ビオラが咲き終わったら——勝手に増える・芽が出ない時と、種まきと鉢の大きさの考え方

家事

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冬から春にかけて長く咲いてくれたビオラも、だんだん花数が減り、しぼんだ花がらが目立ってきます。「このまま放っておいていいの?」「枯れたらどうするの?」と迷う頃ですよね。しかも、気づけば鉢のまわりから、知らないうちに小さな芽が顔を出していることもあります。

先に結論をひとつ。ビオラは、咲き終わった花がらを摘むと、次の花が続きやすいと言われます。株が弱って枯れてきたら、土を整えて次の花に植え替えます。勝手に増えるのは、こぼれ種であることが多いです。花がら摘みから、倒れた時の切り戻し、種まきや鉢の大きさまで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ花がらが目立つ→花茎のつけ根で切る第1章伸びて倒れてきた→葉のつけ根の少し上で切る第2章終わった株をどうする→根ごと抜いて土を片づける第3章勝手に増えた・種から→こぼれ種は残すか抜くか第4章鉢の大きさを決めたい→1株と3株で変わる第5章

ケース別に読む:花がらが目立つ人|伸びて倒れてきた人|終わった株をどうするか迷う人|勝手に増えた・種から育てたい人|鉢の大きさを決めたい人

4コマ漫画|ビオラが咲き終わったら花がらだらけ花がらが目立ってきた…1咲き終わった花がたまるやりがちなNGえいっとまとめて引っぱる2葉ごと引っぱると株が傷む花がら摘み花茎のつけ根を小さなはさみで3花茎のつけ根で切る次の花がまた次の花が上がってきた!4次の蕾が上がってくる

花がら摘み——花茎のつけ根を小さなはさみで

咲き終わった花をそのままにすると、花は種をつくろうとします。すると、株の力が種に回って、次の花が続きにくくなると言われます。だから、しぼんだ花は早めに摘むのが基本です。

花がら摘みの3つの順番1しぼんだ花を探す茶色い花がらを見つける→2花茎のつけ根で切る小さなはさみで→3ごみ花がらを集める袋にまとめて捨てる
  1. しぼんだ花を探す。花びらが茶色くなったり、うなだれたりしている花です
  2. 花茎のつけ根で切る。花を支えている細い茎(花茎)を、株に近い所でぷつんと。小さなはさみがあると、狭い所でも切りやすいです
  3. 切った花がらは集める。土の上に落としたままだと、カビや蒸れのもとになります。袋にまとめて捨てましょう

花がら摘みは、気づいた時にやれば大丈夫です。毎日きっちりやらなくても、鉢の前に立った時に、目についたものから摘んでいけば足ります。花の数が多い時期は、週に何度か見てあげるだけで、見た目がずいぶん変わります。

はさみは、使う前に刃を拭いて清潔にしておきます。使う時は刃先を人や子どもに向けず、終わったら子どもの手の届かない所にしまってください。道具の手入れははさみの研ぎ方も参考になります。

伸びすぎて倒れる時の切り戻し——葉のつけ根の少し上

暖かくなると、茎がひょろひょろ伸びて、株が横に倒れてきます。そんな時は、思い切って切り戻すと、株元から新しい芽が出て、すっきり整うと言われます。切る位置の目安は、葉のつけ根の少し上です。

切り戻しの位置ここで切る葉のつけ根の少し上葉を残して切るムレ倒れたまま放置蒸れて株が弱りやすい
  • 伸びた茎を、葉のつけ根の少し上で切ります。葉が1枚も残らないほど短くしない
  • 切ったあとは、水を切らさないように。ただし、あげすぎにも注意
  • 切った茎は集めて、まとめて捨てます

切り戻しの時期は、株の様子で決めます。花数が減って、茎が伸びきった頃が目安です。まだ蕾が上がっているうちは、蕾を残して、倒れている茎だけを先に切る方法もあります。

咲き終わった株の片づけと、枯れた時・根腐れが気になる時

暑くなってくると、ビオラは弱って、花が咲かなくなります。これは季節の終わりのサインで、育て方が悪いわけではありません。次の花に植え替える時期が来たと考えましょう。

  1. 株を、根ごと鉢から抜きます
  2. 古い土は、そのまま次の花に使い回さず、処分の方法を確かめます。土の行き先は植木鉢の土の捨て方が参考になります。自治体で回収しないこともあるので、自治体の案内で確かめてください
  3. 鉢は洗って、乾かしておきます

次に植える花が決まっていない時は、鉢を洗って乾かしてから、日陰にしまっておけます。使い終わった道具も、土を落として拭いておくと、次のシーズンに気持ちよく使えます。

「枯れたかも」「根腐れかも」という場合は、鉢から株を出して根を見てみましょう。白くて張りのある根なら元気です。茶色くなって柔らかい根が多ければ、傷んでいる可能性があります。傷んだ根を取り除き、乾いた新しい土に植え直す方法もありますが、戻らないこともあります。土が湿りっぱなしにならないよう、水の量はじょうろの代わりのように、株元に静かにあげる方法も参考にしてみてください。

勝手に増える時のこぼれ種と、種まき・芽が出ない時

ビオラは、花がらを残すと、こぼれ種で勝手に増えることがあります。ラブラドリカという名前の仲間は、特によく増えると言われます。芽が出てきたら、残すか抜くかを決めましょう。

選び方 こんな時 やり方
残す 置き場所に余裕がある 込み合う所だけ間引く。小さな芽を、周りの土ごとそっとすくう
抜く 増えすぎて困る 小さいうちに根元から抜く。放っておくと、根が張って抜きにくくなる

自分で種まきをする場合は、まず種の袋の説明を読んでください。品種によって、まく時期や、土のかぶせ方が違うからです。「種を冷蔵庫で冷やしてからまく」という方法も、紹介されていることがあります。やる場合は、食品とは別の容器に入れ、ふたをして、子どもの手の届かない所に置きましょう。冷やす期間は種によって違うので、袋の説明に従ってください。

芽が出ない時は、次のあたりを見直します。

  • 種が古い。袋の期限や保管状態を確かめます
  • 暑すぎる。気温が高いと芽が出にくいと言われます。涼しい場所で
  • 土のかぶせ方。深すぎても浅すぎても、出にくくなります
  • 水の加減。乾かしすぎても、湿りすぎても、うまくいきません

鉢の大きさの目安——1株と3株

植え替えの鉢を選ぶ時も、迷いやすいところです。ビオラの鉢の大きさは、株の数で考えると決めやすいです。

株の数と鉢の大きさ1株4号くらいから3株7号くらいから横に並べる長いプランターに
  • 1株なら、4号くらいから。小さめの鉢でも育ちますが、土が少ないと乾きやすいです
  • 3株なら、7号くらいから。株の間をあけて、風通しよく
  • 横に並べたいなら、長いプランターに。ラベルの間隔の目安を見て、詰めすぎないように

鉢の素材でも、乾き方が変わります。素焼きの鉢は乾きやすく、プラスチックの鉢は乾きにくいので、水やりの回数も違ってきます。置く場所の日当たりも合わせて、土の乾き具合を指で確かめてあげましょう。

号数はあくまで目安です。苗の大きさや品種で変わるので、苗のラベルの説明も合わせて見てください。花の見分けはビオラとパンジーの違いで読めます。

子ども・ペット・薬剤の注意

ビオラの花、葉、種は、口に入れないのが基本です。鉢やプランターは、子どもとペットの手の届かない所に置いてください。猫や犬が葉をかじることもあるので、気になる時は獣医さんに相談を。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ。植物や土に触ったあとは、石けんで手を洗いましょう。

肥料や薬剤を使う時は、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけないようにしてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『花がらを摘む作業は、地味ですけれど、続けると見た目がぐっと変わりますよね。小さなはさみが手元にあるだけで、気づいた時にすぐ摘めるので、続けやすいと思います』

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花の見分けやスミレとの関係はビオラとパンジーの違い、はさみの手入れははさみの研ぎ方、土の行き先は植木鉢の土の捨て方で読めます。

まとめ:花がらは花茎のつけ根で。倒れたら葉のつけ根の少し上で切り戻す

  1. 花がらは、花茎のつけ根で切る。次の花が続きやすくなると言われます
  2. 倒れたら、葉のつけ根の少し上で切り戻す。葉を残して、水は控えめに
  3. 終わった株は、根ごと抜いて土を片づける。土は自治体の案内で
  4. 勝手に増えるのはこぼれ種。残すか抜くかを決め、種まきは袋の説明に従う
  5. 鉢は、1株で4号くらいから、3株で7号くらいから。はさみは子どもの手の届かない所へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ビオラが咲き終わったらの早見表:しぼんだ花がらは花茎のつけ根で、小さなはさみで切ると次の花が続きやすい。切った花がらは集めて捨てる。伸びて倒れたら葉のつけ根の少し上で切り戻す。咲き終わった株は根ごと抜き、土は自治体の案内で片づける。勝手に増えるのはこぼれ種で、残すか小さいうちに抜くかを決める。種まきは袋の説明に従い、冷蔵庫で冷やす場合は食品と分けて子どもの手の届かない所へ。芽が出ない時は種の古さ、暑さ、土のかぶせ方、水の加減を見直す。鉢は1株で4号くらいから、3株で7号くらいから。花や葉や種は口に入れず、はさみは子どもの手の届かない所へ

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