バイク用品を調べていると、海外のオンラインショップが安く見えることがあります。MotoStormもその一つです。ただ、「送料はいくら?」「関税はかかる?」「サイズが合わなかったら返せる?」と考えるほど、注文ボタンを押す手が止まってしまいます。
この記事は購入体験や口コミの引用ではなく、MotoStorm(イタリアのバイク用品通販・motostorm.it の英語版ページ)の公式案内と、税関・消費者庁・国民生活センター・JAFの情報だけで組み立てています。「品質が高い」「梱包が丁寧」といった第三者の評価は、確かめようがないため載せていません。そのかわり、海外のバイク用品通販を使う前に何を確かめれば後悔しにくいかを整理しました。
確かめるのは、総額(送料・関税)、サイズと規格、返品条件の3つです。公式ページで確かめられた数字には「2026年10月時点の表示」と添え、変わる可能性があることも書いておきます。
→ 第1章 総額(送料・関税)/第2章 サイズと規格/第3章 返品・交換/第4章 困ったときの相談先/第5章 最初の1点の選び方/第6章 FAQ
第1章 総額を確かめる:送料・関税・為替
MotoStormの公式ページ(Destinations)では、日本向けの送料は€39.00、所要日数は3〜4日と表示されています(2026年10月時点)。国際宅配便で発送され、地域や商品によって配送会社が変わることがあるとされています。日本向けに送料が無料になる条件は、確認できた範囲では表示がありませんでした。実際の送料は、注文確認の画面で必ず確かめてください。
在庫がある商品は、注文を受けてから24時間以内に発送されると公式FAQにあります。在庫がない商品は、発送予定日がカートの中に表示される仕組みです。
関税については、公式FAQに、EU圏外の顧客は国と地域の協定によって関税を求められる場合があり、配達時に配送業者から関税の支払いを求められることがあると書かれています。通関で配送が遅れる場合もあるそうです。
税関の案内では、課税価格の合計が1万円以下の貨物は原則として関税・消費税が免除されますが、革製のバッグや手袋、履物などは1万円以下でも免税の対象外とされる品目があります(例外の条件あり)。バイク用のグローブやブーツも該当しうるため、税関のカスタムスアンサーで確認してください。課税価格が20万円以下なら簡易税率が使えます。
第2章 サイズと安全規格を確かめる
バイク用品は、体に合うかどうかが安全性に直結します。JAFのQ&Aでは、ヘルメットは試着して、サイズとフィット感を確認するよう案内されています。眉の上の額の張り出した位置を水平に一周して頭囲を測り、その数字に近いサイズを選ぶ方法も紹介されています。
JAFの案内によると、PSCマークは国の安全基準に適合した製品に表示され、PSCマークのないものは乗車用ヘルメットとしての販売が法律で禁止されています。SGやJISは任意の規格で、SGとJISには125cc以下向けの区分があるため、125ccを超えるバイクでは注意が必要です。海外から買うヘルメットは、日本の規格表示が付いていないことがあります。自分のバイクの排気量と使い方に合うかを、購入前に国内の専門店で確認するのが安心です。また、転倒など強い衝撃を受けたヘルメットは、見た目に変化がなくても使用を中止するのが望ましいとされています。
グローブやジャケット、ブーツは、メーカーによってサイズ表記が違います。サイズ表(cm・インチ)を自分の実寸と照らし合わせ、素材の伸び、プロテクターの位置も確認しましょう。ゆきこ( ゚Д゚)「バイク用品は『ぴったり合うか』が大事。海外通販は、そこを確かめる手間が増えますね」
第3章 返品・交換の条件を注文の前に読む
MotoStormの公式FAQでは、商品を受け取ってから30日以内なら、ウェブサイトの「MyMotostorm」アカウントから返品を申請できるとされています。サイズ交換のための直接の手続きは説明されておらず、返品を申請して、返金は商品が届いて検品されたあとに行われます。正しいサイズは、別に新しく注文する流れです。返送の費用や、返品できる商品の状態の細かい条件は、FAQに記載がありません。注文前に、返品条件のページで確かめてください。
| 確認する項目 | 確かめる場所 |
|---|---|
| 返品の期間(受取から30日) | 公式FAQ・アカウント内の返品ページ |
| 返送の費用を誰が負担するか | 返品条件のページ(FAQには記載なし) |
| 商品の状態の条件 | 返品条件のページ |
| 返金の時期と方法 | 返品条件のページ・決済方法の案内 |
| 関税・税の扱い | 注文確認画面・配送業者の案内 |
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、通信販売にクーリング・オフの制度はなく、広告にある返品特約が原則優先されると説明されています。これは日本の通信販売のルールで、海外のサイトでは、そのサイトが定める返品規定を確認するのが前提です。サイズ交換に時間がかかる可能性もあるので、急ぎで使う用品は国内で手に入れておくほうが安心です。
第4章 届かない・揉めたときの相談先
国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)は、海外の事業者とのトラブルに遭った日本に住む消費者のための相談窓口で、オンラインでの商品購入などが対象です。日本国内の窓口としては、消費者ホットライン188もあります。注文確認メール、画面のスクリーンショット、追跡番号、事業者とのやり取りを保存しておき、決済に使ったカード会社にも早めに連絡してみましょう。
第5章 最初の1点は、国内で手に入る物から
海外通販はサイズ交換に時間がかかるので、最初の1点は国内でも手に入る物にしておくと、気持ちの余裕が持てます。とくにグローブは手の大きさで着け心地が変わるため、国内で基準になる1双を持っておくと、次から選びやすくなります。
第6章 よくある質問(FAQ)
Q1. 日本への送料と日数は?
MotoStormの公式ページでは、日本向けは€39.00、3〜4日と表示されています(2026年10月時点)。為替や条件で変わるため、注文確認画面で確かめてください。
Q2. 関税は必ず請求されますか?
公式FAQには、EU圏外の顧客は関税を求められる場合があり、配達時に配送業者から請求されることがあると書かれています。税関の免税条件も確認してください。
Q3. サイズが合わなかったら?
受取から30日以内にアカウントから返品を申請でき、返金は検品後です。サイズ交換の直接の手続きは説明されていないため、正しいサイズは別の注文になります。
Q4. ヘルメットも海外通販で買えますか?
PSCマークのないものは、乗車用ヘルメットとしての国内販売が禁止されています。規格表示とサイズ、自分のバイクの排気量に合うかを、国内の専門店でも確認すると安心です。
Q5. トラブルになったときの窓口は?
越境消費者センター(CCJ)と消費者ホットライン188があります。注文メールや追跡番号などの記録を保存しておきましょう。
まとめ:押す前に3つを確かめる
- 総額:日本向けの送料、関税、為替を合わせた合計を、注文確認画面で確認する。
- サイズと規格:試着や実寸の比較ができない分、サイズ表と規格表示を丁寧に見る。
- 返品:30日の期間のほか、返送費用や状態の条件を事前に読む。
- 困ったら、記録を保存して、CCJや188に相談する。
送料や条件は変更されることがあります。最新の情報は、公式サイトの案内と注文確認画面でご確認ください。
出典・参考:MotoStorm「Destinations」/MotoStorm「FAQ」/税関 カスタムスアンサー「課税価格の合計額が1万円以下の物品の免税適用について」/税関「少額輸入貨物の簡易税率」/消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売の返品」/国民生活センター 越境消費者センター(CCJ)/JAF「バイクのヘルメットはどんな点に気を付けて選べばいいですか?」(各サイト2026年10月確認)


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