ノースポールが増えすぎた時——種の取り方と勝手に増える理由、花壇での並べ方

家事

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冬の庭を白く染めてくれるノースポール。寒い間も次々に咲いて、ありがたい花ですよね。ところが春先になると、花壇のあちこちから白い花が顔を出し、気づけば通路まではみ出している。「こんなに植えたっけ?」と首をかしげる人も多いはずです。

先に結論をひとつ。ノースポールは、こぼれ種で増えやすい花だと言われます。増えすぎを防ぐ近道は、「花がらを早めに摘む」こと。逆に増やしたい時は、「花が終わってから種を取って乾かす」のが基本です。においの好みは分かれるので、置き場所も一緒に考えておくと安心です。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ勝手に増える理由は?→花がらが種になって落ちる第1章増えすぎて困っている→花がらを早めに摘む第2章種を取りたい→茶色く乾いてから紙の上で第3章においが気になる→置き場所を選ぶ第5章花壇に並べたい→背の高さと株の間を見る第6章

ケース別に読む:勝手に増える理由を知りたい人|増えすぎて困る人|種を取りたい人|花が終わった人・共用の花壇の人|においが気になる人|花壇に並べたい人

4コマ漫画|ノースポールが増えすぎた時花壇いっぱい白い花でいっぱい!1花壇が白い花でいっぱいやりがちなNG来年はもっと増えそう…2花がらを放置すると種が落ちる花がら摘み茶色い花がらを早めに摘む3茶色い花がらを早めに摘む種を取る種は乾かして小袋へノース4取った種は乾かして小袋へ

勝手に増える理由——花がらが種になって落ちる

ノースポールが勝手に増える仕組みは、とてもシンプルです。咲き終わった花は、そのままにすると中に種ができます。花がらが乾いて、その種が地面にこぼれ落ちると、次の季節に芽を出す。これが「こぼれ種」で増える流れです。

こぼれ種で増える流れ1花が咲く白い花がたくさん→2花がらが茶色に中に種ができる→3種が落ちて芽にこぼれ種で増える

花数がとても多い花なので、そのぶん種の数も多くなります。気づいたら一面に増えていた、というのはよくある話なんです。逆にいえば、種になる前に花がらを取り除けば、増え方はぐっと落ち着きます。

花がらが乾いていくと、風や雨に押されて、種が遠くまで飛ぶこともあります。花壇の外まで広がってしまうのは、そのせいでもあるんです。

増えすぎを防ぐ——花がら摘みと、芽を小さいうちに抜く

増えすぎを防ぐ方法は、おもに2つです。

増えすぎを防ぐ花がらを早めに摘むこぼれ種が減る花がらを放置種が落ちて増える
  • 花がらを早めに摘む。花びらが茶色くなってきたら、花の根元の茎ごと、小さなはさみで切ります。種ができて落ちる前が勝負です
  • 出てきた芽を、小さいうちに抜く。根元を持って土ごとそっと抜くと、根が残りにくくなります

はさみは、使う前に刃を拭いて清潔にしておきます。刃先は人や子どもに向けず、終わったら子どもの手の届かない所へしまってください。肌が弱い人は手袋をして、作業のあとは手を洗いましょう。

摘むタイミングの目安は、花の中心が茶色く変わり始めた頃です。この段階で摘んでしまえば、種が落ちる前に止められます。忙しい時期は、まず目につく手前の花だけでも摘んでおくと、広がり方がずいぶん違ってきます。

すべての花がらを摘むのは大変なので、「通路側だけ」「ここまでは広げていい」と範囲を決めておくと、気持ちが楽になります。増えた株を掘り上げて分けて減らす手順は、似た悩みのムラサキツユクサが増えすぎた時で詳しく読めます。

種の取り方——茶色く乾いてから、紙の上で、小袋へ

来年も同じ場所で咲かせたい、友だちにお裾分けしたい。そんな時は、種を取って保存する方法があります。

種の取り方の3つの順番1茶色く乾くまで待つ湿っていると傷みやすい→2日陰で乾かす紙の上でほぐす日陰でしっかり乾かす→3ノース小袋に入れる涼しく乾いた所へ
  1. 花が茶色く乾くまで待つ。花びらが枯れて、中心まで乾いたものを選びます。湿った状態で摘むと、カビやすくなります。乾いた日に作業するのがコツです
  2. 紙の上でほぐす。新聞紙やキッチンペーパーの上に広げ、花がらを指でほぐして種を出します。そのまま、風通しのよい日陰でしっかり乾かします
  3. 小袋に入れて保存。乾ききった種を、小さなチャック付きの袋に入れます。名前と取った年を書いて、涼しく乾いた所に置きましょう

種をまく時期や、まき方は、お住まいの地域で変わります。種の袋や園芸の案内で確かめてください。取った種は、小さなお子さんやペットが口に入れないよう、手の届かない所にしまっておきます。

花が終わったら——株の片づけと、共用部の花壇の決まり

暖かくなると、ノースポールは弱って、花が減ってきます。種を取り終えたら、株を根ごと抜いて片づけましょう。

  • 株と土は、ごみの出し方が自治体で違います。植木鉢の土の捨て方と合わせて、自治体の案内で確かめてください
  • 空き地や公園、川に捨てないこと。こぼれ種で広がってしまいます
  • マンションなどの共用部の花壇や植え込みは、管理規約と管理会社の決まりが先です。勝手に植えたり、抜いたりしないようにしましょう
  • ベランダの鉢は、手すりの外に出さず、避難経路をふさがない置き方に

においが気になる時——感じ方には個人差があります

ノースポールは、葉や茎をこすったり、たくさん集まったりすると、独特のにおいを感じることがあります。「いい香り」と感じる人もいれば、「ちょっと苦手」と感じる人もいて、好みは分かれます。

気になる時は、置き場所を変えてみましょう。窓際や玄関のそば、洗濯物を干す場所の近くは、においが家の中に入りやすいので、少し離すと落ち着きます。庭の奥や、風通しのよい場所に置くのもおすすめです。においが強く感じる時は、無理に近くに置かなくて大丈夫です。においが移りやすい洗濯物や布製品の近くも、避けておくと安心です。

花壇での並べ方——背の高さと株の間

ノースポールは背が低く、花数が多いので、花壇の手前や縁取りに向いています。並べる時は、次の表を目安に考えてみてください。

場所 置き方 ポイント
花壇の手前・縁 ノースポールを帯のように 背の高い花の足元を、白でふんわり隠せる
背の高い花の足元 株の間をあけて ラベルの間隔の目安を見る。詰めると蒸れやすい
プランター 横長のものに並べる 鉢底の水はけを確かめる。プランターの鉢底石はいらない?も参考に
色の組み合わせ 濃い色の花と合わせる 白が映えて、全体が引き締まる

背の高い花の足元に植える時は、ノースポールが花の根元を覆いすぎないよう、少し間をあけておきます。風が通ると蒸れにくく、花も長持ちしやすいと言われます。

「スノーポール」という名前の苗を見かけることもあります。ノースポールと呼び名が違うだけの場合と、別の品種として売られている場合があるので、苗のラベルで確かめてください。デイジーやマーガレットとの違いは、デイジーとマーガレットの違いにまとめています。

最後に安全のことです。ノースポールの花、葉、種は、口に入れないのが基本です。鉢やプランターは、子どもとペットの手の届かない所に置きましょう。猫や犬がかじった時や様子がおかしい時は、獣医さんに相談を。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ。薬剤を使う場合は、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけないようにしてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『増えすぎて困る花って、裏返せば丈夫でよく咲く花ですよね。全部を管理しようとせず、「ここまでは広げていい」と決めておくと、気持ちがぐっと楽になると思います』

💡 この困りごとへの提案

取った種は、小さなチャック付きの袋に入れておくと、湿気やこぼれを防げます。花の名前と取った年を書いておけば、あとで迷いません。


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あわせて読みたい

株を掘り上げて減らす手順はムラサキツユクサが増えすぎた時、似た花との見分けはデイジーとマーガレットの違い、土の行き先は植木鉢の土の捨て方で読めます。

まとめ:増えすぎは花がら摘みで防ぐ。増やしたい時は乾かして種を取る

  1. 勝手に増えるのは、こぼれ種のため。花がらを残すと種が落ちて増えます
  2. 防ぐには、花がらを早めに摘み、芽は小さいうちに抜く。はさみは子どもの手の届かない所へ
  3. 種は、茶色く乾いてから、紙の上でほぐして小袋へ。涼しく乾いた所で保存します
  4. においは好みが分かれる。窓際や玄関のそばは避けて置き場所を選ぶ
  5. 共用部の花壇は管理規約が先。抜いた株は自治体の案内に従い、空き地や川に捨てない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ノースポールが増えすぎた時の早見表:勝手に増えるのは花がらが種になって落ちるこぼれ種のため。増えすぎを防ぐには、花がらが茶色くなったら早めに花の根元から切り、出てきた芽は小さいうちに抜く。種を取る時は、花が茶色く乾いてから、紙の上でほぐして日陰で乾かし、小さなチャック付きの袋に入れて涼しく乾いた所に置く。においは好みが分かれるので、窓際や玄関のそばを避けて置き場所を選ぶ。花壇では手前や縁取りに使い、株の間をあける。共用部の花壇は管理規約が先で、抜いた株は自治体の案内に従う。花や葉や種は口に入れず、子どもとペットの手の届かない所へ

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