭く 水をかけるのは厳禁
吸気口・スイッチまわり 掃除機+ブラシでホコリを吸う 内部に水分を入れない

なぜ「洗ってからしまう」のか

ひと夏使った扇風機の羽根とガードには、空気中のホコリと、調理の油分や皮脂が混ざった汚れが付いています。この汚れが付いたまま押入れの湿気にさらされると、カビや雑菌のすみかになり、翌年の風が臭う原因になります。

  • ホコリは湿気を吸って固まり、時間がたつほど落ちにくくなる
  • 汚れた羽根はバランスが崩れ、異音やモーターの負担にもつながる
  • 翌夏、出してすぐ使えるかどうかはしまい方で決まる

作業時間は洗って乾かすまで実働30分ほど。乾燥の待ち時間を含めても半日あれば終わります。天気の良い日の午前中に始めるのがおすすめです。

分解の手順|スピンナーは逆ネジに注意

必ず電源プラグを抜いてから始めます。一般的な羽根ありタイプの手順は次のとおりです。

  • ① 前ガードを外す…外周のツメを起こすか、留めネジを外します
  • ② スピンナー(羽根の中央の留め具)を回す…多くの機種は逆ネジで、「しめる」と書かれた矢印の逆、つまり時計回りに回すと外れます
  • ③ 羽根を手前に引き抜く
  • ④ 後ガードの固定ナットを回して外す
  • ⑤ 外した順に並べておく…戻すときに迷いません

スピンナーが固いときは、ゴム手袋をはめて回すと力が伝わります。それでも回らないときは無理をせず、ガードの隙間から掃除する方法に切り替えてください。ネジの向きや外し方は機種で異なるので、初めて分解するときは取扱説明書を確認するのが確実です。

洗い方|モーターに水は厳禁

  • ガードと羽根はお風呂場などで、中性洗剤とスポンジで洗う
  • ベタつきが強いときは、ぬるま湯に洗剤を溶かして10分つけ置き
  • モーター部・スイッチ・コードは水洗い厳禁。固く絞った布で拭く
  • モーター後ろの吸気口のホコリは、掃除機+ブラシノズルで吸い取る
  • 細かい隙間は、乾いた歯ブラシや綿棒でかき出す

いちばん多い失敗が、本体ごと水をかけてしまうことです。モーター内部に水が入ると故障や思わぬ事故につながります。「外した部品は洗う、本体は拭く」と覚えてください。

洗った部品は半日以上、完全に乾かします。水気が残ったまま組み立てて収納すると、せっかく洗ってもカビの原因を持ち込むことになります。タオルで拭いたあと、風通しの良い日陰に立てかけておきましょう。

収納のコツ|ホコリと湿気から守る

  • 組み立て直してから、購入時の箱か扇風機カバーをかける
  • 箱もカバーもなければ、大きめのポリ袋を上からかぶせて裾を軽く留める
  • 倒れないよう立てて収納する(横倒しは羽根やガードの変形のもと)
  • 押入れの床に直置きせず、すのこの上など湿気のたまりにくい場所へ
  • コードは本体にきつく巻き付けず、ゆるくまとめて留める

コードを首や台座にきつく巻き付けると、付け根が傷んで断線の原因になります。ゆるく輪にして面ファスナーなどで留めるのが安全です。リモコンの電池は液漏れ防止のため抜いておき、本体と一緒に袋へ入れておくと来年迷子になりません。

分解できないタイプの掃除

タワーファンや羽根なしタイプ、ガードが外れない小型機は、水洗いの代わりに次の方法でホコリを落とします。

  • 掃除機+ブラシノズルで、吸気口と吹き出し口のホコリを吸う
  • ガードの隙間は、ストッキングをかぶせた針金ハンガーや隙間ノズルでかき出す
  • 表面は水拭き→乾拭き。内部には布を突っ込みすぎない
  • フィルター付きの機種はフィルターだけ外して水洗い

内部の汚れがひどく、風が明らかに臭う場合は、無理に分解せずメーカーの案内に従うか、買い替えも含めて検討したほうが安全です。分解を前提にしていない機種を無理にこじ開けると、ツメが折れて戻せなくなることがあります。

4コマ漫画でおさらい

4コマ漫画|扇風機のしまい方夏の終わり涼しくなったし、そのまま押入れへ!1ホコリ付きのまま収納すると…翌年の夏ホコリだらけ!風がホコリ臭い!2ホコリ+湿気は臭いとカビのもとしまう前の30分① 分解して水洗い② 半日以上乾かす③ 袋をかけて収納3洗う→乾かす→ホコリよけ翌年の夏出してすぐ使えて風もきれい!4来年の自分がラクになる

「そのまま押入れ」と「洗ってから袋」の差は、翌年スイッチを入れた瞬間にはっきり分かります。夏の終わりの30分で、来年の自分を助けておきましょう。

よくある質問

Q. 洗剤は何を使えばいいですか?

台所用の中性洗剤で十分です。アルカリ性の強い洗剤やシンナー類は、プラスチックの変色や割れの原因になるので使わないでください。

Q. スピンナーがどっちに回しても外れません

まず「ゆるむ」方向の表示がないか確認し、ゴム手袋で滑り止めをして回します。それでも固い場合は無理をせず、分解せずに掃除機とブラシでホコリを落とす方法に切り替えるのが安全です。

Q. お風呂場でシャワー洗いしてもいいですか?

外したガードと羽根だけなら問題ありません。本体(モーター側)は浴室に持ち込まず、部屋で拭き掃除にしてください。水気が飛ぶ場所に本体を置かないのがポイントです。

Q. 扇風機カバーがありません。ゴミ袋でもいいですか?

45〜90Lの大きめポリ袋で十分代用できます。上からかぶせて、裾をひもやテープで軽く留めておけばホコリはほぼ防げます。密閉しすぎず、少し空気の通り道を残すと湿気もこもりません。

Q. 購入時の箱は取っておくべきですか?

収納スペースに余裕があれば理想的ですが、必須ではありません。カバーやポリ袋で代用できます。箱を残す場合は、緩衝材も一緒に取っておくと形が安定します。

Q. 来年出したらカラカラと異音がします

羽根の取り付けがゆるんでいるか、ガードの固定が甘いことが多いので、一度分解して付け直してみてください。直らない場合はモーターの劣化も考えられるので、使用をやめて点検を。

Q. ホコリが付きにくくする方法はありますか?

シーズン中も2週間に1回ほど、ガードの上から掃除機でホコリを吸っておくと汚れの固着を防げます。柔軟剤を薄めた水で拭くと静電気を抑えられ、ホコリが付きにくくなります。

Q. サーキュレーターも同じ手順でいいですか?

基本は同じで、前カバーを外して羽根を洗い、本体は拭き掃除です。ただしカバーの外し方は機種差が大きいので、取扱説明書か本体の表示を確認してから分解してください。

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まとめ

扇風機のしまい方は分解して洗う→半日乾かす→袋か箱でホコリよけ→立てて収納の4ステップです。スピンナーは逆ネジが多いこと、モーターに水は厳禁なことだけ注意。夏の終わりの30分が、来年の「出してすぐ使える」につながります。

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