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リクガメを飼っていると、「最近、部屋がなんだか臭う気がする」「夜に変な音がするけれど、これって鳴いているの?」「噛まれそうで手を出しにくい」と、気になることがいろいろ出てきますよね。見た目はおっとりしていても、毎日のお世話で悩みは尽きません。
先に結論をひとつ。まず疑うのは、床材のよごれ・ふん・食べ残し・水入れ。汚れた所をこまめに取り、全体の掃除は間隔を決めて行うのが基本です。鳴き声のように聞こえる音や、いつもと違う様子がある時は、自己判断せず、爬虫類を診られる動物病院に相談してください。ここから、匂い、虫、音、噛む時、旅行の時の順に見ていきましょう。
ケース別に読む:匂いが気になる人|掃除と虫が気になる人|音が気になる人|噛まれそうな人|旅行の予定がある人
匂いの元はどこ?——床材・ふん・食べ残し・水入れ
気になる匂いは、飼育環境の汚れから出ていることがあります。順に見ていきましょう。
| 匂いの元 | こんな時に出やすい | 見直すこと |
|---|---|---|
| ふん・おしっこ | 床材にしみたまま、時間が経った | 見つけたらその場所の床材ごと取る |
| 食べ残し | 野菜や草が、ケージの中で傷んだ | 食べ終わったら、早めに片付ける |
| 水入れ | 水が汚れて、にごったり、ぬめったりした | こまめに水を替え、洗う |
| 床材そのもの | 湿って、ほこりやカビのようなにおいがある | 湿った部分を取り替え、乾いた状態を保つ |
匂いが強い時は、ケージの中のどこが臭うのか、鼻を近づけて探してみてください。ふんの周り、食べ残しの下、水入れの周りなど、場所が決まっていることがあります。原因の場所が分かれば、そこだけを取り替えれば解決します。
ただし、匂いの種類がいつもと全く違う、強烈に臭う、というときは、環境だけでなく、リクガメの様子もあわせて見ます。動き方や食べ方がいつもと違う場合は、爬虫類を診られる動物病院に相談してください。ここで素人判断はしないほうが安心です。
水棲のカメの水槽が臭う場合は、飼い方が違うので亀の水槽がすぐ臭くなるを、小さな哺乳類のケージの匂いはハムスターが臭い?を見てください。ペット用の暖房器具そのものの匂いが気になる時はペットヒーターが臭い・代用したいにまとめています。
掃除と虫の考え方——汚れた所だけ取る、洗剤は使わない
掃除は、「毎日の小さな掃除」と「間隔を決めた全体の掃除」の2段階で考えると続けやすくなります。
- 毎日の小さな掃除:見つけたふんと、汚れた床材、食べ残しを取り除く。水入れの水を替える
- 全体の掃除:床材を入れ替えて、ケージの中を拭く。間隔は、飼っている環境や床材の種類で変わります。購入したお店や、爬虫類に詳しい人に聞いてみてください
ケージや水入れを洗う時は、洗剤を使いません。洗剤が残ると、舐めたりして口に入る心配があるためです。汚れが気になる時は、水でしっかりすすぎ、使い捨ての紙で拭き取ります。ふんを触る時は手袋をして、触った後は必ず手を洗います。掃除用の洗剤同士を混ぜると有毒なガスが出るものがあるので、ほかの掃除に使う時も、「まぜるな危険」の表示を守ってください。
虫がわいた、という悩みも多いです。ケージ周りに小さな虫が飛んだり、這ったりする場合は、食べ残しや湿った床材が元になっていることがあります。
殺虫剤は、リクガメのいる部屋では使いません。食べ残しをすぐ片付け、湿った床材を取り替え、風通しをよくすることから始めます。虫が減らない、数が多い時は、購入したお店や動物病院に相談してください。
掃除の時は、リクガメを別の安全な場所に移すことになります。落とさないよう、両手でしっかり持ってください。子どもが一人で触らないよう、必ず大人が見てください。
鳴き声のような音がする時——聞き分けようとしすぎない
「キュー」「ピー」といった音が聞こえて、鳴いているのかと心配になる人は多いようです。リクガメは、犬や猫のように、感情を声で伝える生き物ではありません。音の正体は、床材をこする音、動く時の音、息の音など、いくつか考えられます。
音が何なのか、飼い主が聞き分けるのは難しいことです。次の点を見て、ふだんと違うと感じたら動物病院に相談してください。
- 音が続く、回数が増えた。ふだんは聞こえない音が、急に出始めた
- 様子もいつもと違う。動きや食べ方が変わった
- 不安で、原因が分からない
相談する時は、いつ、どんな音が、どのくらい続いたかをメモして、可能なら動画に撮って見せると、伝わりやすくなります。体調や病気の判断は、飼い主ではなく、爬虫類を診られる動物病院に任せましょう。
うるさい、と感じる場合は、ケージの置き場所の見直しも考えられます。生活の中心の部屋や、寝室の近くに置くと、夜の音が気になります。置き場所を変える時は、日当たりや、人の出入りが多すぎないかも一緒に見てください。
噛まれそうな時——手の出し方と、叱らない向き合い方
リクガメは、人を怖がらせようとして噛むわけではありません。指や足先を食べ物と間違えて口に入れることがある、と言われます。次の工夫で、噛まれる場面を減らせます。
- 食べ物の近くで手を出さない。ごはんの前後は、手を近づけない
- 上からいきなり触らない。目に入る位置から、ゆっくり近づく
- 持つ時は、甲らの両脇をしっかり支える。手を滑らせて落とさない
- 触った後は手を洗う。小さな子どもには、大人が見ている時だけ触らせる
噛んだからといって、叱る、たたく、暗い所に閉じ込めるのはやめてください。生き物にストレスを与え、よけいに警戒させてしまいます。噛まれてけがをした時は、傷をよく洗い、必要に応じて医療機関に相談してください。
旅行で家をあける時——連れて行く? 預ける? 頼む?
旅行や帰省で家をあける時、リクガメの扱いに悩む人も多いはずです。選択肢は大きく3つです。
- 連れて行く:移動は負担になることがあるので、本当に必要か考えます。宿泊先や交通機関に、ペットとして持ち込めるかも確認します
- 預ける:爬虫類を預かってくれる施設やペットホテルは、数が多くありません。早めに探して、預けられるか確認します
- 家族や知人に世話を頼む:餌のやり方、水の替え方、置き場所の注意を、紙に書いて渡すと安心です。頼む人が、扱いに慣れているかも大事です
留守番ができる期間や、室内の温度の管理は、生き物の状態や環境で違います。購入したお店や、爬虫類を診られる動物病院に、家をあける日数を伝えて相談してください。
集合住宅で飼う時の決まり
マンションやアパートでは、飼ってよい生き物の種類が、管理規約や賃貸契約で決まっていることがあります。ペット可でも、「犬猫のみ」などの条件があることもあります。先に管理会社や大家さんに確かめてください。決まりがはっきりしない時も、自己判断で飼い始めず、まず相談しましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『リクガメは大人しそうに見えるぶん、困りごとを抱え込みやすいと思います。迷ったら、爬虫類を診られる動物病院と、購入先に相談するのが近道ですよね』
💡 この困りごとへの提案
匂い対策の基本は、汚れた所をこまめに取ることと、乾いた清潔な床材を保つことです。床材は、掃除のしやすさで選ぶと続けやすくなります。
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水槽で飼う別の生き物の底砂や水の濁りはウーパールーパーの底砂、水棲のカメの水槽の匂いは亀の水槽がすぐ臭くなる、小さな哺乳類のケージの匂いはハムスターが臭い?にまとめています。
まとめ:匂いは汚れた所だけ取る。音や様子が気になる時は動物病院へ
- 匂いの元は床材・ふん・食べ残し・水入れ。場所を探して、そこを取り替える
- 掃除に洗剤は使わず、手袋と使い捨ての紙で。触った後は手を洗う
- 虫に殺虫剤は使わない。食べ残しの片付けと床材の入れ替えを
- 鳴き声のような音や様子の変化は、動物病院へ。いつ・どんな音かをメモする
- 噛む時は叱らず、手の出し方を見直す。旅行や集合住宅の決まりは、先に相談
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