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駐輪場で倒された翌朝、走り出すと後ろからシャリシャリ、シュッシュッと擦れる音。見ると泥除け(フェンダー)が曲がってタイヤに触れている——この記事は、そんな「直したい人」と「いっそ外したい人」の両方に向けて書いています。
先に安全の話をひとつ。擦れたまま走り続けるのはやめてください。抵抗でペダルが重くなるだけでなく、擦れた場所からタイヤの側面が削れて、パンクやバーストの原因になります。応急でも今日中に手当てを。
まず「曲がっただけ」なら、外さず直せます
- 本体の曲がり・へこみ:泥除けは薄い鉄板か樹脂です。タイヤとの間に軍手をした手を入れ、曲がりの中心を親指でぐっと押し戻します。鉄板のべっこりしたへこみは、内側から木片を当てて押すと面がきれいに戻ります
- ステー(泥除けを支える細い棒)の曲がり:手で戻すよりも、モンキーレンチでステーを挟んで少しずつ曲げ戻すほうが正確です。左右のステーの長さのバランスを見ながら
- 最後にタイヤを空転させて、全周どこにも触れていないことを確認。すき間の目安はタイヤとの間に指1本です
樹脂の泥除けが割れてしまった場合は、割れ目をPPテープで挟み貼りすれば応急にはなりますが、振動でヒビが育つので交換前提で考えましょう。
前輪の泥除けの外し方——ナット2〜3か所で終わり
- 使う工具は10mmか8mmのスパナ(またはモンキーレンチ)とプラスドライバーだけ
- フロントフォークの裏側にある泥除け本体の固定ネジを外します
- ステーの根元は前輪の車軸ナットに共締めされていることが多いので、車軸ナットを緩めてステーを引き抜きます
- ここが重要:車軸ナットは必ず元どおりしっかり締め直すこと。前輪の固定が甘いままだと本当に危険です。締めたら車輪を持ち上げて左右にガタがないか確認を
後輪の泥除けはクセあり——ママチャリはキャリアと共締め
後ろの泥除けは、荷台(キャリア)やスタンドと同じナットで共締めされていることが多く、前輪より一手間かかります。
- 外す順番は「本体の固定ネジ(泥除けの上の方、フレーム裏)→ステーの共締めナット」の順
- 共締めナットを外すとキャリアやスタンドの足も一緒にフリーになるので、部品の重なり順をスマホで撮ってから外すと戻す時に迷いません
- フルフェンダー(全体を覆うタイプ)は、ブレーキまわりに固定点が隠れていることがあります。見つからない時は無理にこじらず、固定点を全部探してから
そもそも外して大丈夫?——違反にはなりません。でも雨の日の代償あり
「泥除けを外すと違反?」とよく聞かれますが、泥除けはベルやライトと違って法律上の義務装備ではないので、外しても違反にはなりません。スポーツバイクには最初から付いていないくらいです。
ただし外した代償ははっきりしていて、雨の日・雨上がりに前輪の跳ね上げで足元とスネが、後輪の跳ね上げで背中とお尻が泥の点々だらけになります。通勤通学で使う自転車なら、見た目スッキリと実用を両取りできるワンタッチ着脱式の泥除けに置き換えるのが個人的にはおすすめです。晴れの日は外してスッキリ、雨予報の日だけパチンと付ける使い方ができます。
ゆきこ( ゚Д゚)『倒された泥除けをそのまま1週間乗ってたら、タイヤの横がうっすら削れてました…。直すのは親指でグッと3分だったのに。シャリシャリ音は自転車からのSOSです』
交換・後付け用の泥除けは車輪サイズ(26インチ・27インチなど)に合わせて選べば通販でも失敗しません。
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同じ「倒された系」トラブルではチェーンカバーが割れた時の応急処置を、サビ対策では自転車カゴのサビ取りも公開しています。
まとめ:シャリシャリ音は当日対処
- 擦れたまま走らない(タイヤ側面が削れてパンクの元)
- 曲がりは押し戻し+ステーはレンチで挟んで矯正。仕上げは指1本のすき間
- 前輪は簡単、後輪はキャリアと共締めなので重なり順を撮影してから
- 車軸ナットの締め直しだけは絶対に忘れない
- 外しても違反ではないが雨の日の泥はね覚悟。着脱式への置き換えが賢い
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手順を1枚にまとめました。



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