ビカクシダの胞子葉が出ない時——グランデとスパーバムの違い、垂れ下がる時と苔増しの時期

家事

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ビカクシダを育てていると、あの垂れ下がる長い葉、いわゆる「胞子葉」を見たくなりますよね。丸い葉ばかりが増えて、胞子葉がなかなか出てこない。ほかの人の写真を見ると、立派に垂れているのに、と不安になる気持ちはよく分かります。

先に結論をひとつ。胞子葉(垂れ下がる長い葉)が出ない時は、まず「光」と「株の大きさ」を見るのが近道です。そのうえで、ビカクシダは品種によって葉の出方が違うので、育てている品種の説明書きを見ることも大切です。貯水葉と胞子葉の違い、垂れ下がる時の考え方、グランデとスパーバムの見分け方、苔増し、板付けの板を用意する時の注意まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ胞子葉が出てこない→光と株の大きさを先に見る第2章へ ▶葉が垂れ下がっている→品種の性質のことがある第3章へ ▶グランデかスパーバムか→売り場の札で品種名を確かめる第4章へ ▶苔増しをしたい→株の様子を見て水苔を足す第5章へ ▶板付けにしたい→板と金具は大人が用意第6章へ ▶

ケース別に読む:葉の呼び方を知りたい人|胞子葉が出ない人|葉が垂れ下がる人|品種の違いを知りたい人|苔増しをしたい人|板付けにしたい人

4コマ漫画|ビカクシダの胞子葉が出ない胞子葉がない胞子葉が出てこない…1丸い葉ばかりで悩む場面やりがち毎日置き場所を変えてみよう2焦って置き場所を変えがち正しい対処光は足りてる?株の大きさは?3光と株の大きさを見る結果胞子葉が出てきた!4落ち着いて待つと葉が出る

胞子葉と貯水葉の違い——呼び方をそろえておく

ビカクシダの葉には、役目の違う2種類があります。この記事では、次の呼び方でそろえます。

ビカクシダの葉の呼び方貯水葉株元を包む丸い葉胞子葉垂れ下がる長い葉成長点株の真ん中の新しい芽
呼び方 見た目 一般的な役目
貯水葉 株元を包む丸い葉 株元を覆って、水分や根を守る
胞子葉 垂れ下がる長い葉 大きく広がる葉。胞子をつけることがある
成長点 株の真ん中の新しい芽 ここから新しい葉が出てくる

貯水葉が茶色くなる、黒くなる、成長点が傷むといった悩みは、ビカクシダの貯水葉が茶色い時にまとめています。この記事では、胞子葉と品種の違いに絞って見ていきます。

胞子葉が出ない時——光と株の大きさを先に見る

胞子葉が出ない時、まず疑いたいのは光が足りているかです。暗い場所だと、葉の出方が弱くなることがあります。窓辺のやわらかい光は、ビカクシダに向いていると言われます。ただ、急に強い日差しを当てると葉が傷むので、少しずつ明るい場所へ慣らします。窓辺の光を和らげたい時は、遮光カーテンの効果も参考になります。

次に、株の大きさです。まだ小さい株は、貯水葉を育てるのに力を使っていて、胞子葉が出る段階に届いていないことがあります。購入したばかりの小さな株なら、焦らず株が育つのを待つ時間が必要なこともあります。

  • 光。明るい場所に置いているか。急に強い日差しを当てていないか
  • 株の大きさ。小さな株は、まず貯水葉を増やす段階のことがある
  • 風通し。空気が動かない場所は避ける
  • 季節。葉の出る勢いは、季節で変わると言われます。時期は株の説明書きで確かめます

ネザーランドなど品種によって、貯水葉や胞子葉の出方は違うと言われます。「自分の株だけ出ない」と決めつけず、品種の特徴を札や説明書きで見てみてください。

垂れ下がる時の考え方——胞子葉は垂れる形のものがある

胞子葉が出てきたと思ったら、下に垂れ下がっていて、「元気がないのかな」と心配になる人もいます。でも、胞子葉は、垂れ下がる形のものがあると言われます。品種の性質のことがあり、垂れているだけで弱っているとは限りません。

見分けるポイントは、葉の色と張りです。緑がきれいで、しおれて縮れていなければ、垂れていても元気なことがあります。反対に、葉全体がぐったりして、黄色く変色し、株元も傷んでいる時は、水や置き場所を見直します。

垂れ下がった胞子葉は、場所を取ります。壁に掛けた時に、人や家具に当たらないか、通り道を邪魔していないかも、あわせて見ておきましょう。

置き場所を何度も変えるのは、かえって葉の出を止めることがあります。環境が変わるたびに、株は新しい場所に慣れ直す必要があるためです。光の当たり方を見直したら、しばらくは同じ場所で様子を見るのが穏やかです。

グランデとスパーバムの違い——見た目の違いと、札で確かめる

ビカクシダの品種で、よく名前が挙がるのがグランデとスパーバムです。見た目の一般的な違いとして、葉の幅や広がり方、全体の雰囲気が違うと言われます。ただ、育て方や環境で見た目は変わるので、見た目だけで決めるのは難しいことがあります。

  • グランデ。大きく広がる印象のある品種として語られます
  • スパーバム。葉の形に特徴がある品種として語られます
  • 名前の取り違え。売り場では、似た品種が混ざっていることもあります

いちばん確かなのは、売り場の札や購入先の案内で品種名を確かめることです。分からない時は、購入した店に聞いてみてください。品種が分かると、胞子葉の出方や育て方の目安も調べやすくなります。

苔増しの考え方——水苔を足すタイミングは株の様子で

苔増しとは、株元の水苔を足していくことです。貯水葉がきれいに広がっていて、根を水苔で包めている状態が理想とされます。足すタイミングは、株の様子で決めます。

苔増しの順番1株の様子を見る根が見え始めたら2水苔を足す成長点を埋めない3ゆるまないよう留める水を含むと重くなる
  • 株の様子を見る。貯水葉の下から根が見え始めたら、水苔を足すサインのことがあります
  • 水苔を足す。足しすぎて、成長点を埋めないように気をつけます
  • ゆるまないよう留める。水を含むと重くなるので、板に固定します

足す時期や量は、株の大きさや季節で変わります。育てている株の説明書きや、購入先の案内で確かめてください。水をやる時は、細口のじょうろがあると、株元にそっと水を当てられます。

板付けの板を用意する時——板と金具は大人が

板付けにしたい時は、板と金具を用意します。木の板やコルクの板など、素材はいろいろあります。株の大きさに対して、板が小さすぎると、根を伸ばす余裕がなくなります。大きめを選ぶと、後で付け替えずに済むことがあります。

板付けの準備と安全工具と金具は大人が壁の下地と金具を確かめるベッドやソファの上は避ける
  • 板と金具は、大人が用意して取り付ける。工具や刃物は、子どもの手の届かない所で扱います
  • 壁の下地と金具を確かめる。賃貸では、取り付けられる所を管理会社の案内で確かめます
  • ベッドやソファの上を避ける。落ちても人に当たらない位置に
  • 子どもとペットの通り道を避ける
  • 地震のあとは、金具のゆるみを見る

板を自作する時は、切る・穴を開ける作業が出てきます。刃物や工具は、大人が、保護の手袋をして、安全な場所で使ってください。刃物の手入れははさみの研ぎ方の簡単な手順が参考になります。

小さな子どもは、垂れ下がる胞子葉を引っ張ったり、口に入れたりすることがあります。手の届かない所に置き、口に入れてしまった時は医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください。猫や小鳥、小動物が葉をかじることもあるので、届かない所に置くのが安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『胞子葉が出ないと焦りますよね。でも、先に光と株の大きさを見る。それだけで落ち着いて待てると思います』

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貯水葉(株元を包む丸い葉)が茶色い、成長点(株の真ん中の新しい芽)が黒い、白いカビが気になる時はビカクシダの貯水葉が茶色い時へ。窓辺の光の調整は遮光カーテンの効果、刃物の手入れははさみの研ぎ方の簡単な手順にまとめています。

まとめ:胞子葉が出ない時は、光と株の大きさと品種を見る

  1. 胞子葉(垂れ下がる長い葉)が出ない時は、光と株の大きさを先に見る
  2. 品種で葉の出方は違う。説明書きと札で品種名を確かめる
  3. 胞子葉は垂れる形のものがある。緑で張りがあれば、垂れていても慌てない
  4. 苔増しは、株の様子を見て水苔を足す。成長点を埋めない
  5. 板と金具は大人が用意。壁の下地を確かめ、落ちても人に当たらない位置に

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ビカクシダの胞子葉が出ない時の早見表:貯水葉は株元を包む丸い葉、胞子葉は垂れ下がる長い葉、成長点は株の真ん中の新しい芽。胞子葉が出ない時は光と株の大きさを先に見て、品種ごとに葉の出方が違うので説明書きで確かめる。胞子葉は垂れる形のものがあり、緑で張りがあれば元気なことがある。グランデとスパーバムは見た目だけで決めず、売り場の札や購入先の案内で品種名を確かめる。苔増しは株の様子を見て水苔を足し、成長点を埋めない。板付けの板と金具は大人が用意し、壁の下地と金具を確かめ、ベッドやソファの上と子どもとペットの通り道を避ける

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