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エビフライやチキン南蛮のためにタルタルソースを用意したら、思ったより余ってしまった。市販のカップや瓶も、ひと回しかけただけで冷蔵庫の奥に居座っている。そんな経験、ありますよね。捨てるのはもったいないけれど、飽きる前に使い切る道も思いつかなくて、つい手が止まってしまいます。
先に結論をひとつ。余ったタルタルソースの使い道は、役目で選ぶと迷いません。「かける」「はさむ・ぬる」「焼く」の3方向です。ただし、使い道を考える前にもうひとつだけ見てほしいことがあります。それは、手作りか市販か、手作りならいつ作った物かということです。
手作りのタルタルソースは、ゆで卵とマヨネーズと生の玉ねぎを混ぜた物です。どれも傷みやすい材料なので、「余ったから明日も使おう」と考えるのは少し危ない場面があります。この記事では、日持ちの線を先に押さえてから、使い道を3方向に分けて見ていきます。自分の状況に近い章から読んでみてください。
ケース別に読む:手作りが余った人|何にかけるか知りたい人|パンに使いたい人|焼いて使いたい人|大量に余った人
先に日持ちの線——手作りと市販では見方が違います
使い道の話に入る前に、ここだけは先に確認させてください。タルタルソースといっても、手作りと市販では傷み方も見るところも違うからです。
手作りの場合、使われているのはゆで卵・マヨネーズ・生の玉ねぎです。ゆで卵とマヨネーズの保存の考え方は、ゆで卵の保存とマヨネーズの保存にまとめていますが、混ぜた後のソースは、材料の中でいちばん傷みやすい物に合わせて考えるのが基本です。ですから手作りは作り置きしない前提で、その日のうちに使い切ると覚えておくと迷いません。何日持つかは材料や作った時の清潔さで変わるので、日数で考えるのはやめておきましょう。常温に置きっぱなしにしないこと、取り分けるスプーンは清潔な物を使うことも大切です。
市販の物は、瓶やカップの表示がいちばん確かな目安です。見るのは「賞味期限」「保存方法」「開封後の取り扱い」の3か所。開けた後は「お早めに」と書いてあることが多いので、その指示に従ってください。
- 賞味期限と消費期限は別物。賞味期限はおいしく食べられる目安で、消費期限は安全に食べられる期限です。消費期限を過ぎた物は食べません
- 期限を過ぎても食べられる場合があるのは、賞味期限で、未開封で、表示どおりに保存していた時だけです。開けた物や手作りには当てはまりません
- におい・味・色・ふくらみ・液漏れ・カビ・糸を引くなどがあれば食べません。少しでも変だと思ったら、もったいなくてもやめておきましょう
- 小さな子ども・高齢の人・妊娠中の人・体調がすぐれない人には出さない方が安心です。卵とマヨネーズが入っているので、卵アレルギーの表示も確かめてください
迷ったら食べない。これがいちばん安全な線です。この線を確認できたら、ここからは安心して使い道を考えられます。日持ちや、お弁当に入れる時の考え方はタルタルソースの日持ちとお弁当で詳しく見ています。
かける——揚げ物以外にも、役目が合う相手はいます
「何にかける?」と聞かれると、揚げ物しか思い浮かばないですよね。でも、タルタルソースの役目は「酸味とコクを足してくれるソース」です。そう考えると、合う相手が見えてきます。
- 焼き魚・蒸し魚。淡泊な白身魚は、コクを足してもらうとしっかりした一品になります
- ゆで野菜・蒸し野菜。ブロッコリー、じゃがいも、アスパラなど、味の薄い野菜と相性がいいです
- ゆで卵・ゆでたささみ。さっぱりした主役に、ソースが味の中心になってくれます
- 焼いた肉。豚肉や鶏肉のソテーに少量そえる使い方もあります
ここで挙げたのは料理名までです。量や作り方は、それぞれの料理のレシピに従ってください。コツを言うなら、ソースは温かい料理の上に最後にのせること。冷たいソースを先に混ぜて長く置くと、水分が出て味がぼけやすくなります。出し方は「食べる分だけ小皿に取る」が基本です。残りを大皿にのせたまま置いておくと、傷みの心配が増えます。
はさむ・ぬる——いちばん手軽に使い切れる方向です
余ったタルタルソースを減らすなら、パンに使うのが手軽です。食パンにぬる、サンドイッチの具をまとめる、ロールパンにはさむ、といった使い方ですね。ゆで卵とマヨネーズが入っているので、タマゴサンドの味に近づけたい時の助けにもなります。
ただし気をつけたい点がひとつ。パンにぬって置いておくと、水分が出てパンがしっとりしすぎます。食べる直前にぬる、作ってすぐ食べる、が基本です。持ち歩くお弁当やピクニックにするなら、暑い時期は特に慎重に。保冷剤と一緒に持ち歩く、直射日光を避ける、早めに食べ切る、といった工夫をしてください。手作りのタルタルソースを持ち歩く場合は、その日のうちに食べ切る前提で考えましょう。
焼く——グラタン風やトースト。加熱すると分離することがあります
「焼く」使い道は、チーズをのせてトーストにしたり、魚や野菜の上にのせてオーブンやトースターで焼いたりする形です。コクが出ておいしそうに見えますが、気をつけたいことがあります。
ひとつは、マヨネーズが入った物は、加熱すると油が分かれることがあるということ。見た目が悪くなるだけでなく、脂っぽくなりがちです。長く加熱するより、軽く焼き色をつける程度の使い方が向いています。
もうひとつは、卵が入っているので、加熱した後は残さないこと。焼いた後に常温で置き、またしまう、というくり返しは避けてください。トースターやオーブンを使う時は、取扱説明書の範囲で、そばを離れずに。熱くなった天板や皿でのやけどにも気をつけましょう。小さな子どもが食べる時は、中まで熱くなっていないか、冷ましてから渡してください。
大量に余った時——使い切る前に、減らす考え方
「大量に余ってしまった」という声は、実はけっこう多いんです。パーティーや揚げ物の日に張り切って作りすぎるパターンですね。こういう時は、使い道を探し続けるより、次回から減らす方が楽になります。
- 食べる分だけ小皿に取る。大きな器から直接かけると、口をつけた箸やスプーンが入って傷みやすくなります
- 市販の残りは清潔な容器に。開封後の扱いは表示のとおりです。小さめのふた付きの容器に移すと場所を取りません
- 手作りは次から少なめに。分量は、使う料理の人数に合わせて、あらかじめ減らすのがいちばん確実です
それでも手作りが余ってしまったら、その日のうちに食べ切れる使い道(第2章〜第4章)に回す。食べ切れない時は、無理に食べずに処分する。この割り切りも大切です。「もったいない」より「おなかを壊さない」を優先して大丈夫ですよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、余ったタルタルソースは「何にかけるか」より「いつ作ったか」が先だと思っています。使い道が決まっても、材料の傷みやすさは変わりませんからね』
💡 この困りごとへの提案
余った分を小分けにして保存するなら、ふた付きで中が見える耐熱ガラスの小さな容器が便利です。1回で使い切れる量を目安に分け、いつ入れたか分かるようにしておくと安心です。市販の残りも、食べ切れる量だけ買うようにすると、余りにくくなります。
あわせて読みたい
手作りの日持ちやお弁当に入れる時の考え方はタルタルソースの日持ちとお弁当に、水っぽい・ゆるい時と玉ねぎの辛さの対処はタルタルソースが水っぽい・玉ねぎが辛い時にまとめています。材料の保存の目安はマヨネーズの保存もどうぞ。マヨネーズが体に悪いのかと気になる方はマヨネーズは体に悪い?も読んでみてください。
まとめ:使い道は役目で選ぶ。ただし日持ちの線が先
- 先に手作りか市販かを見る。手作りはその日のうちが基本です
- 使い道は「かける」「はさむ」「焼く」の3方向で考えます
- パンは食べる直前にぬる。置くと水分が出ます
- 焼くと分離することがある。焼いた後は残さず食べ切ります
- におい・色・味が変なら食べない。迷ったら処分します
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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