ヘデラが伸びすぎた時——上に伸びる・水差しで根が出ない時の見直しと、葉が落ちる理由

家事

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ヘデラは、つるがぐんぐん伸びるのがかわいい反面、気づくと棚の上や窓のほうまで長く垂れていて、「このまま伸ばしていいのかな」と迷いますよね。切ってもいいと聞いても、どこで切ればいいのか、切ったつるはどうすればいいのか、と手が止まる人も多いです。水差しにしたのにいつまでも根が出ない、という声もよく見ます。

先に結論をひとつ。ヘデラはつるで伸びる性質があるので、伸びすぎたら節(葉がついている所)の少し上で切り戻して大丈夫です。切ったつるは水差しにして残せます。根が出ない時は、「水の濁り」「葉の多さ」「光の弱さ」の3つを見直してみてください。

葉が落ちる、茶色くなる、枯れてきた、という時の考え方もあわせて、下の図から自分に近い章を探してみましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へつるが伸びすぎた→節の少し上で切り戻す第1章へ ▶上に伸びて壁にくっつく→壁から離し、向きを整える第2章へ ▶水差しで根が出ない→水・葉の数・光を見直す第3章へ ▶葉が落ちる・茶色い→光・乾き・寒さを順に見る第4章へ ▶枯れてきた→元気なつるを水差しで残す第5章へ ▶

ケース別に読む:伸びすぎた人|上に伸びて困る人|水差しで根が出ない人|葉が落ちる人|枯れてきた人

4コマ漫画|ヘデラの伸びすぎと水差し伸びすぎたつるどこまで伸びるんだろう…1つるが長く垂れてきた葉をつけたまま挿す根が出ないし水も濁る…2葉が多いと根が出にくい節の少し上で切る節の少し上で切って水差しへ3水に入る葉は外しておくしばらくして白い根が出てきた!4根が出たら土へ慣らす

伸びすぎた——節の少し上で切り戻す

ヘデラのつるを切る時の目印は、葉がついている根元の「節」です。節のすぐ上で切ると、その節から新しい芽が動き出しやすいと言われます。節の少し上、と覚えておくと迷いません。

切る時は、清潔なはさみで、すっとひと息に切ります。切れ味が悪いと切り口がつぶれてしまうので、はさみの手入れははさみの研ぎ方も参考になります。刃先を自分や子どもの方に向けず、使い終わったら手の届かない所にしまってください。

切り戻しの3つの手順1節を探す葉がついている所→2節の少し上で切る清潔なはさみで→3切ったつるを水差し水に入る葉は外す

どのくらい切るかは、迷ったら「少し短いかな」くらいから始めるのがおすすめです。切りすぎても、ヘデラは伸びる力が強いので、残した節から新しいつるが出てきます。いっぺんにたくさん切らず、全体の形を見ながら少しずつ整えると、バランスよく仕上がります。切ったつるは捨てずに、そのまま次の章の水差しへ。

切ったあとの株は、新しい芽が動くまで、水やりを増やさずに様子を見てください。葉の量が減ると、土の水を吸う量も減るので、土が乾きにくくなります。鉢を持った時の重さと、土の表面の乾き方を見て、水をやるかどうかを決めると安心です。

上に伸びて困る・増えすぎた——壁や網戸に絡ませない

ヘデラのつるには、壁や柱にくっつく細い根(気根)が出ます。壁紙や塗装にくっつくと、はがす時に跡が残ることもあるので、賃貸では特に、つるを壁から離しておくと安心です。網戸や窓枠にも絡みやすいので、気づいたら向きを変えてあげてください。

困りごと 考え方
壁やカーテンにくっつく 壁から離して、はがせる範囲で向きを変える。先端を切ると横に枝が出る
棚から長く垂れる 節の少し上で短く切る。ひもで留めるなら軽く、締めつけない
鉢いっぱいに増えて混み合う 元気なつるを選んで、混み合った所を間引く

上へ伸びたつるの先端を切ると、その下の節から枝が出て、ふんわりしたボリュームになることもあります。上に伸ばしたいのか、横に広げたいのかを先に決めておくと、切る場所に迷いません。

間引いたつるは水差しに回せます。傷んだ葉や土を捨てる時は、お住まいの自治体の案内を確かめてください。土の捨て方は植木鉢の土の捨て方にまとめています。

水差しで根が出ない——水・葉の数・光を見直す

ヘデラは、水に挿すだけで根が出やすい植物と言われます。でも、いつまでも出てこない時は、次の3つを見直してみてください。

見直すこと よくある状態 こうしてみる
水 濁っている。ぬるぬるする 水を替えて、容器の内側と、つるの切り口を軽く洗う
葉の数 水に浸かっている葉がある。葉が多い 水に入る部分の葉は外す。葉を数枚減らす
光 暗すぎる。直射日光が当たる 明るい日陰に置く

根が出るまでの日数は、季節や室温、挿したつるの状態で変わります。待つ間は水を替えながら、切り口の様子を見てください。切り口が黒くやわらかくなってきたら、少し切り直してもう1回挿します。

水差しで根を出すコツ✓OK水は時々替える水に入る葉は外す明るい日陰に置く✕NG濁った水のまま葉を水に沈める暗い所に置きっぱなし

土に植えるのは、根が出てからです。急に乾いた土へ移すと弱ることがあるので、最初は土を湿らせておいて、少しずつ土に慣らします。根の様子が見える小さなガラスの花瓶だと、水の濁りにも気づきやすくなります。

容器は、口が広すぎず、ほどよく安定するものが向いています。背の高い容器に長いつるを挿すと、重みで倒れやすいので、つるは短めに切って挿してください。水が減ったら足すだけでなく、ときどき全部入れ替えると、濁りにくくなります。

葉が落ちる・茶色くなる——光・乾き・寒さを順に見る

葉が落ちる時は、直射日光で葉が焼けた、土がすっかり乾いた、冷たい風や寒さに当たった、のどれかであることが多いです。葉の様子で見ると、手がかりになります。

葉の様子 考えられること
茶色くカサカサに乾く 強い日差しや、土の乾きすぎ
黄色くなって落ちる 水が多い、または光が足りない
急にパラパラ落ちる 寒さや、置き場所を変えた直後

雪ほたるのように白い斑の入った品種は、緑の濃い品種より葉焼けしやすいと言われます。置き場所を変えた直後は葉が落ちることもあるので、動かしたあとは、落ち着くまで見守ってあげてください。

葉が落ちた枝から、新しい葉が出てくることもあります。すぐに切り捨てず、しばらく様子を見るのもひとつの考え方です。細くて弱った枝だけを、節の少し上で切って整えます。

枯れてきた——元気なつるだけ水差しで残す

全体がしおれて枯れてきた時も、つるの途中に緑が残っているなら、まだ見込みはあります。茎を軽く曲げてみて、しなやかで緑が残っていれば生きています。ぽきっと折れて中まで茶色いなら、その部分は戻りません。

株ごと戻らなくても、元気なつるだけを節の少し上で切って、水差しにしておけば残せます。うまくいかないこともありますが、切ったつるを何本かに分けておくと、安心感が違います。

ヘデラとアイビー——呼び名の話

ヘデラとアイビーは、同じ仲間をさす呼び名として使われることが多いです。売り場や記事によって、ヘデラと書いてあったり、アイビーと書いてあったりしますが、切り戻しや水差しの考え方は共通することがほとんどです。品種によって、葉の形や色が違う程度に覚えておくと、迷いません。

肌が弱い人・小さな子どもやペットのいる家で

ヘデラの汁は、肌が弱い人が触れるとかぶれることがあると言われます。切る時は手袋をして、触ったあとは手を洗ってください。手袋が手元にない時の考え方はゴム手袋の代わりになるものにあります。葉・茎・実は、子どもが口に入れないよう手の届かない所に置いてください。猫や犬、小鳥がかじることもあるので、棚の上など届かない場所が安心です。口に入れてしまった時や様子がおかしい時は、医療機関や獣医さんに相談してください。

ゆきこ( ゚Д゚)『つるを切るのは、最初はちょっと勇気がいりますよね。でも、切った節から新しい芽が出てくるのがヘデラのいいところなので、少しずつ、がちょうどいいと思います』

💡 この困りごとへの提案

水差しにするなら、根の様子が見えて、水の濁りにも気づきやすい、小さなガラスの花瓶があると楽です。


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あわせて読みたい

つるを切るはさみの手入れははさみの研ぎ方を、手袋が足りない時はゴム手袋の代わりになるものを、土や鉢の片付けは植木鉢の土の捨て方をどうぞ。

まとめ:伸びすぎは節の少し上で切り戻す。切ったつるは水差しで残せる

  1. つるは節の少し上で切り戻す。少し短めから、切りすぎても新しいつるが出る
  2. 壁・網戸・カーテンに絡ませない。賃貸は特に、壁から離しておく
  3. 水差しは水を替えて、水に入る葉を外す。明るい日陰に置く
  4. 葉が落ちる時は光・乾き・寒さの順に見る。置き場所を変えた直後も要注意
  5. 汁は手袋と手洗い。葉は子どもとペットの届かない所に

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ヘデラが伸びすぎた時の早見表:伸びすぎたつるは節の少し上で清潔なはさみで切り戻し、切ったつるは水差しにして残す。壁や網戸に気根でくっつくので賃貸では壁から離す。水差しで根が出ない時は水を替える、水に入る葉を外して数を減らす、明るい日陰に置くの3つを見直し、切り口が黒くなったら切り直す。葉が落ちる時は日差し、乾き、寒さの順に見る。枯れてきても緑が残るつるは水差しで残せる。汁は肌が弱い人はかぶれることがあるので手袋と手洗い、葉や茎は子どもやペットが口に入れないよう手の届かない所に置く

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