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体育で縄跳びが始まった1年生。「みんな跳べてるのに、うちの子だけ引っかかっちゃうみたい…」——冬の縄跳びカードの季節、親のほうがそわそわしてしまうやつです。
最初にお伝えしたいのは、小1で縄跳びが跳べないのは、めずらしくもなんともないということ。縄跳びって、実は「腕で縄を回す」「タイミングよく跳ぶ」「着地してまた跳ぶ」を全部同時にやる、かなり高度な運動なんです。大人が初めてのダンスの振り付けを覚えるのに近い難しさ。だから練習のコツも同じで、同時にやらず、一個ずつに分けると、あっさり跳べるようになることが多いんですよ。
跳べない理由は、だいたいこの3つのどれか
「縄跳びが苦手な子の特徴は?」とよく聞かれますが、運動神経の話ではなくて、つまずきポイントは決まっています。お子さんの跳び方を見て、どれに当てはまるかチェックしてみてください。
- 回すのに気を取られて、跳ぶのを忘れる——縄が足元に来ても棒立ち。腕が主役になっているタイプで、いちばん多いパターンです
- ジャンプのリズムが縄と合わない——跳べるけどタイミングが早い・遅い。縄が見えていないことが多いです
- 縄がきれいに回っていない——腕を大きくぐるぐる回しすぎて、縄がふにゃふにゃ。実は縄の長さが合っていないことも多く、道具側の問題だったりします
4ステップ練習法——1週間、1日10分で
STEP1:縄を置いて、その場ジャンプ。まず縄は使いません。その場でトントンと10回、低く連続で跳べるか。ここでポイントは「高く」ではなく「リズムよく低く」。縄跳びのジャンプはつま先で弾む小さいジャンプです。おうちの中でもできます(マンションの方は外か、マットの上でどうぞ)。
STEP2:縄を両手で片側に持って、体の横で回す。縄の持ち手を2本まとめて片手(または両手)で持ち、体の横でくるくる回します。縄が地面を「タン、タン」と打つ音に合わせてジャンプ。縄を跳ばなくていいので、「回す腕」と「跳ぶ足」のリズム合わせだけに集中できる、いちばん効果の出るステップです。
STEP3:回して、またぎ越す。今度は普通に構えて、頭の上から縄を回し、足元に来た縄をジャンプではなく「またいで」越えます。回す→またぐ→回す→またぐ。ゆっくりで大丈夫。「縄が来たら越える」という縄跳びの骨組みを、失敗ゼロで体に入れる段階です。
STEP4:またぎをだんだん速くして、1回跳びへ。またぎ越しのテンポを上げていくと、ある瞬間「またぐ」が「小さくジャンプ」に変わります。それがもう縄跳びです。1回跳べたら一旦ストップして、思いっきりほめる。次は3回、5回と小さく目標を刻みます。連続跳びは、1回跳びが安定すれば勝手についてきます。
道具の見直しだけで跳べることもある——縄の選び方と長さ
「小学校1年生が跳ぶ縄跳びは?」という質問も多いのですが、実は縄選びと長さ調節は、練習1週間ぶんくらいの効果があります。
- 軽すぎる縄は避ける——100均などのビニールの軽い縄は、回した感覚が手に伝わりにくく、初心者にはかえって難物です。少し重みのあるビーズロープ(節が連なったタイプ)や、太めのロープだと、縄の位置が音と手応えでわかるので、ぐっと跳びやすくなります
- 長さは「両足で縄を踏んで、持ち手が脇の下〜胸」が目安——長すぎる縄は回しきれず、頭に引っかかる原因のナンバーワンです。買ったままの縄はたいてい長すぎます
長さの合わせ方は、切らずに調節するのがおすすめです。子どもはすぐ背が伸びるし、一度切った縄は戻せないので。やり方は縄跳びの長さを切らずに調節する方法に詳しくまとめました。
声かけひとつで変わる——やりがちなNGと言い換え
練習そのものより、実はここが本番かもしれません。
- NG「なんで跳べないの」→ 縄跳びは同時進行が難しい運動です。「今の、回すのは完璧だったね」と、できた部品を口に出してほめると、子どもは次の部品に挑戦できます
- NG「もう1回、もう1回」の連続→ 疲れるほどフォームは崩れ、失敗体験だけたまります。1日10分まで、調子のいいところで終わるのが結局近道です
- NG「お友だちはもう跳べるって」→ 比べる相手は昨日のわが子だけ。「昨日はまたぎ越しだったのに、今日は1回跳べたじゃん!」でいきましょう
ゆきこ( ゚Д゚)『長男が1年生の冬、体育館の隅で棒立ちだったのが、STEP2の「横でタン、タン」を風呂上がりに3日やっただけで、日曜の公園でいきなり2回跳べました。母、拍手が近所迷惑レベルだったと反省しています』
ちなみに大人が久しぶりに跳んでも、最初はけっこう引っかかります。「大人でもこうだよ〜」と一緒に失敗してみせるのも、子どもの肩の力が抜けるいい方法ですよ。
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縄の長さ合わせは切らない長さ調節の方法をどうぞ。小学校の道具まわりでは上履きの臭い対策も公開しています。
まとめ:同時にやらせない、比べない、10分まで
- 小1で跳べないのは普通。縄跳びは「回す・跳ぶ・合わせる」の同時進行という高度な運動
- 練習は①縄なしジャンプ→②横で片手回し→③またぎ越し→④テンポアップで1回跳びの順に分解する
- 軽すぎる縄は難物。ビーズロープなど手応えのある縄+脇下〜胸の長さに調節(切らない方法で)
- 声かけはできた部品をほめる。1日10分まで、調子のいいところで切り上げる
- 1回跳べたら5回、10回と小さく刻む。連続跳びはあとから勝手についてくる
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4ステップを1枚にまとめました。冷蔵庫にどうぞ。



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