※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
冬の庭を白く染めてくれるノースポール。寒い間も次々に咲いて、ありがたい花ですよね。ところが春先になると、花壇のあちこちから白い花が顔を出し、気づけば通路まではみ出している。「こんなに植えたっけ?」と首をかしげる人も多いはずです。
先に結論をひとつ。ノースポールは、こぼれ種で増えやすい花だと言われます。増えすぎを防ぐ近道は、「花がらを早めに摘む」こと。逆に増やしたい時は、「花が終わってから種を取って乾かす」のが基本です。においの好みは分かれるので、置き場所も一緒に考えておくと安心です。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:勝手に増える理由を知りたい人|増えすぎて困る人|種を取りたい人|花が終わった人・共用の花壇の人|においが気になる人|花壇に並べたい人
勝手に増える理由——花がらが種になって落ちる
ノースポールが勝手に増える仕組みは、とてもシンプルです。咲き終わった花は、そのままにすると中に種ができます。花がらが乾いて、その種が地面にこぼれ落ちると、次の季節に芽を出す。これが「こぼれ種」で増える流れです。
花数がとても多い花なので、そのぶん種の数も多くなります。気づいたら一面に増えていた、というのはよくある話なんです。逆にいえば、種になる前に花がらを取り除けば、増え方はぐっと落ち着きます。
花がらが乾いていくと、風や雨に押されて、種が遠くまで飛ぶこともあります。花壇の外まで広がってしまうのは、そのせいでもあるんです。
増えすぎを防ぐ——花がら摘みと、芽を小さいうちに抜く
増えすぎを防ぐ方法は、おもに2つです。
- 花がらを早めに摘む。花びらが茶色くなってきたら、花の根元の茎ごと、小さなはさみで切ります。種ができて落ちる前が勝負です
- 出てきた芽を、小さいうちに抜く。根元を持って土ごとそっと抜くと、根が残りにくくなります
はさみは、使う前に刃を拭いて清潔にしておきます。刃先は人や子どもに向けず、終わったら子どもの手の届かない所へしまってください。肌が弱い人は手袋をして、作業のあとは手を洗いましょう。
摘むタイミングの目安は、花の中心が茶色く変わり始めた頃です。この段階で摘んでしまえば、種が落ちる前に止められます。忙しい時期は、まず目につく手前の花だけでも摘んでおくと、広がり方がずいぶん違ってきます。
すべての花がらを摘むのは大変なので、「通路側だけ」「ここまでは広げていい」と範囲を決めておくと、気持ちが楽になります。増えた株を掘り上げて分けて減らす手順は、似た悩みのムラサキツユクサが増えすぎた時で詳しく読めます。
種の取り方——茶色く乾いてから、紙の上で、小袋へ
来年も同じ場所で咲かせたい、友だちにお裾分けしたい。そんな時は、種を取って保存する方法があります。
- 花が茶色く乾くまで待つ。花びらが枯れて、中心まで乾いたものを選びます。湿った状態で摘むと、カビやすくなります。乾いた日に作業するのがコツです
- 紙の上でほぐす。新聞紙やキッチンペーパーの上に広げ、花がらを指でほぐして種を出します。そのまま、風通しのよい日陰でしっかり乾かします
- 小袋に入れて保存。乾ききった種を、小さなチャック付きの袋に入れます。名前と取った年を書いて、涼しく乾いた所に置きましょう
種をまく時期や、まき方は、お住まいの地域で変わります。種の袋や園芸の案内で確かめてください。取った種は、小さなお子さんやペットが口に入れないよう、手の届かない所にしまっておきます。
花が終わったら——株の片づけと、共用部の花壇の決まり
暖かくなると、ノースポールは弱って、花が減ってきます。種を取り終えたら、株を根ごと抜いて片づけましょう。
- 株と土は、ごみの出し方が自治体で違います。植木鉢の土の捨て方と合わせて、自治体の案内で確かめてください
- 空き地や公園、川に捨てないこと。こぼれ種で広がってしまいます
- マンションなどの共用部の花壇や植え込みは、管理規約と管理会社の決まりが先です。勝手に植えたり、抜いたりしないようにしましょう
- ベランダの鉢は、手すりの外に出さず、避難経路をふさがない置き方に
においが気になる時——感じ方には個人差があります
ノースポールは、葉や茎をこすったり、たくさん集まったりすると、独特のにおいを感じることがあります。「いい香り」と感じる人もいれば、「ちょっと苦手」と感じる人もいて、好みは分かれます。
気になる時は、置き場所を変えてみましょう。窓際や玄関のそば、洗濯物を干す場所の近くは、においが家の中に入りやすいので、少し離すと落ち着きます。庭の奥や、風通しのよい場所に置くのもおすすめです。においが強く感じる時は、無理に近くに置かなくて大丈夫です。においが移りやすい洗濯物や布製品の近くも、避けておくと安心です。
花壇での並べ方——背の高さと株の間
ノースポールは背が低く、花数が多いので、花壇の手前や縁取りに向いています。並べる時は、次の表を目安に考えてみてください。
| 場所 | 置き方 | ポイント |
|---|---|---|
| 花壇の手前・縁 | ノースポールを帯のように | 背の高い花の足元を、白でふんわり隠せる |
| 背の高い花の足元 | 株の間をあけて | ラベルの間隔の目安を見る。詰めると蒸れやすい |
| プランター | 横長のものに並べる | 鉢底の水はけを確かめる。プランターの鉢底石はいらない?も参考に |
| 色の組み合わせ | 濃い色の花と合わせる | 白が映えて、全体が引き締まる |
背の高い花の足元に植える時は、ノースポールが花の根元を覆いすぎないよう、少し間をあけておきます。風が通ると蒸れにくく、花も長持ちしやすいと言われます。
「スノーポール」という名前の苗を見かけることもあります。ノースポールと呼び名が違うだけの場合と、別の品種として売られている場合があるので、苗のラベルで確かめてください。デイジーやマーガレットとの違いは、デイジーとマーガレットの違いにまとめています。
最後に安全のことです。ノースポールの花、葉、種は、口に入れないのが基本です。鉢やプランターは、子どもとペットの手の届かない所に置きましょう。猫や犬がかじった時や様子がおかしい時は、獣医さんに相談を。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ。薬剤を使う場合は、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけないようにしてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『増えすぎて困る花って、裏返せば丈夫でよく咲く花ですよね。全部を管理しようとせず、「ここまでは広げていい」と決めておくと、気持ちがぐっと楽になると思います』
💡 この困りごとへの提案
取った種は、小さなチャック付きの袋に入れておくと、湿気やこぼれを防げます。花の名前と取った年を書いておけば、あとで迷いません。
あわせて読みたい
株を掘り上げて減らす手順はムラサキツユクサが増えすぎた時、似た花との見分けはデイジーとマーガレットの違い、土の行き先は植木鉢の土の捨て方で読めます。
まとめ:増えすぎは花がら摘みで防ぐ。増やしたい時は乾かして種を取る
- 勝手に増えるのは、こぼれ種のため。花がらを残すと種が落ちて増えます
- 防ぐには、花がらを早めに摘み、芽は小さいうちに抜く。はさみは子どもの手の届かない所へ
- 種は、茶色く乾いてから、紙の上でほぐして小袋へ。涼しく乾いた所で保存します
- においは好みが分かれる。窓際や玄関のそばは避けて置き場所を選ぶ
- 共用部の花壇は管理規約が先。抜いた株は自治体の案内に従い、空き地や川に捨てない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント