タルタルソースが余った時、何にかける?——揚げ物以外の使い道の考え方と、使う前に見ておきたい日持ちの線

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エビフライやチキン南蛮のためにタルタルソースを用意したら、思ったより余ってしまった。市販のカップや瓶も、ひと回しかけただけで冷蔵庫の奥に居座っている。そんな経験、ありますよね。捨てるのはもったいないけれど、飽きる前に使い切る道も思いつかなくて、つい手が止まってしまいます。

先に結論をひとつ。余ったタルタルソースの使い道は、役目で選ぶと迷いません。「かける」「はさむ・ぬる」「焼く」の3方向です。ただし、使い道を考える前にもうひとつだけ見てほしいことがあります。それは、手作りか市販か、手作りならいつ作った物かということです。

手作りのタルタルソースは、ゆで卵とマヨネーズと生の玉ねぎを混ぜた物です。どれも傷みやすい材料なので、「余ったから明日も使おう」と考えるのは少し危ない場面があります。この記事では、日持ちの線を先に押さえてから、使い道を3方向に分けて見ていきます。自分の状況に近い章から読んでみてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ手作りが余った→使い道より先に作った時間を見る第1章へ ▶揚げ物以外に何にかける?→焼き魚・野菜・ゆで卵など役目で選ぶ第2章へ ▶パンに使いたい→はさむ・ぬるが手軽。その日のうちに第3章へ ▶焼いて使いたい→分離することがある。残さず食べ切る第4章へ ▶大量に余った→使い切る前に、減らす考え方第5章へ ▶

ケース別に読む:手作りが余った人|何にかけるか知りたい人|パンに使いたい人|焼いて使いたい人|大量に余った人

4コマ漫画|タルタルソースが余った夜1揚げ物の夜。作りすぎたかも…ソースの器思ったより余った2とりあえず冷蔵庫。明日も使えるよね冷蔵庫時間を見ずに置きがち3いつ作った物か先に見よう手作りは今日のうちに4パンにぬって、今夜のうちに。その日に食べ切る

先に日持ちの線——手作りと市販では見方が違います

使い道の話に入る前に、ここだけは先に確認させてください。タルタルソースといっても、手作りと市販では傷み方も見るところも違うからです。

手作りと市販の見方手作りその日のうちに市販ラベルを見る

手作りの場合、使われているのはゆで卵・マヨネーズ・生の玉ねぎです。ゆで卵とマヨネーズの保存の考え方は、ゆで卵の保存とマヨネーズの保存にまとめていますが、混ぜた後のソースは、材料の中でいちばん傷みやすい物に合わせて考えるのが基本です。ですから手作りは作り置きしない前提で、その日のうちに使い切ると覚えておくと迷いません。何日持つかは材料や作った時の清潔さで変わるので、日数で考えるのはやめておきましょう。常温に置きっぱなしにしないこと、取り分けるスプーンは清潔な物を使うことも大切です。

市販の物は、瓶やカップの表示がいちばん確かな目安です。見るのは「賞味期限」「保存方法」「開封後の取り扱い」の3か所。開けた後は「お早めに」と書いてあることが多いので、その指示に従ってください。

  • 賞味期限と消費期限は別物。賞味期限はおいしく食べられる目安で、消費期限は安全に食べられる期限です。消費期限を過ぎた物は食べません
  • 期限を過ぎても食べられる場合があるのは、賞味期限で、未開封で、表示どおりに保存していた時だけです。開けた物や手作りには当てはまりません
  • におい・味・色・ふくらみ・液漏れ・カビ・糸を引くなどがあれば食べません。少しでも変だと思ったら、もったいなくてもやめておきましょう
  • 小さな子ども・高齢の人・妊娠中の人・体調がすぐれない人には出さない方が安心です。卵とマヨネーズが入っているので、卵アレルギーの表示も確かめてください

迷ったら食べない。これがいちばん安全な線です。この線を確認できたら、ここからは安心して使い道を考えられます。日持ちや、お弁当に入れる時の考え方はタルタルソースの日持ちとお弁当で詳しく見ています。

かける——揚げ物以外にも、役目が合う相手はいます

「何にかける?」と聞かれると、揚げ物しか思い浮かばないですよね。でも、タルタルソースの役目は「酸味とコクを足してくれるソース」です。そう考えると、合う相手が見えてきます。

  • 焼き魚・蒸し魚。淡泊な白身魚は、コクを足してもらうとしっかりした一品になります
  • ゆで野菜・蒸し野菜。ブロッコリー、じゃがいも、アスパラなど、味の薄い野菜と相性がいいです
  • ゆで卵・ゆでたささみ。さっぱりした主役に、ソースが味の中心になってくれます
  • 焼いた肉。豚肉や鶏肉のソテーに少量そえる使い方もあります

ここで挙げたのは料理名までです。量や作り方は、それぞれの料理のレシピに従ってください。コツを言うなら、ソースは温かい料理の上に最後にのせること。冷たいソースを先に混ぜて長く置くと、水分が出て味がぼけやすくなります。出し方は「食べる分だけ小皿に取る」が基本です。残りを大皿にのせたまま置いておくと、傷みの心配が増えます。

はさむ・ぬる——いちばん手軽に使い切れる方向です

余ったタルタルソースを減らすなら、パンに使うのが手軽です。食パンにぬる、サンドイッチの具をまとめる、ロールパンにはさむ、といった使い方ですね。ゆで卵とマヨネーズが入っているので、タマゴサンドの味に近づけたい時の助けにもなります。

ただし気をつけたい点がひとつ。パンにぬって置いておくと、水分が出てパンがしっとりしすぎます。食べる直前にぬる、作ってすぐ食べる、が基本です。持ち歩くお弁当やピクニックにするなら、暑い時期は特に慎重に。保冷剤と一緒に持ち歩く、直射日光を避ける、早めに食べ切る、といった工夫をしてください。手作りのタルタルソースを持ち歩く場合は、その日のうちに食べ切る前提で考えましょう。

焼く——グラタン風やトースト。加熱すると分離することがあります

「焼く」使い道は、チーズをのせてトーストにしたり、魚や野菜の上にのせてオーブンやトースターで焼いたりする形です。コクが出ておいしそうに見えますが、気をつけたいことがあります。

焼く時のOKとNG少量をのせる食べる直前に焼く残さず食べ切る焼いた残りを戻す長く加熱するそばを離れる

ひとつは、マヨネーズが入った物は、加熱すると油が分かれることがあるということ。見た目が悪くなるだけでなく、脂っぽくなりがちです。長く加熱するより、軽く焼き色をつける程度の使い方が向いています。

もうひとつは、卵が入っているので、加熱した後は残さないこと。焼いた後に常温で置き、またしまう、というくり返しは避けてください。トースターやオーブンを使う時は、取扱説明書の範囲で、そばを離れずに。熱くなった天板や皿でのやけどにも気をつけましょう。小さな子どもが食べる時は、中まで熱くなっていないか、冷ましてから渡してください。

大量に余った時——使い切る前に、減らす考え方

「大量に余ってしまった」という声は、実はけっこう多いんです。パーティーや揚げ物の日に張り切って作りすぎるパターンですね。こういう時は、使い道を探し続けるより、次回から減らす方が楽になります。

余らせない3つの考え方小皿に取り分ける清潔な容器に分ける次は少なめに作る
  • 食べる分だけ小皿に取る。大きな器から直接かけると、口をつけた箸やスプーンが入って傷みやすくなります
  • 市販の残りは清潔な容器に。開封後の扱いは表示のとおりです。小さめのふた付きの容器に移すと場所を取りません
  • 手作りは次から少なめに。分量は、使う料理の人数に合わせて、あらかじめ減らすのがいちばん確実です

それでも手作りが余ってしまったら、その日のうちに食べ切れる使い道(第2章〜第4章)に回す。食べ切れない時は、無理に食べずに処分する。この割り切りも大切です。「もったいない」より「おなかを壊さない」を優先して大丈夫ですよ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、余ったタルタルソースは「何にかけるか」より「いつ作ったか」が先だと思っています。使い道が決まっても、材料の傷みやすさは変わりませんからね』

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手作りの日持ちやお弁当に入れる時の考え方はタルタルソースの日持ちとお弁当に、水っぽい・ゆるい時と玉ねぎの辛さの対処はタルタルソースが水っぽい・玉ねぎが辛い時にまとめています。材料の保存の目安はマヨネーズの保存もどうぞ。マヨネーズが体に悪いのかと気になる方はマヨネーズは体に悪い?も読んでみてください。

まとめ:使い道は役目で選ぶ。ただし日持ちの線が先

  1. 先に手作りか市販かを見る。手作りはその日のうちが基本です
  2. 使い道は「かける」「はさむ」「焼く」の3方向で考えます
  3. パンは食べる直前にぬる。置くと水分が出ます
  4. 焼くと分離することがある。焼いた後は残さず食べ切ります
  5. におい・色・味が変なら食べない。迷ったら処分します

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

タルタルソースが余った時の早見表:先に手作りか市販かを見る。手作りはゆで卵とマヨネーズと生の玉ねぎを混ぜた物で作り置きせずその日のうちに、常温に置かず清潔なスプーンで。市販は賞味期限・保存方法・開封後の取り扱いの表示を見る。賞味期限と消費期限は別で消費期限を過ぎたら食べない。におい・味・色・ふくらみ・液漏れ・カビ・糸を引くがあれば食べない。使い道は、かける(焼き魚・ゆで野菜・ゆで卵)、はさむ・ぬる(パンは食べる直前に)、焼く(分離することがあり焼いた後は残さない)の3方向。大量に余った時は小皿に取り分け、清潔な容器に分け、次から少なめに作る。小さな子ども・高齢の人・妊娠中の人・体調がすぐれない人には出さない

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