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子どもが捕まえてきたカマキリ。かっこいい。飼いたい気持ちはわかる。でも今この家に、生きたバッタはいない——秋の玄関先でよく発生する事案です。
結論から言うと、カマキリは「動く虫」専門のハンターですが、与え方を工夫すれば家にあるもので数日はしのげます。食べる候補と食べないもの、そして「動かない餌を食べさせるコツ」までまとめます。
家にあるもので食べる候補
- ちくわ・かまぼこ(無添加寄りのもの)——細く裂いて小さくちぎります。検索でも「カマキリにちくわ?」と聞かれる定番で、実際よく食べる個体がいます
- 鶏ささみ・ゆでた鶏むね(味付けなし)——生でも茹ででも可。米粒大にちぎって
- 無糖ヨーグルト——爪楊枝の先に少量つけて口元へ。水分と栄養の補給になります
- 魚肉ソーセージ(少量)——塩分が多めなので、あくまでつなぎに
逆に野菜・果物はまず食べません。カマキリは完全な肉食で、キャベツを入れても「止まり木」になるだけです(「カマキリは野菜を食べますか?」への答えはノーです)。
いちばん大事なのは「動かして見せる」こと
カマキリの狩りスイッチは動きで入ります。置き餌はほぼ無視されるので、
- 餌を爪楊枝や細い箸の先に刺す・つける
- カマキリの顔の前で、小刻みにゆらゆら揺らします(虫が歩くくらいの速さ)
- カマでパシッと捕まえたら成功。あとは勝手に食べます
- 食べなくても追いかけ回さない。30分あけてリトライのほうが成功します
水も忘れがちですが重要で、ケースの壁や葉に霧吹きで水滴をつけておくと、そこから飲みます。水入れ皿は溺れることがあるので霧吹き方式が安全です。
何日おきに、どのくらい?
カマキリは毎日食べなくて大丈夫です。目安は2〜3日に1回、体の大きさに合わせて腹八分。お腹がぷっくりしている日は消化中なので、あげなくてOKです。食べ残しはその日のうちに取り出します(ケースの中で腐ると臭いと虫の原因に。ケース選びの話はこちら)。
正直な話:長く飼うなら生き餌が基本です
ちくわ・ささみ路線は「つなぎ」としては優秀ですが、長期の飼育は、やはり生きた虫が基本です。庭や公園で調達するなら、バッタ・コオロギ・小さめの蛾あたりが定番。ペットショップの爬虫類コーナーで売っているコオロギも使えます(大きすぎるサイズは避けて、カマキリの頭より小さいくらいを)。
そして、餌の確保が続かないと感じたら、数日楽しんで逃がすのも立派な飼い方です。逃がす場所は捕まえた場所(かその近く)へ。秋のカマキリは産卵の季節でもあるので、元の環境に戻すのがいちばんです。
ゆきこ( ゚Д゚)『わが家に3日滞在したカマ子さん、初日はちくわを無視。長男が爪楊枝ゆらゆら作戦に切り替えた瞬間、カマが「パシッ」。あの音は家族全員が二度見しました。週末に捕まえた花壇にお帰りいただき、いまも時々見に行っています』
飼うと決めたら、通気のよい飼育ケースと霧吹きだけは揃えておくと世話がぐっと楽になります。
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まとめ:ちくわは揺らせば餌になる
- 家にあるものならちくわ・ささみ・無糖ヨーグルトが候補。野菜は食べない
- 与え方は爪楊枝の先で、顔の前で揺らす。動きが狩りスイッチ
- 水は霧吹きの水滴で。皿は使わない
- 頻度は2〜3日に1回・腹八分。食べ残しは回収
- 長期飼育は生き餌が基本。続かないなら捕まえた場所に逃がす
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