リクガメの匂いと鳴き声——臭う時の掃除の考え方、噛む・鳴く時と旅行の時

生活

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リクガメを飼っていると、「最近、部屋がなんだか臭う気がする」「夜に変な音がするけれど、これって鳴いているの?」「噛まれそうで手を出しにくい」と、気になることがいろいろ出てきますよね。見た目はおっとりしていても、毎日のお世話で悩みは尽きません。

先に結論をひとつ。まず疑うのは、床材のよごれ・ふん・食べ残し・水入れ。汚れた所をこまめに取り、全体の掃除は間隔を決めて行うのが基本です。鳴き声のように聞こえる音や、いつもと違う様子がある時は、自己判断せず、爬虫類を診られる動物病院に相談してください。ここから、匂い、虫、音、噛む時、旅行の時の順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ匂いが気になる→よごれの元を見分ける第1章へ ▶床材や虫が気になる→汚れた所だけ取り替え第2章へ ▶鳴き声のような音がする→様子を見て病院に相談第3章へ ▶噛まれそうで怖い→手の出し方を見直す第4章へ ▶旅行で家をあける→預けるか頼むかを決める第5章へ ▶

ケース別に読む:匂いが気になる人|掃除と虫が気になる人|音が気になる人|噛まれそうな人|旅行の予定がある人

4コマ漫画|リクガメの匂い1部屋がなんだか臭う最近においが気になるな…ケージのそうじを忘れがち2やりがちなNG全部まとめて強い洗剤で洗う洗剤は使わない3正しい対処汚れた所だけこまめに取ろう手袋と紙で取る4結果においがすっきりした全体は日を決めて掃除

匂いの元はどこ?——床材・ふん・食べ残し・水入れ

気になる匂いは、飼育環境の汚れから出ていることがあります。順に見ていきましょう。

匂いの元 こんな時に出やすい 見直すこと
ふん・おしっこ 床材にしみたまま、時間が経った 見つけたらその場所の床材ごと取る
食べ残し 野菜や草が、ケージの中で傷んだ 食べ終わったら、早めに片付ける
水入れ 水が汚れて、にごったり、ぬめったりした こまめに水を替え、洗う
床材そのもの 湿って、ほこりやカビのようなにおいがある 湿った部分を取り替え、乾いた状態を保つ

匂いが強い時は、ケージの中のどこが臭うのか、鼻を近づけて探してみてください。ふんの周り、食べ残しの下、水入れの周りなど、場所が決まっていることがあります。原因の場所が分かれば、そこだけを取り替えれば解決します。

ただし、匂いの種類がいつもと全く違う、強烈に臭う、というときは、環境だけでなく、リクガメの様子もあわせて見ます。動き方や食べ方がいつもと違う場合は、爬虫類を診られる動物病院に相談してください。ここで素人判断はしないほうが安心です。

水棲のカメの水槽が臭う場合は、飼い方が違うので亀の水槽がすぐ臭くなるを、小さな哺乳類のケージの匂いはハムスターが臭い?を見てください。ペット用の暖房器具そのものの匂いが気になる時はペットヒーターが臭い・代用したいにまとめています。

掃除と虫の考え方——汚れた所だけ取る、洗剤は使わない

掃除は、「毎日の小さな掃除」と「間隔を決めた全体の掃除」の2段階で考えると続けやすくなります。

  • 毎日の小さな掃除:見つけたふんと、汚れた床材、食べ残しを取り除く。水入れの水を替える
  • 全体の掃除:床材を入れ替えて、ケージの中を拭く。間隔は、飼っている環境や床材の種類で変わります。購入したお店や、爬虫類に詳しい人に聞いてみてください
汚れを取る時の流れ1手袋をつける使い捨てが安心→2使い捨ての紙で取る汚れた所だけ→3最後に手を洗う触った後は必ず

ケージや水入れを洗う時は、洗剤を使いません。洗剤が残ると、舐めたりして口に入る心配があるためです。汚れが気になる時は、水でしっかりすすぎ、使い捨ての紙で拭き取ります。ふんを触る時は手袋をして、触った後は必ず手を洗います。掃除用の洗剤同士を混ぜると有毒なガスが出るものがあるので、ほかの掃除に使う時も、「まぜるな危険」の表示を守ってください。

虫がわいた、という悩みも多いです。ケージ周りに小さな虫が飛んだり、這ったりする場合は、食べ残しや湿った床材が元になっていることがあります。

虫がわいた時の考え方✕殺虫剤を使う生き物に使わない✓食べ残しを片付ける床材を入れ替える

殺虫剤は、リクガメのいる部屋では使いません。食べ残しをすぐ片付け、湿った床材を取り替え、風通しをよくすることから始めます。虫が減らない、数が多い時は、購入したお店や動物病院に相談してください。

掃除の時は、リクガメを別の安全な場所に移すことになります。落とさないよう、両手でしっかり持ってください。子どもが一人で触らないよう、必ず大人が見てください。

鳴き声のような音がする時——聞き分けようとしすぎない

「キュー」「ピー」といった音が聞こえて、鳴いているのかと心配になる人は多いようです。リクガメは、犬や猫のように、感情を声で伝える生き物ではありません。音の正体は、床材をこする音、動く時の音、息の音など、いくつか考えられます。

音が何なのか、飼い主が聞き分けるのは難しいことです。次の点を見て、ふだんと違うと感じたら動物病院に相談してください。

  • 音が続く、回数が増えた。ふだんは聞こえない音が、急に出始めた
  • 様子もいつもと違う。動きや食べ方が変わった
  • 不安で、原因が分からない

相談する時は、いつ、どんな音が、どのくらい続いたかをメモして、可能なら動画に撮って見せると、伝わりやすくなります。体調や病気の判断は、飼い主ではなく、爬虫類を診られる動物病院に任せましょう。

うるさい、と感じる場合は、ケージの置き場所の見直しも考えられます。生活の中心の部屋や、寝室の近くに置くと、夜の音が気になります。置き場所を変える時は、日当たりや、人の出入りが多すぎないかも一緒に見てください。

噛まれそうな時——手の出し方と、叱らない向き合い方

リクガメは、人を怖がらせようとして噛むわけではありません。指や足先を食べ物と間違えて口に入れることがある、と言われます。次の工夫で、噛まれる場面を減らせます。

  • 食べ物の近くで手を出さない。ごはんの前後は、手を近づけない
  • 上からいきなり触らない。目に入る位置から、ゆっくり近づく
  • 持つ時は、甲らの両脇をしっかり支える。手を滑らせて落とさない
  • 触った後は手を洗う。小さな子どもには、大人が見ている時だけ触らせる

噛んだからといって、叱る、たたく、暗い所に閉じ込めるのはやめてください。生き物にストレスを与え、よけいに警戒させてしまいます。噛まれてけがをした時は、傷をよく洗い、必要に応じて医療機関に相談してください。

旅行で家をあける時——連れて行く? 預ける? 頼む?

旅行や帰省で家をあける時、リクガメの扱いに悩む人も多いはずです。選択肢は大きく3つです。

旅行の時の3つの選び方1連れて行く移動の負担を考える→2預ける預かり先を早めに探す→3世話を頼むやり方を紙に書く
  • 連れて行く:移動は負担になることがあるので、本当に必要か考えます。宿泊先や交通機関に、ペットとして持ち込めるかも確認します
  • 預ける:爬虫類を預かってくれる施設やペットホテルは、数が多くありません。早めに探して、預けられるか確認します
  • 家族や知人に世話を頼む:餌のやり方、水の替え方、置き場所の注意を、紙に書いて渡すと安心です。頼む人が、扱いに慣れているかも大事です

留守番ができる期間や、室内の温度の管理は、生き物の状態や環境で違います。購入したお店や、爬虫類を診られる動物病院に、家をあける日数を伝えて相談してください。

集合住宅で飼う時の決まり

マンションやアパートでは、飼ってよい生き物の種類が、管理規約や賃貸契約で決まっていることがあります。ペット可でも、「犬猫のみ」などの条件があることもあります。先に管理会社や大家さんに確かめてください。決まりがはっきりしない時も、自己判断で飼い始めず、まず相談しましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『リクガメは大人しそうに見えるぶん、困りごとを抱え込みやすいと思います。迷ったら、爬虫類を診られる動物病院と、購入先に相談するのが近道ですよね』

💡 この困りごとへの提案

匂い対策の基本は、汚れた所をこまめに取ることと、乾いた清潔な床材を保つことです。床材は、掃除のしやすさで選ぶと続けやすくなります。


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水槽で飼う別の生き物の底砂や水の濁りはウーパールーパーの底砂、水棲のカメの水槽の匂いは亀の水槽がすぐ臭くなる、小さな哺乳類のケージの匂いはハムスターが臭い?にまとめています。

まとめ:匂いは汚れた所だけ取る。音や様子が気になる時は動物病院へ

  1. 匂いの元は床材・ふん・食べ残し・水入れ。場所を探して、そこを取り替える
  2. 掃除に洗剤は使わず、手袋と使い捨ての紙で。触った後は手を洗う
  3. 虫に殺虫剤は使わない。食べ残しの片付けと床材の入れ替えを
  4. 鳴き声のような音や様子の変化は、動物病院へ。いつ・どんな音かをメモする
  5. 噛む時は叱らず、手の出し方を見直す。旅行や集合住宅の決まりは、先に相談

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

リクガメの匂いと鳴き声の早見表:匂いの元は床材のよごれ、ふん、食べ残し、水入れ。汚れた所だけこまめに取り、全体の掃除は間隔を決めて行う。洗剤は使わず、手袋と使い捨ての紙で拭き、触った後は手を洗う。虫がわいたら殺虫剤は使わず、食べ残しを片付けて床材を入れ替える。鳴き声のような音や、いつもと違う様子があれば、爬虫類を診られる動物病院に相談し、いつどんな音かをメモする。噛む時は叱らず手の出し方を見直す。旅行は連れて行く、預ける、世話を頼むから選び、日数は購入先や動物病院に相談する。集合住宅は管理規約と管理会社に先に確かめる

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