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旅行の前に買ったネックピローが、クローゼットの奥で眠っている。次の飛行機にも「持っていく? 荷物になるだけでは?」と迷っている。そんな人、多いですよね。使わなかった理由を思い出すと、かさばる、首に合わなかった、そもそも機内で寝なかった、のどれかに落ち着くことが多いんです。
先に結論をひとつ。ネックピローが要るかどうかは、移動時間・座って眠るかどうか・首の弱さの3つで決まります。この3つが全部「短い・眠らない・首は丈夫」なら、いらない側でまず困りません。逆に1つでも「長い・眠る・首が弱い」に当たるなら、使わなかった理由の方を見直す価値があります。いらない人の理由、要る条件、タイプ別の向き不向き、使わなくなる原因の見直し、なしで済ませる時の代わりまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:買ったけど使わない人|自分に要るか知りたい人|種類が多くて選べない人|使っても首が痛い人|なしで済ませたい人|買う・手放すで迷う人
いらない派の理由——かさばる・首に合わない・座席で使いにくい・そもそも寝ない
「使わなくなった」と言う人の理由を集めると、だいたい次の4つに収まります。自分がどれに当たるかで、この先の読み方が変わるんです。
- かさばる。ビーズや低反発の物は、かばんの中でいちばん場所を取ります。外にぶら下げると落とすし、見た目も気になる。結局、家に置いていく
- 首に合わない。後ろが厚くて顎が下がる、逆に低くて支えにならない、硬さが合わず首の横が痛くなる。合わない物を我慢して使うと、かえって首が張ります
- 座席で使いにくい。座席の幅が狭くて隣に当たる、ヘッドレストの形と干渉する、背もたれを倒せない便で頭の置き場がない。座席の相性は買う前には分かりません
- そもそも寝ない。2〜3時間の便で、映画を見て、ご飯を食べていたら着いていた。眠らなければ首は倒れませんから、ネックピローの出番はないんです
この4つに共通するのは、「短い移動・昼間・眠らない」という条件です。そういう移動しかしないなら、いらない判断は正解に近いと言えます。ただ、次の章の条件に1つでも当てはまるなら、話は変わります。
それでも要る条件——移動時間・座って眠るか・首の弱さ
要るかどうかは、3つの問いを順番に通すと迷いません。
- 移動は何時間? 3時間未満なら、なくても困る人は少数です。4時間を超える、乗り継ぎで座りっぱなしが続く、夜行バスや深夜便、という移動は要る側。時間が長いほど、眠る回数も首が倒れる回数も増えます
- 座って眠る? 眠らない人には要りません。眠る人、しかも「起きたら首が痛かった」経験がある人は、支えがあった方が楽になりやすいです。ただし効果には個人差があって、支えがあっても痛くなる人はいます
- 首は弱い? ふだんから肩こりや寝違えが多い、過去に首を痛めたことがある、という人は、タオルの代用より専用の物の方が安定しやすいです。子どもや年配の同行者がいる時も同じ
3つとも「短い・眠らない・丈夫」なら、いらない判断でまず困りません。1つでも当たれば、使わなかった理由の方を見直す価値があります。そして、ネックピローがあってもなくても、首の痛みが数日続く、腕までしびれる、頭痛を伴う、という時は寝方のせいと決めつけず、整形外科などで診てもらってください。移動中の首の痛みは、ふだんの首の負担が表に出ているだけのこともあります。
タイプ別の向き不向き——空気式・ビーズ・低反発・フード型
「首に合わない」「かさばる」の多くは、タイプ選びで解決することがあります。同じネックピローでも、中身で使い勝手が大きく違うんです。
| タイプ | 良いところ | 弱いところ | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 空気式 | 小さく畳める。軽い | 硬さの調整が要る。空気が抜ける。素材の匂い | 荷物を減らしたい。年に数回だけ使う |
| ビーズ | 柔らかく首に沿う。触り心地 | かさばる。洗いにくい。へたる | 車や新幹線で使う。柔らかさを優先 |
| 低反発 | 支えが安定。首が沈まない | 重い。かさばる。洗えない。熱で硬さが変わる | 夜行バスや長距離に何度も乗る |
| フード型 | 光を遮る。ずれにくい | 暑い。顔まわりに布がある | 明るい車内で眠りたい大人 |
| 前倒れ防止型 | 顎を支えて前に落ちない | 慣れが要る。圧迫感 | 横より前にガクッとなる人 |
「かさばる」が理由で使わなくなった人は空気式に、「首に合わない」が理由なら低反発か前倒れ防止型に、とタイプを替えると使うようになる人が多いです。フード型と前倒れ防止型は、顔や首の前に布や留め具が来るので、子どもには使わないのが基本。子どもの首の支え方は、次の章とあわせてネックピローの代用の「子どもの首を守る」も読んでみてください。
使っても首が痛い時——向き・高さ・座席の見直し
買ったのに首が痛い。この場合、物のせいと決める前に、使い方を3つだけ見直してみてください。よくある「使えない」の正体は、こういう小さなことなんです。
- 向き。U字の開いた側を前にする物と、あえて後ろにして顎を支える使い方をすすめる物があります。製品によって違うので、説明書のとおりに。向きを逆にしただけで「合わない」が「合う」に変わることは珍しくありません
- 高さ。顎が上がって口が開くなら厚すぎ、頭が横に落ちるなら薄すぎ。空気式なら少し抜く、ビーズなら中身を寄せる、で調整できます。ぱんぱんに空気を入れた空気式は、硬くて首が浮くのでかえって痛くなりがちです
- 座席。背もたれを立てたまま眠ると、頭は前に落ちます。倒せる分だけ倒す、窓側なら壁と組み合わせる、この2つだけでも変わります
それでも痛い時は、我慢して使い続けないでください。合わない支えで無理に眠るより、外して首を動かす方が楽なことも多いんです。首の前で留める型を、締めた状態で眠るのもやめておきましょう。息苦しさの原因になりますし、子どもには最初から使わないのが安心です。
なしで済ませるなら——タオル・上着・ひざ掛けで代わりに
「やっぱり買わない」「今回は持っていかない」と決めた人も、長い移動の日だけは代わりを用意しておくと後悔しにくいです。
- バスタオルを丸めて棒にする。ヘアゴムで止めて首の後ろから両肩へ。厚みを自分で決められる、いちばん基本の代わりです
- 上着やパーカーのフード。上着は丸めて首と肩の間に。フードはタオルを詰めて、かぶらずに首の後ろへ
- ひざ掛け。細長く丸めれば首に、広げれば膝に。1枚で2役なので、荷物を減らしたい人に向きます。大きさの目安はひざ掛けのサイズの選び方で
当て方のコツと、子どもの首の前をふさがない注意はネックピローの代用に詳しくまとめています。何も持たない日は、窓側を選んで背もたれを倒す、それだけでもずいぶん違いますよ。
買う・手放すで迷ったら——選ぶ基準と、使わない物の行き先
最後に、これから買う人と、持っている物をどうするか迷っている人へ。
- 買うなら。畳めるか、首の後ろに厚みがあるか、洗えるか、の3つを見てください。首に直接当てる物なので、汗と皮脂がたまります。素材ごとの洗い方はネックピローの洗い方で
- 手放すなら。洗って乾かしてから譲る、あるいは災害時の備えとして非常持ち出し袋に入れておく手もあります。避難所や車の中で座って眠る場面で、首の支えは意外と助けになります
- 家の枕が合わないのが原因かも。移動中だけでなく毎朝首が重い、という人は、旅先の道具より家の枕の方が先です。オーダーメイド枕を使った感想も参考になるかもしれません
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「いらない」と感じている人は、たぶん短い移動で昼間に眠らない人だと思います。夜行バスに乗る予定が一度でもあるなら、話は変わりますよね』
💡 この困りごとへの提案
長距離や夜行の予定があって、かさばるのが嫌で使わなくなった人は、小さく畳める空気式やコンパクトな物に替えると、また持ち歩くようになる人が多いです。手荷物の隙間に入る大きさなら、「置いていく理由」がひとつ減ります。
あわせて読みたい
買わずに済ませたい人はネックピローの代用で、タオルや上着での当て方と子どもの首の注意を先にどうぞ。持っている物の汗の臭いや汚れが気になる人はネックピローの洗い方、首と膝の両方に使えるひざ掛けを探している人はひざ掛けのサイズの選び方、家の枕から見直したい人はオーダーメイド枕を使った感想へ。
まとめ:短い・眠らない・首が丈夫ならいらない。1つでも当たれば見直す
- いらない派の理由は4つ。かさばる・首に合わない・座席で使いにくい・寝ない
- 要る条件は移動時間・眠るか・首の弱さ。1つでも当たれば持つ価値あり
- かさばるなら空気式、合わないなら低反発や前倒れ防止型。フード型は子どもに使わない
- 痛いなら向き・高さ・座席を見直す。我慢して使い続けない。続く痛みやしびれは受診
- なしで済ませるならタオル・上着・ひざ掛け。窓側で背もたれを倒すだけでも違う
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手順を1枚にまとめました。



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