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排水口カバーを買ってきたのに、ふちが浮いてぐらぐらする。8センチと10センチ、どちらを選べばいいのか分からない。そんな声をよく聞きます。排水口カバーは見た目以上に、サイズ選びが仕上がりを左右するアイテムなんです。
先に結論をひとつ。測るべきは「排水口の内径」と「ふちの段差」の2か所。ここを測ってから型を選べば、浮いたり合わなかったりの失敗はぐっと減ります。測り方、型の選び方、浴室と洗面台の違い、100円ショップで足りる場面まで、順番に見ていきましょう。
排水口カバーは「髪の毛やごみを受け止める」役目と、「見た目をすっきりさせる」役目の両方を持っています。サイズが合っていないと、この2つの役目のどちらも中途半端になってしまいます。少し面倒でも、買う前に測る一手間が、結局はいちばんの近道です。
ケース別に読む:サイズが合わず浮く人|どの型か迷う人|浴室と洗面台の違いが知りたい人|100均で足りるか知りたい人|掃除の仕方を知りたい人
★先に安全です。排水口カバーは、排水口をぴったりふさいでしまう形の物を選ぶと、水があふれることがあります。水を通す隙間があるかを必ず確認してください。掃除のために外していい部品は、封水筒(トラップの中にある筒状の部品)までです。それより奥は分解しないでください。汚れ落としに洗剤を使う時は、塩素系と酸性のもの(クエン酸・お酢など)を混ぜず、換気をして手袋をつけ、金属の縁で指を切らないよう気をつけてください。
サイズが合わず浮く——測るのは内径とふちの段差
排水口カバーが浮く、ぐらつく、水がうまく流れない。原因のほとんどは、サイズを測らずに見た目や価格だけで選んでしまうことにあります。測るべき場所は2つだけです。
- 排水口の内径。排水の穴の直径を測る。8センチ・10センチ・12センチが多いサイズです
- ふちの段差。カバーを受ける部分に段差があるか、平らかを確認する。段差があるタイプは、かぶせる型の方が安定しやすいです
メジャーがなければ、定規を当てても構いません。「だいたい」で選ばず、実際に数字で確認することが、失敗しない一番の近道です。測った数字は、スマホのメモに残しておくと、買い直す時にも困りません。
型は3つ——かぶせるシリコン・はめるステンレス・目皿ごと交換
排水口カバーには、大きく分けて3つの型があります。
| 型 | 特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| かぶせるシリコン型 | 柔らかく多少のサイズ差を吸収できる | 内径がぴったり合わない時、色や形を選びたい時 |
| はめ込むステンレス型 | 硬さがあり、髪の毛が絡みにくい網目 | 耐久性を重視したい時 |
| 目皿ごと交換する型 | もとの部品を外して丸ごと入れ替える | もとの目皿が割れた・錆びた時 |
迷ったら、まずはシリコン型から試すのがおすすめです。サイズの融通が利きやすく、失敗しても100円ショップの範囲で買い直しやすいからです。目皿ごと交換する型は、外し方や適合を確認してから選んでください。無理に力を入れて外そうとすると、下の部品を傷つけることがあります。
色や柄で選びたくなる気持ちも分かりますが、まずは「水を通せるか」「髪を受け止められるか」を優先してください。見た目は、条件を満たす物の中から選ぶくらいでちょうどいいと思います。
浴室と洗面台は別物——ポップアップ栓との違い
この記事で扱うのは、浴室と洗面台の排水口カバーです。台所の三角コーナーや排水口ネットとは、サイズも役目も違うので、別の記事を参照してください。同じ「排水口カバー」という名前でも、置く場所によって求められる大きさも耐久性も変わってきます。
洗面台は、ポップアップ栓(レバーで上げ下げする栓)が付いているタイプがあり、これは一般的なカバーとは別物です。ポップアップ栓の場合は、カバーをかぶせるのではなく、栓自体を外して掃除する形になります。自分の洗面台がどちらのタイプか、まず確認してから選んでください。浴室は、床の排水口に直接カバーを置く形が基本です。
見分け方は簡単で、排水口のまわりにレバーやつまみがあればポップアップ栓、平らな目皿だけなら一般的なカバーが使える排水口です。迷った時は、写真を撮って商品ページの説明と見比べると分かりやすいですよ。
100均で足りる・足りない場面
100円ショップの排水口カバーは、サイズと目の細かさが合えば十分に実用的です。ただし、次のような場面では足りないこともあります。
- 水圧が強い浴室。カバーが軽い素材だと、水の勢いで浮いてしまうことがあります
- 髪の毛が多い家族。目が粗いタイプだと、髪をあまり受け止められません
- 特殊なサイズ。8センチ・10センチの規格から外れる排水口は、住宅設備メーカーの純正部品を探す方が確実です
逆に、一般的な8〜10センチの排水口で、家族が少なめの家なら、100円ショップの物で十分に足りることが多いです。買ってすぐに合わないと分かった場合は、無理に使い続けず、別の型を試してみてください。
掃除は外して洗うだけ——ぬめりは別記事で
排水口カバーの掃除は難しくありません。週に1回ほど外して、ブラシで洗い流すだけで十分です。外す時は金属の縁で指を切らないよう、ゆっくり持ち上げてください。カビ・ぬめりがひどい時は、酸素系の洗浄剤でつけ置きしてから洗うと落ちやすくなります。
忙しい時期は、毎日髪の毛だけ取り除いておくと、週1回の掃除がぐっと楽になります。放置する期間が長くなるほど、汚れは落ちにくくなるので、こまめな一手間の方が結果的に早いんです。
排水口そのもののぬめりが気になる人は、排水口のぬめり取りにまとめています。掃除の順番や、外していい部品の範囲は浴槽の排水口掃除と同じ考え方です。封水筒より奥は外さないのが共通のルールです。
髪の毛を受け止める部品そのものを見直したい人は、浴槽用ヘアキャッチャーの100均の型もあわせてどうぞ。カバーとヘアキャッチャーは役目が少し違うので、両方を読むと迷いにくくなります。カバーは主に見た目とごみの受け止め、ヘアキャッチャーは髪の毛を集中して受け止める部品、と分けて考えると選びやすいです。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、排水口まわりは見た目で選びがちですが、内径を測るだけで失敗はかなり減ると思います。数字で決めるって、地味だけど確実ですよね』
浴室と洗面台、両方に使えるシリコン素材のカバーを1枚常備しておくと、サイズが合わなくなった時にも当てやすく、買い替えの判断がしやすくなります。
あわせて読みたい
排水口のぬめりが気になる人は排水口のぬめり取り、掃除の外していい範囲は浴槽の排水口掃除、洗面台の黒ずみが気になる人は洗面台の黒ずみの落とし方、髪を受ける部品は浴槽用ヘアキャッチャーの100均の型もどうぞ。
まとめ:内径とふちの段差を測ってから型を選ぶ
- 排水口をふさぐ形は選ばない。水があふれる原因になる
- 測るのは内径とふちの段差。見た目や価格だけで選ばない
- 型は3つ。シリコン・ステンレス・目皿ごと交換から選ぶ
- 浴室と洗面台は別物。ポップアップ栓は栓自体を外して掃除する
- 部品は封水筒まで。それより奥は外さない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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