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冬から春にかけて長く咲いてくれたビオラも、だんだん花数が減り、しぼんだ花がらが目立ってきます。「このまま放っておいていいの?」「枯れたらどうするの?」と迷う頃ですよね。しかも、気づけば鉢のまわりから、知らないうちに小さな芽が顔を出していることもあります。
先に結論をひとつ。ビオラは、咲き終わった花がらを摘むと、次の花が続きやすいと言われます。株が弱って枯れてきたら、土を整えて次の花に植え替えます。勝手に増えるのは、こぼれ種であることが多いです。花がら摘みから、倒れた時の切り戻し、種まきや鉢の大きさまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:花がらが目立つ人|伸びて倒れてきた人|終わった株をどうするか迷う人|勝手に増えた・種から育てたい人|鉢の大きさを決めたい人
花がら摘み——花茎のつけ根を小さなはさみで
咲き終わった花をそのままにすると、花は種をつくろうとします。すると、株の力が種に回って、次の花が続きにくくなると言われます。だから、しぼんだ花は早めに摘むのが基本です。
- しぼんだ花を探す。花びらが茶色くなったり、うなだれたりしている花です
- 花茎のつけ根で切る。花を支えている細い茎(花茎)を、株に近い所でぷつんと。小さなはさみがあると、狭い所でも切りやすいです
- 切った花がらは集める。土の上に落としたままだと、カビや蒸れのもとになります。袋にまとめて捨てましょう
花がら摘みは、気づいた時にやれば大丈夫です。毎日きっちりやらなくても、鉢の前に立った時に、目についたものから摘んでいけば足ります。花の数が多い時期は、週に何度か見てあげるだけで、見た目がずいぶん変わります。
はさみは、使う前に刃を拭いて清潔にしておきます。使う時は刃先を人や子どもに向けず、終わったら子どもの手の届かない所にしまってください。道具の手入れははさみの研ぎ方も参考になります。
伸びすぎて倒れる時の切り戻し——葉のつけ根の少し上
暖かくなると、茎がひょろひょろ伸びて、株が横に倒れてきます。そんな時は、思い切って切り戻すと、株元から新しい芽が出て、すっきり整うと言われます。切る位置の目安は、葉のつけ根の少し上です。
- 伸びた茎を、葉のつけ根の少し上で切ります。葉が1枚も残らないほど短くしない
- 切ったあとは、水を切らさないように。ただし、あげすぎにも注意
- 切った茎は集めて、まとめて捨てます
切り戻しの時期は、株の様子で決めます。花数が減って、茎が伸びきった頃が目安です。まだ蕾が上がっているうちは、蕾を残して、倒れている茎だけを先に切る方法もあります。
咲き終わった株の片づけと、枯れた時・根腐れが気になる時
暑くなってくると、ビオラは弱って、花が咲かなくなります。これは季節の終わりのサインで、育て方が悪いわけではありません。次の花に植え替える時期が来たと考えましょう。
- 株を、根ごと鉢から抜きます
- 古い土は、そのまま次の花に使い回さず、処分の方法を確かめます。土の行き先は植木鉢の土の捨て方が参考になります。自治体で回収しないこともあるので、自治体の案内で確かめてください
- 鉢は洗って、乾かしておきます
次に植える花が決まっていない時は、鉢を洗って乾かしてから、日陰にしまっておけます。使い終わった道具も、土を落として拭いておくと、次のシーズンに気持ちよく使えます。
「枯れたかも」「根腐れかも」という場合は、鉢から株を出して根を見てみましょう。白くて張りのある根なら元気です。茶色くなって柔らかい根が多ければ、傷んでいる可能性があります。傷んだ根を取り除き、乾いた新しい土に植え直す方法もありますが、戻らないこともあります。土が湿りっぱなしにならないよう、水の量はじょうろの代わりのように、株元に静かにあげる方法も参考にしてみてください。
勝手に増える時のこぼれ種と、種まき・芽が出ない時
ビオラは、花がらを残すと、こぼれ種で勝手に増えることがあります。ラブラドリカという名前の仲間は、特によく増えると言われます。芽が出てきたら、残すか抜くかを決めましょう。
| 選び方 | こんな時 | やり方 |
|---|---|---|
| 残す | 置き場所に余裕がある | 込み合う所だけ間引く。小さな芽を、周りの土ごとそっとすくう |
| 抜く | 増えすぎて困る | 小さいうちに根元から抜く。放っておくと、根が張って抜きにくくなる |
自分で種まきをする場合は、まず種の袋の説明を読んでください。品種によって、まく時期や、土のかぶせ方が違うからです。「種を冷蔵庫で冷やしてからまく」という方法も、紹介されていることがあります。やる場合は、食品とは別の容器に入れ、ふたをして、子どもの手の届かない所に置きましょう。冷やす期間は種によって違うので、袋の説明に従ってください。
芽が出ない時は、次のあたりを見直します。
- 種が古い。袋の期限や保管状態を確かめます
- 暑すぎる。気温が高いと芽が出にくいと言われます。涼しい場所で
- 土のかぶせ方。深すぎても浅すぎても、出にくくなります
- 水の加減。乾かしすぎても、湿りすぎても、うまくいきません
鉢の大きさの目安——1株と3株
植え替えの鉢を選ぶ時も、迷いやすいところです。ビオラの鉢の大きさは、株の数で考えると決めやすいです。
- 1株なら、4号くらいから。小さめの鉢でも育ちますが、土が少ないと乾きやすいです
- 3株なら、7号くらいから。株の間をあけて、風通しよく
- 横に並べたいなら、長いプランターに。ラベルの間隔の目安を見て、詰めすぎないように
鉢の素材でも、乾き方が変わります。素焼きの鉢は乾きやすく、プラスチックの鉢は乾きにくいので、水やりの回数も違ってきます。置く場所の日当たりも合わせて、土の乾き具合を指で確かめてあげましょう。
号数はあくまで目安です。苗の大きさや品種で変わるので、苗のラベルの説明も合わせて見てください。花の見分けはビオラとパンジーの違いで読めます。
子ども・ペット・薬剤の注意
ビオラの花、葉、種は、口に入れないのが基本です。鉢やプランターは、子どもとペットの手の届かない所に置いてください。猫や犬が葉をかじることもあるので、気になる時は獣医さんに相談を。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ。植物や土に触ったあとは、石けんで手を洗いましょう。
肥料や薬剤を使う時は、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけないようにしてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『花がらを摘む作業は、地味ですけれど、続けると見た目がぐっと変わりますよね。小さなはさみが手元にあるだけで、気づいた時にすぐ摘めるので、続けやすいと思います』
💡 この困りごとへの提案
花がら摘みには、刃先の細い、小さな園芸用のはさみが向いています。狭い所の花茎のつけ根にも届くので、株を傷めにくいです。
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花の見分けやスミレとの関係はビオラとパンジーの違い、はさみの手入れははさみの研ぎ方、土の行き先は植木鉢の土の捨て方で読めます。
まとめ:花がらは花茎のつけ根で。倒れたら葉のつけ根の少し上で切り戻す
- 花がらは、花茎のつけ根で切る。次の花が続きやすくなると言われます
- 倒れたら、葉のつけ根の少し上で切り戻す。葉を残して、水は控えめに
- 終わった株は、根ごと抜いて土を片づける。土は自治体の案内で
- 勝手に増えるのはこぼれ種。残すか抜くかを決め、種まきは袋の説明に従う
- 鉢は、1株で4号くらいから、3株で7号くらいから。はさみは子どもの手の届かない所へ
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手順を1枚にまとめています。



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