補助輪の外し方と工具——スパナ・モンキーレンチ・六角レンチのどれが要るか(車種で違うので現物を見る)、外し方3コマ(キャップ→ナット→抜く→締め直す)、ナットが固い時・キャップが外れない時、外した後の点検とスタンド、練習の場所

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「そろそろ補助輪を外そうか」となった時、いざ自転車の後ろを見ると、ナットの上にキャップがかぶっていて、何の工具で回すのかが分からない。スパナ? 六角レンチ? 家にあるモンキーレンチで回る? と、外す前の段階で止まっている人は多いですよね。外した後にスタンドをどうするか、穴が空いたままでいいのか、という疑問もセットで出てきます。

先に結論をひとつ。基本の工具はスパナかモンキーレンチ。ただしナットの径や六角レンチの要否は車種で違うので、買う前に現物を見ること。この順番を守れば、工具選びで失敗しません。工具の早見表、外し方の3コマ、固い時・キャップが外れない時の対処、外した後の点検とスタンド、練習の場所まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へどの工具が要る?スパナかモンキーが基本。径は現物を見る→第1章手順を知りたいキャップ→ナット→抜く→締め直す→第2章固い・キャップが外れない浸透油と柄の長さ。叩かない→第3章外した後はどうする?ナット確認・スタンド・ブレーキ点検→第4章いつ外す? どこで練習?時期は子ども次第。広い所でヘルメット→第5章

ケース別に読む:どの工具が要るか知りたい人外し方の手順を知りたい人ナットが固い・キャップが外れない人外した後の点検とスタンドを知りたい人外す時期と練習の場所で迷う人

工具の早見表——スパナかモンキーレンチが基本。径は車種で違うので現物を見る

補助輪は、後輪の軸(ハブ軸)のナットで、車輪と一緒に共締めされている形が一般的です。つまり外すのに要るのは、そのナットを回せる工具。「何ミリのスパナか」を先に決めたくなりますが、ナットの径は車種やメーカーで違います。目安のサイズはあるものの、この記事では断定しません。まずキャップを外して、ナットの大きさを現物で見るのが、いちばん確実で早い方法です。

工具 向く場面 気をつけること
スパナ(両口・メガネ) ナットの径が分かっている時。いちばん確実に力が伝わる 径が合わないと角をなめる。自転車用のセットなら、よく使う径がそろう
モンキーレンチ 径が分からない時。1本でいろいろな径に合わせられる 口の遊びが大きいとナットの角をなめやすい。しっかり締めて、動く側の口を回す方向の後ろに
六角レンチ キャップやスタンドの固定に六角ボルトを使っている車種。後輪が六角の車種もある 径はこれも車種で違う。セットで持っておくと、他の調整にも使える
プラスドライバー・マイナスドライバー 樹脂キャップをこじる、ネジ止めの飾りキャップを外す マイナスは滑ると手を切る。キャップの縁にそっと

家に何もない状態から1つ買うなら、自転車用のスパナセットが無難です。取扱説明書があれば、そこにナットの径や必要な工具が書かれていることもあるので、先に見ておくと迷いません。

外し方の3コマ——キャップを外す→ナットを反時計回り→抜いて締め直す

工具がそろったら、手順はシンプルです。誰かに支えてもらいながらやると、両手が使えて楽ですよ。

「キャップを外す→ナットを回す→抜いて締め直す」の3つ1キャップを外す樹脂は縁からそっとネジ式は反時計回り自転車は誰かに支えてもらう→ ナットの径をここで見る2ナットを反時計回りに工具をしっかり掛ける片手で車輪を押さえるナットとワッシャーは順に並べる→ 戻す時に迷わない3抜いて締め直すステーを軸から抜くワッシャーとナットを元通りに両側を同じ力で締める→ 締め忘れが最大の事故の元
  1. 自転車を安定させて、キャップを外す。スタンドがあれば立てて、なければ誰かに支えてもらうか、壁に寄せて。倒して作業する場合は、チェーンやギアのある側を上にして、傷がつかないよう下に段ボールを敷きます。キャップは、樹脂のはめ込み式なら縁に爪かマイナスドライバーの先をそっと入れて持ち上げ、ネジ式なら反時計回りに。外れたら、ナットの径を見て工具を合わせます
  2. ナットを反時計回りに緩める。工具をナットの奥までしっかり掛け、片手で車輪を押さえながら、反時計回り(左回し)に。緩んだら手で回して外します。ナットの下にワッシャー(薄い座金)が1〜2枚入っていることが多いので、外した順番どおりに並べておきます
  3. 補助輪を抜いて、ナットを締め直す。補助輪の金具(ステー)を軸から抜きます。抜けたら、ワッシャーとナットを元の順番で戻し、しっかり締めます。ここが最大のポイントで、補助輪のナットは後輪を固定しているナットです。締め忘れや締めが甘いと、走行中に車輪がずれたり外れたりします。反対側も同じ手順で外し、両側を同じくらいの力で締めてください

締めた後は、後輪を手で回して、まっすぐ回るか・フレームに当たらないかを見ます。後輪と一緒にドロヨケやスタンドが共締めされている車種もあるので、部品の順番で迷ったら自転車の泥除けの外し方もあわせて見てみてください。同じ軸まわりの話です。

ナットが固い・キャップが外れない時——浸透油と柄の長さ。叩かない

外で保管していた自転車は、ナットがサビて固まっていることがあります。力任せにやりたくなる場面ですが、順番があるんです。

  • 浸透油を少し置く。ナットとネジ山のすき間に浸透性のオイルを少量つけて、数分待ってから回します。スプレータイプは可燃性の物が多いので、火気厳禁・換気・子どもの手の届かない所で。ブレーキやタイヤにかからないように
  • 柄の長い工具に替える。モンキーレンチで回らない時は、径の合うスパナかラチェットに。柄が長いほど、少ない力で回ります。体重をかけて「引く」より、工具を「押す」方向で回すと、滑った時にけがをしにくいです
  • 叩かない。ハンマーでスパナを叩く、ナットを叩く、はやめてください。軸が曲がる、ネジ山がつぶれる、ナットの角がなめて余計に外れなくなる、と困りごとが増えます
  • 角をなめたら、自転車店へ。なめたナットは家庭の工具では外しにくくなります。無理をせず、お店に持ち込む方が結局早いです

キャップが外れない時は、まずはめ込み式かネジ式かを見ます。はめ込み式は、縁の1か所にマイナスドライバーの先を入れて、少しずつ持ち上げる。ネジ式は反時計回りに。樹脂のキャップは古いと割れることがありますが、飾りなので、割れても走行に問題はありません。気になる時は自転車店で部品として頼めます。

外した後の点検とスタンド——ナット確認・穴・チェーンとブレーキ

補助輪が外れると、自転車の状態が少し変わります。「外して終わり」ではなく、乗せる前にひととおり見ておくと安心です。

外した後のOKとNGOK後輪のナットを両側とも締め直す走行前に毎回ナットを確認ブレーキ・チェーン・タイヤを見るサドルは両足がつく高さスタンドは車種に合う物をNGナットを仮止めのまま乗せる片側だけ外して走らせる外した金具を放置する外した直後に道路に出るヘルメットなしで練習する
  • ナットの締め確認。外した日だけでなく、走行前に毎回、手で触って緩んでいないか見る習慣に。工具で軽く増し締めして動かなければ大丈夫です
  • 穴と金具。ステーが付いていた分だけ軸が長く見えることがありますが、走行に支障はありません。キャップを戻しておきます。外した補助輪と金具は、下の子に使う予定があれば袋にまとめて保管、なければ自治体の分別に従って処分を
  • スタンド。補助輪付きの自転車はスタンドがない物が多く、外すと自立しなくなるので、サイドスタンドを付ける家が多いですね。取り付けの穴の位置や軸の径は車種で違うので、対応する車輪の大きさと取り付け方式を確かめてから選びます。合わない物を無理に付けると、走行中に外れます
  • ブレーキ・チェーン・タイヤ。前後のブレーキが効くか、チェーンがたるんでいないか、タイヤの空気が入っているかを確認。しばらく乗っていない自転車ほど抜けています
  • サドルの高さ。補助輪なしの最初は、両足のかかとが地面につく高さまで下げておくと、怖がらずに止まれます。慣れてきたら少しずつ上げます

外す時期と練習の場所——時期は子ども次第。広い所でヘルメット、道路に出ない

「何歳で外すのが普通?」とよく聞かれますが、これは子どもによってまったく違うので、この記事では断定しません。年齢よりも、両足で地面を蹴って進めるか・バランスを取りながら前を見られるかの方が目安になります。次の乗り物で迷っている人はキックバイクで後悔した理由三輪車で後悔した理由もあわせてどうぞ。

  • 広くて平らな所で。外した直後は、公園の広場や運動場など、車が来ない広い場所で。家の前の道路で練習するのは、ふらついた先に車や自転車がいるので避けてください
  • ヘルメットは最初から。補助輪が取れた直後は、転び方がまだ分かりません。頭を守る物は、乗る前に着ける習慣にしておくと迷いません。子どもの乗り物とヘルメットの考え方は三輪車にヘルメットはいらない?にまとめています
  • 怖がるなら戻していい。一度外して怖がったら、また付けても構いません。手順が逆になるだけです

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、補助輪を外す日より、外した後の「ナット締めた?」の確認のほうが大事だと思っています。仕事柄、転んだ後の体の話はよく聞くので、ヘルメットは最初からで』

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サドルやハンドルの高さ調整、スタンドの取り付けまで、子どもの自転車は同じ工具で面倒を見ることになります。自転車用のスパナセットが1つあると、成長に合わせた調整が家で済みます。


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軸まわりの部品の順番で迷ったら自転車の泥除けの外し方へ。ヘルメットの考え方は三輪車にヘルメットはいらない?、次の乗り物を買う前に読んでおきたい話はキックバイクで後悔した理由三輪車で後悔した理由にまとめています。

まとめ:工具はスパナかモンキー、径は現物で。ナットは締め直して毎回確認。練習は広い所で

  1. 工具はスパナかモンキーレンチが基本。ナットの径は車種で違うので現物を見る
  2. キャップ→ナットを反時計回り→抜く→締め直す。部品は外した順に並べる
  3. 固い時は浸透油と柄の長い工具。叩かない。なめたら自転車店へ
  4. 後輪のナットは走行前に毎回確認。スタンドは車種に合う物を
  5. 外した直後は広い所で、ヘルメットを着けて。道路に出ない。時期は子ども次第

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

補助輪の外し方と工具の早見表:工具はスパナかモンキーレンチが基本、六角レンチはキャップやスタンドが六角の車種で必要、ナットの径は車種で違うのでキャップを外して現物を見る、取扱説明書があれば先に確認。外し方は自転車を安定させてキャップを外す、ナットを反時計回りに緩めてワッシャーを外した順に並べる、補助輪のステーを軸から抜き、ワッシャーとナットを元通りに戻して両側を同じ力で締める。固い時は浸透油を少量つけて待つ、柄の長い工具で押す方向に回す、叩かない、なめたら自転車店へ。キャップははめ込み式なら縁からそっと、ネジ式なら反時計回り。外した後は後輪のナットを走行前に毎回確認、スタンドは車輪の大きさと取り付け方式を確かめて選ぶ、ブレーキとチェーンとタイヤを点検、サドルは両足がつく高さに。外す時期は子ども次第で断定しない、外した直後は広くて平らな所で練習し道路に出ない、ヘルメットは最初から

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