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「すぐ大きくなるから」とワンサイズ上の上履きを買ったら、歩くたびにかかとがパカパカ。本人も「脱げそうで走りにくい」と言い出して、買い直すべきか迷っている——新学期あるあるの場面だと思います。
結論からいくと、半サイズ〜1サイズ程度のゆるさなら、中敷きとかかとパッドで安全に詰められます。しかも詰め方には順番があって、やみくもにパッドを貼るより、①中敷きで底上げ→②かかとのすき間を埋める→③甲まわりを調整の順でやると、少ない道具でぴたっと決まります。
一方で、詰めてもダメなゆるさ(2サイズ以上)を無理に使い続けると、転びやすくなったり足に変な力がかかったりします。この記事では、詰める手順と一緒に「ここまで来たら買い直し」のラインもはっきり書いておきますね。
まず観察:どこがゆるいのかで、使う道具が変わります
お子さんに上履きを履いてもらって、3か所を見てください。
| 症状 | ゆるいのはどこ | 効く道具 |
|---|---|---|
| つま先を押すと1.5cm以上あく | 縦(サイズそのもの) | 中敷き |
| 歩くとかかとがパカパカ浮く | かかとのすき間 | かかとパッド |
| 足が中で左右に泳ぐ | 甲の押さえ不足 | 甲ゴムの詰め+中敷き |
つま先の適正なゆとりは、子ども靴でだいたい0.5〜1cmと言われます。1.5cm以上あいているなら「大きすぎ」ゾーンで、ここからが詰めの出番です。逆に2cm以上(約2サイズ)あく場合は、詰め物では安全に支えきれないので、買い直しをおすすめします。
手順1:中敷きで底上げする——効果がいちばん大きい一手
大きめの靴のゆるさは、実は「長さ」より「足が中で浮いている」ことが原因のことが多いんです。中敷きを1枚入れて足全体を持ち上げると、甲が上履きの内側にしっかり触れるようになり、それだけでパカパカが半分くらい収まります。
- 子ども用・サイズ調整用として売られているクッションタイプの中敷きを選ぶ(かかと側が厚いタイプはより効きます)
- サイズ表記どおりに切らず、元の中敷きか足に合わせて少し大きめから微調整(切りすぎは戻れません)
- 入れたら必ずその場で歩かせて、つま先が当たっていないか確認
100均でそろえる場合は、子ども用サイズがあるか・厚みがあるかを見てください。薄いペラペラのタイプは、汗取りにはなってもサイズ調整の効果は出にくいです。
手順2:かかとパッドですき間を埋める
中敷きを入れてもかかとが浮くなら、かかとの内側に貼るクッション(かかとパッド・ヒールグリップ)を足します。
- 貼る位置は、かかとの縁ギリギリではなくやや下め(かかとの丸みが当たるところ)。上すぎると靴ずれの原因になります
- 貼る前に内側の汚れと湿気を拭いてから。汚れたままだと1日で剥がれます
- 左右で浮き方が違うなら、片足だけでもOKです
ゆきこ( ゚Д゚)『「大は小を兼ねる」で買った母の責任、中敷きとパッドで取らせていただきます…!』
手順3:甲のゴムを詰める——バレエタイプの仕上げワザ
甲に太いゴムバンドが渡っているバレエシューズタイプは、そのゴムがゆるいと足の固定が効きません。ゴムの端をほどいて1cmほど短く縫い直すと、足の泳ぎがぴたっと止まります。やり方は上履きのゴム交換の記事で書いた手順の応用で、交換ではなく「詰め」をするだけです。針を使いたくない場合は、同記事の縫わない応急ワザも参考にどうぞ。
やりすぎ注意:詰め物にも限度があります
中敷き2枚重ね+厚手パッドのような「盛りすぎ」は、今度は足が上に押し上げられて、かかとの浅いところで履いている状態になります。これはこれで脱げやすく、指先やかかとにまめができる原因にもなります。
- 詰めるのは中敷き1枚+パッド1組までを目安に
- 詰めた後に靴ずれ・赤み・痛みが出たら中止して、量を減らすか買い直しへ
- 走る・跳ぶ体育の日に脱げそうになるなら、詰めで粘らない。ゆるい靴は転倒のもとです
買い直しのライン
- つま先のゆとりが2cm以上(詰め物で安全に支えられる範囲を超えています)
- 詰めても走ると脱げる・本人が「走りにくい」と言う
- かかとを踏んで履くクセがついてしまった(かかとの芯がつぶれた上履きは詰めても安定しません)
買い直したら、古いほうは指定ゴミでOKですが、名前を書き換えてお下がりにする手もあります。その時は油性ペンの名前の消し方・隠し方をどうぞ。ついでに白さを取り戻すならワイドハイターのつけおきが手軽です。
まとめ:底→かかと→甲の順で詰める。2サイズ以上は買い直し
- まずつま先のゆとりを測る。1.5cm以上なら詰めの出番、2cm以上なら買い直し
- 中敷きで底上げが効果最大。かかと側が厚いタイプを
- 残るパカパカはかかとパッドで。貼る位置はやや下め
- バレエタイプは甲ゴムを1cm詰めると決まります
- 盛りすぎない・痛みが出たら中止・体育で脱げるなら粘らない
保存版:この記事の早見表
詰める順番と買い直しラインを1枚にまとめました。靴屋さんに行く前にどうぞ。



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